【刑事7人シーズン8】第7話のネタバレと感想!天樹(東山紀之)の執念が無情の真相に!

2022年夏のテレビ朝日水曜9時刑事ドラマは【刑事7人シーズン8】。演じる天樹悠らに、新たに坂下路敏(ろびん)が加わりました。東大卒のキャリア組で、Z世代のエリート役演じるにはジャニーズWESTの小瀧望。新たな7人が、難事件に臨みます。第7話は、2つの事件について、天樹が執念の捜査で、真相に迫ります。

この記事では、【刑事7人シーズン8】第7話のネタバレと感想を紹介します。

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目次

【刑事7人シーズン8】第7話のあらすじ

古い一軒家で母子二人、仲睦まじく暮らす西野晃(柾木玲弥)と清美(中島ひろ子)。ある日、晃の携帯に見知らぬ番号から電話が入る。それは、両親が離婚してから13年間も離れて暮らし、まったく会っていなかった父親・中山信二(池田成志)が亡くなったとの警察からの知らせだった。
天樹悠(東山紀之)野々村拓海(白洲迅)が見守る中、晃は遺体安置所で信二と無言の対面を果たす。信二は海浜公園で亡くなっていたのを発見されたそうで、死因は腹部大動脈損傷による失血性ショック死。天樹は念のため、信二の遺体を司法解剖にかけることにするのだった。
一方、カウンターだけの小さな小料理店で、店を一人で切り盛りする女将・山尾京子(加茂美穂子)の遺体が発見される。片桐正敏(吉田鋼太郎)青山新(塚本高史)が臨場すると、不自然な点も多く、殺人事件と断定。第一発見者である夫の山尾寛(村杉蝉之介)に話を聞くと、店では独身で通していた女将にしつこく言い寄っていた客がいたという。既婚者だと分かり逆上しての犯行なのか。やがて、小料理店にあった料理と、信二の胃の内容物が合致。また、信二と京子の死亡推定時刻を照らし合わせても条件は一致することが判明。やはり京子を殺した犯人は信二で、逃げ切れないと思って自殺したのか?

【刑事7人シーズン8】第7話のネタバレ

2つの事件に関係が

遺体確認の電話を受け、警察を訪れた息子の晃(柾木玲弥)は、中山信ニ(池田成志)の顔を触り「よく冷えてますね」と冷たい反応だった。

両親が離婚して13年。母方について以来会っていない。

包丁による自殺の線が濃厚だが「また事件かと思った」という。

天樹(東山紀之)は司法解剖を願い出ると

「どうぞ。できればそのまま処分してもらいたい」。

実は、中山は13年前不倫相手を殺害して、7年の実刑を受けていた。胃の内容物には、百合根やあさり。

同じ頃、小料理屋の女将、山尾京子(加茂美穂子)が殺害されているのが見つかる。しかもテーブルには、百合根やあさりの料理が。

しつこく言いよっていた客がいたという。

胃の内容物は中山と一致。女将は店の性格上、独身の設定だった。

片桐(吉田鋼太郎)が2つの事件をまとめると

中山は横恋慕していた女将を殺害。逃げきれないと自殺。

包丁も店のものかも。

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自殺か、殺人か

しかし、天城は、別に犯人がいて女将を殺害、包丁を持って男も殺害、自殺に見せかけた、仮説を唱える。

中山の元妻、清美(中島ひろ子)は、あの男と一緒になったことが最大の不幸。もう金輪際、あの男に関わりたくないと、天樹らに話す。

女将の夫、山尾寛(村杉蝉之介)はなぜかご機嫌で楽しそうに電話をしている。妻が亡くなった直後に、女と食事をしていた。

妻が邪魔になったのか?

しかし女はアシスタントだった。

中山の仕事の同僚は、事件の日、小料理屋の女将ではなく、男に会いにいくと言っていたという。

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息子は父と会っていた

晃は天樹に、貯金が残っていなかったか、聞く。相続ができるからだ。

会社の寮に連れて行くと、通帳には39円しかなかった。

ほかにマンションを借りていて、真新しい布団があった。

女を連れ込む用ではないか、無意味な見栄をはるという晃。

倒産殺人DV離婚、何一ついいことがない父親だった。

天樹は殺害現場へ連れて行き、

自殺説以外に、何者かに自殺に見せかけて殺害された可能性を仄めかす。

実は、晃は20歳の時、街で偶然出くわしてから、年に一度会うようになっていた。ほとんど会話もしなかった。

あの日も会っていた。

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父の思いに気づいた息子は

なぜ黙っていたのか。

僕があの男を殺したから。

高校までに9回も転校。バレるたびに逃げるしかなかった。

あの男を憎んでいる。会っていたのはいつか復讐するため。

疑ってるならそう言ってください。

だが、天樹は、名刺を見つけた時、動揺したことを指摘する。

「信晃産業」。父と息子の名前を冠した社名だった。

世間にカッコをつけていると思っていたことは実は息子にカッコをつけていた。

真新しい布団はいつか泊まりにきた時のためのものだった。

母への裏切りになると思い、黙っていたのだ。

しかし、どこかで絶対もう一回家族3人で暮らす日が来るって勝手に思っていた、と明かす。

晃は、天樹に父の葬儀をしたいと頼む。

自殺の可能性について、晃は、以前、父が借金で自暴自棄となり死のうとした時は遺書を書いてたと伝え、親父の冤罪を晴らしてほしいと頼む。

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天樹がたどり着いた真相は

天樹は遺書を探し、何かを見つける。

堂本(北大路欣也)に、今回は自分の娘思い出したと話す。

事件で娘を失った過去のある天樹。

しかし、ぼくのやったことは間違ってないと、力を込める。

女将の夫は、アシスタントとベッドにいた。

片桐が再び聞き込みに行くと、不倫は認めたが、

アシスタントとホテルにいたとアリバイが成立してしまう。

晃は70万円を借りて父の葬儀をするが誰も来ない。

母との喧嘩になった。

そこへ天樹が訪れる。

父は左利きだったかを尋ねる。

うなずく晃に。天城は「真犯人は、

中山信ニ、あなたのお父さんでした」と話す。

中山は女将殺害の事件現場から持ち出されたボールペンを所持していた。そして、遺書を見つけた。

「晃へ清美へ

また人を殺してしまった。

変われなくてすまん」

中山の左手にはインクの跡があり、一致した。

事件は夫がいることを知り、中山が激情。

しかし、かつて住んでいた団地のあった現場近くで亡くなった。

悲しむ晃に詰め寄られたが、天樹は「最初の見立てが変わることは十中八九ないと思っていました。あなたに最初に会ったとき

よく冷えてますねと言った。震えるあなたの手を見て、

たとえ、可能性があるなら調べるべきだと」

「寄り添うようなフリしておいて。

やっと親父のこと、好きだったんだって。

家族で暮らしたかったって思えたのに。

なのに結局親父は人殺しなんですか?」

「申し訳ない」

「何がだよ。家族はもうバラバラなんだよ。あんたのせいだよ。

帰れよ」

天樹が出ていくと、母がきてきんぴらごぼうを供えるのだった。

 

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【刑事7人シーズン8】第7話の感想とまとめ

今回は、東山紀之さんが黙々と事件を追う王道の展開でした。

いつものように、専従捜査班の見立てを簡単には信用せず、他の可能性を考え、追及する。

ところが、今回たどり着いたのは、最初の見立てが正解であること。

天樹はあくまで可能性を潰していく捜査をしていたのでした。

親子の絆を自分に重ねながら。

最後は猛烈に非難を受けましたが、それでも凜としたヒガシの表情が良かったですね。

あれ、でも今週は路敏くん(小瀧望)の姿が見えませんでした。

 


ネット上でもクールかつ熱いヒガシの演技と、見応えのある無情な展開が絶賛されていましたね。

記事内の画像出典:「刑事7人シーズン8」公式サイト

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