【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】5話の視聴率とあらすじ!柚木、まさかの決断とは?

サイン―法医学者 柚木貴志の事件―5話

サイン―法医学者 柚木貴志の事件―

前回は兵藤先生が亡くなるというショッキングな展開でした。柚木の父の死にも謎がありそうですね。

それでは、【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】5話の視聴率、あらすじ、感想について紹介します。

目次

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】5話の視聴率

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】5話の視聴率は10.7%。

前回より1.2ポイントアップです。上がったり下がったりですが、10%前後を推移しています。

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】5話あらすじ

サイン―法医学者 柚木貴志の事件―5話

「日本法医学研究院」の元院長・兵藤邦昭(西田敏行)が自殺する直前、現院長・伊達明義(仲村トオル)と会っていたことに気づいた柚木貴志(大森南朋)は問い詰めますが、伊達は答えません。

そんな中、失踪中だった「慶徳小笠原病院」の元看護師・長谷部麗子(澤口夏奈子)が遺体で発見されました。柚木は自身が解剖すると言いますが、新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)は「私情を挟むなんて先生らしくない」と止めます。

「ならお前が側にいろ」と言い、自分が客観的に解剖できているかどうかを見届けるように指示して解剖に臨みます。

解剖の結果、死因はこれまでと同様に心不全としか診断できないものでした。しかし警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)は他殺の疑念を消すことができず柚木に他殺の可能性を尋ねます。

血液検査ではすべての毒物が検出されるわけではなく、毒殺の可能性はあると言います。

柚木は、和泉に安本祥子について捜査するように依頼します。先に殺された2人の医師は前日に院長の小笠原達三(篠井英介)に会っていたと聞き、安本祥子の手術の執刀医が小笠原であることを思い出したのでした。

その時の解剖医が兵藤先生であり、ホームページの書き込みに会った解剖結果のねつ造をしたのが兵藤先生の可能性があり柚木は信じたくない思いでした。

その後の捜査で死亡した3人は安本祥子の手術に立ち会っていたことが判明します。

和泉と柚木は小笠原院長に話を聞きに行きました。25年前の安本祥子の手術について問うも「無事に終わらなかった手術はない」と言います。

仮に医療ミスがあったとしても証明する手段がないという小笠原に和泉は外科部長・門田康則(飯田基祐)が知っていると言いますが小笠原は「話ができると良いな」と言います。

すると、門田に話を聞きに行っていた捜査一課の刑事・高橋紀理人(高杉真宙)から門田が死んだと連絡が入ります。

小笠原による他殺だと考える柚木たちですが、犯行に使われた薬物を特定することができません。そこに安本祥子の父が訪ねてきました。

娘の仏壇に手を合わせに来てくれた先生が柚木と同じ名前だったと言い、柚木はそれは自分の父だと言います。安本は「私たちはお医者様が病死だと言えば信じるしかありません。信じて良いんですよね?」と問いますが、柚木は答えることができませんでした。

和泉の元に戻った柚木は捜査状況を確認します。高橋は長谷部の携帯が10日前から使用した形跡がないことから10日前には死んでいたのではないかと言いますが、中園は腐敗の進み具合からあり得ないと言います。

そこへ薬毒物検査責任者の春日美晴(佐津川愛美)が水銀化合物の中には体内の水分を奪うものがあり、水分が減ると腐敗の進行が遅れると言います。

それを聞いた柚木はアンチモンという水銀化合物の可能性を考えます。アンチモンは日本法医学研究の設備では検出されないので、他の研究機関に問い合わせることにします。

アンチモンについて調べている柚木の元に伊達院長が現れ「小笠原が使った毒物はアンチモンだ」と断言します。「なぜ知っている?」と問う柚木に伊達は真実を告げます。

25年前、安本祥子を医療ミスで死なせてしまった小笠原の父親が厚生大臣と昵懇の中であり、当時法医学研究院設立は厚生大臣の協力によるものでした。

厚生大臣より解剖結果のねつ造の指示を受けた兵藤先生は法医学研究院設立のために依頼を受けてしまいました。それに気づいた柚木の父親は遺族に本当のことを伝えようとしますが、小笠原たちにアンチモンで殺されたと言います。

そして、兵藤先生の解剖により死因は自殺ということになりました。兵藤先生は柚木のことを思い事故だと告げていたのでした。

真実が明るみに出れば兵藤先生の権威も失墜する。法医学の未来のために耐えてくれと隠ぺいを求めますが、柚木は断ります。

和泉は小笠原の院長室及び自宅を家宅捜査しアンチモンの所持を確認し任意で警察に連れてきました。そして捜査会議で死因が断定されれば逮捕状を請求すると言います。

捜査会議に遅れてきた柚木は遺体からアンチモンが検出されたことを認めましたが、致死量に達していたかどうかは断定できず、自分の所見では心不全だと言います。

亡くなった兵藤から真実を語る手紙が届き、兵藤への思いから真実に蓋をすることにしたのでした。

立ち去る柚木に和泉は「死んだ人を見捨てるの?」と言いますが、柚木は「俺には無理だった」と言います。

柚木の後をついていく中園は「先生があんなことを言ったのは、側にいなかった私のせいです」と言い一緒に行くことを望みます。

柚木は中園と共に安本祥子の父親を訪ねます。病院に行ったと聞いた柚木は慶徳小笠原病院に行ったと考えます。そのころ、安本は院長室で小笠原に会っていました。

医療ミスを認め、謝罪すれば許すという安本を小笠原はアンチモンを使って毒殺しようとします。苦しみだした安本に対してアンチモンの瓶を見せて勝ち誇りますが、安本もまた瓶を見せます。
それは青酸カリの瓶であり、以前に自殺しようとしたときに手に入れたものだと言います。

柚木と中園が訪れたときには、既に2人とも亡くなっていました。柚木は「2人を死なせたのは俺のせいだ」と自分を責めます。

失意の柚木は職場を欠勤します。数日後、柚木は伊達院長の元を訪れ辞表を提出し去っていくのでした。

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】5話の感想

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】5話のまとめ

今回はまさかの展開でした。正義感の強い柚木先生が隠ぺいに加担してしまうとは。また小笠原は自らの保身のために既に4人を殺害している連続殺人犯であり、それを世に放ってしまうという決断でした。

尊敬する兵藤先生の名誉だったり、兵藤先生が人生をかけて設立した日本法医学研究院を守るためとはいえ、決して正しくない判断をしてしまいました。

自らの判断により2人を死なせてしまったわけですし、また安本祥子の父親は殺人犯として死んでいくことになってしまいました。

遺体から聞いた真実の声に蓋をしたことにより、最悪の結果を生んでしまいました。果たして柚木は立ち直ることができるのでしょうか?

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記事内の画像出典:ドラマ公式サイト

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