【神様のカルテ】最終回のネタバレと感想!一止(福士蒼汰)、美桜(貫地谷しほり)の願いに究極の選択

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神様カルテ4話

テレビ東京スペシャルドラマ【神様のカルテ/2021】最終回のネタバレと感想!
【神様のカルテ】の最終回(第4夜)が2時間スペシャルで放送されました。
栗原一止(福士蒼汰)は最先端医療を学ぶべく大学病院に!
ハル(清野菜名)との間には子供もうまれ……。
【新章 神様のカルテ】の映像化・3月8日放送【神様のカルテ/2021】最終回のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。

動画配信【神様のカルテ】パラビで配信しています。(2021年2月現在。最新情報は公式サイトでご確認ください。

目次

【神様のカルテ/2021】最終回のあらすじ

【神様のカルテ】4話・最終回
栗原一止(福士蒼汰)とハル(清野菜名)


【神様のカルテ/2021】最終回のあらすじを紹介します。

【神様のカルテ/2021】最終回は、「新章 神様のカルテ」の実写化です。

栗原一止(福士蒼汰)は、最先端医療を学ぶため大学病院に勤務することに。第四内科第三班に所属。班長は「鬼切り」と呼ばれる北条(市原隼人)。
パン屋と呼ばれる宇佐美(北村有起哉)などに囲まれ、忙しい日々を送っている。
そんな中、がん患者・二木美桜(貫地谷しほり)を担当することになり……。

【神様のカルテ/2021】最終回のネタバレ

【神様のカルテ/2021】最終回のネタバレを紹介します。

栗原一止(福士蒼汰)大学病院勤務4年目

信州信濃大学病院に勤務して4年目。
栗原一止(福士蒼汰)は、大学院生という身分。
一止は、第四内科第三班に所属。

第三班のメンバー
・医師4年目の新発田大里(森永悠希)あだ名は利休
・研修医の鮎川めぐみ(矢作穂香)あだ名はお嬢
・班長の北条(市原隼人)
・医師のキャリア10年の一止

大学病院は、600床のベッドと1000人以上の医者。
各科の教授をトップにピラミッドを築く。

パン屋・宇佐美(北村有起哉)のパンの話

一止は吐血した患者の入院を頼むのだが、ベッドがいっぱいだという宇佐美(北村有起哉)

ベッド数をパンに例えて話しだす。

「飢えて死にそうな子どもが10人いる。パンは1個。10人に分けたら全員が死ぬ。そのパンによって生き延びられる子どもに与える。そして、次のパンを待つ。ここは本庄病院ではない」
と厳しいお言葉。

腎臓内科との合同カンファレンス。

鬼切りと呼ばれる北条先生、後ろの席で居眠り。

キャバクラで飲み歩いている北条先生はマイペース。堂々たる雰囲気を醸し出している。

吐血患者はなんとか入院できたが、ベッドが足りない、という一止。
北条先生から、パン屋にお願してもらうことに。

一止(福士蒼汰)とハル(清野菜名)に子ども

御嶽荘に帰宅。

出迎えるのは娘の小春と妻のハル(清野菜名)

そして、男爵(大倉孝二)

御嶽荘取り壊しの話が持ち上がっていて、男爵は心配をしている。

「明日の心配は明日の心配をする」というハルの言葉で、男爵も「そうだな」と。

**

日々の業務とアルバイト。
実験のための仕事は日曜日になる。

利休と鮎川が一止のもとに。
宇佐美に入院のことで拒否され、利休はかなりの抗議をした様子。

パン屋を怒らせたら大変なことだ、と注意をする一止。

利休は「先生からそんな言葉聞きたくなかった」と。

がん患者・二木美桜(貫地谷しほり)

砂山次郎(上杉柊平)ががん患者・二木美桜(貫地谷しほり)のカルテをもってやってきた。
手術は無理。抗がん剤治療か緩和ケアのみ、と上層部が二木夫婦に告げたという。

美桜の希望は、一止に診てもらいたい、ということ。
美桜は29歳。夫と7歳の娘がひとりいる。

カンファレンスで、柿崎先生らが、若い医師にとっても勉強になる、ということで美桜のベッドが確保できた。

こうして美桜の治療を一止がすることになる。

美桜夫婦に、一止が治療の説明をする。

美桜は、一止が本庄病院で美桜の父を看取ったと言う。
9年前の研修医の時代だ。

「その時もやまない雨はない、と励ましてくれた」と美桜。

**

「岡さんが下血した」と鮎川。
岡信弘(濱津隆之)は鮎川が初めて担当する患者。

**

宇佐美から「ベッド回転をはやめろ」と注意を受ける一止。

北条は相変わらず酔っている様子。
「利休を守ってやらないとアイツ地方に飛ばされちゃうかもよ」と北条。

そこに利休が。

利休はどうしても宇佐美のパン屋方式に反対をする。

・ベッドを空けるために、患者の治療法を変えたりすること。
・他の科にはベッドが空いていても譲り合いがない。

利休はそこがどうしても納得できないのだ。

一止も気持ちは理解できるが、

「大学病院で医者はどうあるべきか考えている」と……。

一止が真面目に答えてくれたから救われました、と利休。

一止は

「真面目とはね、キミ、真剣勝負の意味だよ」
と夏目漱石の名言を伝える。

**

岡さんは、トイレに行くのが恐怖だと言うが、鮎川は
「私が絶対に治します」と断言。
やる気満々。

**

御嶽荘の夜。

一止はハルとコーヒーを飲む。

至福の時。

御嶽荘の大家が訪れたとハルは話す。

なんと、御嶽荘は築100年だと。

一止(福士蒼汰)の約束

美桜の治療を始めて2週間。
現在、感染症対策で面会謝絶。

鮎川は薬を変えるべきだ、と。

美桜の娘のリサがやってきた。
「ママ、治る?」

「お医者さんは魔法使いではない。だから、絶対に治すとは約束できない。しかしながら、やれることは全力を尽くしてやる。それだけは約束する」
とリサの手を握り一止は誓う。

岡(濱津隆之)の病

岡さんの検査の結果。腫瘍が見つかった。
膵癌かもしれない。

岡さんが再び下血。
岡さんと美桜のレントゲンを診る一止。
とても似ている。

宇佐美から、鮎川が当直を手伝っていたことで注意を受ける。
夜間に研修医を働かせることはタブーなのだ。

宇佐美は、ベッドの空き状況を確認するために、手書きをしている。
この時、岡さんの病状について宇佐美に話す。

第一外科・第四内科の合同カンファレンス

岡の病状について。

柿崎先生の意見を求められるが、柿崎はボストンにいっていて不在。
柿崎の帰国を待つことは、進行がんだと危険だ。

そこで次郎が「内科と連携して術前検査をする」と言い救われる。

**

久兵衛にて。

マスター(坪倉由幸)から、修行時代の話を聞く一止。

「悩むのは成長していること」と言われる。

そこに、柿崎から電話が。
「岡さんはガンではありません」

宇佐美は一止からの話を聞き、岡さんの写真をメールで柿崎に送っていたのだった。
おかげで、的確な診断をすることができたのだ。

岡さんは、その後、投薬治療で回復をはかる。

患者・二木美桜(貫地谷しほり)と向き合う一止(福士蒼汰)

早朝。

美桜は、病室をでて外を眺めている。
そこからは、夫と娘が遊んでいるところが見えるのだ。

「家族が一緒にいる、そんなことがこんなにも貴重なことだったとは。元気な時には全然気づかなかった。悔しい」と美桜。

一止は、美桜の抗がん剤を変更。
美桜は2週間後、退院。

**

鮎川と利休は、一止の治療が正解だったと話している。

「患者が一番大切にしていることを一番大切にする。それが俺の真剣勝負です」

と利休。

北条先生と鮎川から笑われる。

**

1週間後、美桜が発熱し搬送されてきた。

美桜は入院を拒んでいる。

「こんど入院したら家に帰れない。家で死にたい。このまま帰らせて」

と哀願する美桜。

夫は治療を受けてくれ、と美桜に頼むが、美桜は拒むばかり。

一止は「入院しない方法で進めましょう」と、方針を決めた。

なんと、一止は麻酔で美桜を眠らせ、抗生剤を投与して熱を下げるという方針。

麻酔を多く投与するのは、利休のせいになるのだが、利休は承諾。

美桜が目覚めると熱はさがり帰宅。

**

岡は退院。
鮎川は喜ぶ。

**

一止(福士蒼汰)の方針

宇佐美から報告。

なんと、美桜と岡の症例をかいた北条の論文が世界に認められたのだ。
「これもみんながキツイ臨床を支えてくれているから」
と北条は挨拶。

この日からほどなくして、美桜に抗がん剤が効かなくなった。

美桜は「死ぬ時は家で」と一止に話す。

**

御嶽荘に帰ると大家が訪ねて来ていた。
男爵と一止と大家とで酒をのみ、意気投合。
御嶽荘の取り壊しの件はなくなった。

**

美桜の状態が悪いと連絡がきている。
美桜は病院には来たくないと言っている。

一止は北条に報告。
「仕方ないな」と北条。

美桜を背負って連れて行く、という一止。

「ただでさえ3班はパン屋のブラックにのっている。俺もこれ以上、見逃せない。パン屋を怒らせたら、飛ばされる」と北条。

「ルールが大事な医局なら、どこに飛ばされようが仕方がない」
と一止。

鮎川と利休もついていくと言い出し、3人で美桜の家に。

**

「今度は入院になります」
と一止は美桜に告げる。

「そんな理屈、もういいんです。薬は何パーセント効果があるとか、あとどれくらい生きられるとか、そんな理屈よりお医者さんならどうして私がこんな病気になったのか教えてください。また病院に閉じ込められて帰って来れないのが怖い。今度、入院したら帰ってくる力はもうない」と美桜。

この時、夫が窓をあける。

外にはそば畑。

「今年もそばを食べよう。だから、頼む。治療を受けてくれ」

と美桜に頭を下げる。

「あなたにあとどれくらいの時間があるか私にはわかりません。あと3か月なら、今を生きることに意味はないですか。あと1か月なら、今死んだほうがましですか。そんなことは断じてない。私はリサちゃんと約束をした。医者として全力を尽くすと」

美桜は納得し、救急車を呼んだ。

北条(市原隼人)の野心

宇佐美から「アルバイト禁止」と言われる一止。

そこに北条がやってきて「もう少し処分を甘く」と。

鮎川がついて行ったことで、処分をしなくてはいけない。研修医を処分したら、評判が落ちる。来年度、希望者が減るかも、とさりげなく脅す。

アルバイト禁止は1か月でいいと、宇佐美。

北条に感謝する一止。

北条は自身のことを語る
「内科医3年目の春、地方に飛ばされた。医者は二人だけ。院長が過労で倒れた。毎日が修羅場だった。その時、医局に泣きついた。医局から医師がきた。医療崩壊を止めたのは大学病院だ。医者のいない地方を医局が支えている。だから、俺は医局でのしあがる。そのために論文もかく。おべっかも使う。この権利主義をとっぱらい、風通しをよくしてやる。俺がトップになったら栗ちゃんみたいな医者が右にいる。これは真剣勝負だ」

**

ハルは山岳写真をそろそろ始めると打ち明ける。

「山に行く時は小春をお願します」

「もちろんだ」と一止。

アルバイト禁止で家計が厳しくなることを謝る一止に

「大丈夫です」とハル。

美桜(貫地谷しほり)の意思

入院中の美桜を散歩に。

外が見える廊下に連れていく一止。

美桜
「一日でも力を尽くして生きなくちゃいけない。それを教えてくれた先生を信じると決めたからです」

「勇気とは重圧の中での気高さである。帰れます」

と一止。

抗がん剤をやれば帰れなくなる、そして、治療を中止することを決意する。

鮎川と利休に「完治を諦めるのですか」
と問われ

「そうだ」と一止。

訪問看護婦とのカンファレンス。

訪問看護婦からは推奨できないと言われる。

訪問看護婦からは「転院させればいい」と言われ、利休は感情があふれてくる。

「あんたらはバカですか。二木さんは家に帰りたいと言ってるんです」

一止は、一旦は利休を叱るも、利休の味方。

「美桜さんは冷静ではない。ご主人は不安で仕方ない。当然のことだ」

しかし、話は平行線。

**

一止は大狸先生(北大路欣也)のところに相談に行く。

大学病院からの患者を受けると医者の補充ができなくなる、と大狸先生。

一止は「そこをお願いします」と頭を下げる。

そこに外村(新山千春)

外村は訪問看護婦に異動していた。
美桜の訪問看護は外村が引き受け、訪問医師は大狸先生が引き受けてくれた。

東西(大島優子)とも会う。


**

翌日から、外村は美桜と夫と話し合いをし、1週間後、美桜は退院。

美桜
「ろうそくの火は一瞬、大きく炎をあげる。今がその時なのかな、と何度も思いました。でも消えません。そのたびに、こうやって、かすかな火を先生が囲って守ってくれたから」

と手のひらで覆う形をする。

「私、しっかり生き尽くします」美桜は微笑む。

一止はリサを呼び止め
「リサちゃん、頼みたいことがある。どんなに大変なことがあってもママの前では笑顔でいるように」と。
リサは頷く。

一止(福士蒼汰)に外村(新山千春)から「おつかれさま」

宇佐美に呼ばれる一止。

美桜の退院の件だ。

「このパンは小さくはない。大きくたんまりとある。そのパンは大学病院で蓄えられている。私ならパンをぶんどって飢えた子供たちにあげる。大学病院は、貴重な特別なパンを配ることを忘れている。パンの話は結構、私は患者と話がしたい」

と一止は言い放った。

この日以降、静かな日が続いた。

外村から連絡が入る。美桜の状態は悪化している。

「朝までもたない。来ちゃだめよ」と外村。

久兵衛に一止と次郎がいる。

外村からメールが来る。

<23時55分、おつかれさま>
それは、美桜の死を意味するものだった……。

ラストネタバレ

一止が出勤する朝。

病院の食堂でお昼を食べよう、とハルと小春と約束をする。

病院長に呼ばれていくと、一止は班長に抜擢。

柿崎先生はセンター長に。鮎川も臨床に。

水島教授の判断だった。

水島教授
「多くの医者が一丸となった医局より、まとまりきれない困った医者がいる医局のほうが素晴らしい医療を提供できる。宇佐美くんはパンの話をするだろう。キミは患者の話をしなさい」

宇佐美から手紙をもらう。

それは、美桜の夫からの感謝の手紙だった。

最後に……

<先生、ありがとう。二木りさ>

とりさの文字が。

「栗原君、ご苦労だった」と宇佐美。

ハル(清野菜名)の愛

お昼。

病院にハルと小春がやってきた。

手を繋ぎ歩く。

人事異動のことは気にならないか、という一止。

家族が一緒ならどこにでも行きます、というハル。

鮎川と利休が手を振っている。

「走れ」

一止は小春を抱き、ハルと走る……。

<終わり>

【神様のカルテ/2021】最終回の感想

【神様のカルテ/2021】最終回の感想を紹介します。

神様のカルテ もっと早く出会いたかった、いい話だ、、、 見てる間お母さんにめっちゃくちゃ「これすんごいいい話だね!」って話しかけてた 見た人全員お医者さんに憧れ抱いちゃうわー

何種類もある化学療法のそれぞれのメリットデメリットを相手の背景や解釈モデルに合わせて選択するのはすごく難しいことだと思ってるよ  神様のカルテは「”患者さん”を見ること」の大切さを教えてくれるから、私はほんとうにこの作品と出会えて幸福だと思ってる

ハル(清野菜名)の愛が素敵すぎ

【神様のカルテ】の最終回は、死するときどう終わらせるかを問うストーリーでした。
二木美桜(貫地谷しほり)の死は、誰にもどうにもならない、神様がくれた悲しみ。最後に一止(福士蒼汰)が美桜の思い(家で死にたい)を叶えたことが救い。そして、娘のりさとの約束「医者は魔法使いじゃない」というセリフは胸に刺さりました。
原作【新章 神様のカルテ】にストーリー展開はほぼ忠実。一止の思い、そして、北条(市原隼人)の野心もまた素敵。
美桜の言葉からたくさんの気づきがありました。
「家族と過ごす幸せ」を忘れないように……。
ハル(清野菜名)の愛がとてつもなく素敵。最後に一止の笑顔でほっこりと“人生の春”を感じました。

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記事内画像:ドラマ【神さまカルテ】公式サイト

神様カルテ4話

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