【ペルソナの密告】のネタバレと感想!竹内涼真の演技に絶賛の声!ラスト意味深笑顔の真意は?

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【ペルソナの密告】のネタバレと感想!竹内涼真の演技に絶賛の声!ラスト意味深笑顔の真意は?

沢村一樹主演【ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者】が3月24日に放送されました。

竹内涼真が3つの顔を演じ分けた本作。
放送後には絶賛の声が…。

獅子舞亘(沢村一樹)がDIDの元村(竹内涼真)と向き合い事件を紐解く原作のないサスペンスドラマ!事件の真相は?

テレビ東京【ペルソナの密告】のネタバレと感想を紹介します。

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見逃し配信:【ペルソナの密告】はで配信中!(2023年3月現在、最新情報は公式サイトでご確認ください)

目次

【ペルソナの密告】のネタバレ

【ペルソナの密告】のあらすじネタバレです。

(あらすじ)
獅子舞亘(沢村一樹)は、妻の唯(矢田亜希子)を7年前に殺され刑事を辞め、現在は派遣の仕事をしがら高校生の娘・音(畑芽育)を育てていた。そんな忙しくも穏やかな日々が一変。誘拐事件容疑者の元村周太(竹内涼真)が「獅子舞亘を呼んでください」と言い出したのだ…。
獅子舞が元村と向き合いながら、連続誘拐事件と妻を殺害された迷宮入りの事件の真相に迫ります。

元村が見せる3つの顔

2件の誘拐事件が起きた。誘拐に使用されたのは廃車にされたゴミ収集車。
ゴミ収集場で働く元村周太(竹内涼真)が容疑者として連行される。防犯カメラに元村の姿が映っていたのが決め手になっていた。しかし、元村は「やっていない、知らない」と震えるものの、突如、変貌。取り調べにあたった刑事の落合(森永悠希)と郷田(勝村政信)前で二つの人格を見せた。最初は暴力的な男のバク。ついで、7歳児のカブト。カブトは獅子舞を名指しで呼び出した。

一方、獅子舞亘(沢村一樹)は、娘の音(畑芽育)のお弁当を作り送り出す。誘拐事件のニュースを洗濯物をたたみながら眺めていた。

獅子舞は刑事を辞めていたが、郷田が獅子舞に協力を頼む。こうして、獅子舞は警察に。

取り調べ室に入るとバクの元村がいて獅子舞のことは知らないと言う。時間が経過するとカブトになる。獅子舞はカブトに「君が犯人か?」と訊ねると「言いたくない」と言う。カブトは人の身長から体重などすべてを見ただけで判断できる特殊な能力を持っている。カブトは獅子舞の腕の中で泣きながら「やってない」と訴える。

元村は周太に戻ると自分がどんな行動をしていたのか全く覚えていなかった。
獅子舞は元村が解離性同一性障害(Dissosiative Identity Disorder、略称:DID)だと判断する。管理官の宮内(大鷹明良)に頼みこみ、獅子舞は元村とともに捜査をすることにする。
その一方で郷田は元村の過去をさぐることに。

誘拐事件の犯人は元村じゃない?

獅子舞と落合は元村を連れ防犯カメラのある場所に行く。落合が怒鳴ると元村はカブトに変身。手錠を外してと懇願する。獅子舞は手錠を外す。

周辺を走り回るカブトは一瞬でカメラの台数などを把握。それを絵に描く。
カブトに防犯カメラを見せる。犯人の顔はうつっていない。

カメラから丸見えのところに車を置いているのがおかしいと言い出すカブト。

犯人は、カメラのことを意識せず車を止めたか。あるいは、わざと映るように車を止めたか。カブトはカメラの映像から犯人の靴をさがしあてる。犯人の靴がトイレに行った前と後で変わっていた。降りる時は右利き、乗り込むときは左利き。
カブトが消えてバクになる。バクはトイレに行ったら何者かに襲われたという。
犯人は元村になりすまして誘拐をしたという仮説が成り立つ。

市長の高城智子(馬渕英里何)はハードスケジュールだ。秘書の外山(萩原聖人)が娘の桃(吉田萌果)を迎えに行くが、隙を狙われ桃は連れ去られてしまった。
桃の誘拐事件の捜査が始まる。近隣の防犯カメラから犯人は藤井剛(三浦海里)と判明。元村は釈放された。元村に藤井の写真を見せるが知らないと言う。

元村がDIDになった理由

郷田の調べで元村のことがわかる。
元村の父は本村の事を認知せず、母親と元村に暴力をふるった。母親は元村を連れて出るが元村が5歳の時に死んでしまった。すぐに養子になったが、10歳のときに養子縁組を切られ施設で暮らす。その頃からDIDの症状がでて、周囲からいじめを受け悪化していった。
元村と藤井剛は同じ施設で暮らしていた。

誘拐犯は藤井?

一方、落合と郷田は、藤井の動機を推理。
藤井は13歳まで施設で育ち酒屋の養子になった。酒屋を継ぐつもりだったが、土地は借地で立ち退きを迫られ、両親が死んでしまった。土地の所有者は、誘拐された松下翔の松下勝則(飯田基祐)。松下は不動産屋に土地を受け渡した。この不動産屋の代表・日向(越村友一)の娘の莉々(寺田藍月)が2日目の被害者。そして、土地開発をすすめた市長の娘・桃を誘拐した。
藤井は松下、日向、高城に恨みをもっていた。元村の症状を知る藤井は元村に罪をきせたのではないか。

落合と郷田は、誘拐された子供たちがいる場所を突き止め救出した。藤井を捕まえようとするが、藤井は逃げようとしたとき倒れあっけなく死んでしまった。藤井はもともと心臓が悪かったのだ。藤井のポケットにはUSBが握られていた。
そこには、松下と日向と高城の密談が残されていた。3人は不正な登記で土地値を引き上げる計画をしていた。藤井の土地はそれに巻き込まれたということだ。

元村が真犯人

獅子舞は元村の家に行き、鍋を作る。
獅子舞は記憶が飛ぶことで友だちもいないと語る。病院にも行っていたが、お金がもったいなくて今は通っていないと話す。獅子舞は音もDIDだと打ち明け、音が通っている病院を紹介する。

元村は7年前に車に跳ねられ、その時から、昔の記憶がほとんどなかった。だから藤井のことも覚えていなかったのだ。苦しんだあと、バクになる。バクは藤井のことを知っていた。
その時、獅子舞に学校から電話がある。音が精神が不安定になり暴れてしまったのだ。

獅子舞は音と病院に。
そこで、元村と会う。元村は音がどうしてDIDになったのかを訊ねる。音は母の唯(矢田亜希子)が殺されたとき、その場にいた。それが原因で音はDIDになったと話す。

元村は話を聞く中、カブトになる。この時、獅子舞は、カブトが作ったというお守りの熊が藤井の防犯靴と同じ素材だと気づく。落合の協力を得て獅子舞は、再び、事件をあらいなおすことにする。

カメラ付近の中から元村の靴が見つかる。元村はトイレに行き藤井と同じ靴に履き替え、莉々を誘拐して、わざと防犯カメラに映った。藤井が左利きなので、ドアを左手で開けた。藤井に犯人だとしあげた犯行だ。

松下に会いに行く。松下は元村の養父だった。子どもができない松下は、元村を養子にした。しかし、松下に実子ができた。元村は松下の子どもに嫉妬し、殺そうとした。そうして、養子の縁を切ったのだった。兜が飾ってあった。そこには「甲」と書いてあった。甲というのは元村の養子名だ。
USBを手に入れたはバク。そのデーターを藤井に聞かせ、復讐心をあおる。そして、3件目の誘拐事件を藤井にやらせた。

事件の全貌

病院でバクになった元村は、音とぶつかる。音の描いた絵を見て、突然、苦しみだす。バクは音に「お前が獅子舞の娘か。母親がどうして死んだか教えてやる」と言い出した。

獅子舞のもとに元村から連絡がある。音を誘拐したという。
「あの場所に来い」と言われる。メモしておいた数字(座標)から場所を特定する。そこは井上病院。今は閉鎖されていた。井上病院で働く雪村(伊藤かずえ)と会う。
7年前、元村が入院していたと話す。元村は実の父に会いに行き、車の前に飛び出したのだという。この時、音も入院をしていた。音を看病する獅子舞は、カブトになった元村と会っていた。顔中に包帯を巻いて泣いていたカブトに、獅子舞は折り紙と名刺を渡していたのだ。

USBに入っていた不正の証拠も7年前だ。
元村の家に行き、ツタの葉の絵とツルの絵を見つける。獅子舞は、埠頭に音がいると確信する。唯が殺された場所だ。市長に会いにいくがいなかった。そこで、外山の運転で埠頭に行く。

元村が音に刃物を突き付けている。
「事の八端は4人目の元村だったんだね」と獅子舞。
ツタの葉の絵を描いたのは左利きの人物だと気づいた獅子舞は元村に4人目がいると確信したのだ。

「どうして俺の娘を誘拐した」

「7年前の事件の真相を確かめるため。音は犯人の顔を見ている」
と言って走り出す元村。

外山は音に駆け寄り「これを飲めば楽になる」と薬を無理矢理に飲まそうとする。
犯人は外山だった…。

記者をしていた唯は不正の証拠を掴んでいた。USBは唯のものだった。

7年前。
唯は音を車で待たせ外山と会った。
外山は不正を隠してほしいと土下座するが唯は拒否。外山は唯を殺してしまった。それを音が車の中から見ていた。

音はそのことを思いだし、外山が犯人だと告げる。そして、外山の犯行を見ていたもうひとりの人間が元村だった。

外山は元村の実の父だったのだ。7年前、選挙の映像を見ていた元村は外山の存在を知ったのだ。元村は外山を殺そうと尾行。そして、外山が唯を殺したのを見てしまったのだ。この時、唯のUSBを拾った。朦朧とした意識の元村は信号を無視して事故に遭ったのだった。

DIDの証言は認められない。だから、元村はわざと誘拐事件を起こした。7年前の事件を暴くために…。元村が復讐したい相手は、外山だった。

外山の行動は防犯カメラにすべて映っている。それが証拠となる。

「あのときぶっ殺しておけばよかったよ」
外山は元村に言う。

外山は逮捕された。
音は、元村から母のことを聞き、元村の計画に加担したのだった。

「どうしてもお母さんを殺した犯人をお父さんに捕まえてほしかった」
と音。

結末:4人目の元村

獅子舞は「君、名前は?」と元村に問う。
「名前は必要ない。役目は終わった」と言い倒れ込む。元村は周太に戻る。記憶はなく何をしたかわからない。獅子舞は「君を逮捕しなければいけない」と告げる。

「僕は何も知らない」と頭を抱え、死のうとする。
「どうか君の中にいる皆を嫌いにならないでほしい。君を守るために彼らは生まれたんだ。君に生きて欲しいからだ」

次いで、カブトになり、獅子舞にしがみついてくる。そして、獅子舞の手のひらに折り紙を渡す。それは、獅子舞がカブトにあげた折り紙だった。
獅子舞はカブトを抱きしめる。

連行される元村は、ニヤリと笑う。
落合は元村を取り調べる、キチンと向き合う、と誓う。

事件が解決し、穏やかな日々が戻る。
獅子舞は音のお弁当作り。お弁当は『獅子舞弁当』だ。
「ありがとう」と音。お弁当を持って学校に。

落合は出世する。部下ができた。なんと、その部下は獅子舞だった。
獅子舞は手作りのクッキーを持参し笑顔でみんなに渡していく。

<おわり>

【ペルソナの密告】の感想

【ペルソナの密告】の感想を紹介します。

竹内涼真の演技に絶賛の声

意味深な微笑みに続編あり?

【ペルソナの密告】のまとめ

・誘拐事件は元村の中にいる別人格の元村が計画し実行。
・莉々と翔を誘拐したのは元村。桃は藤井剛が誘拐。
・獅子舞は外山が犯人だと知り埠頭まで運転させた。
・音は元村から母の殺害事件のことを聞き誘拐されたフリをした。
・落合はそのことを埠頭に向かう車内で獅子舞から知らせれた。
・埠頭の倉庫での一連の出来事は外山を逮捕するために起こしたこと。

めちゃくちゃ面白いドラマでした!竹内涼真さんがコロコロと人格がかわり、それぞれに全くの別人を演じています。特にカブトは子どもそのもので、大きな竹内涼真さんが小さく見える。カブトの怯えた目、バクの鋭い目。戸惑う周太の目。目の演技も素晴らしい。ラストにカブトを抱きしめる沢村一樹さんも素敵。エプロン姿もまた新鮮で刑事とは違う姿も魅力的。
ストーリーも奥深く釘付けになりました。ラストに元村がニヤリと笑う。意味深な笑顔がちょっと怖くもあり、もっと奥深い隠された何かがあるのかとも思えてしまう。
おそらくは、外山を逮捕でき事件の真相が暴かれたことで自分の役目が終わったという笑顔ではないかと思われますが…。
獅子舞が刑事に戻ったので、もしかしたら、続編、シリーズ化の可能性もありそう。期待しています!


【出演者】
沢村一樹(獅子舞亘)竹内涼真(元村周太)矢田亜希子(獅子舞唯)畑芽育(獅子舞音)勝村政信(郷田修一)森永悠希(落合圭人)馬渕英里何(高城智子)萩原聖人(外山昭仁)伊藤かずえ(雪村叶恵)糸瀬七葉(宮永はるか)越村友一(日向武雄)三浦綺羅(元村の子ども時代)湯田幸希(松下翔)吉田萌果(高城桃)寺田藍月(日向莉々)三浦海里(藤井剛)

解離性同一性障害(Dissosiative Identity Disorder 略称:DID)

解離性同一症(解離性同一性障害とも呼ばれます)は、かつては多重人格障害と呼ばれていた精神障害で、複数の人格が同一人物の中にコントロールされた状態で交代して現れるものです。また、日々の出来事や重要な個人情報、トラウマになった出来事(外傷的出来事)やストレスになる出来事など、通常なら容易に思い出せるはずの情報を思い出すことができません。

解離性同一症 – 10. 心の健康問題 – MSDマニュアル家庭版 (msdmanuals.com)

記事内画像:【ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者】公式サイト

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