【麒麟がくる考察と伏線】駒の丸薬は最悪の悲劇を招く!?
【麒麟がくる】には駒という医者の助手の女性がオリジナル人物として登場します。駒は主人公・光秀を始めとした歴史上の偉人と多く会い、物語上重要な役割を果たします。
物語の中盤から駒は丸薬を作り始めます。
この丸薬が駒の運命を大きく変え、最悪の悲劇を招くかも知れません。
今回の記事では【麒麟がくる】の駒の丸薬に関する伏線をまとめつつ、今後の物語を考察していきます。
【麒麟がくる】駒の丸薬に関する伏線まとめ
まずは駒の丸薬“芳仁丸”に関する経緯や伏線をまとめてみます。
駒は芳仁から丸薬の作り方を教わる
桶狭間の戦いの直前となる20話で駒は駒河に住む老人・芳仁(ドラマオリジナル人物)の鍼治療を行うことになります。
芳仁は丸薬を作り、売ることで生計を立てています。芳仁の丸薬は何にでも効く、これを買ったものが戦にいくと無事に帰ってくる等評判が高い薬です。
駒はこの丸薬を桶狭間の戦いに向かう元康(後の徳川家康)にお守りとして渡します。その効果があってか主・今川義元が討たれながらも元康は無事に生還します。
21話で元康の文でこのことを知らされた駒は丸薬の効果を信じるようになり、芳仁から鍼治療の例として作り方を教わります。
丸薬は比較的に安価で手に入りやすい薬草で作れるものでした。
丸薬を巡って東庵と大喧嘩に
桶狭間の戦いから4年後となる22話、京に戻った駒はこの丸薬の生産に成功、“芳仁丸”と名づけ貧しい人々に無償で配ることにします。
ところが「そんな得体の知れない丸薬など認めん」と師匠である東庵は丸薬を拒否、2人は大喧嘩に発展してしまいます。
駒はそのまま東庵の元を飛び出してしまい、伊呂波太夫のことを頼ることになります。
23話で丸薬の評判を聞いた伊呂波太夫は駒に「僧侶に頼まれたので丸薬を売って欲しい」と打診します。が、駒は「貧しい人に配りたいから」と断ります。
丸薬を売り出すことに
同じく23話、東庵が夜盗に襲われたと聞いた駒は急いで戻ります。東庵は腕を怪我し鍼治療が出来ない状態になり、金目の物や米などの食料も全て奪われてしまいました。
そこに伊呂波太夫が登場、今度は東庵に丸薬作りを頼みます。伊呂波太夫が示した金額はかなりの高額、さらに僧侶から手付金も受け取っていました。
夜盗のせいで生活が苦しくなった東庵は手付金を受け取り、丸薬の生産と販売に乗り出すことにするのでした。
【麒麟がくる】駒の丸薬と今後の展開を考察
丸薬は駒のこの後の人生を大きく変えそうですが、現状では主人公である光秀との接点が無くなっている状態です。
駒の丸薬パートはそこそこ長いので光秀との関係や今後の物語に繋がりそうです。
駒の丸薬が最悪の悲劇を招く?
駒は僧侶、寺院に対して丸薬を売ることにします。評判となれば天台宗総本山となる比叡山延暦寺などの有名な寺にも売ったり、駒自身が住み込んだりするかもしれません。
はい、比叡山延暦寺です。
比叡山延暦寺は1571年、対立していた織田信長の手で焼き討ちにあいます。今後の展開によっては駒が巻き込まれるという最悪の悲劇になるかもしれません。
そうなると駒と親しかった光秀の心に深い傷を刻むことになります。この悲劇が1年後の1572年、運命の本能寺の変に繋がるかもしれません。
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※全て2020年9月13日(日)の情報です。最新の配信状況、期限、料金については公式サイトをご確認ください。
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