【科捜研の女2022】最終話のあらすじ&ネタバレと感想・マリコが監禁凍死の危機に!

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科捜研の女

テレビ朝日【科捜研の女2022】8話が12月20日に放送されました。

木曜8時から火曜9時に枠移動し、スタイリッシュに変貌を遂げた新生・科捜研チーム。今回は、宿敵、古久澤(石黒賢)の事件への関与に榊マリコ(沢口靖子)が迫ります

この記事では、【科捜研の女2022】最終話のあらすじ&ネタバレと感想をご紹介します。

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目次

【科捜研の女2022】最終話のあらすじ

京都市内のビルの一室で、女性の遺体が発見された。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は、驚愕する。現場のビルは、つい最近まで古久沢明(石黒賢)がひそかに属していた“シャドーラボ”が存在した場所だったのだ。そのシャドーラボは、海外の機関が日本人科学者を秘密裏に研究に従事させ、その成果を本国へ持ち帰るための“闇”の施設だった。
検視したマリコは、遺体が凍死の所見を示していることに気づく。現場のビルは全館空室で電気も止まっていたが、気密性が高く、夜でも10度前後の気温は保っているはずだった。10度前後のビルで凍死することなど、通常ではあり得ないはずだ…。
まもなく被害者の牧村美優(篠原真衣)が以前、マリコと対峙した“科学者専門の人材ブローカー”奥居秀俊(福士誠治)と同様、科学者に研究環境を紹介する“イントロデューサー”として活動していたことがわかる。調べたところ、奥居は事件直後に突如、出国していた事実が判明! 土門薫刑事(内藤剛志)は、彼の行動を怪しむが…!?
そんな中、凍死の謎を追っていたマリコや君嶋直樹(小池徹平)は、“ある仮説”にたどり着く。そしてその仮説の殺人方法を可能にするには、古久沢が研究開発を進めてきた最新技術が必要不可欠だとわかる。マリコは、またしても事件の背後に古久沢の影を感じるのだが…!?
ついに”最強の敵・古久沢”との最終決戦! その衝撃の結末とは…!? マリコに史上最大のピンチが襲いかかる――!?

【科捜研の女2022】最終話のネタバレ

古久澤のラボのあった場所で女性の遺体が!

不動産会社の内見の際、ビルの1室で女性の遺体が発見された。

このビルは古久澤(石黒賢)のラボがあった場所だ。

ブローカーが逮捕されて以降、引き払い、ビルは空室になっていた。電気が止まっており、機密性が高く、夜でも気温は10度くらい。しかし、遺体に凍傷があり、凍死の可能性がある。

遺体の女性、牧村は科学者に研究室を紹介する仕事をしていた。

奥居(福士誠治)の知り合いだったが、その奥居は海外へ。

死亡時刻は一昨日の夜10時ごろで、その頃大きな雷のような音がしたことが判明する。

部屋自体が冷凍庫のようになっていたのか。

電気が止まった部屋で、そうした状況を作るには古久澤が手がける蓄電池があれば可能だった。

被害者のスマホに古久澤の履歴があったが古久澤の居場所もわからない。

奥居と連絡ついた土門(内藤剛志)。以前、古久澤に仕事を紹介したが断られた。しかし、最近になって転職先を紹介してほしいと言われ、多忙だったため、対応できず、牧村を紹介した。

古久澤は、動機がないと主張

京都帝進ホテルに古久澤はいた。

牧村を殺す動機はないと言う古久澤。

土門は、遺体を確認して欲しい、と告げる。

科学者が能力を発揮できるにはどこの国でも関係ない。

牧村とはその考えは同じで殺す動機はないと主張する。

君嶋(小池徹平)は、事件に古久澤の物理学が関わっていると指摘するが、「君ごときに何ができる」と相手にされない。

床の傷に鋼が検出される。

古久澤の蓄電池と一致すればと思い、蓄電池を調べたいマリコ。

ホテルの防犯カメラを調べると、日本有数の電気メーカー、ニッカデンという会社が度々古久澤を送迎していた。

ガソリンに匹敵する蓄電池の独占使用権の話を進めていた。

蓄電池の保管場所を聞き出し、孫請け工場へ。

蓄電池の成分と現場の傷とは一致しなかった。

蓄電池だけではなく、何かと繋がれていたはずである。

それを調べるにはミルシート、鋼材検査証明書が必要である。

マリコは、世界中から取り寄せればいい、と言い出し、みんなを困らせる。

凍死する前に鼓膜が破れていた?

被害女性は耳小骨が損傷していた。

音圧で鼓膜が破れ、気を失った可能性があった。

つまり凍死する前に、失神していた可能性がある。

古久澤が科捜研にやってくる。

「科捜研に抗議する。蓄電池はニッカデンには渡さない。警察には協力しない。

科捜研にも何も提出しない。それだけを言いに来た」

君嶋が古久澤を追いかける。

「科学者は正義について考えなくていいんですか」

「正義や倫理は使うものが考えればいい」

「僕には娘がいます。未来を考えることが正しい未来。正しい科学なんです」

「君の科学は濁っている。純粋な科学に親かどうかを持ち込むのは」

君嶋は犯行の手口を

それでも、君嶋は殺害の手口はわかったと言う。

7つの要素。

①急激な凍死。

②雷のような大きな音。

③セラミック。

④凍らない油。

⑤耳小骨の損傷。

⑥高い重量エネルギーを持つ蓄電池。

⑦そして古久澤先生の天才的な頭脳。

ダクトの穴で繋がっていた隣の部屋には

繋がっている穴に焦げた跡があり、採取して鑑定する。

焦げ跡は、高熱を発するものが置かれていたことが判明する。

そして、鋼の成分が蓄電池の成分と一致した。

多くのミルシートから成分比が同じ発注先を見つける。

君嶋は古久澤に電話する。

「先生と話してわかったんです。僕だけが純粋な科学者でいるべきだと」

古久澤はホテルを出て、孫請け工場から蓄電池などを

車に積んで運び出した。

古久澤と対峙するマリコ

しかし、マリコが古久澤の車の前に現れる。

Nシステムで追跡してきた。

蓄電池の成分が殺害現場の隣で出たことを告げ、車の中を見る。

「途中で降ろしたんですね。蓄電池とあれを。どこかの国が欲しがる最先端技術を持っている。

その技術で牧村さんを殺害した」

「科学的裏付けがあって言ってるのか」

「今のところ私の推理にすぎません」

「科学者が推理?捜査なんて不純な動機を持つと科学者として濁るんだ」

マリコに電話が入る。

ミルシートから、鋼は古久澤が発注したものであることがわかる。

蓄電池に使うものだと主張する古久澤。

しかしマリコは「蓄電池ではなく◯◯。そうなんでしょ」と耳元で囁く。

「ここからは仮定の話だ。もし私がそういうものを開発していたとして私を逮捕すれば、

その技術が海外へ流れるとは考えないのか。日本の科学者に尊敬がなさすぎる。

政府は国に科学者が必要だと本気で考えない。優秀な科学者は人として優遇されるべきだ」

「だからあなたは自分の罪を見逃すべきだというんですか」

「そうしてやっと科学はその国で発展していく。それが世界の現実だ」

「そんな科学者、いーえ、そんな科学、私は絶対に認めない!」

「やはり君は排除されるべき人間だ」

君嶋は古久澤に再び電話する。

マリコはビルへ。そこにはパイプのような仕掛けがあり、

閉じ込められてしまう。

大声を出すマリコだが倒れてしまう。

古久澤が現れ、倒れているマリコに近づく。

首元を触る。するとマリコは目を開け、腕を掴む。

「殺人未遂の現行犯で逮捕する」と土門が入ってくる。

君嶋が調べたところによると、部屋にあった装置は

熱音響冷却装置。

これまでは500度の熱でマイナス50度まで冷やすことができた。

しかし古久澤の作った装置は、たった100度の熱でマイナス100度を作り出せる。神がかった技術だった。

途上国でエネルギーにできるが、恐ろしい武器にもなる。

マリコは高気密イヤープロテクターで音に反応しないようにし、

体内の気圧を上げるため大きな声を出し続けた。

熱音響は、牧村が認めた古久澤の科学だった。

それを海外の国に売り込んだが、急に断られた。

「軍事や科学に使われると研究者の良心を汚してしまうことになる」

奥居にそう言われたのだという。奥居はマリコと会ってそう思羽ようになったのだった。

「くだらん感傷で私との約束を反故にするとは」

「あの部屋にあったのは人類の科学ではない。人を殺すためのもの」とマリコ。

「すでに海外に流した。裁判でも言わない。日本に敵意を持つ国だ。優秀な科学者を大事にする国だ。これから多くの日本人を苦しめる。それが科学者を冷遇する国の末路だ。自分たちがした正義の選択に未来永劫苦しめばいい」

そう吐き捨てる古久澤。

マリコは土門に手紙を見せる。

文科省の科学教育官になった呂太からのものだった。

小学生と氷の花を咲かせた。

「子供たちのすごい、なんで、もっと知りたい、という思いに一緒に進みたい。その先にきっと明るい未来がある」

危険な目に遭いながらも、マリコはその手紙をお守りとして持っていた。

「科学をどう捉え、どう扱うか。

俺みたいな一般人もそれを考えながら生きなきゃいけないのかな」

「私たち科学者も、どんな意識を持って科学すべきか。

それを考えながら進まなきゃいけないのかもしれない」

その時、土門の割れた腕時計が秒針を刻む。

【科捜研の女2022】8話の感想とまとめ

今シリーズは、マリコ(沢口靖子)vs物理学者・古久澤(石黒賢)の対決が一貫して描かれ、最終決着の最終回でした。このお二人、同学年なんですよね。いやはやお若い。

一貫して、警察への協力姿勢を見せない古久澤の化けの皮を剥がすために、マリコは危険な賭けに。突然、大声を出すシーンは何事かと思いましたね。

そして君嶋役の小池徹平くんも今回は大活躍でした。

2023年も、また「科捜研の女」にお目にかかれることを楽しみに待ちましょう!

 

記事内の画像出典:テレビ朝日公式サイト

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