【ミス・ターゲット】1話のネタバレと感想!ウェディングドレスのすみれが連行される冒頭に衝撃!

ミス・ターゲット1話

【ミス・ターゲット】1話のネタバレと感想!ウェディングドレスのすみれが連行される冒頭に衝撃!

日10ドラマ【ミス・ターゲット】1話「結婚詐欺師、婚活する」が4月21日に放送されました。
美貌とテクニックで数々の男を手玉にとってきた結婚詐欺師・朝倉すみれ(松本まりか)が足を洗って婚活を始める物語です。

冒頭でいきなり手錠がはめられてるすみれが登場したんだけど!しかもウェディングドレスで!

物語はその結婚式シーンから2カ月前に遡るのね。不穏な始まりだけど面白そうだわ。

それでは、【ミス・ターゲット1話のネタバレと感想をお届けします。

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目次

【ミス・ターゲット】1話のネタバレ

刑事に連行される花嫁

結婚式場の階段を朝倉すみれ(松本まりか)がウェディングドレス姿で下りてきた。
手には手錠がはめられていて刑事たちに連行されている。

恋は落ちるものではない。落とすものだ。追うのではなく追わせる。恋愛はツール。誰一人私の心を捕まえられない…はずだった。

新郎・村松宗春(上杉柊平)が「すみれさん!」と追いかけてくるが、すみれは宗春との出会いから今までのことを思い出しながら無言でパトカーに乗る。

結婚詐欺師が恋に落ちるなんて許されるはずがないんだから。

“凄腕の結婚詐欺師”すみれ

ミス・ターゲットすみれと轟

話は2カ月前に遡る。
すみれは「奈々」という偽名で、悪徳闇金業者の轟武蔵(八嶋智人)とデートし、蠱惑的な振る舞いで骨抜きにさせていた。
轟からプロポーズされてすみれは涙を流して喜びながらも、父親の借金に苦しんでいるという話をする。
そうしてすみれは轟から簡単に200万円を手に入れたのだった。

すみれは、百戦錬磨の結婚詐欺師。
華麗なテクニックで男たちを騙し、しかも自分に指一本触れさせることはなかった。
悪事で荒稼ぎする男をターゲットにしているので相手が警察に訴える可能性は低い。

足を洗って婚活する!

ミスターゲット1話

すみれの見事な仕事ぶりに、スナックを経営する馬淵弥生(筒井真理子)と詐欺師の後輩の玉木萌(鈴木愛理)も感心していた。
弥生は元詐欺師で、すみれの師匠。幼くして母を亡くしたすみれの母親代わりでもあった。
弥生は、母の朝倉愛(白石美帆)が亡くなった年齢と同じ年になるすみれに対して、そろそろ詐欺師から足を洗ってほしいと思っていた。
だがすみれは、「一生続けるから、引き続きターゲットの情報をよろしくお願いします」と答え、
「なんでみんな結婚するんですかね」と呟く。

そら…幸せになりたいからでしょ。一人でしか出会えない幸せもあるし、二人じゃないと出会えない幸せもある。どっちも尊いでしょ。何が自分にとって幸せなのか自分でしか決められないからね。

すみれは母の命日に墓参りに行き、決意する表情になった。
そして、「結婚詐欺師を廃業して金持ちの結婚相手をゲットするために本気で婚活を始める」と弥生と萌に宣言する。

一人では出会えない幸せ、見てみたい。

和菓子を愛する男

ミスターゲット1話

和菓子職人の宗春は、一心に小豆を愛し和菓子作りのほかには興味を持たない男だったが、父親の村松竜太郎(沢村一樹)や友人の稲垣謙(川西賢志郎)に背中を押されてマッチングアプリに登録した。
すると早速、和菓子好きの女性・ルミ(奥山かずさ)とマッチしてデートすることに。
竜太郎は、自分の高級な時計やスーツを身につけさせて送り出し、嬉しそうに亡くなった妻・(小林涼子)に報告した。
宗春はルミとホテルのカフェで会ったが、ルミは小豆についての質問を重ねる宗春に閉口して途中で帰ってしまう。

すみれと宗春の出会い

ミスターゲット1話すみれと宗春

同じ日、すみれもマッチングアプリで最初に出会った年収2000万円の男・榊原誠 (久保田悠来)とデートしていた。
榊原が身に着けているものを値踏みして満足気なすみれ。
ホテルのステーキハウスで食事後、榊原からエグゼクティブスイートの部屋を取っていると言われ、すみれはバッグから食事代5万円を差し出す。

すみませんでした。私そういうつもりじゃなくて。本気で恋しようとしてたんです。でも私の振る舞いがそんなふうに言わせてしまったんですよね。ごめんなさい。

帰ろうとするすみれにしつこく手をつかんで食い下がる榊原。
そこへ偶然宗春が通りかかって「嫌がっているじゃないですか」と声をかけてくれた。
すみれは咄嗟に思いついて、宗春と幼なじみ同士であるように装い二人でその場を去る。
そして歩きながら宗春の時計や服が高級品であることをチェック、これは運命の出会いだと思う。
すみれがお礼にと食事の誘いをすると宗春も「はい」とうなずいた。

初めてのデートは

すみれは宗春とのデートで、これまで培った恋愛テクニックを次々と繰り出すが、宗春には通用せず全て空振りになってしまい戸惑う。
しかも、宗春はすみれが思っていたような金持ちではなかった。
帰り道、満月に向かって財布を振って金運アップを願っていると、宗春はなぜそんなにお金が好きなのかと聞く。
お金がなくても幸せは感じられるという宗春に、すみれは本当にお金がない生活の過酷さを話した。

お金がない人生は本当に不幸なので。

宗春を残し、立ち去るすみれ。
しかしその後、すみれはひったくり犯にバッグを奪われてしまう。
通りかかった宗春とともに追いかけるが犯人はどこにも見つからなかった。
バッグの中には「特別な一万円札」が入っているのだと目を涙でいっぱいにするすみれ。
何か事情があることを察した宗春は、商店街の仲間たちを呼んでくる。
皆で捜索してひったくり犯を捕まえ、すみれのバッグが戻ってきた。
クリアケースに入れた一万円札も無事だった。
すみれがお礼を言うと、宗春は言う。

世界に一つしかない特別なもの、見つかって良かったです。
俺も同じだから。俺もあなたと同じでそういうものに救われたことがあるから。

そして、すみれにはすみれの幸せがあるのにそれを否定したことを謝る。

幸せって人それぞれ自分が決めるものですから。他人に押しつけるものじゃない。あなたにはあなたの幸せがあるし俺には俺の幸せがある。

特別な一万円札

すみれは、小学生の時のことを思い出す。
コツコツ貯めた一万円分の小銭を缶に入れて母の誕生日にプレゼントすると、母はお礼を言い、代わりに使い古された一万円札を渡してくれた。
父が亡くなってから苦労している母に幸せになってほしくてお金を貯めていたすみれだったが、母は、すみれがいることでこれ以上の幸せはないと微笑む。

諭吉さん、すみれのこと守ってね。すみれと幸せを見つけられる素敵な男性と出会うまでの間。

母の言葉を思い出したすみれは、宗春を追う。

宗春さん!今度どこかへ行きませんか?
あなたの幸せ、どんなものか見てみたいんです。

「“どこかへ”ってどこですかね」と笑いながら「でも、約束です」と宗春が小指を出すと、すみれは自分の小指を出しかけたが寸前でやめる。
宗春を見つめて「約束です、行きましょう」
帰り道、自分がなぜ宗春に触れることができなかったのかを不思議に思うすみれ。

破滅の始まり

宗春の父・竜太郎は、渋谷南警察署の警部補で、伝説の結婚詐欺師「奈々」、通称“ミス・ターゲット”を長年追っていた。
犯罪者ばかりをターゲットにしていて騙されたことにすら気づかせないという完全犯罪。
しかし被害者はこの15年で全国に100人いると言われている。
必ず自分の手で捕まえると竜太郎は心に決めているのだった。

宗春とすみれそれぞれのモノローグ。

この時の俺はまだ気づいていなかった。彼女との出会いが人生を変える恋になるなんて。

この時の私はまだ気づいていなかった。彼との出会いが破滅の始まりだったということを。

【ミス・ターゲット】1話の出演者

松本まりか、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、後藤剛範、小林涼子、小槙まこ、八嶋智人、白石美帆、筒井真理子、沢村一樹、ほか。

ゲスト出演者
肥後克広(ダチョウ倶楽部)、寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)、久保田悠来、奥山かずさ、ほか。

次回予告ナレーション
ダンディ坂野

【ミス・ターゲット】1話の感想

松本まりかの真骨頂

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すみれ役はまさに松本まりかさんのはまり役!魅力全開!
鮮やかに男を騙していく姿、母の記憶を大切に思う表情、テクニックが通用しない宗春への戸惑いや、ときめきの新鮮さなど、シーンごとに鮮度のある演技で魅了してくれました。


和菓子にしか興味のない宗春ですが頼りになる人間力もあり上杉柊平さんの誠実な佇まいが素敵でした。台詞のリズムが心地良いキュートな鈴木愛理さん。味わい深く安定した演技の川西賢志郎さん。隅々まで細やかな表現が素敵な筒井真理子さん。軽妙な間と疾走感で楽しませてくれる八嶋智人さん。たおやかで優しい白石美帆さん。最後の場面でガラリと表情を変えた沢村一樹さん。どのキャストの皆さんも魅力的でした。

波乱の予感

結婚式場で花嫁が手錠をかけられるという衝撃の始まりでした。
1話の冒頭ですみれが連行されるシーンが流れたということは、すみれが宗春に出会ってから警察に捕まるまでの2カ月間の物語ということになるのでしょうか。
しかもすみれを追っているのは宗春の父・竜太郎。
竜太郎はただのお茶目なイケオジではなかったんですね。

竜太郎がマッチングアプリに登録しているのは、もしかしたら結婚詐欺師“ミス・ターゲット”と出会うことを期待してのことでしょうか?
【ミス・ターゲット】というドラマタイトルは、①“ミス・ターゲット”というすみれのコードネーム、②「ターゲット」を「取り逃すこと」という二つの意味がありそうです。
「ゲッツ!」のダンディ坂野さん(ミスター・ゲッツ?)が次回予告のナレーションを担当するのも楽しいですね。

宗春にとっての「自分が救われた特別なもの」とは何でしょう。今の仕事に関係あるのでしょうか。

次回の【ミス・ターゲット】では、すみれや宗春の過去が描かれるようです。
2話の放送は4月28日(日)夜10時から。どうぞお楽しみに。

記事内画像出典:ミス・ターゲット公式サイト

ミス・ターゲット1話

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