【らんまん】3話|裏山のバイカオウレンは史実

【らんまん】3話

朝ドラ【らんまん】第3話(第3回)が2023年4月5日(水曜)に放送。

第2話あらすじで、天狗(ディーン・フジオカ)と出会った万太郎(森優理斗)は、第3話で彼から生きる力をもらいます。そして母ヒサ(広末涼子)とともに見つけたバイカオウレン。この裏山にバイカオウレンが生えていたというエピソードは史実で…。

今回は【らんまん】3話のあらすじネタバレ・考察・感想・出演者について!

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*本ページの情報は2023年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

目次

【らんまん】3話のあらすじネタバレ

【らんまん】3話のあらすじネタバレです。

おまんは何がしたいがぜ?

万太郎(森優理斗)は「わし、生まれてこない方がよかったがじゃと」と語る。

天狗(ディーン・フジオカ)は全否定した。そして万太郎を肩車し「生まれてこん方がよかった人らあ、一人もおらんぜよ」と言って…。

天狗「みんなあ、自分だけの務めを持って生まれてくるがやき。己の心と命を燃やして、何かひとつ、事を成すためにここにおるがじゃ。誰に命じられたことじゃあない。己自身が決めて、ここにおるがじゃ。おまんも大きゅうなったら何でもできる。望むモノになれるがやき。さあ、望みや!おまんは何がしたいがぜ?

そこへ茂みの中から武士が現れて天狗を「坂本さん!」と呼ぶ。その武士は下関にいることになっているから人目につくことはやめて下さいと天狗を注意した。

天狗は、万太郎にもらった餅のお礼を言って立ち去る。

バイカオウレン

その後、「万太郎」と呼ぶ母・ヒサの声が聞こえる。

綾(太田結乃)と竹雄(井上涼太)に支えられてヒサがやって来た。万太郎は母に駆け寄って言った。

万太郎「お母ちゃん、おらんようになってごめんなさい。大嫌い言うてごめんなさい」

万太郎は母への暴言と家出を謝った。ヒサは万太郎をしっかりと抱きしめる…。

竹雄が誰といたのか問うと、万太郎は天狗といたと告げる。

母のヒサ(広末涼子)は「ほんとにおったかもね、ほら」と、周囲を見るように促す。

白くて小さな花(バイカオウレン)が辺り一面に咲いていた。

ヒサ「天狗が春を連れてきたがやろうね。これね、おかぁちゃんが一番好きな花。冬の間ずっと冷たい地面の下でちゃあんと根を張って、春、真っ先にこんな白うてかわいらしい花を咲かせてくれちゅう。この花はたくましい。命のチカラに満ちゆう」

万太郎は花の名前を尋ねるが、ヒサは「知らん。なんてゆう子かねえ?」と答える。

ヒサはどうしてこんな花が咲くのか不思議がる。

万太郎も「うん。どういてこんな花が咲くがか」と、いっそう草花への関心を強める。

峰屋に帰ると、タキ(松坂慶子)たちが万太郎を待っていた。タキは(蔵人をねぎらう日に家出して)「おまんはそれでも峰屋の当主かね!」と叱責。

いつもなら泣いてしまう万太郎だが今日は違った。裏山で出会った天狗が力をくれた気がした。万太郎は蔵の仕事やお酒のことは分からない。だが、蔵人(くらびと)のあんちゃんたちの歌を聞くのが好きだった。だから「おやっつあん、あんちゃんらあ。どうかまた峰屋に気てくれますろうか」と頼んだ。

当主・万太郎の言葉に、蔵人たちは笑顔になった。酒造りの責任者・杜氏(とうじ)の寅松は「坊ちゃんありがとう存じます。わたしら、峰屋で働けて幸せです」と感謝し、また秋になったら来ると告げる。

3話の結末

万太郎は裏山で白い花を摘み、持ち帰ったが、しおれていた。そこで絵に描いておこうと思った。しかし初めてのことで上手く描けない。

一方、番頭の息子・竹雄は、タキから万太郎の目付役を命じられる。タキは今日のように万太郎が黙って家を出るようなことがあったら「お前の落ち度じゃき」ときつく言い渡した。

らんまん第3話

ヒサは峰屋に戻るとまた床についた。すると、障子の隙間から絵が一枚差し込まれた。女中のたまは何の絵か分からないが、ヒサは万太郎の思いを悟って「これやったら、枯れんね」とつぶやく。

数日後、佐川領主深尾家の家臣・塚田昭徳(榎木孝明)が訪れ、万太郎に学問所への進学を勧める。

その後、土佐藩が江戸幕府に建白書を提出。歴史を大きく動かす。

ナレーション(宮崎あおい)「世に言う大政奉還です。徳川の世の終わり。そのころ、峰屋にも大きな別れが近づいていました」

万太郎はタキに、帳面がほしいと頼んだ。そして、ハツラツとした口調で「お母ちゃん、きっと元気になるき!」と笑顔を見せる。

(つづく)

らんまん第3話のネタバレ,あらすじはここまで。

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【らんまん】3話の考察

【らんまん】第3話で万太郎とヒサが見つけた白い花はバイカオウレン。今回はこのバイカオウレンについて調べてみます。

裏山のバイカオウレンは史実

「バイカオウレン」は万太郎のモデルである植物学者・牧野富太郎博士がこよなく愛した花と言われています。

  • 属科・タイプ:キンポウゲ科の宿根草
  • 花期:2月〜3月
  • 草丈:10〜15cm

花びらのように見える白い部分は実は「がく片」で、黄色のスプーンの形をした部分が「花弁」です。

漢字で書くと梅花黄蓮。梅に似た花をつけるオウレンの仲間という意味です。

牧野博士の生家の裏山に実在する金峰(きんぷ)神社。

【らんまん】2話・3話では、この神社で「神さん」に文句を言った万太郎が天狗/坂本龍馬と出会いましたね。そして母と白い花/バイカオウレンを見つけた場所でもあります。

第牧野富太郎博士が幼少の頃、この金峰神社の境内でバイカオウレンなどの植物を採取し、植物への興味を広げた逸話は有名。牧野博士のその後の人生を決定づけた重要な場所だそうです。

この金峰神社の辺り一面にバイカオウレンの花が咲いていたそうで、おそらくこれが牧野博士の原風景だったのでしょう、バイカオウレンがいちばん好きな花だったそうです

つまり、第3話の裏山でバイカオウレンを見つけたエピソードは史実。病床の母と来たときに見つけるというのは創作でしょうが、牧野博士が愛した花であるのは史実ですね。

さかわ観光協会も過去にツイートしていましたが、今でも高知県佐川町に咲いているバイカオウレン。

この裏山のバイカオウレンは「博士の原風景」とも言われているそうですよ。

【らんまん】3話の感想

【らんまん】3話の感想です。

龍馬とヒサに死亡フラグ!?

母ヒサと坂本龍馬にも死亡フラグが立っている・・・と話題に。

ナレーションで峰屋に「大きな別れ」があると示唆されました。

万太郎が「元気になる」と笑顔だし、ヒサが絵は枯れないというし・・・意味深な場面ばかりですよね。

残りの木曜・金曜の回に切ない展開が待ち受けていそうです。覚悟して見届けたいと思います♪

【らんまん】3話の出演者

【らんまん】第3話の出演者

  • 森優理斗……役:槙野万太郎(5才)
  • 太田結乃……役:槙野綾(8才)
  • 井上涼太……役:竹雄(9才)
  • 菅原大吉……役:豊治 – 分家
  • 小松利昌……役:市蔵 – 峰屋の番頭
  • ディーン・フジオカ……役:天狗/坂本龍馬
  • 榎木孝明……役:塚田昭徳
  • 広末涼子……役:槙野ヒサ
  • 松坂慶子……役:槙野タキ

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画像出典「らんまん」公式HP

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