【おむすび】第5週(21話~25話)!結が阪神・淡路大震災を語る
橋本環奈主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)【おむすび】第5週「あの日のこと」(21話~25話、10月28日から11月1日放送)のあらすじを紹介します。
第5週では、ヒロイン結があの日「阪神・淡路大震災」を語り始めて……。
今回は朝ドラ【おむすび】第5週のストーリー、事前レビューについて。
【おむすび】第5週(21話~25話)のストーリー
【おむすび】第5週21話~25話のストーリーです。
結が阪神・淡路大震災を語る
翔也(佐野勇斗)から「何故いつも寂しそうな顔をしているのか」と尋ねられた結(橋本環奈)は、神戸に住んでいた6歳の頃の思い出を語り始める。
その頃、聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)は床屋を営んでいた。
セーラームーンが大好きだった結は、その絵を描いたり、扮装をマネしたり、姉・歩にセーラームーン風の髪型にしてもらったりしていた。
そんなある日。1995年1月17日未明、大きな地震が結たちを襲った…。
米田家は2階の居間に聖人と愛子が、子供部屋に歩と結が寝ていた。
結の枕元には、真紀のくれたブローチと愛子といっしょに描いたセーラームーンのイラストが置かれていた。
午前5時46分。激しい揺れが米田家を襲う。
縦揺れが激しくなり、目を覚ました結に歩が覆いかぶさった。
次に結が気づいたときには、神戸市立宝井小学校の教室にいた。
そこには福田夫妻や高橋夫妻、娘の菜摘を連れた美佐江(キムラ緑子)夫妻もいた。
おむすび
その夜、地元の有志のボランティアが白米を握ったおむすびを持ってきてくれた。
お年寄りと子供優先で配られるなか、結はおむすびをくれた女性に「おばちゃんこれ冷たい」と言ってしまう。
歩の親友の安否は…
翌日。頭に包帯を巻いた渡辺孝雄(緒形直人)が小学校にやってきた。歩が駆け寄り、真紀ちゃんのことを聞くと、沈黙の後、孝雄は「死んだ。…なんで真紀なんや。何で俺 やなかったんや」と涙で顔をぐしゃぐしゃにした。
歩は「また明日ねって言うたのに。また買い物行こうなって言うたのに」と泣き出す。愛子が歩を抱きしめた。
聖人は 一度家に戻り、使えそうなものや歩の宝物のクッキー缶を持ってきた。その中には真紀がくれた「安室奈美恵 with スーパーモンキーズ」のCDや真紀と撮った写真などが入っている。
6日後
地震発生から6日後の1月23日。
避難所に糸島から祖父の米田永吉(松平健)がやってきました。
永吉はトラックに水や食料を積んでいろんな避難所に配りながら聖人たちを探していたらしい。
食事も取らず誰とも話さない歩の様子を見た永吉は、聖人たちに「今から家族全員で糸島に行くばい」と誘う。
聖人は神戸をこのままにしておけないというが、話を聞いていた福田(岡嶋秀昭)が「まさちゃん、こっちのことは気にせんでええから故郷に行くべきや」と助言。
聖人は愛子と子供たちを先に糸島に行かせ、自分はもう少し残ってやれることをやると言う。
1999年7月
7月。歩は糸島で中学にほとんど行かずにいたが、避難所にいた頃よりも元気になっている。
聖人は夏休みのタイミングで家族で神戸に戻り、仮設の店舗で店を再開させるつもりだった。
しかし家族の反対もあり、しばらく糸島で生活することに。
1996年4月、歩の高校への登校初日の朝。
歩は金髪にネイル、制服も着崩して登校した。
早速、歩は停学になった。
同年5月。天神のゲームセンターで17歳の女性とトラブルになった歩は、相手を突き飛ばして軽症を負わせる傷害事件を起こす。
聖人はそんな歩を「不良!」と叱りつけ、歩に理解を示す愛子と度々言い争っていた。
ギャルやめます
2004年(平成16年)現在。
糸島フェスティバルの打ち上げが米田家で行われる。
結と翔也、実行委員関係者、ひみこ(池畑慎之介)、ギャルの瑠梨(みりちゃむ)たち、クラスメイトの恵美(中村守里)、幼なじみの陽太(菅生新樹)もいる前で、聖人は酔っ払いう。
結がギャルたちの仲間だったと知った聖人は「これじゃあ歩と同じじゃないか!」と愕然とする。そして聖人は震災時、自分が神戸の町と人々を助けるために家族を後回しにしたせいで歩がグレてしまったのだと大声で言い始める。歩のためを思いうざいと言われても、天神まで捜しに行ったし、何度も駅まで迎えに行ったのだという。
聖人は「それが歩のためになるって思った。間違っとったのは分かっとう。やけど俺も何してやったらいいかわからんで。なのに結にも同じことばして、結まで不良んなって、俺は父親として情けなか」と号泣しそのままで寝てしまう。
歩はそんな聖人の話を階段でずっと聞いていた。
駅までの帰り道、瑠梨たちは楽しく話しながら歩く。
見送りに出た結は、4人に突然、「今日で、ギャル、やめます。みなさん短い間ですがお世話になりました」と宣言した。(つづく)
【おむすび】第5週の事前レビュー
第5週タイトルは「あの日のこと」。あの日とは事前告知があった「阪神・淡路大震災」。
放送も1か月が経過し、ついに震災のことを描くようです。
2024年5月から神戸での最初のロケをスタートし、8月21日には神戸で商店街での防災訓練のシーンも撮影。取材会も開かれて、主演の橋本環奈さんが震災について語っていました。↓
今作で阪神淡路大震災を描くことについては、
「先ほども炊き出しのシーンを撮影したのですが、結ちゃんと米田家のみんなで震災の思い出を語るシーンもあって。やっぱり朝ドラだから、皆さんが明るく楽しく1日を始められるように、という気持ちもありつつ、震災のことは軽々しく口にすることではないので、そこに寄り添って撮影できるように、すごく大切に演じています」(橋本)
と、思いを語った。
ステラnetより
出演者も配慮しながら、大切に演じているようですね。
歩の親友・真紀の死。歩の高校停学、傷害事件騒ぎ…。
震災後の歩の苦しさ、グレる(?)状況を描く展開になっていますね。
姉を見てきた妹としては、そりゃあ、結もギャルをやめようと思うわけです。
本編の映像では一体どんな仕上がりの週になるのか。覚悟しながら見届けたいと思います。
【おむすび】番組情報
キャスト | 橋本環奈 仲里依紗 佐野勇斗 麻生久美子 宮崎美子 北村有起哉 松平健 ほか |
作 | 根本ノンジ |
音楽 | 堤博明 |
主題歌 | B’z「イルミネーション」 |
語り | リリー・フランキー |
画像出典NHK
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