【科捜研の女】打ち切り説の信ぴょう性は!核心考察!沢口靖子と米倉涼子がまさかの!

テレビ朝日「科捜研の女」に打ち切り説が報じられている。一方で、継続説も浮上。現行の連続ドラマとしては史上最長の21シーズンを数えるレジェンドは本当に、打ち切りの可能性があるのか!? ネットの報道などから、考察してみた。

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【科捜研の女】に打ち切り説が浮上!

放送枠ごと消滅か

事件が水面下で発生している。

女優、沢口靖子が主演するテレビ朝日「科捜研の女」がその捜査対象だ。

1999年の放送開始から現行の連続ドラマとしては史上最長の21シーズンを数え、今年9月には初の劇場版が公開されたばかり。根強い人気があり、まだまだ現役かと思われたが、10月に「今シーズンで終了、放送枠ごと消滅か」という記事がネットに躍ったのだ。10月21日に配信されたNEWSPOSTセブンの記事によれば、理由は以下の通り。

考察1:視聴率の低下

今シーズンの初回平均視聴率は12.8%。同じテレビ朝日ので10月から新シーズンがスタートした人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の19%、「相棒」の15.2%を下回った。

考察2:個人視聴率の重視

近年のテレビ界は世帯視聴率より、個人視聴率を重視。世帯視聴率では健闘しても、個人視聴率ではスポンサー受けが良くないのでは。

考察3:木曜8時枠の消滅

テレビ朝日の木曜8時は、東映制作の「木曜ミステリー」枠だが、この枠がなくなるでは、というもの。

考察4:京都での撮影にかかる費用

科捜研は、京都府警を舞台にしている。東映京都撮影所で撮影しているが、1年に2クール、半年も俳優やスタッフが滞在するとなると、その滞在費用などは、東京で撮影することを考えればコストがかなり上がってしまう。

主にこの4つが「打ち切り」説の主要な記事の骨子だった。

手堅い中高年層向けソフトを手放す?

確かに視聴率はここまでの7話、9~10%で推移。爆発力はない。しかし、ある意味、2話以降でガクンと落ちるケースも多いドラマ界にあって、逆に平均的に安定した数字を残せる強力コンテンツなのだ。若者はテレビを見ないと言われるようになって久しいが、中高年層に安心のソフトが「科捜研」なのだ。テレビが若者の視聴者層を取り込もうと意識するのはわかる。そのために「木曜8時」枠を若者向けの枠にしようというのだが、それでも安全パイである「科捜研」のような手堅いソフトを手放すとは考えにくい。

科捜研の女

京都に半年も滞在するコストがネック

ただ、考察4のコストの問題は大きい。沢口靖子や内藤剛志ら大物俳優が京都に長期滞在し撮影をするとなると、宿泊のホテル代もバカにならない。せこい話だが、撮影休日の週末には東京へ帰ることになれば、スタッフも含め交通も相当な額になる。余計なお世話だが、「東京で撮影すれば済む」という声が出ても不思議ではない。

現に、今シーズンの第1話では、沢口演じる榊マリコに、東京転勤の話が浮上した。これがその伏線なのかと思わせたのではないか。

しかし、この記事が出た後、「後追い」記事は出なかった。

映画もヒットし、テレ朝に沢口の銅像が立つなんて話まで出るほどなのだ。芸能マスコミ各社も誰も現実味があるとは思わなかったのかもしれない。

そもそも「木曜8時」に若者がテレビを見るか、といった声や、1話完結ドラマの見やすさを挙げる人も多い。高齢視聴者を大事にするのがテレビの生きる道なのか。

科捜研の女

ドクターX・米倉との意外な関係性が

木曜20時から木曜21時へ

ところが、思わぬところで、「科捜研」の転勤先が浮上した。

それは同じテレ朝の米倉涼子主演の「ドクターX」の低迷記事の中で判明した。

12月6日に日刊ゲンダイがアップした記事は、「ドクターX」の視聴率が下落しており、瀬戸朝香や田中圭ら大物をゲストに入れたり、毛色の違う脚本家を入れるなど、テコ入れも歯が立たず、こちらも継続が厳しいという内容だった。

その記事になぜか、「科捜研」の文字が登場していた。

「ドクターX」は木曜21時枠で放送されていたが、後釜に「科捜研」が入るというものだ。記事では、「『科捜研』はテレ朝と東映が共同制作ですから、半ば永久的にオンエアされ続けるドラマでしょう」と綴られていた。

つまり、ドクターXは危ういが、科捜研は安泰で、しかも、木曜20時から木曜21時に格上げになるというのだ。

それでも視聴率では負けているが

「私、失敗しないので」の名台詞で米倉の代表作となった「ドクターX」だが、長寿のマリコさんに敗れる時が来るのか。そうはいっても、視聴率は15%をキープしており、「科捜研」よりは上なのだ。信憑性は定かではないが、マリコさんの行く末やいかに。

科捜研の女

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