【虹色のチョーク】のネタバレと感想!道枝駿佑の演技に「最高」「泣いた」「素直さ・優しさ伝わる」と話題!

虹色のチョーク

24時間テレビ・スペシャルドラマ【虹色のチョーク】が2023年8月26日(土曜)に放送されました。

窓にかける魔法のチョークを開発した町工場の奇跡の実話を元にドラマ化!

放送後、主演・道枝駿佑さんの演技がSNSで大好評で…。

今回はドラマ【虹色のチョーク】のあらすじネタバレ・感想について。

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目次

【虹色のチョーク】のネタバレ

スペシャルドラマ【虹色のチョーク】のあらすじネタバレです。

困惑する広翔

時は2000年――。22歳の大森広翔(道枝駿佑)はアメリカ留学していたが、父・彰男(江口洋介)が社長を務める『大日本チョーク』で働くことになった。軽い気持ちで入社したが、社員の50%が知的障がい者で困惑する広翔。

広翔が、父・彰男と営業に行くと、来月からチョークの注文が半分になる現実に直面。しかし彰男は「チョークは大丈夫だ…きっとうまくいくから」と平気な様子。 広翔は(このままじゃ絶対うまくいかないだろ)と内心、 父のことが理解できない

虹色のチョーク
(C)日本テレビ

しかし会社では、今年、知的障がいのある結(ゆい)(芳根京子)を仮採用。大事な話があると呼ばれた会議では、「結にどんな仕事が向いてるか」をみんなで話し合うだけ。

そんな広翔は結が帰るいつもの道が工事中で困っているところに遭遇。広翔は家まで結を送った。すると結が暮らしているのはグループホームだった。そこで、障がい者雇用のきっかけを作った世話人・加代子(小林聡美)と出会い、障がい者も意見を言うし、恋もするし、お酒も飲むんだと…彼ら知っていく広翔。

広翔と結が水族館デート?!

翌日。加代子(小林聡美)に頼まれた広翔は、結と水族館へ行くことに。結は、水族館でいつまでも同じ場所を見続けたり、イルカショーよりイワシの群れに夢中だったり、レストランに入るとメニュー選びに時間をかけたり…。そんな中、結がよく言う「ばいじょうぶろ」の意味が判明する。広翔がメニュー選びについて、(ゆっくりで)「大丈夫だよ」と寄り添うと・・・結は祖母と同じ言葉だと言う。「遅いから。迷惑だから」と気おくれする結に対し、祖母はいつも大丈夫と言っていた。「ばいじょうぶろ」は大丈夫の意味だった。

広翔は「(ランチは)あと30分、ばいじょうぶろ」と声をかける。ランチ後、清算カウンターで100円玉が不足していると表示があった。広翔は計算が苦手で小銭を貯めている結に、100円玉で支払うよう勧める。「こんなに!」と店員に感謝された。(※誰かの苦手なことが誰かを助けることもあるエピソード)

虹色のチョーク
(C)日本テレビ

結「雨は悪くないです。だって雨が上がると…」
その時、空に虹がかかった。
広翔「好きなんだね?」
結「大好きです‼️」

広翔は結の無垢な笑顔にドキッとした。

働くことでしか得られない幸せ

結は不良品の仕分け作業を担当することになる。しかし、結は微妙な品質のチョークを見ると手が止まってしまい、なかなか上手くできない。そこで広翔は「バツ」に加えて三角のボックスを作った。「迷ってもいいよ」の意味のボックスだ。その三角ボックスは後で中嶋(今野浩喜)が担当する。広翔は「先輩…ばいじょうぶろ」と声をかける。気持ちが楽になった結は、作業の手が止まらなくなった。

虹色のチョーク
(C)日本テレビ

加代子(小林聡美)は広翔と広翔の父が同じことをしていると言った。父は初めての障がい者雇用のとき、数字は苦手でも色は覚えられることに気づき、赤いバケツで作業をしやすくしたのだ。

働くことでしか得られない幸せがある」…結たち社員と過ごすうち、大切なことに気付いていく広翔。

しかしビデオテープの下請けの仕事が打ち切りになってしまう。社員たちは不安になり、亀裂も生じる。正社員の中嶋(今野浩喜)は「社長は障がい者のことしか見ていない」と言い放ち、退職してしまう。

そんな中、結と一緒に作業する従業員が「三角はいりません」と言い出す。プレッシャーを感じたのか「できません、できません」とパニックになる結。そんな結を見て凍りつく広翔。

広翔「俺は全然現実をわかってなかったんだ…」

ガラスに虹を描きたい

ある日、バス停にて、落ち込む結に寄り添う広翔。虹が出たので、結に知らせると・・・結はバス停のガラス窓に虹を描こうとして、キッーーーと高音が鳴ってしまう。広翔はガラスには描けないんだというものの、「描きたい」と駄々をこねる結。この瞬間、広翔は新商品のアイデアを思いつく。

広翔はガラスやプラスチックに描けるチョークを父に提案したが、反対されてしまう。食い下がると、ひとりでやってみろと突き放される。

広翔は大学の研究室を頼り、矢吹(迫田孝也)先生の元へ。そしてガラスに描くチョークは実現の可能性があることを知る。広翔は父の会社を守りたい、これが俺のやりたいこと…と思い始めていた。

彰男(江口洋介)は加代子の元を訪れ、結を雇えないかもしれないと謝る。彰男は障がい者と一緒に働くことで、働くことが楽しめるようになった。2代目社長の彰男は何も生み出すことができなかったが、障がい者雇用は彰男が始めたことで、自信も持てるようになったという。だが、彰男は障がい者雇用は自分のエゴなのかと思い始めていた。しかし加代子は広翔も彰男と同じく会社を守ろうとしていると指摘。

加代子に背中を押された彰男はプラスチックに描けるチョーク「キットパス」を開発していた頃のノートや設備を広翔に見せる。そして資金面は何とかするという彰男。

広翔は、みんなの夢をかなえるため、新商品の開発に取り組んでいく。工程もイラストで分かりやすく説明。だが、新しい工程に従業員たちの作業は上手くいかず、疲れてしまう。

試作品のチョークを結が窓ガラスに描く。スラスラと描けたが・・・広翔は疲れて結の肩に寄りかかり、寝てしまう。

虹色のチョーク
(C)日本テレビ

彰男は中嶋に「一緒に作らないか?日本一のチョーク」と誘い、再雇用する。中嶋は入社した時の履歴書に日本一のチョークを作りたいと記していた。

最高のキットパスが完成

――2週間後。結がキットパスを使って窓に絵を描く。そして水拭きするだけで消せた。見事に完成した。

しかし広翔は、石油由来の合成ワックスだから流しに捨てないよう、きつく指導。すると「キットパスやさしい?」とカッチャン(戸塚純貴)が何度も言うので、「うるさいな!」と声を荒げてしまう広翔。八つ当たりだった。

結は「キットパスはきっとうまくいく」と短冊に書いていた。キットパスの意味、きっとパスする、きっとうまくいく・・・の略。広翔は、勇気づけられる。

広翔は、植物由来の方が環境にいいと分かっていたが、ゼロからやり直すには時間もお金の面でも無理なので妥協していた。しかし、従業員たちは覚悟しており、やる気にあふれていた。

従業員たちに背中を押された広翔は「もっと優しいキットパス」作りを決心する。

そして従業員たちは、持ち前の集中力とチームワークを発揮して、困難を乗り越えていく。しかも「全部優しくないとダメだから」と容器も紙にこだわり、最高のキットパスを完成させた。

キットパスはベスト文具大賞2022・最優秀賞を受賞。授賞式のスピーチで、広翔は知的障がいのある従業員たちを「働き者です」と褒める。「働くことでしか得られない幸せがある」の父の言葉が今は分かったとも語り…

広翔「人に褒められたり、誰かの役に立ったり、みんなに必要とされると本当に嬉しくて。そういう幸せって働く事でしか得られないんじゃないかなって…。誰かと一緒に働くと、迷惑かけたり、かけられたりしながら、繋がりや幸せを得られるんだって…僕自身、身をもって感じたんです。だから…僕は今、とても幸せです。今日はありがとうございました」

こうして「働きたい」というみんなの思いが、倒産寸前の町工場に奇跡の虹を架けたのだった。

エピローグ

今日もキットパスの生産がされている。海外からの視察もくるほどだ。

広翔は結とともに社用車で、子供たちにキットパスの宣伝をして回っている。

子供たちは楽しく車の側面に絵を描いて行く。

広翔が絵が上手な子がいたことを告げると、嫉妬する結。

広翔は「先輩が一番上手です」と褒める。結は笑顔になった。

広翔と結の後輩・先輩コンビは次の場所へと社用車で向かう。空には虹がかかっていた。(おわり)

【虹色のチョーク】の感想

スペシャルドラマ【虹色のチョーク】の感想です。

道枝駿佑の演技に「最高」「泣いた」「素直さ・優しさ伝わる」と話題!

道枝駿佑さんの演技がSNSで大好評でしたね。

演技はもちろん、心温まるストーリーにピッタリのキャスティングだったと思います

先輩、後輩と呼び合う広翔と結の2人がとても可愛らしいし、微笑ましかったですね。

支え合ってきた2人。その後の2人の進展(?)も気になってしまいますが、おそらく続編はないでしょうね。

2時間くらいのスペシャルドラマでしたが、もっともっと見ていたかった作品でした。

原作ノンフィクションを原案として、ドラマ『ファーストペンギン!』みたいに、キャラクターや話をふくらませてもいいかもしれないですね。最後は駆け足だったし。

とはいえ、大満足できるドラマでした。SNSでの反応も好評で、ほとんど好意的な受け止め方でした。

キャスト・スタッフの皆様、お疲れ様&ありがとうございました♪

画像出典日本テレビ

虹色のチョーク

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