【ミステリと言う勿れ】12話の原作ネタバレ!絵手紙に隠された闇が深い!
【ミステリと言う勿れ(みすてりというなかれ)】12話の原作ネタバレ!絵手紙に隠された闇が深い!
「印象派展」を観に広島に行く整は、新幹線で隣り合わせになった乗客が見ていた絵手紙がふと気になって…。
短編ながら人気のあるエピソードの原作や、マンガとドラマに出てくるあの駅弁をご紹介1
【ミステリと言う勿れ】最終回原作のあらすじ・ネタバレ・感想について!
ドラマのネタバレは放送後にアップします。
【ミステリと言う勿れ】「つかの間のトレイン/新幹線と絵手紙」の原作
ドラマ【ミステリと言う勿れ】の原作は、田村由美さんによる同名コミックです。
ドラマ #ミステリと言う勿れ
— 月刊フラワーズ編集部 (@flowers_edit) January 3, 2022
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ドラマの最終回で放送される「新幹線と絵手紙」のエピソードは原作マンガから次のエピソードがベースになっています。
episode3【つかの間のトレイン】(2巻に収録)
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【ミステリと言う勿れ】「つかの間のトレイン」のおもな登場人物
久能整(くのう・ととのう)
爆発しがちな天然パーマがコンプレックスで、友達、彼女なしの大学生。つねづね何かをよく考えていて、何かにつけて持論を展開する。将来は小学校の教師になろうと思っている。バスジャック事件に巻き込まれたせいで行きそこなった「印象派展」を観に、広島へ旅立つ。
美樹谷紘子(みきたに・ひろこ)
新幹線で駅弁を楽しむ整の隣りの席に座った女性。
サキ
整と紘子にだんだん近づいてくる謎の女性。
【ミステリと言う勿れ】「つかの間のトレイン」のあらすじ
【ミステリと言う勿れ】「つかの間のトレイン」のあらすじです。
整が 広島に「印象派展」を観に行った理由
整は、大隣美術館で開催されていた「印象派展」を観に行くはずだったのに、慌てて乗ったバスで「バスジャック事件」に巻き込まれてしまい、観にいけなかった。
しかしそこで運命的な出会いを果たした犬堂我路/ガロくんから、次は広島で開催されると聞き、広島まで行くことに。
整が食べた駅弁は実在していた!
整くんが東海道新幹線に乗って食べるのは、品川名物駅弁の「貝づくし」!
駅弁お勧めシリーズ
— Bargon (@Bargon373) December 1, 2021
旨いでー#貝づくし #駅弁 #新大阪駅 pic.twitter.com/yYCTneP1u6
昔から海と密接な関係であった品川にちなみ、品川のイメージである貝を主役に採用。 ハマグリ、アサリ、しじみ、貝柱、焼きホタテが入りました。茶飯の上に、五種類の貝をたっぷりと敷き詰めた、豪快さの中に深い味わいの貝めしです。
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2022年3月28日現在、JR東海さんのHPに紹介されていた販売店舗は下記の通りです。
東京駅・品川駅・新横浜駅
名古屋駅・京都駅・新大阪駅
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ミスなか効果で人気が出そうですね!
絵手紙に隠された秘密のメッセージ
このおいしそうな駅弁を整が味わっていると、隣りの席に紘子という女性が座る。弁当を食べ終わると、後ろの席の人に断って、座席をMAX倒して眠ろうとする整は、紘子が読んでいる絵手紙が気になってしまう。
普通の文章の周りに動物や野菜などの絵が描かれている手紙。整が気になったのは、娘(紘子)が来る日を心待ちにしているという文章ではなく、絵が表している内容。
うさぎ、にんじん、くらげ、キウイ、ナス、トンボ、洋梨など、絵が表すものの頭文字を並べてみると…、
きょうとにはくるな(京都には来るな)
だまされるな(騙されるな)
きけん(危険)
などと、これまで紘子に届いた手紙に描かれていた絵も同様に注意喚起や警告している内容に読める。
手紙は紘子の父親からのもの。紘子の両親は紘子が幼いときに亡くなり、母の親友が看護師をしながら自分を育ててくれた。しかし最近、育ての母のクローゼットから手紙の束を発見したという。
紘子は父が亡くなったというのもウソだし、父は育ての母に何度も紘子を返すように言っていたのに、育ての母に騙されていた…とショックを受ける。
父宛に手紙を出してみると、実の母も入院中だが健在とわかり、京都に会いに行くところだった。
【ミステリと言う勿れ】「つかの間のトレイン」のネタバレ
【ミステリと言う勿れ】「つかの間のトレイン」のネタバレです。
絵手紙を描いたのは誰?
絵手紙を描いたのは、父のそばにいて、父に気づかれないように絵を描ける人物。紘子の実の母なのか?
紘子が唯一実母からもらったお守り。中には絵手紙と、ターコイズの小さな石が入っていた。
整は、絵手紙は父親から紘子を逃すために、実母が育ての母に送り続けたメッセージだろうと解釈する。
紘子は新しい手紙の中に「けっこんおめでとう」というメッセージを見つけて喜ぶ。もう1つ、どうしても風船の「ふ」がうまくハマらないメッセージがあったが、紘子は「紘子、幸せで」と読み、実母への思いがあふれてくる。
【ミステリと言う勿れ】「新幹線/絵手紙」の結末
万が一新幹線で事故にあったときのことを考えて、周りを見渡すクセがある整は、2人の後ろから徐々に近づいてきている女性が気になっていた。
それは美樹谷サキ! 紘子の育ての親だった。サキはこれまでのことを打ち明ける。
紘子の母とサキは幼馴染み。紘子の父は気が弱いくせに瞬間湯沸かし器のようにすぐ熱くなり、暴力を振るうDV男だった。紘子の母は紘子を守るためにサキに預けた。
父親はあるとき心不全で亡くなったが、紘子の母は心を病んでしまい、今でもDV夫から紘子を守っていると思っている。それで手紙を送り続けているという。京都の住所にはもう誰も住んでいないから紘子は諦めて帰るだろうと踏んでいたが、心配でついてきていたのだった。
父親と一緒にバージンロードを歩きたいと思っていた紘子は、何も知らなかったと反省する。そこで整がツッコミ。
そもそもいちばん手をかけ時間をかけて子供を育てたのは母親なのに、なぜ父親が一緒に歩くのか。父親のものから夫のものになる引き渡しの儀式のようだと批判する。そもそもバージンロードは和製英語だし、いちばん大事な人と歩いてほしいと告げる。紘子はサキに、一緒に歩いてくれと頼む。
新幹線が京都に到着し、降りていく紘子とサキ 。見送る整はサキにひとつの疑問をぶつける。
紘子が「ひろこ、しあわせで」と読んだ手紙は「ふたりでころした」と読める。つまり紘子の母とサキは2人で紘子の父親を殺した…。母親が病んだのはそのせいではないか、と。
サキは「絵手紙は好きなように読める」とその事実は認めなかった。
新幹線が出発し、広島まで眠ろうとした整は、ふたたび座席を倒そうと後ろの席の女性に声をかける。
それは後にまた整が巻き込まれる遺産相続問題の関係者、そしてガロくんとも関わりのある狩集汐路(かりあつまり しおじ)だった。
【ミステリと言う勿れ】「つかの間のトレイン」の感想
舞台は新幹線の車内だけというワンシチュエーションで、1話限りの短いエピソードですが、絵手紙というアイテムを巧みに使った興味深い物語でした。かわいい絵手紙にそんなことが描いてあったとは!
紘子はふつうに幸せになりそうだし、サキも整が見抜いてくれたことで救われたところもあったのではないでしょうか。
また整は最後、サキとの話のなかで育ての親がいて、親孝行したいと考えていることを打ち明けています。いったいどんな人が整という人間を育ててくれたのか、それはまた後々明かされるはず。
ドラマは、今回の絵手紙のエピソードと、ジュートの事件が並行して描かれ? 最後にガロくんと再会して終了となりそうです。
かなり整くんを振り回すことになる狩集汐路は、ドラマにも登場するのか?
そもそも本来原作では、整ともゆかりの深い広島での「印象派」展を観に行った話ですが、ドラマでは大阪に行った帰りに紘子やサキたちに会う設定なので、汐路の出演はあまり期待できそうにありません。広島の話は、ぜひ劇場版にしてほしい。
どんなエピソードが気になる方は、原作マンガをぜひ読んでみてください!
絵手紙のエピソードと、広島編の序盤エピソードを収録した2巻は、2022年3月31日まで下記サイトで無料で読めますよ!
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続編決定か?と期待されている「ミステリと言う勿れ」。今回のドラマの結末はどう締めくくるのでしょうか? 放送が楽しみです。
記事内画像クレジット: (c)田村由美/小学館 (c)フジテレビジョン
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