【元彼の遺言状】第6話の原作ネタバレ!剣持麗子のワンナイト推理「手練手管を使う者は」のあらすじ

剣持麗子のワンナイト推理

【元彼の遺言状】第6話の原作ネタバレ!

『剣持麗子のワンナイト推理』「手練手管を使う者は」のあらすじネタバレです。

「手練主管を使う者は」は月9ドラマ『元彼の遺言状』第6話の原作となるエピソード。

短編集『剣持麗子のワンナイト推理』所収のエピソードです。

ホスト殺人事件と給料盗難事件が絡み合う、その結末とは?

今回は【元彼の遺言状】第6話の原作ネタバレについて。


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【元彼の遺言状】第6話の原作ネタバレ

ドラマ【元彼の遺言状】第6話の原作、『剣持麗子のワンナイト推理』第二話「手練主管を使う者は」のあらすじネタバレです。

剣持麗子()は、都内の大手法律事務所で忙しく働くかたわら、業務の合間(主に深夜)に一般民事の相談にも乗っている。第二話「手練手管を使う者は」では、ホスト殺人事件と盗難事件がからみあって…。

※手練手管(てれんてくだ)とは、あの手この手で人をあざむき、思うままにあやつる形容。またその手段および技巧。

武田信玄(望月歩)の依頼

バーでホストの「信長」((土井一海))が殺された。状況からすると店で寝ていたという「光秀」が怪しいが、彼は無実を訴えて麗子に助けを求めてくる。*ドラマでは「教会」に改変。

午前1時過ぎ。歌舞伎町。麗子は「お金がないってどういうこと?」と怒った。

先日。麗子が弁護して銀髪のホスト・武田信玄こと黒丑(くろうし)()はお金がなかった。

今日、給料日だというので会う約束をしたのだが…。

なんと黒丑の勤務するホストクラブで泥棒があったという。

鍵付きロッカーに入れてたのに給料が盗まれたらしい。鍵は事務所に置いてあった。

黒丑はホストクラブでは盗難事件が時々あるという。なんでお金を持ってる人もそんなことするのか不思議だ。

麗子は「チーターズハイって知らない?」(※)と尋ねる。ルール違反をするとストレス解消になり、意味もなくルール違反したくなる。そして嘘をついて人を騙せると高揚感を味わえという。

※cheater (チーター)とは欺(あざむ)く人、詐欺師。つまり「チーターのハイ状態」のこと。ウソを貫き通すことができると、次第に“チーターズ・ハイ”と呼ばれる高揚感に満たされた状態に陥り、どんどん自分が正しいと思い込むようになることが指摘されている。

ホストクラブには防犯カメラがあるが、死角があるので抜け道はあるらしい。

黒丑は30分サービス券を渡そうとするが、麗子が欲しいのは「日本銀行だけよ」と断る。

麗子はお金より警察の対応に怒って黒丑を弁護した。

けれど無償で働く優しい人になんかなりたくない、という信念も麗子にはあった。

そんな中、黒丑に電話が来て、黒丑の先輩ホストが事件に巻き込まれたとわかる。

黒丑は隣にいる麗子に依頼するが、麗子は断った…。

あまりお金にならない刑事事件もやりたなくないのだ。

ホスト殺人事件

黒丑の先輩ホストは親が大企業の社長なので、恩を売ることにした。

歌舞伎町から新大久保の「バー翼」へ。

被害者は源氏名・織田信長だった。

第一発見者が源氏名・明智光秀だ。*ドラマの第一発見者は森蘭丸(味方良介)に変更。

麗子は「光秀が殺したんじゃ?」と言ったが、黒丑にシャレが通じない。

光秀は前科があるので、通報せず弁護士・麗子に頼った。しかし麗子は警察には通報させる。

事件のあらまし:店の仕事は午前0時(24時)に終わった。すでに信長と光秀は泥酔していた。普段はアフターに出かけるのだが、信長の出所祝いをするために2人で町に繰り出した。知り合いの店「バー翼」で一休みにることになった。
「バー翼」の店長は午前1時ごろに帰った。店のソファーに横になり、次に起きたのが午前2時。隣のソファーで信長が刺殺体になっていた。

信長には生命保険がかけられており、受取人は光秀だった。

風営法で午前0時でホストクラブは閉める。

だが、個人の付き合いという名目で違うバーに繰り出す。いわゆる「アフター」。

「バー翼」はアフターで繁盛しているバーになっていた。しかし、なぜ午前1時に閉店したのか?

店主の木下は腰が痛いと言っていたようだが…!?

刑事・橘五郎()などの警察が来た。

午前三時。警察署の面談室にて。麗子、黒丑、光秀が個別に事情聴取を受ける。

麗子は五郎とやりとりを交わすが、警察は光秀の犯人説でかためていた。

「バー翼」が入っている雑居ビルの防犯カメラで午前1時から麗子たちが駆けつけるまで、怪しい人物が映っていなかったのだ。

ちなみに凶器の包丁には指紋が残っていなかった。

午前5時

黒丑は、昨日の午後三時に事務所で信長と光秀のいさかいを聞いたという。

信長は生命保険の受取人を顧客の女性に変更したいと思っていたのでは?と、黒丑。

たしかに「授かり効果」というものがあり、いったんもらえると思ったら手放したくないものだ。

レコーダーが盗まれた

光秀は完全黙秘していた。しかし雑居ビルの入り口のカメラに怪しい人物が映ってないことを聞かされた光秀はショックを受ける。

光秀は「バー翼」の店主・木下(尾上寛之)から午前1時以降は出入りが激しいと聞いていて、当てが外れたようだ。

午前5時半。

黒丑のホストクラブの防犯カメラのレコーダーが盗まれたとわかる。

鍵付きロッカーに入れていた黒丑の給料袋が盗まれた件を思い出した麗子。

レコーダーが盗まれた時間は午前0時過ぎだという

麗子は推理した。

そして黒丑にホストクラブからバー翼へ歩かせて、調べてもらった。

すると、バー翼の近くの路地裏にレコーダーが捨てられていた。

盗難事件との繋がり

麗子は黒丑に推理を伝える。

光秀が黒丑の給料袋を盗んだ。理由はスタッフに防犯カメラの映像を確認させるためだ。

光秀はレコーダーを盗みたかった。なぜなら、信長との喧嘩が録画されているから。

そのレコーダーを盗むために、レコーダーの居場所を知りたい。

防犯カメラからケーブルでレコーダーに繋がっているが、ケーブルが多くて、レコーダーの場所が分からなかった。

だから給料袋を盗んだ騒ぎを起こして、内勤スタッフがレコーダーを持ってきて、モニターに繋げるのを待っていた。

そのとき、台所で食器を割った。音を聞いた内勤スタッフが台所へ行き割れ物を掃除していた。

そのすきに、光秀はレコーダーを奪って捨てたのだ。

麗子は光秀に正直に話すよう勧めた。

光秀は騙すことが好きな男だった。しかし「騙されないやつは嫌いだ。先生はクビだ。あんたみたいな女は嫌いだ」と、光秀は麗子を担当から外した。

意外な結末

麗子は光秀から首を言い渡されて、せいせいした。

しかし黒丑が、優秀な弁護士・麗子のことを話したのは、バー翼の店主・木下だけだった。

麗子は、木下の企みに気づいた。

バー翼の店主・木下は賃貸料の滞納が続いていた。

オーナーは木下に立ち退きを求める手続きをはじめようとしていたかもしれない。

繁華街なので、退去したら戻るのは困難。

しかし「事故物件」になったらどうか?借り手がつかないより、今の入居者=木下に残ってもらった方がましだ。多少支払いが遅れても。

木下は、麗子を光秀へ紹介。店を早く閉店にしたり、その時間は出入りが多いとも教えたのも木下。

光秀が殺人をしたい心理的状況を木下が整えた?

(『剣持麗子のワンナイト推理』第二話「手練主管を使う者は」終わり)

【元彼の遺言状】第6話の原作の登場人物

剣持麗子(けんもち・れいこ)()…主人公の敏腕弁護士。

黒丑益也(くろうし・ますや)/武田信玄<21歳>()…ホスト。殺人事件の第一発見者で、麗子に弁護を担当してもらった。ホストの時の源氏名は武田信玄。銀髪で韓流アイドルみたいに整った顔立ち。母とは死別し、父とは別々に暮らしている。麗子は黒丑のフルネームを知って「苦労しますや」と読めると思った。実際あまり稼げていないホスト。※黒丑は月9ドラマ第3話から登場

小説冒頭パートでの「語り」。黒丑から麗子の話を聞いて何かを企む。実は語り手「俺」の正体は木下雄一郎。

明智光秀…黒丑/武田信玄の先輩ホスト。刺殺体の信長の第一発見者。華奢な体格で可愛い系の顔立ち。20代半ばから後半にみえる。信長の派閥に入っており、信長を慕っていた。窃盗の前科がある。→ドラマでは森蘭丸(味方良介)に改変。

織田信長(土井一海)…殺された被害者。黒丑/武田信玄の先輩ホスト。大柄でゴツゴツした体格。20代後半から30代前半にみえる。薬物で刑務所に入っていたが、出所していた。

橘五郎)…新宿署の刑事。黒丑が容疑者になった事件の担当刑事で、麗子とも関わった。捜査本部が立つ前に解決することから「捜査本部潰しの五郎」の異名を持つ。

木下雄一郎(きのした・ゆういちろう)(尾上寛之)…「バー翼」の店主*。30代男性。賃料不払いを続けている。*ドラマでは教会の神父に改変。

【元彼の遺言状】第6話の原作の感想

『剣持麗子のワンナイト推理』「手練主管を使う者は」の感想です。

・・・まさか盗難事件と殺人事件がリンクするとは驚きでした。

ラストで、どんでん返しというか、光秀も騙されていたとわかり読んでてビックリさせられました。

最初の「俺」が光秀だとばかり私(筆者)は思っていて騙されていたんです(笑)

あの手この手で人をあざむく者は、実はあざむかれているかも…とわかるラスト。

後味が悪いイヤミスっぽいラストです。

ちなみに本作は本能寺の変で、光秀が信長を討ったのが元ネタでしょう。先輩ホストを討ったと。しかし木下に騙されていた光秀。木下って豊臣秀吉=木下藤吉郎のことでしょうかね。結果的に、豊臣秀吉が天下を取っていくから?

ドラマではこの「手練手管を使う者は」をどう展開するのでしょうか。楽しみです。

画像出典:フジテレビ、Amazon