【刑事7人シーズン5】8話のネタバレと視聴率!アポ電詐欺の裏が世知辛過ぎて視聴者ご立腹?

2024年11月11日

#8　その人は本当に警察官ですか？－”なりすまし男”衝撃の正体

「相棒」の新シリーズ18が発表されましたが、「刑事7人」もますます盛り上がっています。

第8話は野々村君が高齢者を狙った詐欺から始まる事件の解決に奮闘します。この事件の果てには何が待ち受けているのでしょうか?

今回の記事では「刑事7人シーズン5」第8話の視聴率とネタバレなどをお伝えします。

【刑事7人シーズン5】8話のネタバレと視聴率

まもなく✨よる9時〜‼️#刑事７人第8話放送です🚨#今夜の拓海くんは #なにやら非常に #優しさに満ち溢れています #こんな孫ほしいランキング1位やな👑#果たして捜査の行方は❓#まもなく放送スタート pic.twitter.com/SER0jiu6IZ

— 『刑事７人』ドラマ公式アカウント (@keiji_7nin) 2019年9月4日

今回はオフショットも！！

今夜９時〜#刑事７人第8話🌻
みんな
見てねーーーッ🍉🌈🌊#仲良しなんです専従捜査班☺️#鬼はしゃいでいます #天樹さんキャラ崩壊気味 #疑問を呈す私服の数々 #海にでも行くのか #刑事たちも夏休みなのか🐠#東山紀之 #田辺誠一 #倉科カナ #白洲迅 #塚本高史 #吉田鋼太郎 #北大路欣也 pic.twitter.com/F9l3hjVMrQ

— 『刑事７人』ドラマ公式アカウント (@keiji_7nin) 2019年9月4日

8話の視聴率は11・4％と0.2%のダウンでした。

7話のみ惜しくも2桁行きませんでいたが順調です。

【刑事7人シーズン5】8話のあらすじ

上半身裸、トランクス一枚に靴下と革靴だけを身に着けた男の遺体が見つかり、専従捜査班が臨場する。野々村拓海（白洲迅）が、ぼう然と立ち尽くしている老婆に声を掛けたところ、菅原充子（赤座美代子）というその女性は、被害者が“工藤”という交番の巡査だと言う。情報をつかんだと張り切る拓海だが、海老沢芳樹（田辺誠一）から被害者の身元が判明したと連絡が…。

指紋から特定された被害者は一戸琢也（金井勇太）という元警察官。充子のいう“工藤”ではない…と、肩を落とす拓海だが、現場にいた制服警官から充子が認知症を患っていると聞かされる。気を取り直して充子を自宅まで送った拓海は、手料理をごちそうになることに。すると、おいしそうに食事する拓海を見た充子が、ふと何かを思い出したかのように、つい先日家に来た“工藤”の右頬には傷があったと言い始める。後に、東都大学の法医学教授・堂本俊太郎（北大路欣也）から、被害者の右頬に外傷があるという解剖所見を聞いた拓海は、一戸と“工藤”が同一人物だと確信する。

一方、天樹悠（東山紀之）ら専従捜査班のメンバーが捜査を進めるうちに、一戸が定職に就くことができずかなり切り詰めた生活を強いられていたこと、借金を抱えていたこと、それにも関わらず高齢者向けのボランティアに参加しようとしていたことがわかる。

そんな中、殺害現場近くの公園のゴミ箱から一戸の血痕が付着したニセモノの警察官の制服と制帽が見つかる！

警察官の制服を着た一戸は“工藤”と名乗り、充子の家に出入りしていたのか…？天樹が拓海に再度充子から話を聞いてくるよう指示した矢先、事態は急転。一戸が元宮洋祐（佐野弘樹）というチンピラとつるんでいたことが判明する。

一戸の目的はなんだったのか…天樹らが捜査を進める中、新たな事件が発生する！

引用：テレビ朝日「刑事7人」公式サイト

【刑事7人シーズン5】8話のネタバレ

警察官の正体

天樹と海老沢は元宮が暴行をした相手だという副市長の森川京一郎（桜木健一）から話を聞く。実は美人局に引っかかってしまい元宮から金を脅され続けていた。さらにその時に警官が通りかかったという。

一方、野々村は充子に工藤は実は一戸と言う別人であったことを話す。「アポ伝詐欺に引っかかりかけた事がありその時も一戸に助けて貰ったからだまされていない」と話す充子。しかし、充子は「念のために確認したほうがいい」と一戸に言われるまま金庫の場所を教え目の前で開けたという。それを一戸は見ていたのだった。そして、金庫の中は空になっていた。

これまでの情報と市役所職員・津島卓（山崎画大）の「一戸が高齢者向けのボランティアをしようとしていたという」話から一戸と元宮はグルで充子から1000万を奪ったと考える。卑劣な手口に

「許せない…!」

と野々村は怒りをあらわにする。

もう1人

再び充子の元に行く天樹と野々村。すると縁の下からライトを発見する。シロアリの点検業者が来ていたことがあり、その日は一戸も来ていた。その隙に金を盗み出したと考えられたが充子に元宮の写真を見せても別人だという。

2人にはもう1人の仲間がいたのだった。

その後、事態は急変する。元宮の他殺体が発見されたのだった。現場の土が不自然に掘り返されていたが天樹達は「なぜ遺体を埋めなかったのか？」と疑問に持つ。さらに土には複数の小さな窪みが付いていた。

堂本の解剖によると死因は腹部を刺されたことによる出血死、さらに服と傷口に犯人のものと思われる唾液が付いていたという。

再び調査

「3人目の人間が仲間割れで本宮を殺害した。」と考えたメンバーは個人情報がどこから漏れたのかを探ることにする。同様の手口による詐欺未遂が2件も起きており、その人物達と充子は市の「長寿を祝う会」に出ていたことが判明する。

海老沢は森川を「美人局から見逃してもらう見返りとして個人情報を渡したのでは？」と追求するも「証拠はなく、また詳細な個人情報は得られるものじゃない」と一蹴されてしまう。

天樹と野々村はさらに充子から「一戸が亡くなった主人の墓参りに行くようにと促していたこと」、「シロアリ業者は飼っている猫が嫌いだった」と話を聞く。そして、天樹は野々村にある場所に行って調べものをして欲しいと頼む。

水田と青山は「長寿を祝う会」について老人達から話を聞く。その会の後に年金についての相談会が開かれてある人物が出席していたという。

時は流れて野々村は一戸の実家がある青森県にいて親戚から一戸が警察官を辞めた理由を聞き、天樹に電話で伝える。天樹の中で全てが繋がった！！

真相

水田・青山・海老沢は森川副市長の元に乗り込むー

が、本当に用があるのは職員の津島で彼が一連の事件の黒幕だった。

津島は森川副市長の美人局から絡んでおり、本宮が暴行事件を起こした後はアポ伝詐欺に切り替えた。個人的に開催した年金相談会で充子の個人情報を抜き取り元宮に流し自身はシロアリ業者を装っていた。

そして、詐欺の後に揉めた本宮を殺害、遺体を埋めようとしたが野良猫が通りかかった。津島は猫アレルギーでくしゃみが止まらなくなり中断、遺体に自身の唾液を残していたのだった。（現場に残っていた窪みは猫の足跡）

「割がいいんでねー汗水たらして働くよりも高齢者を騙せば金が手に入る！！」

と開き直る津島。だが、「一戸を殺したのは本宮で金も金庫には無かった。」と供述する。

偽警察官の真の顔

野々村は充子を連れてある場所に向かっていた。そこは充子の旦那の墓でサルビアの花が添えられていた。天樹が全ての真相を話す。

10年前に一戸は母親の介護をするために警察官をやめ、近年再就職しようとしていたが仕事は見つからなかった。そして、元宮とツシマに引きこまれ詐欺の片棒を担いでいたのだった。

さらに「抜ければあのばあさんを殺すことになる」と元宮にも脅されていた。「2人に金を渡すわけにはいかない」と一戸は実行日の前に金を移動させていたが元宮に殺されてしまったのだった。

一戸は墓の中に金を隠していた。そして、充子に宛てた1通の手紙ー

「騙していてごめんなさい。あなたに会えてよかった。もう一度がんばってみるよ。」

と。一戸は充子が思ったとおり優しい男だった。

泣き崩れる充子に対して野々村は「困っている人を助けたい。そんな警察官になります。」と改めて誓うのだった。

【刑事7人シーズン5】8話の感想とまとめ

事件の裏にあった世知辛さ

今シーズンは本当に脚本がいい。犯人がゲス野郎なところも含めて全盛期の相棒ぽかった。元警察官が犯人っていう展開が多い昨今、そう思わせておいて実は･･･という展開が秀逸で最後は涙腺崩壊。警察官の退職理由が母親の介護だったり、再就職に苦労するあたり、世相を反映してて上手かった #刑事７人

— イングラム (@Ingram_) 2019年9月4日

確かにお婆ちゃんを騙して悪いことをした事実はあるものの終わってみれば切ない…😂もっと早くにお婆ちゃんに出会っていれば展開は変わっていたかも知れない😥それにしても市職員はとんでもない。給料が安いからと言って弱い人からお金を巻き上げることは… もっとお給料安い人大勢いるよ😠😤#刑事7人

— はな花右衛門 (@Hana06Gerbera09) 2019年9月4日

金のために高齢者を騙して、仲間割れの挙句に殺人ー今回の事件の真犯人もとんでもないクズでした。

最後「給料が安い」と喚き散らしていましたが、介護からの就職難の一戸のほうがよっぽど辛いでしょうに。その上でもう1人のクズ元宮に殺されてしまうという救いようの無い結末でした。

ドラマとは言え何とも辛い世の中です。