【麒麟がくる】26話のネタバレと感想!光秀が歴史の表舞台に船出!

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【麒麟がくる】26話のネタバレと感想!光秀が歴史の表舞台に船出!

【麒麟がくる】26話では新将軍が誕生し朝倉、織田、朝廷、そして、奸計(悪巧み)と戦国の情勢は大きく動き出します。

光秀も大きな決断を迫られ、いよいよ歴史の表舞台という大海原に船出をする時です。

今回の記事では【麒麟がくる】26話「三淵の奸計(かんけい)」の視聴率、ネタバレと感想をお伝えします。

画像出典:Amazon

目次

【麒麟がくる】26話の視聴率

【麒麟がくる】26話の視聴率は13.0%でした。

前回から+0.1%横ばいでした。

【麒麟がくる】26話のネタバレ

あらすじ

永禄11年(1568年)、足利義栄(一ノ瀬颯)が室町幕府14代将軍となる。

だが、義栄は病を患い摂津富田にある普門寺で療養、まだ一度も京には入っていなかった。将軍不在の京では変わらず三好一族が実権を握っていた。

朝廷では義栄を将軍に推した近衛前久(本郷奏多)が非難されてしまう。もはや関白の職も剥奪されるのも時間の問題だろう。

近衛は御所の塀の前で伊呂波太夫(尾野真千子)と出会う。伊呂波太夫は塀が壊れており、これでは威厳に関るから修繕するべきとする。

が、朝廷には修繕する費用も無いのが現状だ。

さらに近衛は同じ公家の頂点に立つ家格の二条晴良(小藪千豊)の存在を気にしていた。

二条は義昭(滝藤賢一)の元服を進めた人物、次期将軍擁立に関ることで関白の座を狙ってるのでは。

近衛には越前に向かい義昭に元服許可を伝えるように命令が下っていたが、気が進まず伊呂波太夫に代理を頼む。

伊呂波太夫は見返りとして御所の塀の修繕を要求する。

同年4月、二条を越前に招き義昭は元服、武士になる。朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)が烏帽子親を務める。つまり、「自分が義昭の強力な後ろ盾である」と示したのだ。

光秀(長谷川博己)は近隣諸国の情勢を冷静に見極めていた。

  • 上杉謙信は武田信玄への牽制
  • 六角承禎(六角義賢)は信長に追走された斎藤龍興を匿い、三好一族と通じていると噂がある
  • 松永久秀(吉田鋼太郎)は、三好家の内紛に巻き込まれている

共に上洛できそうな大名はやはり、朝倉義景か織田信長(染谷将太)だ。

朝倉家の内情

数日後、光秀は朝倉館に向かっていた。山崎吉家(榎木孝明)の頼みで義昭の元服を祝う宴会に参加するためだ。さらに伊呂波太夫も呼ばれており、会いたがっているという。

その道中の一乗谷の市にある閑散とした鍛冶屋を発見する。「戦が無いため商売にならない」とぼやく主人。

宴会の席で嫡男・阿君丸の後押しで上洛を決めたことに上機嫌な義景。だが、義景の従兄弟・朝倉景鏡(手塚とおる)は上洛に異を唱える。

  • 上洛するは、三好一族と戦をするのと同義
  • 義景は楽観視しているが上杉や六角と手を組むのは難しい

景鏡はかねてより山崎吉家から噂を聞いていた光秀に意見を求める。義景も忖度は要らないとする。

景鏡の考えに賛同し、一乗谷の鍛冶屋の事情を交えて持論を展開する光秀。

  • これから戦をするならば武器や食料は足りなくなるはず
  • つまり、民の戦の準備は整っていない
  • 上洛戦をなど論外だろう

光秀の指摘は的確であり、義景の顔が曇る。

三淵藤英(谷原章介)は「義景様が挙兵すれば、諸大名も動くはず」と義景の気を盛り上げる。案の定気を良くした義景は伊呂波太夫に舞を踊るよう命じるのだった。

光秀の船出の時

宴会を抜け出した光秀に伊呂波太夫が問いかける。

  • 義景は幕府を支えられる器では無い
  • 足利義輝や斎藤道三(本木雅弘)が認めていた光秀なら上洛も首尾よく進められるはず
  • そろそろ船出の潮時では

「乗るべき船が分からない」とする光秀に伊呂波太夫が言う。

伊呂波太夫「すでにお分かりのはず。」

「織田信長という舟しかない。」

さらに帰蝶(川口春奈)の考えも伝える。

帰蝶「光秀が考えて信長が動けば敵うものはない。

数日後、光秀は美濃の稲葉山城に向かい信長に「単独で足利義昭を奉じて上洛するべき」と進言する。

  • 尾張と美濃の軍勢だけでも南近江の六角とは渡り合える
  • 三好も大和で松永久秀と交戦中
  • 京が手薄である今が好機

光秀の後押しを受けて信長は上洛と道三が言った大きな国を創ることを決意、「義昭を美濃へ連れてくるよう」命じるのだった。

義景の怒り

義昭の元に向かい信長の意思を伝える光秀。

義昭「わしは美濃へ行く。そなたを信じよう。」

義昭は信長と共に上洛する決意を固める。ただ、そうなれば烏帽子親を行った義景の面目は丸つぶれ、黙っていないだろう。

その夜、光秀は熙子(木村文乃)に「自分は信長と共に行く。娘2人を連れて越前を出て美濃に戻るよう」に伝える。熙子は光秀の大きな決断を喜ぶ。

二日後、細川藤孝(眞島秀和)経由で義昭からの文が義景に届けられる。

文には「世話になったが信長と共に上洛する旨」が記されていた。

義景「これは悪い夢か…」

「義昭様とはいえ、侘びが無ければ金輪際会わぬわ!!」

「そう申し伝えよ!!」

面目を潰されブチ切れる義景、家臣に「兵を固め一歩も越前から出すな」と命じるのだった。

三淵の奸計(悪巧み)と義景の悲劇

世の夜、景鏡は三淵を招き密談をする。「上洛すれば民には大きな負担が掛かる。今は越前の国内を安定させるのが最優先」と景鏡。

三淵もその場にいた山崎も同意する。景鏡は三淵に知恵の拝借を頼む。

翌朝、阿君丸に朝食のえびの吸い物が運ばれてくる。阿君丸が一口飲んだ瞬間、倒れてしまった。このことはすぐさま、義景に伝えられる。

義景「阿君丸…」

「うわあああぁぁぁぁ」

阿君丸の亡骸を前に義景の悲痛な叫びが響くのだった。

光秀の船出

一ヵ月後、義昭が今日へと向かう日のこと。愛する阿君丸を失った義景はすっかりと腑抜け状態になっていた。そこに三淵がやってきて義昭の動向が伝えられる。

義景「義昭様に伝えよ。信長ごときがどこまでやれるかと。」

義景は不敵に微笑むのだった。

光秀は細川藤孝と共に出発の時を迎えていた。2人も阿君丸の悲劇は伝えられていたが犯人の目星は付いていなかった。

光秀は熙子と娘2人の無事を祈る。

光秀「では行って参る。」

いよいよ光秀は歴史の表舞台への船出をするのだった。

【麒麟がくる】26話の感想とまとめ

ついに光秀が信長と船出

【麒麟がくる】26話でついに光秀が朝倉家を見限り、信長と共に歩む決意をします。光秀の船出の時です。

光秀はこの後、金ヶ崎の戦いなど信長の大きな戦に参加するようになり歴史の表舞台に出ることになり案ス。

朝倉義景の喜怒哀楽

一方、義景は楽観的でありながらも心の底は見えない人物です。上洛を黙って見過ごすわけがありません。

ですが、阿君丸を暗殺され心は折られてしまいました。目的を達成するならば幼い子供でも容赦しません。

  • 喜:上洛に浮かれる
  • 怒:面目を潰される
  • 哀:愛する子を殺される
  • 楽:気落ちする

4つの感情がコロコロ替わる朝倉義景と戦国の残酷さが際立った回でした。

ちなみに史実でも阿君丸を暗殺した人物は分かっていません。景鏡なのか、涼しい顔をしていた三淵なのか、はたまた上洛阻止を望んでいた山崎なのか、真相は闇の中です。

次回【麒麟がくる】27話は上洛の時、京を牛耳っている三好一族との戦いに備えることになります。

2020/10/11(日)20:00~の放送をお楽しみに。

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