【麒麟がくる】43話のネタバレと感想!ラストの明智光秀が話題沸騰!

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【麒麟がくる】43話のネタバレと感想!ラストの明智光秀が話題沸騰!

【麒麟がくる】43話が放送されました。ついに明智光秀の物語も大詰め、歴史的大事件である本能寺の変への布石が描かれます。

そして、ラストシーンでの明智光秀の姿が話題となっています。

今回の記事では【麒麟がくる】43話「闇に光る樹」の視聴率、ネタバレと感想をお伝えします。

目次

【麒麟がくる】43話の視聴率

【麒麟がくる】43話の視聴率は13.9%でした。

【麒麟がくる】43話のネタバレ

明智光秀は丹波を平定する

天正7年(1579年)夏、光秀(長谷川博己)はついに八上城と黒井城を攻め落とし、丹波を平定する。光秀は敵将の命は取らずに信長の元に送る。

安土城にて、織田信長(染谷将太)は光秀と細川藤考の丹波攻めの功績を称える。なんと信長はその祝いの証として光秀が命を助けたはずの敵将の首の塩漬けを見せ付ける。

これには光秀も藤考も目を背けてしまう。

さらに信長は本願寺攻めが進まない佐久間信盛(金子ノブアキ)と毛利に手を焼いている羽柴秀吉(佐々木蔵ノ介)を叱責する。

頼りにするべき者は

その後、信長(染谷将太)は帝・正親町天皇(坂東玉三郎)から東宮(加藤清史郎)への譲位すらも強引に進めようとする。もはや自分の思い通りにならない帝など不要だからだ。そして、光秀と藤考をその責任者に命じる。

光秀、藤考、秀吉も信長のやり方には「やりすぎである」と感じ、何よりも東宮本人の気が進んでいなかった。だが、その思いは虚しくその年の11月、東宮は二条の新しい御所へと移って行った。

今は亡き三条西実澄の館にて、藤考は伊呂波太夫、近衛前久と共に信長の行為について相談する。前久も信長の行為はいき過ぎだと感じていたが、金のない朝廷に援助をしてもらった手前、強くは言い出せないでいた。

伊呂波太夫も「武士や公家だけではなく、民衆、皆がよい世と思わなければ」とし信長に嫌悪感を抱いていた。

そして、藤考と前久共にこの状況で頼りになるのは光秀としていた。

光る大樹を切る夢

天正8年(1580年)4月、本願寺が陥落し5年以上に渡る戦いに終止符が打たれた。ところがその直後、信長は本願寺攻めの総大将であった信盛を追放してしまう。

光秀は毎晩のように奇妙な夢にうなされる様になる。暗闇で光り輝く、月にまで届きそうな大樹を切り倒す夢だ。

その年の夏、光秀は京の市中での用事のついでに東庵(境正章)の元に顔を出す。東庵によると信長の正室・帰蝶(川口春奈)も最近、目の治療で京に来ているとのこと。

光秀は駒(門脇麦)と会い、最近よく見る例の夢について話す。

  • 月にまで届く大きな光る大樹がある
  • その大樹を信長様が登っていく
  • 月に登ったものは2度と帰れなくなるという言い伝えがある
  • 自分はそれを阻止するために大樹を切り倒そうとする
  • むろん切れば信長様の命はない
  • それが分かっているのに自分は止められない
  • 嫌な夢じゃ

帰蝶は斎藤道三として答える

その後、光秀は帰蝶の元へ向かう。そこには今井宗久もおり、茶を淹れてくれた。

帰蝶は夕暮れになると目がかすんでジタバタするようになったと言う。そして、父であり若き光秀が仕えていた斎藤道三(本木雅弘)もジタバタしながら生きていたと今の自分と重ねる。

光秀はそんな帰蝶が昔から道三と瓜二つであったとした上で聞きたいことがあった。帰蝶は「父に成り代わって答えよう」と微笑む。

宗久が席を外した後、光秀は尋ねる。

光秀「道三様なら今の信長様をどうなされましょう。

帰蝶「毒を盛る、信長様に。

「胸は痛むが父ならば、それで光秀の道が開かれるのならば迷わずそうする。」

帰蝶は悲しくも決意したかのように答える。

「信長様に毒を盛るとは自分に毒を盛るようなもの」とする光秀に帰蝶は続ける。

帰蝶「昔、信長様の元に嫁に行けと言ったのは父。」

「本当は止めて欲しかったが、そなたはそう言わなかった。」

「(そこから巡り巡って)今の信長様を作ったのは父であり、そなたなのじゃ。」

作った者が始末をつけるほかあるまい。

「それが父の答えじゃ。」

家康は光秀に饗応を頼む

天正10年(1582年)、織田・徳川連合軍は武田信玄の子・勝頼を討ち取り、武田家は滅亡した。

徳川家康(風間俊介)は信長に祝勝の挨拶にやってくる。その後、家康は光秀と2人で話をする。

  • 信長の言うとおり、自分の妻と嫡男は武田と通じていた
  • 信長の命で切り捨てたが、その前に自分で始末をつけるべきであった

さらに家康は光秀に「戦がないようにするために国をどう治めるべきか」と問いかける。

光秀は「己の国が豊かならば他国から奪う必要はありませぬ。作物の実りや人の使い方を正しく把握すること(地検)から始めてみては」と答える。

別れ際、家康は「今度開かれる宴の饗応を光秀殿にぜひお願いしたい」と頼む。家康にとってまだまだ信長は怖い存在だった。

それを信長の側近である森蘭丸(板垣瑞生)が聞いており、信長に報告する。

信長「何ゆえ、光秀に頼む。家康め、嫡男を切れと命じたことをまだ根に持っていたか」

宴の席の大事件

1582年5月、家康の希望通り光秀が饗応として準備を進めていた宴が開かれる日がやってきた。

ところが信長は直前になって「宴の最中の饗応は他の者にし、光秀は秀吉と合流して毛利攻めを進めよ」と命じる。光秀は「家康様に頼まれたことなので」と引き下がり、今日の1日は饗応をすることになる。

移動の途中、信長は家康と楽しそうに談笑する光秀を睨みつける。

宴の最中、信長は突然「料理の数が少ない」と怒り出してしまう。家康はなだめようとするが、「これではわしの面目が立たん!!」と取り替えるように命じる。

光秀は慌てて取り下げようとするが、汁を溢して信長の着物にかけてしまう。

「ご無礼を…」と光秀が謝る暇もなく、信長は「下がれ!!」と激怒し光秀を足蹴りにしてしまう。

頭の中に月に届く大樹を切り落とす場面が浮かび、光秀は信長のことを殺意が宿った目で睨みつけてしまうのだった。

【麒麟がくる】43話の感想とまとめ

【麒麟がくる】43話ではついに明智光秀の怒りが爆発してしまいました。本能寺の変まで待った無しです。

変わることが無かった信長

かつて信長は「父親が喜んで貰える」と思って松平広忠(家康の父)の首を送りました。

今回も「光秀が喜ぶ」と思って光秀が命を助けたはずの敵将の首を見せ付けました。光秀の思いは虚しく信長は変わることはまったくありませんでした。

嫉妬が招く明智光秀の決意

そして、信長は宴のシーンで光秀に激怒し蹴り飛ばしてしまいます。

唯一自分が信用していたはずの光秀、その光秀が(本心では見下していた)家康と親しくしていた。この時の信長は嫉妬し、何としても光秀の気を引きたかったのでしょう。

ですが光秀の今まで溜め込んでいたものがついに爆発、信長を睨みつけてしまいました。その目には確かな殺意が宿っています。

ラストシーンでの光秀は夢なのか現なのか分からないほどの状態でした。そんな光秀もカッコいいと話題沸騰です。

饗応の逸話は有名ですが、光秀の平和への思い、離れていった者たち、変わらない信長、そんな彼を自分が作ってしまい自分が止めなければならないという光秀の決意、全てが繋がる展開にゾクゾクしました。

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42話「離れゆく心」 最終回「本能寺の変」

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