映画【ミステリと言う勿れ】のキャスト・ネタバレ・あらすじ！広島編遺産相続事件の真犯人は!?

2025年1月5日

映画【ミステリと言う勿れ】のキャスト・ネタバレ・あらすじ！広島編遺産相続事件の真犯人は!?
菅田将暉主演の劇場版【ミステリと言う勿れ】のキャストが発表されました。
整が巻き込まれる遺産相続問題を抱えた家族はみんな謎だらけ？
映画【ミステリと言う勿れ】のキャスト・あらすじ・ネタバレ・結末・犯人について！

映画【ミステリと言う勿れ】のキャスト

映画【ミステリと言う勿れ】のキャストを紹介します。登場人物の内容は、原作を参考にしています。

菅田将暉（役：久能整）

久能整…くのう・ととのう
大学生。天然パーマのモシャモシャ頭がコンプレックスでストレートヘアに憧れている。膨大な知識と類稀なる洞察力があり、いつでも誰にでも独自の視点による持論を展開する。

友だちも彼女もいないがとくに寂しくもない…と思っていたが、バスジャック事件で出会った犬堂我路/ガロくん（永山瑛太）のことは好き。

カレーが好きで、ときどき「カレー日和」だとカレーを作っていたり、作ろうとしているとなぜか事件に巻き込まれる。

子供の頃、親に絶望したことがある。

原菜乃華（役：狩集汐路）

狩集汐路…かりあつまり・しおじ
東京の女子高生。広島県の旧家・狩集家の当主・幸長の孫で相続人の1人。広島を訪ねた整を、ほぼ無理やり遺産相続問題に巻き込む。本当は犬堂我路/ガロくんが未来の配偶者として（?）立ち会うはずだったが、バスジャック事件によりできなくなったので、整を汐路に紹介した。

柴咲コウ（役：赤峰ゆら）

赤峰ゆら…あかみね・ゆら
狩集幸長の孫で相続人の1人、汐路・新音・理紀之助とはいとこ。8年前、幸長の娘である母を交通事故で亡くした。幸（さち）という娘がいる。

町田啓太（役：狩集理紀之助）

狩集理紀之助…かりあつまり・りきのすけ
狩集幸長の孫で相続人の1人、汐路・ゆら・新音とはいとこ。インテリ風ルックスの臨床検査技師。8年前、幸長の息子である父を交通事故で亡くした。

萩原利久（役：波々壁新音）

波々壁新音…ははかべ・ねお
狩集幸長の孫で相続人の1人、汐路・ゆら・理紀之助とはいとこ。ヤンチャな性格だが根は真面目な青年。8年前、幸長の娘である母を交通事故で亡くした。

松下洸平（役：車坂朝晴）

車坂朝晴…くるまざか・あさはる
狩集家お付きの弁護士の孫。汐路の初恋の相手。

段田安則（役：車坂義家）

車坂義家…くるまざか・よしいえ
狩集家の顧問弁護士。朝晴の祖父。

角野卓造（役：真壁軍司）

真壁軍司…まかべ・ぐんじ
狩集家の顧問税理士。

石橋蓮司（役：狩集幸長）

狩集幸長…かりあつまり・ゆきなが
旧家「狩集家」の当主。交通事故で４人の実子をなくして身体を壊してしまう。「孫世代のうちの1人に財産を相続させる」という遺言書が、遺産相続問題のきっかけになる。（写真で出演）。

野間口徹（役：赤峰一平）

赤峰一平…あかみね・いっぺい
赤峰ゆらの夫。

松坂慶子（役：鯉沼毬子）

鯉沼毬子…こいぬま・まりこ
汐路たちの祖父・幸長のいとこ。

鈴木保奈美（役：狩集ななえ）

狩集ななえ…かりあつまり・ななえ
汐路の母。夫を亡くしてから汐路を1人で守り育てている。

滝藤賢一（役：狩集弥）

狩集弥…かりあつまり・わたる
汐路の父。8年前の交通事故で亡くなった。

でんでん（役：志波一巳）

志波一巳…しば・かずみ
広島県警の刑事。8年前の交通事故を担当した。

永山瑛太（役：犬堂我路）

犬堂我路…いぬどう・がろ
バスジャック事件で整と出会った謎の青年。友人も彼女もいない整が、興味を持つ稀有な存在。汐路に整を紹介した。

伊藤沙莉（役：風呂光聖子）

風呂光聖子…ふろみつ・せいこ
大隣警察署一係で唯一の女性巡査。整のことが気になる？

尾上松也（役：池本優人）

池本優人…いけもと・ゆうと
大隣警察署一係の刑事。お調子者でムードメーカー。夫婦関係のことで的確なアドバイスをもらってから、整を何かと頼りにしている。

筒井道隆（役：青砥成昭）

青砥成昭…あおと・なりあき
大隣警察署の警部。いつも冷静沈着で部下からの信頼も厚い。

映画【ミステリと言う勿れ】の原作とあらすじ

映画【ミステリと言う勿れ】のストーリーは、原作ファンの間で「広島編」と呼ばれる、エピソード/episode4「狩集家遺産相続問題」（単行本2〜4巻に収録）がベースになります。

広島県立美術館に美術展を観にきた整（菅田将暉）は、狩集汐路（かりあつまり・しおじ/原菜乃華）という女子高生に“バイト”を頼まれ、広島県のある名家・狩集家の遺産相続問題に巻き込まれていきます。迷惑だと思いつつも、汐路に整を紹介したのがガロくん（永山瑛太）と聞いてなぜか、この前亡くなった当主・狩集幸長（石橋蓮司）の遺言発表の場に連れて行かれてしまう。

狩集家は代々遺産を当主となる1人にのみ相続してきたが、当主・幸長の実子の4人はすでに事故で亡くなっているため、孫世代の4人、狩集汐路、狩集理紀之助、波々壁新音、赤峰ゆらが相続人候補となる。

代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの相続問題の裏には、鬼にまつわる伝説と意外な真実が — —!?

映画【ミステリと言う勿れ】の結末ネタバレ

遺産相続問題の裏に隠されていた恐ろしい結末をネタバレします。

「鬼の集い」と狩集家の呪い

幸長の従姉妹・鯉沼鞠子（松坂慶子）の弟・宝田完次（ダンディ坂野）が実家や親戚の蔵から金目のものを持ち出していた際に、鬼の伝説が描かれた巻物を見つけ、それをもとに「鬼の集い」という演劇の脚本を書いた。その後、下戸のはずなのに泥酔して風呂に入り手首を切って自殺した。

江戸時代から明治に続く動乱期。広島の深い闇の何に3匹の鬼が棲んでいた。巻き毛で異人のような白い肌をしていたボスとその手下が2人。人間のふりをして小作人をしていたが、狩田という麻農家に雇われる。そこで鬼たちは若い嫁に懸想して（好きになって）主人の家に侵入して皆殺しにすると若妻を連れ去ると、狩田家の人間になりすまして生きていくことにした。

しかしそうするには、1つ問題があった。狩田家の幼い娘が使用人によって逃がされていた。

その後広島藩が討幕に踏み切ると、鬼たちは地租改正が行われる直前のどさくさに紛れて狩田家を乗っ取った。殺した人々は敷地内の小高い丘の上に埋め、その上に4つの蔵を建てた。鬼たちは商売に成功して隆盛を極めたが、取り逃したままになっている狩田の娘がいつか復讐しにくるかもしれないと怯え、自分と同じ明るい巻き毛を持つ我が子を殺した。

3匹の鬼は掟を作る。自分と似た巻き毛の子孫ができたら、それを殺さなければならない。

現代になり、狩田家を乗っ取った鬼たちは裕福な暮らしをしているが、今も掟は生きているし、「バレないように」と怯えている。

代々狩集家の顧問弁護士を務めてきた車坂家と税理士の真壁家は、乗っ取りがバレることを恐れて、代々狩集家で巻き毛という鬼の特徴を持つ子孫を始末してきたのだった。

汐路の父・弥たちはこの芝居を見て、狩集家にまつわる恐ろしい過去を知ってしまったために殺された。