【科捜研の女season23(2023)】第7話ネタバレと感想・解剖してほしい男の恋心にマリコが!

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沢口靖子主演の人気ミステリードラマ【科捜研の女season23】。新シリーズは、新たにテレ朝の刑事ドラマの「伝統枠」の水曜夜9時に移行。法医研究員・榊マリコ()が、科学や法医学などの専門技術を駆使して、事件の真相に迫ります。今回は「解剖してください」と言っていた男が、死亡する事件の謎に迫ります。
この記事で【科捜研の女season23(2023)】第7話ネタバレと感想をお届けます
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目次

【科捜研の女2023】第7話あらすじ

遊歩道脇の斜面下でプリンターメーカー営業員・香取孝史郎(吉田ウーロン太)の遺体が見つかり、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研メンバーは臨場する。斜面の途中には自転車が転がっており、一見、走行中にあやまって転落した事故と思われたが、マリコはヘルメットをかぶっているにもかかわらず頭部の打撲痕がひどいことに疑問を抱き、遺体を洛北医大に送ることに。
遺体と対面した解剖医・風丘早月(若村麻由美)は驚く。なんと香取は3日前、医大の廊下で風丘に声をかけ、「自分が死んだら解剖して下さい」と唐突に奇妙な依頼をしてきた人物だったのだ。彼は「証拠は身体の中に残しておくので」と告げて去っていったが、風丘は「まさか本当に解剖することになるとは…」とがく然。もしや香取には何者かに殺される予感があったのだろうか!? また、香取のポケットから“粘性のある白い物体”が見つかったのも謎だった…。
解剖の結果、香取の死因は硬膜外血腫と判明。自転車で転倒する前に何者かに突き飛ばされ頭部を強打し、その衝撃で硬膜外血腫ができ、脳がじわじわと圧迫され死に至ったとわかる。しかし、風丘やマリコが遺体をくまなく調べても、胃の中に未消化の食べものが残っていただけで“証拠”らしきものは見当たらなかった。
そんな中、香取の仕事は再生医療分野で使われるバイオ3Dプリンターの営業担当で、事件当日は機器のメンテナンスのため、“培養肉”を研究開発するベンチャー企業を訪れていたとわかる。さらにその後、ベジタリアン向けレストランに立ち寄っていたことも判明。その店主・伊東暁代(野波麻帆)は、かつて香取とつきあっていたようで…!? いったい彼が体内に残した証拠とは…!? そして白い物体の正体とは…!?

【科捜研の女2023】第7話のネタバレ!

「僕を解剖してください」

橋の下で、自転車に乗った男性が転落死した。プリンター会社の営業部主任、香取幸史郎(吉田ウーロン太)だった。マリコ(沢口靖子)が臨場すると、ポケットには茶色の液体のようなものが入った袋が入っていた。ヘルメットをかぶっていたのに後頭部に打撲痕があった。解剖に立ち会った風丘(若村麻由美)は、香取の顔を見て驚く。3日前に声をかけられたのだ。「あのー。解剖医の先生ですか?僕を解剖してください。今死んだら、証拠は身体の中に残しておくので」なぜあんなこと言ってきたのか。そして、まさか本当に解剖することになるとは。殺される予感があったのか。しかし、血液からも続きからも何も見つからない。

胃の中の未消化物は、トマト、レタス、パン、ひき肉。

持っていた袋に入っていたのは酒粕だった。

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代替肉の産業スパイか

勤務先を10:45に出て、自転車で次に防犯カメラで確認されたのは14:05。死亡したのは14:10ごろ。

靴には、アルギン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、カブサンチンなど食品添加物に使われるものだった。営業先で向かったミートノーブ食品は培養肉を扱い、代替肉として酒粕の麹菌で肉を作っていた。

ひょっとして、食品開発情報の産業スパイだったのか。

胃の中のひき肉が、菌肉の可能性である可能性も調べたが、普通の牛肉ひき肉。おそらくハンバーガーを食べたのだろう。

謎が残るばかりだった。

①体のなかに何を?

②酒粕をどこで手に入れたのか

③3時間20分の移動の空白は

④自転車に付着した血痕は誰のものか

⑤靴の付着物はどこで

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人工イクラと元恋人の存在

マリコは、宇佐美(風間トオル)に酒蔵をあたるように頼む。

君嶋(小池徹平)は靴の付着物を混ぜると、人工イクラになる事を突き止める。

土門刑事(内藤剛志)は、人工イクラを使用したベジタリアン用の海鮮丼の店へ。店主の伊東暁代(野波麻帆)に香取のことを聞くと明らかに挙動不審で、知らないという。

実は台湾旅行に行った際、知り合い、交際するようになった恋人だった。

だが、付き合ったのは半年で、3カ月前に別れたという。

それでも香取は最近何度も店に来るようになった。

もう来ないで、と突き飛ばしたことはあるが、頭はぶつけていないという。

風丘が、伊東に、香取がハンバーガー食べたらしいことを話すと、

ベジタリアンになると言っていたのに嘘つきだと言う。

根っからお肉が好きで、同じものを美味しいって感じたいと言いながら、隠れてお肉を食べていた。

嘘をつかれていたことが嫌で別れたのだが、別れて3か月後に店にきて、僕はベジタリアンになった、と言ったと話したという。

血痕は伊東と一致しなかった。

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ベジタリアンは嘘?

君嶋と亜美は、香取の自転車の足取りを追うと、ハンバーガーショップがあった。内容物が一致。牛肉を食べており、ベジタリアンは嘘だった。

風丘は、大豆ミートでハンバーグをつくると匂いが気になることがあるが、マリコに下処理の段階で発酵食材に漬けるといいことを話す。塩麹や酒粕を使う人もいるのだという。

香取は、自分が嘘つきではないと証明したかったのかもしれない。

4カ月の血液検査に比べ、死亡前の数値はコレステロール値が下がっている。ベジタリアンになっていた可能性がある。嘘はついていなかった可能性が高い。

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酒粕で繋がった犯人は

酒粕の購入者はハンバーガー店の店主だった。

香取は、大豆ミートのバーガーを気に入り、店主に分けてもらうことに。亡くなった日に来た当日に対応したのは店員だった。

香取はベジタリアンで、大豆ミートを注文したが、店員は閉店前で急いでおり、下ごしらえに時間がかからない牛肉を出した。

近くの公園で食べて大豆でないことに気づいた時に、偶然店員が通りがかり、コレ大豆ミートじゃないか、と言って揉み合いに。その時、自転車に店員の血痕が付着。香取は後頭部を柱に打ちつけ、一瞬気を失った。

大豆でも肉でもどっちでもいいじゃないかという店員に、土門は「よくないんだよ。肉を口にしたら、また嘘をついたことになる」と話す。

香取は、ベジタリアンになろうとしていたが、一番知って欲しい伊東に信じてもらえなかった。

そんな時、たまたま風丘に会った。

不運にもお肉を食べさせられた後に亡くなってしまった。

「好きな人と同じものを美味しいと思える喜び。あなたのことが好きだったのよ」と言う風丘。

伊東は「ごめんね。信じてあげなくって」と手を合わせるのだった。

【科捜研の女2023】第7の感想とまとめ

 

「僕を解剖してください」という言葉は、ベジタリアンであることの証明をすること。それは別れた元カノへの想いだったというオチでしたね。若村麻由美さんは「この素晴らしき世界」が終わったばかりですが、風丘先生の安心感ありますよね。

それにしても、最近は、犯人を解らないようにするためか、ストーリーを運ぶ主人公とは、かなり遠い人物が犯人であるケースが多いですね。

やっぱり、対峙し得る悪役とマリコ様のバチバチも見てみたい。だけど、もう最終回かぁ。最近テレ朝はドラマの放送時期がズレていて、早く感じてしまいますね。

そして「マリコ最後の鑑定」というタイトルの意味するところ?次週をお楽しみに!

 

記事内の画像はテレビ朝日「科捜研の女2023」の公式サイトより

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