【なつぞら】98話の視聴率とあらすじ!雪次郎(山田裕貴)が主役に抜擢!?

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なつぞらアニメーション編子記事

【なつぞら】98話の視聴率とあらすじ!

広瀬すず主演のNHK朝ドラ『なつぞら』第98話が2019年7月23日(火)に放送。

雪次郎(山田裕貴)が劇団「赤い星座」の主役に抜擢!?

今回は【なつぞら】98話の視聴率・あらすじ・感想について。

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目次

【なつぞら】98話の視聴率

『なつぞら』98話の視聴率は、19.6%!

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【なつぞら】98話のあらすじ

98話のあらすじ(事前情報)

なつ(広瀬すず)や茜(渡辺麻友)とともにテレビ班に行くように命じられた坂場(中川大志)は、仲(井浦新)や井戸原(小手伸也)達に、東洋動画のテレビアニメに対する姿勢を問うが、納得いく回答が得られない。なつに、もう漫画映画の世界には戻れないとこぼす坂場。その頃、劇団「赤い星座」の稽古場では、次回作の主役が発表され、雪次郎(山田裕貴)が抜てきされる。しかし、納得いかない若手劇団員達は雪次郎を呼び出し…。

出典http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-07-23&ch=21&eid=18720&f=4681

98話のあらすじから事前レビュー

98話では、雪次郎(山田裕貴)が舞台の主役に抜擢されます。

しかし、何やら呼び出しという不穏なあらすじが…。

17週は雪次郎がヒロインな「ゆきぞら」週と予告されていました。(ツイッターより↓)

雪次郎の乱というハッシュタグが意味深です。

まさか嫉妬する劇団員とケンカになるのでしょうか・・・。

【なつぞら】98話のあらすじネタバレ

昭和38年夏。日本でも本格的なテレビ漫画が誕生。

フルアニメーションの映画と違い 30分のアニメを毎週作り出すために、止まった画を使ったり動く部分を減らすなど、さまざまな手法が生まれていた。

〈東洋動画・会議室〉

坂場は「形だけマネをして(テレビ漫画に)慣れてしまったら、日本のアニメーションはそこから後戻りができなくなる」仲や井戸原たちに告げる。

仲「もしそうだとしても、やる価値はあると僕は思ってるよ。アニメーションを見る子どもたちにとっては、フルアニメーションかどうかなんて全く関係ないことだろ。面白いか面白くないか、それだけの違いだからね。坂場君はそう思わないか。…それにフルアニメーションの良さは、これからも長編映画で我々が守っていくつもりだよ。」

坂場も承諾した。

〈東洋動画作画課〉

なつと茜が下山たちにテレビ班の件を話した。すると神地が熱弁をする。

神地「これはテレビ班だけの問題じゃない。我々アニメーター全体にとっての死活問題です。劇場映画そのものがテレビの台頭によって傾き始めてる今、我々が心血を注いできた漫画映画、きめこまやかな動きとリアリティを追求するフルアニメーションの世界そのものが存亡の危機にさらされてるんですよ、これは!」

〈中庭にて〉

なつは、落ち込む坂場の話しを聞いた。

坂場「僕はもう漫画映画を作れないだろうな。露木さんのあとに次々と若手が演出に抜てきされてるのに、僕にはお呼びがかからない。僕たちの作った短編映画だって、いまだにお蔵入りしたまま、長編映画の付録として劇場にかけられることもないだろ。僕に対する上層部の評価が低い証拠だ。というより僕が嫌われてるからですよ。

なつ「仲さんは短編映画を褒めてくれたじゃないですか。」

坂場「あの人は…本音を見せないからな。あの人が描く絵と同じように誰にでもいい顔していたんでしょう。」

なつ「何をすねてるんですか。あなたらしくない。

坂場「君のことも、それに巻き込んでしまったかもしれないんです。それが悔しくて…。1本くらいは、君と長編漫画映画に挑戦してみたかった。この会社にいても、その可能性はもうないだろうな…。」

なつ「そんなことまだ分かりませんよ」

(突然割り込んで)露木が同意する。「そう。まだ分かりませんよ。君をテレビの演出にしたのは私だよ。君は全く新しい環境で演出家になった方が伸び伸びできるんじゃないかなって、そう思ったんだから。だからテレビに行ってもくさるな。

そりゃ、君は多くのアニメーターからは嫌われてるよ。そりゃ、あれだけ理屈で攻めたら、もともと感性で動く芸術家肌のアニメーターたちから そっぽ向かれたって、これはしかたのないことだ。それに労働組合の幹部なんかやってるから、会社からだって煙たがられてる。君の味方は ほぼいない。もうゼロだな…。

くさるな。くさったら負けだ。人に嫌われる勇気を持つことも演出家にとっては大事な資質なんだ。君は生まれながらにしてその資質ってもんが備わってる。新しい環境で自分を磨くチャンスだと思って頑張れ。」

坂場「はい 分かりました…。」

露木「あほんだら お前 声ちっちゃいねん。自分も 関西出身やったらな 根性見せたらんかい。

なつ「えっ関西出身だったんですか?

坂場「中学までは神戸にいたんです。」

露木「そうやで。えっと、あきちゃん?ふゆちゃん? はるちゃん?あっ、なっちゃん…。 坂場のことを頼むな。内助の功でしっかり支えてやってくれ。」

なつ「はい分かりました。えっ。今、何て言いました?」

露木「えっ?めちゃくちゃウワサになってるよ。」

なつは慌てたが、坂場は気にしなくていいと冷静を装った。

数日後 新しい部屋にテレビ班の作画室が置かれたが、新しく来た制作進行の荒井は、京都の映画撮影所から来た人物で言葉が荒かった。

そのころ、雪次郎にも人生の転機が訪れようとしていた。

〈劇団「赤い星座」にて〉

次回公演の「かもめ」で雪次郎の主役抜擢に異議申し立てが出た。私情によって決められているという。

申し立てた人物たちは聞き入れられない場合、この公演に一切協力しないと告げた。

蘭子は「しかたないわね。できないという人に無理に参加してもらうことはないよわ。」とバッサリ切り捨てた。

しかし、反対しつつも引き抜きをかける虻田(栗原英雄)たち。

虻田「我々は君の実力を買ってる。いや…我々こそが君の実力を認めてるんだ。我々と一緒に新しい劇団を創らないか?」

雪次郎「蘭子さんと共演することが、亀山蘭子という女優と共演することが夢で、そのためにここにいます。だから 今は辞めるわけにはいきません。」

虻田「亀山蘭子が君の夢か? それなら その夢を追いかける方が 今の君には楽だもんな。悪いけど 俺たちは先に行かせてもらおう。」

〈おでん屋「風車」にて〉

「とにかく。雪次郎君の気持ちは 純粋に芝居だけに向かってることは確かなの。」なつが訴えたが、亜矢美は「だとしたら 余計に苦しい立場だね。」と言う。

劇団というところは昔から変わらないらしい。亜矢美も売れ始めた頃は周りの踊り子にいじめられた過去があった。「客と恋愛なんかするな」など叱責されたという。

なつは自分にも恋のうわさがあり、イライラしていた・・・。

【なつぞら】98話の感想

雪次郎(山田裕貴)が主役に抜擢されたものの、劇団員たちで去る者も出てしまう展開。

坂場が映画班で干されていた感じでピンチなのも、恋の噂があるのも似たような状況の2つのストーリーです。

リアルにありそうな、えぐい展開ながらも、雪次郎と坂場たちがどうこのピンチを乗り越えていくのかが今後の楽しみになりそう。

※次回99話のあらすじと感想はコチラ

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