【祈りのカルテ】最終回のネタバレ!広瀬(原田泰造)の役作りと演技に涙が止まらない!

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【祈りのカルテ】最終回のネタバレ!広瀬(原田泰造)の役作りと演技に涙が止まらない!

今回の記事では【祈りのカルテ】最終回「緩和ケア科」のネタバレとレビュー、感想をお伝えします。

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【祈りのカルテ】配信情報

【祈りのカルテ】放送後からhuluで配信予定。

さらにhuluでは日本テレビ系の名作ドラマも多数配信中。

目次

【祈りのカルテ】最終回のネタバレ

広瀬(原田泰造)の過去と罪

諏訪野良太(玉森裕太)の最後の研修先は緩和ケア科。指導医は窪啓太郎(髙嶋政宏)。

窪は「緩和ケア科とは患者の人生の最後に深く寄り添う科。この経験は糧になる」と説く。

そして、良太は広瀬(原田泰造)の主治医となる。行きたい場所など尋ねるも広瀬は「もう心残りなんてないよ」と静かに答える。

その後、良太の元に警視庁捜査一課の刑事・桜井公康が訪ねてきて、広瀬の過去について聞かされる。

広瀬の過去

  • 24年前、広瀬は警備をしていたビルから金を盗んだ
  • 防犯カメラに大きなボストンバッグを抱えて出ていく広瀬の姿が映っていた
  • そのバックから盗まれた金の一部と子供へのプレゼントが発見された
  • その時、広瀬は桜井に激しく抵抗し現行犯逮捕された
  • 実刑が確定し、広瀬は7年服役した

だが、窃盗に関しては冤罪の可能性がある。先輩警備員の服部という人物が容疑者に上がっていたが、事件後に事故で死亡した。

広瀬に罪を着せるために金をバックに入れた可能性もある。

自責の念に駆られた桜井は定年前に真実を明らかにしたかった。だが、広瀬は会ってもくれない。

そこで息子の良太に説得して欲しい、という。

良太が広瀬に対してやるべきことは?

思わぬところから広瀬が実の父親と知らされて良太は驚きを隠せない

当時を知る冴木(椎名桔平)から話を聞く。広瀬は家族に迷惑を掛けられない、と離婚。連絡を断った。

冴木は良太に「医師として最後の瞬間まで看る。あるいは息子として警察に協力することも出来る。しっかり考えて決断するんだ」と説く。

良太は頭の整理が付かないまま広瀬の元へ。「進路で悩んでいる?じゃあ俺がピッタリの科を考えてあげる」とする。

百薬荘にて良太は同期のみどり(池田エライザ)と裕也(矢本悠馬)に相談。2人も今出来ることを全力でやるべきだ、と同じ答え。

広瀬の頼み

翌日、広瀬は良太に「同期を紹介して欲しい」と頼む

  • 谷川(YU):クールだが熱い男
  • 橘(堀未央奈):ホワンとしているけど時折核心を突く
  • 牧村(濱津隆之):年上だけど気さく、一番医療に向き合っている

すると2人はみどりと裕也に遭遇。

  • みどり:一番優秀、血の抜くのが趣味
  • 裕也:冴木先生の息子

3人で今は百薬荘に住んでいる。広瀬も研修中に住んでおり、「倉庫の壁に落書きをした」と教える。

同期を紹介する良太の顔は楽しそう。もうこれで心残りはない

広瀬の本心

良太は心残りとして冤罪について話を切り出す。だが、広瀬は「もう終わったことだから」と答える。

その夜、良太は桜井に報告。桜井によると残りの金が見つかれば広瀬の冤罪を証明できる、という。

翌日、良太が広瀬の元へいくと進路について考えていた。だが、広瀬の容態が急変してしまう。

良太は看護師に治療を指示。だが、窪は「無理な治療ではなく、苦しまずに逝けられるようにするのも1つの手」と説く。

良太は治療を続行。広瀬の様態は安定する。循環器内科で身につけたことが役に立った。

広瀬は良太に本音を打ち明ける。「良太先生だけは信じて欲しい。金は盗んでいない」と

この心残りがあるからこそ自分は治療を優先した。

良太は当時のことを覚えている人を尋ねる。が、もういない。自分と同じ悪性腫瘍で亡くなってしまったから。

百薬荘にて良太、みどり、裕也は広瀬が書いた落書きを発見。3人は思い思いの落書きを書き加えていく。

一方、冴木、立石(松雪泰子)、広瀬は酒に見立てた水で乾杯する。最後に同期と過ごせて広瀬は満足だった。

その後、良太は幼い頃に父から貰った壊れたおもちゃを見る。そして、今まで得たことからある仮説に辿り着く。

過去の事件の真相

翌日、良太は広瀬に「無実が証明されました」と告げる。

悪性腫瘍の原因はアスベスト。24年前には改修が義務付けられていたが、漏れていたとしたら?

桜井に頼んでビルの二重天井を調べて貰ったら残りの金が発見された。真犯人は事故で亡くなった服部。二重天井に隠してそこからアスベストが漏れたのだろう。

広瀬がバックを取り戻そうとしたのは子供へのプレゼントが入っていたから。

良太「僕を守ろうとしてくれたんだよね?お父さん!!」

広瀬「良太、ごめん。でも良太の姿を見れて幸せだった。最後に父親にしてくれてありがとう。」

良太はそっと広瀬の手を握る。

良太「お父さん、病院は患者さんを元気にするところなんだ。だから最後の最後までお父さんの心を元気にするから。」

最終回の結末

その後、2人は庭に桜の苗木を植える。広瀬は花が咲くまで生きられないかもしれない。良太は桜に負けないくらいの立派な医者になる、と約束する。

広瀬は「死んだら開けて欲しい」と考えた良太の進路について書いた紙を渡す。

研修最終日、良太達は荷物をまとめて研修室を後にする。

桜の苗木に花が咲いた頃、良太は広瀬の紙を開ける。予想は正解。良太は循環内科に進んだ

良太「じゃあ行ってきます。お父さん。」

父との約束を果たすべく、良太は医師として懸命に働くのだった。

【祈りのカルテ】完。

【祈りのカルテ】最終回のレビューと感想

【祈りのカルテ】最終回は親子の絆の回。良太は広瀬の病気から原因、そして冤罪まで見事に証明しました。

広瀬の最期の時は書かれませんでしたが、息子と過ごし心残り無く旅立てたのでしょう。

良太が最終的に選んだのは循環器内科。そこで出会った患者が最も心に残ったから(第5話)。

広瀬の考えも見事に的中。本当の親子だから言わなくても分かっています。

広瀬(原田泰造)の役作りと演技に号泣

そして、最終回のMVPは広瀬を演じていた原田泰造さん。だいぶ痩せており、役作りに打ち込んだのが見て取れます。

その情熱と圧巻の演技力で最期の時を迎えようとしている患者、良太(玉森さん)とは本当の親子にしか見えませんでした。

【祈りのカルテ】は最後まで暖かく、ほっこりするドラマでした。

9話「腎臓内科」<<

画像の引用元:祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~|日本テレビ

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