【ハヤブサ消防団】のネタバレ!原作のあらすじ結末からドラマ最終回まで!
【ハヤブサ消防団】のネタバレ!原作のあらすじ結末からドラマ最終回まで!
2023年7月期のテレ朝木曜ドラマ【ハヤブサ消防団】原作の池井戸潤のホラーミステリー小説のあらすじ・ネタバレ・登場人物とドラマのネタバレをまとめていきます。予習・復習・考察のおともにどうぞ。
【ハヤブサ消防団】の原作は池井戸潤の小説!
【ハヤブサ消防団】の原作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』で知られる池井戸潤の小説です。ビジネスものが多い印象の池井戸潤の作品にしては、ちょっと異色なホラーミステリー。
池井戸潤・著『ハヤブサ消防団』/集英社
【ハヤブサ消防団】のあらすじ
「明智小五郎賞」を受賞して、羨望のデビューを果たしたものの、次作以降が鳴かず飛ばず。崖っぷちのミステリー作家が移住した長閑な山間の町で起こる、連続放火事件の真相、その裏にうごめく黒い陰謀と因縁を突き止めていくホラーミステリー。一見、犯罪とは無縁に見えるあの人もこの人も怪しい!主人公と一緒に読者も疑心暗鬼に陥りながら、二転三転しつつ真相に近づいていく感覚を味わえる、スリル満点の小説です。
【ハヤブサ消防団】ドラマのネタバレ
ドラマ【ハヤブサ消防団】のあらすじネタバレを各話まとめていきます。
【ハヤブサ消防団】1話のあらすじネタバレ
太郎がハヤブサに
三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリ作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞して、会社を辞めて作家業に専念したものの、その後は鳴かず飛ばずで、ネットでも酷評される毎日を送っていた。「小説れもん」の担当編集者・中山田洋(山本耕史)はサポートしてくれるが、編集長はもう諦めムード。
ある日太郎は、亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を見るため、山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。偶然出会った地区の住人・波川志津雄(大和田獏)に、父の実家「桜屋敷」に行き、墓参りをした太郎は、ミステリアスな美女・立木彩(川口春奈)を見かけ、またハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、移住を決意する。
消防団との出会いと三番目の火災
太郎は近所に住む同年代の青年で、子供の頃に遊んだこともあるという藤本勘介(満島真之介)に誘われ、地域の飲み会に参加。分団長の宮原郁夫(橋本じゅん)、森野洋輔(梶原善)、徳田省吾(岡部たかし)たちから“消防団”への入団を勧められる。山原賢作(生瀬勝久)は無理に入団させることもないと口を挟み、郁夫と対立。2人は昔から犬猿の仲だ。
“団”と名がつくものは苦手、運動部に入ったこともなく非力な太郎は自分には似合わないと、いったんは入団を断る。
その直後、波川志津雄の自宅で火災が発生する。波川は親切に道案内をしてくれた人。波川の妻で足が不自由なフミは火災時に家の中にいたが、賢作と郁夫が救出した。
幼き太郎の小説
後日、波川が消防のお礼にやってくる。波川とフミは以前この家に遊びに来て、太郎が子供の頃に書いた小説を父の勝夫が見せたという。太郎は5歳のときに書いたヒーローものの小説を発見する。
ハヤブサの守り神が怪獣からハヤブサを守るというストーリー。勘介が一緒に遊んだと言っていたのはそのヒーローごっこだった。
太郎も記憶を取り戻す。ハヤブサ地区に引っ越したことが自分のルーツに近づくことになるという感覚が手応えに変わる。覚醒したように「小説れもん」の連載を書き上げると編集担当の中山田も絶賛し、これを起死回生の作品にしようと励ます。
太郎は、自分も自分の手でハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。新団員誕生に、大はしゃぎで記念撮影をする消防団員たち。実はハヤブサ地区では今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。団員たちは連続放火事件を疑っているという。
波川の家の火事も放火なのか — —!?
放火犯人? 山原浩喜が行方不明に
太郎は太陽光パネル設置の件で波川と揉めていたという、山原浩喜(一ノ瀬ワタル)と出会う。札付きのワルだとの噂通り、見た目も怖い浩喜。太郎も最初は恐れるが、野菜や肥料を持ってきてくれたり、草刈機の使い方を教えてくれたり。ぶっきらぼうだが悪い人ではなさそうだ。それが証拠に「ハヤブサはどう?」と聞かれて太郎が「引っ越してきてよかった」というとはにかんで微笑んだ。
その浩喜が行方不明になり、ハヤブサ消防団は捜索に駆り出される。浩喜の車が発見されたところから山中や淵を探していると、突然、浩喜の水死体が浮き上がってきた!
立木彩(川口春奈)は浩喜が太郎にくれたようなきゅうりをかじりながら、太郎の小説を読んでいた。太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業担当・真鍋明光(古川雄大)は営業活動をしていて…。
【ハヤブサ消防団】2話のあらすじネタバレ
消防操法大会と浩喜の噂
三馬太郎(中村倫也)は連日、入団したばかりの消防団の練習に駆り出されてヘトヘト。各地区の消防団が訓練の成果を披露する“消防操法大会”の開催日がもうすぐ。分団長の宮原郁夫(橋本じゅん)はピリピリしていて、いつも以上に山原賢作(生瀬勝久)と激しく口喧嘩している。
居酒屋「さんかく」でも、連続放火事件の犯人が先日遺体で見つかった山原浩喜(一ノ瀬ワタル)だというウワサが広まっている。もともと不良だし、素行が悪かった。波川(大和田獏)が土地を売ってソーラーパネルをつけたことが気に入らずに怒鳴り込んだとか。
しかし、太郎にとっては家庭菜園を作る手助けをしてくれたり、肥料や野菜を持ってきてくれたやさしい人。「ハヤブサはどうよ」と聞かれた太郎が「引っ越してきてよかった」と言ったとき、かわいく微笑んだ浩喜が放火犯だとは思えない。噂が広まるのが早すぎることにも違和感も覚えていた。
町おこしドラマで彩と急接近
太郎は消防団員で町役場土木課勤務の森野洋輔(梶原善)から「相談がある」と呼び出され、役場の企画課員で町おこし担当の矢内潤(岡本篤)と、墓参りのときに見かけて気になっていた謎の美女・立木彩(川口春奈)からハヤブサの町おこし動画企画のドラマの脚本を書いてくれと頼まれる。連載原稿も消防操法大会もある。簡単にはできないと断ろうとする太郎だが、彩から、それだからこそプロの作家である太郎に頼みたいと言われて、引き受ける。
事件が起きて、それを探偵がハヤブサの観光名所を巡りながら解決していくというミステリー。ベタベタな企画だが、森野たちは乗り気だ。
順番が回ってきた灯明係もこなしつつ、原稿を何とか書いているが、疲れているのはオンラインでミーティングする編集者の中山田(山本耕史)にもバレバレ。執筆を最優先にと言われたところで、今度は寺当番だと近所の人が知らせに来る。
波川の高額寄進と真鍋の営業
太郎は寺当番の役目を果たしに随明寺へ。江西和尚(麿赤兒)を待つ間に、寄進額が書かれた短冊が目に入る。波川が300万円も寺に寄進していたことに驚くが、江西は屋根の修復に対する寄進だと説明しつつも「波川さん?」と一瞬戸惑う。
江西は太郎の小説のファン。太郎は単行本にサインをする。浩喜が放火犯という噂が広まっていることを話すが、江西は自分の耳には届いていない、本人にはもう何も言えんからね、と意味深に言う。
居酒屋「さんかく」で勘介(満島真之介)と呑む太郎。波川が300万円寄進したことや、浩喜の噂が早く広まりすぎていることを不思議に思っていると打ち明ける。
翌日、太郎のもとにルミナスソーラーの真鍋明光(古川雄大)が営業にやってくる。真鍋は太郎が作家であることを知っていて、持ち上げて営業をかける。太郎は波川が土地を売って取り付けたソーラーパネルのことを話に出すが、真鍋は「波川」と聞いてすぐには思い出せなかった。
太郎がルミナスの営業が来たことを話すと、「絶対に売ったらあかん」と言う郁夫。「それは太郎が決めることだ」と反論する賢作。なぜ2人は仲が悪いのか…?
彩とは理解し合えない?
彩との打ち合わせ。太郎がなぜハヤブサに来たのかを尋ねると、彩は気分転換と、新しい世界が開ける気がしたのが移住の理由だという。太郎が田舎の人間関係や役割の多さに戸惑っていることを打ち明けるが、「消防団は真剣にやってるだけ」「ハヤブサ全体が家族」「家族のために何かすることを面倒だと思わない」と畳み掛ける彩。家族なのに浩喜に悪意のあるウワサを広めるのかと返す太郎。
また放火事件が起きれば、浩喜の無実が証明される…と彩はつぶやいた。
消防操法大会で大失敗
消防操法大会の日がやってきた。村岡町長(金田明夫)の長い挨拶が始まる。
太郎が勘介に浩喜のことを警察でどれくらい調べているのかと聞くと、勘介が賢作に聞いてしまう。親戚ではあるが、もともと付き合いもないし何も聞いていないと賢作。
太郎は、取材に来た彩を見て俄然やる気を出す。ハヤブサの団員たちにも喝が入るが、太郎が操作に大失敗して町長や彩をはじめたくさんの人たちを水浸しにしてしまう。彩の前での大失態に落ち込む太郎だが、彩はずぶ濡れになりながらも、笑顔で太郎のことを撮ってくれた。
賢作と郁夫が犬猿の仲になった理由
消防操法大会の打ち上げで落ち込む太郎。賢作と郁夫がまたケンカを始める。
賢作と郁夫は、幼なじみでいつもつるんでいたが、高校時代に、ハヤブサの山口百恵と言われていた桃子という同級生を取り合うようになる。賢作がズルして修学旅行のバスで桃子の隣りの席を取った、郁夫が抜けがけ告白したことから犬猿の仲になった。
郁夫の妻・桃子(池谷のぶえ)が乗り込んでくる。かなりの恐妻で、郁夫を連れて帰る。俺にも桃ちゃんにケツを叩かれる人生があったかも、と言い出す賢作。俺が告白したときも桃ちゃんは優しかった… とクダを巻き出すのもいつものパターンだ。
噂を広めた犯人が判明!
太郎は何とか連載原稿を書き上げる。今度ハヤブサに遊びに来るという中山田。居酒屋「さんかく」で食事をしている太郎は、マスターの賀来武彦(福田転球)から、浩喜と波川は一緒に飲みに来たこともあるし仲は悪くなかった、波川は浩喜からときどき野菜をもらって喜んでいたと聞く。
太郎が浩喜の家庭菜園を訪れると、彩が声をかけてきた。近所に住んでいるらしい。消防操法大会の時のことを謝る太郎だが、彩は「いい写真が撮れた」「三馬さんがカッコよかった」と言ってくれた。
彩は、東京で脚本を書いていたことがあって、どこか太郎に負けたくないという思いから失礼なことを言ってしまったと謝る。太郎の小説が面白かったと褒めてもくれた。ハヤブサが好きだから、ここの人たちが浩喜の悪口を言っているのが嫌だ、本当のことが知りたいからと何かを調べて回っていると太郎は打ち明ける。
太郎は、営業スマイルで耕運機を運転するなど住民の手伝いをしている真鍋を追及。波川と浩喜が仲が悪いこともないし、浩喜が怒鳴りこんだこともない。太郎はウワサの出所を確認して回り、真鍋がウワサを広めた犯人だと突き止めたのだ。
なぜそんな悪いウワサを広めるのかを知りたいと言う太郎に、しらばっくれた真鍋は、いつものように作家としての太郎を褒めてお茶を濁した。
太郎は、先日ポストに入っていたシャクナゲの花の花言葉を調べる。それは「危険・警戒」だった。
帰宅した彩を真鍋が無言で見ていた。彩は、怯えるように急いで部屋に入った。
【ハヤブサ消防団】3話のあらすじネタバレ
彩の嘘
少しウキウキしながら服を選ぶ三馬太郎(中村倫也)。PR動画の脚本が仕上がったので、居酒屋さんかくで立木彩(川口春奈)とランチミーティングするからだ。太郎は家で見つけた古い写真の話や、山にいると誰かに見られている気がするという話をする。ハヤブサはスーパーナチュラルな場所だから何があってもおかしくないと彩。
役場の矢内から町長の反対でドラマの話がなくなったと連絡を受ける彩だが、太郎には自分から話すので誰にも言わないでほしいと頼み、太郎には自分が撮れることになったと嘘をつく。
中山田が消防団員と友達に
中山田洋(山本耕史)がハヤブサに遊びに来る。アロハを着てゴルフバッグを担ぎ、まるでハワイに行くような格好だ。鰻重を食べながら、浩喜の事件について尋ねる。
まさか殺人?
太郎の家。中山田は太郎の父の古いアルバムをめくる。太郎同様、シャクナゲを持った女性(小林涼子)のことが気になる。ほかの写真と同じ頃に撮られたとすれば30年ぐらい前のものだろう。薄暮ゴルフを楽しむ2人。中山田は太郎が消防団に入ったと聞くと「似合わない」と小バカにする。
太郎は中山田を居酒屋「さんかく」に連れて行く。鶏ちゃん(けいちゃん)など郷土料理は気に入る中山田だが、ガサツな藤本勘介(満島真之介)とは仲良くなれそうにない。
しかし飲んでるうちに、中山田は“中ちゃん”と呼ばれて消防団員とすっかり溶け込んでいく。
明日渓流釣りに行くなら、日が暮れる前に帰らないといけないと賢作が注意する。昔、飛び降り自殺した女性がいて、幽霊になってずっと彷徨っているとほかの団員たち。太郎は謎の女性の写真を団員たちに見せて聞き回るが、誰も知らないという。ハヤブサの人ではないのか…!?
一方、彩はPR動画の絵コンテを描いて町長に直談判しようとするが、町長は戻ってこない。
山の中に幽霊!
太郎と中山田は、日暮れ前に釣りを終わらせたものの、勘介の描いた地図が雑で迷子に。幽霊話が頭をよぎり怖くなる。誰かの懐中電灯の光を見つけて声をかけるが、なぜか彼らは去っていく。別の人影にスマホのライトを向けると不気味な老女がいた。幽霊だと驚いて逃げる2人。しかしふと何者かに見られている気配を感じた太郎が導かれるようにその方向に進むと林道に出られた。心配して探しにきた賢作と勘介と会えてホッとする。
謎の女性の正体が判明
翌日、彩が打ち合わせにやってくる。ハヤブサのPR動画の脚本の感想が聞きたいという彩に、とうとうと感想を言い始める中山田。迎えのタクシーが来たので仕方なく駅に向かうが、野菜無人販売所に立ち寄っていると、勘介の車と遭遇。同乗している祖母のヒデ子が写真の謎の女の正体を知っているかもしれないと聞き、中山田も太郎の家に引き返す。
・謎の女は川に身投げして幽霊になったと噂の山西倫子に似ている。
・よその地域の誰かの妾(愛人)で展子という娘を産んだ。
・男に捨てられておかしくなり自殺した。
・ハヤブサを出てからの展子の行方は不明。
シャクナゲを持った女性は、大人になった展子じゃない?
防犯カメラに犯人
賢作の家が火事だという知らせがあり、駆けつける勘介と太郎。賢作は煙を吸い込んで意識がなかったが、郁夫が必死に心臓マッサージを続けたおかげで一命をとりとめた。普段は嫌煙の仲だが、やっぱり無二の親友。
病院で賢作を見舞う郁夫。賢作は最近付けた防犯カメラに映っていた犯人の姿を見せる。
その頃、遠くから火事の煙を眺めている犯人?の姿が。車の中にはハヤブサ消防団の帽子が。
彩は怪しい老婆(野々山映子)の家にいた。映子とともにある女性の写真を見上げる。それはあのシャクナゲを持った謎の女によく似ていた。
【ハヤブサ消防団】4話のあらすじネタバレ
放火事件被害者の共通点
防火パトロールをする消防団。放火犯はハヤブサの中にいるのか、信じたくはないが…。三馬太郎(中村倫也)は亡き父の七回忌のため菩提寺“随明寺”を訪れ、放火の被害者たちが多額の寄進をしていることに気づく。また消防団員とすっかり仲良くなった中山田洋(山本耕史)から町おこしドラマ企画を町長・村岡信蔵(金田明夫)が中止にしたと聞き、自分にだけウソをついていた立木彩(川口春奈)を問いただす。彩は、完成した脚本を町長に見せて考え直してもらうつもりだったと釈明するが、2人は険悪なムードに。退院して飲み会に加わった賢作が、制作には助成金が出ていたはずだと言う。
村岡町長はドラマの代わりに、ハヤブサに残る伝説にちなんでツチノコを捜索するという町おこしイベントを開催。仕方なく駆り出された太郎たち消防団員だが、見つかったのはマムシだけ。太郎たちは、ルミナスソーラーの怪しい営業マン・真鍋明光(古川雄大)が町長と親しげにしている姿や、彩が町長にドラマ制作の再考のために頭を下げているところを見かける。
PRドラマ制作決定
寄進額の多い檀家が放火犯に狙われるのではないかと調べている太郎に江西和尚(麿赤兒)は、みずから“ワトソン江西”と名乗り協力することに。太郎の調べでは、放火の被害者たちは多額の寄進をした後に家や財産を失い、仕方なくルミナスソーラーに土地を売却していた。真鍋は町のあちこちで営業しているため、いつどこにいても怪しまれにくい。太郎は真鍋を疑う。
山原賢作(生瀬勝久)ら消防団員のおじさんたちは、ハヤブサと、太郎と彩のために村岡町長(金田明夫)の観光助成金の使い込みと不倫の事実を突きつけ、PRドラマの制作を許可させる。
彩はカルト教団の信者!
ドラマ制作決定祝いでみんなと気分よく飲んだ帰り道、蛍を見る太郎と彩。突然の雨に降られて太郎の家に行った2人は一夜をともにする。
翌朝、踊り出したいほどの幸せを感じていた太郎に、中山田が衝撃の事実を伝える。彩は、過去に新興宗教「アビゲイル騎士団」の広報として教団のPR動画を作っていた!「アビゲイル騎士団」は数年前、教祖と幹部3名が信者12名を拷問の末に殺害するという凄惨な事件で世間を震撼させていた狂信的な教団だった。
【ハヤブサ消防団】5話のあらすじネタバレ
手遅れです
意中の立木彩(川口春奈)と一夜を過ごした直後、三馬太郎(中村倫也)は、編集者・中山田洋(山本耕史)から、彩が新興宗教“アビゲイル騎士団”の元信者だと聞かされる。「アビゲイル騎士団」の教祖と幹部は逮捕されたが何も語らず動機も不明なまま死刑が確定。教団は自主的に解散したが、いまだに信者はどこかにいるようだ。彩は教団の広報として、PRビデオを制作していたという。
立木彩には近づかないほうが…
私たちってどういう関係?
町おこしドラマの撮影がスタートする。監督を務める彩のもと、消防団メンバーもエキストラとして参加。太郎も現場を手伝うが、彩と目を合わせることもできない。その態度に不安を感じた彩は「私たちってどういう関係ですか」と聞くが、太郎は答えることもできずに宿題となる。撮影現場にいる彩を真鍋明光(古川雄大)が冷たい目で眺め、写真を撮っていた。
太郎を心配した中山田が東京からハヤブサに駆けつける。
彩は連続放火に関わっているのでは?
彩の過去
太郎は意を決して彩に過去と教団のことを聞く。彩が「アビゲイル騎士団」に入信したのは、いつかはドラマか映画の脚本家や監督になるという夢を抱いて就職した「東京アーツムービー」でのパワハラがきっかけだった。脚本を社長に横取りされたり、ゴーストライターを続けろと言われ、心が壊れてしまった彩に声をかけてきたのは友人の滝川明日花(金澤美穂)。教団の顧問弁護士・杉森登(浜田信也)を紹介する。最初は「宗教なんて嫌だ」と思う彩だが、徐々に引き込まれ、教団のプロモーションビデオの制作を依頼されたこと、その作品が絶賛されたことで、救われた。
宿題の答え
彩は、事件後教団が解散してから、人目につきにくいハヤブサに引っ越した。ハヤブサもまた、自分を受け入れてくれている、そして太郎にも会えた…。でもきっと太郎は受け入れてくれないだろうと太郎の前を去ろうとすると、太郎は、意外な宿題の答えを告げる。
太郎は思い出したくない話を話してくれてありがとうと礼を言う。でもこんなときに空気を変えるような気の利いたことを思いつかない。言えるのは、「明日の晩御飯を僕が作るから一緒に食べませんか」ということだけ。といっても、得意料理が焼きそばレベルだけど…。
「空気を変えましたよ」と微笑む彩を太郎は抱きしめる。彩は、太郎がボードに付けていた山原展子(小林涼子)の写真を見ると目の色を変え、なぜか不敵な笑みを浮かべた。
【ハヤブサ消防団】6話のあらすじネタバレ
ルミナスソーラー真鍋に怪しい動き
立木彩(川口春奈)がカルト教団の信者で広報担当だったというショッキングな事実を受け入れ、交際をスタートした三馬太郎(中村倫也)。中山田洋(山本耕史)にも報告する。ハヤブサに来る前は苦戦していた連載小説も最終回の評判がよく、彩とともに過ごす何気ない日々に幸せを感じていた。
そんなある日、ルミナスソーラーの真鍋明光(古川雄大)が村西家に出入りしているのを見かける。村西家は随明寺に多額の寄進をし、かつルミナスソーラーから土地の売却を持ちかけられている5軒のうちの1軒で、太郎が推理する次の放火ターゲット候補の1つだった。そこに山原賢作(生瀬勝久)が張り込んでいた。
真鍋の忠告
賢作は、実は3年ほど前から観光客のふりをしてハヤブサを訪れる真鍋を見かけ、怪しんでいた。風景を撮りに来たというわりには家を観察していたりする。1年前、ルミナスソーラーに入り営業に来てからさらに不審に思い、ひそかに見張り続けていたのだ。
2人は消防団員に集合をかけ、真鍋が連続放火に関わっているのではないかという推理を伝える。消防団員たちは次の放火の標的を探るべく手分けをして聞き込みを開始する。太郎は中山田にルミナスソーラーについて調べてもらう。
太郎は随明寺の江西から最近数家が離檀したことを聞く。浩喜(一ノ瀬ワタル)から不審な人物を見たとか聞いていないかと尋ねるが心当たりはないという。寺を出ると真鍋がやってくる。自分を放火犯じゃないかと疑っていろいろ調べていることを真鍋は知っていた。消防団としての正式な調査ですという太郎に、首を突っ込みすぎるのはよくないと忠告する
中山田の調査結果。ルミナスソーラーは3年前に設立された新しい会社で、代表は枝島考太。真鍋が働き出したのは1年前。きついノルマがある、強引な営業など問題もあるらしい。本当にソーラーパネルを設置するのが目的なのか?こんな田舎の土地を何に使うのか。そんな話をしていると、太郎の家庭菜園に炎が上がっている。ホースで水を撒き消火する太郎は、怪しい人物を見かけて追いかけるが軽トラで逃げられた。
太郎の家に彩。太郎は放火事件を調べて回ったりやり過ぎだ。危ないことはしないでほしいが、やめてと言っても聞かないだろうから、せめて私にも教えてと告げる。
ハヤブサ分団。太郎は火事のことを消防団の5人に話し、『郭公は都会で笑う』のサイン会で1日東京出張があるので心配だと漏らす。郭公とは暗殺者のコードネームのことだ。
真鍋にハメられた!
これまで母屋が焼かれた放火被害者は留守中に狙われている。次に狙われそうなのは土地を売らない村西さんと加藤さん。加藤家は子供も3人いていつ不在になるのかがつかみにくい。村西家は明日から温泉旅行に行くため留守にする、さらに真鍋にその話をしているから狙われる可能性が高い。消防団は村西家を張り込むことにする。
真鍋が合鍵を使って家に入る。住居侵入罪になる!と賢作と郁夫が踏み込むと、本田巡査(古澤蓮)と警察署長の永野誠一(おかやまはじめ)がやってきた。通報したのは真鍋だった。真鍋は村西からうさぎのエサをやってくれと頼まれ、ついでに灯明の当番もやっておくことになっていた。永野の話では、3件の放火事件の際、真鍋にはアリバイの確認が取れているという。仕方なく謝る郁夫。
真鍋は太郎に、最初から関係性を築くのに失敗した。いつかお仲間になって作品について語り合えるようになりたい。最新作『郭公は都会で笑う』も楽しみにしていると言って去って行く。
消防団員に真鍋の仲間?
太郎は中山田とともに随明寺で坐禅を組む。そこに彩。
ハヤブサ消防団員の中に放火犯がいるなんてショック。省吾と森野とのゴルフも、疑心暗鬼になりそう
太郎の新刊のタイトルは、実は連載時のものから変更されていた。
- 『都会で鳴く郭公』→『郭公は都会で笑う』
それを知っているのは、太郎と中山田と出版関係者以外では消防団員の5人(郁夫・賢作・森野・省吾・勘介)だけ。消去法でいくと、自宅の火事で死にかけた賢作と、いつも太郎と一緒だった勘介は除いてもいいだろう。太郎は自宅の庭に火がつけられた日のアリバイ確認を住職に頼んだ。
残りは郁夫、森野、省吾。森野と省吾とはゴルフ友達でもある中山田は、動揺してペットボトルを落とす。その音を聞いた太郎は、自宅に火を付けて逃げた人物が慌てて何かを落としたことを思い出す。辺りを探すと、中山田がペットボトルに入ったベンジンを発見する。犯人はこれで火をつけたらしい。
居酒屋「さんかく」でPRドラマのクランクアップの打ち上げをする消防団員たち。和尚も加わり牡丹鍋(イノシシ鍋)をみんなでつつく。和尚は意外な経歴を話す。ハヤブサの出身ではなく、県内だが外様だった。東京でサラリーマンをしていたこともあるという。
帰りに星を見上げる太郎と彩。来月皆既日食が見られると彩。一緒に見ようと太郎。
三馬さんと私の何気ない毎日はずっと続きますか?
太郎はそう願っているが、ただその平和を脅かす人物がハヤブサにいる。そしてその人物が誰だかわかったと打ち明けた。
【ハヤブサ消防団】7話のあらすじネタバレ
太郎のサイン会で消防団が上京
最新作の書籍化を記念して三馬太郎(中村倫也)のサイン会が都内の書店で開催される。太郎にはもう1つの目的があった。消防団の藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)も研修旅行として上京し、サイン会へ。杉森登(浜田信也)も太郎に会いに来る。消防団員はみんな、久々の旅行と大都会に大はしゃぎ。
ハヤブサでは、彩が消防団の録画を見直して何かを見つけていた。随明寺にはまた離檀者が? 居酒屋「さんかく」では、ハヤブサには閑古鳥が鳴いているとぼやいていると大勢の客がやってきた。
太郎が放火犯を暴露
太郎たちはオシャレなレストランで食事をとる。太郎も団員との出会いを感謝する。勘介(満島真之介)が、消防団がいない間に放火されないか心配だと言うと、太郎は、放火犯は今ハヤブサにいないと言う。
太郎の家に放火したのは火に詳しい人物。2つのヒント、咳き込むような軽トラのエンジン音が誰の軽トラかと確かめた。それは徳田省吾(岡部たかし)の車だった。
もう1つのヒントはベンジン。みんなが牡丹鍋を食べているときに和尚が省吾の軽トラの荷台にベンジンがあることを確認し、アリバイがないのも省吾だけだった。
みんな、知っとったの? と勘介。
太郎が、家庭菜園に放火された時に聞いた軽トラのくすぶったエンジン音、その時間のアリバイから省吾(岡部たかし)が放火犯だと消防団メンバーに告げる。なんでだ!と迫られた省吾は、東京に憧れ。一度夢を見て上京したが負け組になった。でももうちょっと俺の人生、何かあるはず、それを知りたかったと言うが、これが動機ではない。
太郎が警察に言わなかったのは、その前になぜ放火したかを白状してほしかったから。家が燃えるということは人生が燃えるということなのに、どんな気持ちで自分が火を付けた家を消火してたのか。なんでだ?と理由を激しく追及する郁夫。
浩喜も気の毒だった。浩喜を殺したのは放火現場を見られたための口封じ。ハヤブサに戻ったら全部話す。もうちょっと待ってくれ。みんなに感謝の意を伝えると省吾はいなくなった。省吾は橋の上で自撮りしていた。
7話ネタバレ|放火犯・省吾の死の理由
中山田の出版社にいる太郎。2人は省吾の放火理由を考えるが埒が明かない。太郎は彩に電話するが、彩は出ない。誰かが来る。
太郎に省吾の遺体が上がったと知らせがある。省吾が死んだ?仲間を売ったと郁夫が賢作を責める。
メンバーが中山田が持ってきた花束を供える。省吾は今でも消防団の一員やと言う郁夫。
その頃ハヤブサでは、野々山映子(村岡希美)らが清々しい顔をして丘に立っていた。江西和尚(麿赤兒)は念仏を唱えている。
地元に帰った消防団メンバーは、ハヤブサにいつもより人が多いことに違和感を覚える。畑を手伝う人たちも、「さんかく」に来ている人たちもいつもと違う。
「三角じゃなくてマルにすれば」と言う客に勘介が「賀来だからサンカク。円なんかだっせぇわ」というと、客はみんな固まる。森野の携帯が鳴る。省吾のエクスチューブの通知だ。スマホ中の省吾は「王様の耳はロバの耳ー!」と言って笑っていた。そしてみんなにメッセージを残していた。
もうちょっとでハヤブサが、活気付くときが来るんや。隠し事は辛かったが、消防団以上に大事な使命だった。時間がかかるかもしれんが、いずれわかる。すべては必要なこと。しかし太郎くんにはビックリさせられてばっかりだった。(謎の女性の写真を見せたとき)。あのとき確信した。太郎くんもみんなもハヤブサに導かれとるんだ。これからはええことばっかりや!
その頃、杉森登は彩の家で、ハヤブサのPR動画に拍手を送っていた。
【ハヤブサ消防団】8話のあらすじネタバレ
彩はアビゲイルの仲間!
省吾(岡部たかし)の死にショックを受けた太郎(中村倫也)たちがハヤブサに帰るとなぜか多くの外来者で賑わっている。太郎が彩(川口春奈)の家へと急ぐ。するとそこに現れたのは、「アビゲイル騎士団」の後継団体、「聖母アビゲイル教団」の弁護士・杉森登(浜田信也)とルミナスソーラーの真鍋明光(古川雄大)。彩は自分たちの仲間であり、もう太郎には会わないと杉森。彩も太郎と目を合わさず部屋に入ってしまう。
アビゲイルの事件の真相
「アビゲイル騎士団」本部で殺された12人は、脱会希望者たちだった。彩に教団を紹介した明日香(金澤美穂)も脱会が許されずに殺された。その後、杉森はオンラインサロンで着実に信者を増やしていた。省吾もサロンの会員だった。彩をハヤブサに移住させていた。映像ディレクターの仕事を手配したのも杉森だ。
ハヤブサに多数の信者が流入
ハヤブサ地区には聖母アビゲイル教団の信者が多数、空き家に入居を始めている。人口たった1000人のハヤブサにすでに数百人の信者が住み始めている。このままではハヤブサが教団に乗っ取られてしまう。随明寺から離檀した人も増えている。省吾の居場所にも相談相手にもなれなかった…と悲しむ勘介、彩に騙されていたと憤る郁夫(橋本じゅん)。危機感を募らせた消防団は、警察署長の永野(おかやまはじめ)や村岡町長(金田明夫)に掛け合う。署長は取り合わないが、町長はまた不倫のことをネタに会見することを約束させられる。
8話のネタバレ
太郎の家に突然、野々村映子(村岡希美)が現れる。釣りのときに見た幽霊だ!と異常に怯える中山田(山本耕史)。映子が太郎の家に行ったと聞いた彩も太郎の家へ。太郎は「ぜんぶ嘘だったんですか」と問いかける。彩は「嘘はつきたくなかった」と答える。東京で省吾に真相を聞くということを太郎が伝えたのは彩だけだった。「真鍋たちに伝えたのか」「なぜ、そんな宗教を」。
「なぜ、なぜ、なぜ…」。太郎もほかの人と同じ。自分に特別なものを与えてくれたアビゲイルとともに生きることを決めたと彩。
あの夜、ここで話したこと(「三馬さんと私の何気ない毎日は続きますか?」)は何だったんですか…。
聖母アビゲイルの写真をここで見たので…。導かれるってこういうことなんですね。仲間になりませんか?仲間になれば私と三馬さんとの毎日も続きます。
僕と一緒にいたのはそのためだったんですか。
はい。太郎の反応を見た彩は「これで終わり」と別れを告げる。
彩は波川家の火災の後、放火と浩喜の死について杉森に「真鍋の仕業ではないか」と質問していた。
太郎と中山田は、アビゲイルの聖母だとわかった山原展子について考えていた。
教団施設で信者から大歓迎を受けた彩もまた展子のこと、自分が聖母の後継者になると教祖に言われたことを思い出す。ハヤブサは展子の生誕の地であり、自然と一体になることによって覚醒したアビゲイルの聖地だった。
太郎は中山田とともに展子のことを調べ始める。ルミナスソーラーが買い占めた土地に、信者たちが教団施設を作ろうとしているのを見た勘介はブチ切れ、郁夫に止められる。
居酒屋「さんかく」に杉森と信者がやってくる。消防団から話を聞いていたマスターの賀来(福田転球)は、杉森を追い返そうとするが、杉森は対話をしようと向かい合う。ハヤブサには人の流入が必要だ。我々がいることでの経済効果も大きい、仲間にならないかと言うが、もちろん消防団は拒否する。
町長は約束に反してアビゲイルのことは言わずに会見を終えた。
実は不倫相手がアビゲイルの信者で、補助金等これまで貢いだ金がアビゲイルに流れていることをバラすと脅されたのだ。それは賢作の甥・勝が暴露する。いつも町長に逆らわない森野(梶原善)も「町長なら町を守れ!」と檄を飛ばす。
随明寺を訪れていた消防団員たちは、信者たちを大歓迎する江西和尚に唖然とする。中山田との調査で展子と和尚につながりがあることを知った太郎は、随明寺に乗り込んでいく。
【ハヤブサ消防団】9話のあらすじネタバレ
味方だと思っていた随明寺の住職・江西佑空(麿赤兒)が“聖母アビゲイル教団”を受け入れたことにショックを受けるが、三馬太郎(中村倫也)は何か事情があると推測する。居酒屋さんかくに集まる消防団と中山田(山本耕史)は、近々、教団が“聖母降臨”の儀式を行う予定だと知る。発足以来、神格化し“聖母”として崇めてきた江西の亡き妹である山原展子(小林涼子)の後継者として立木彩(川口春奈)を“新聖母”だとするのではないか。儀式は皆既日食の日に開催されると推理する。
ハヤブサ消防団は、儀式を阻止しようと一致団結。中山田はここからは警察に任せたほうがいいと言うが、太郎たちは「ハヤブサは僕らハヤブサ分団で守らなければ」と決意する。
儀式当日。太郎は、自分を訪ねてきた映子と和尚から聞いた話から、聖母とされてきた展子の本当の人生を文章で綴って彩に読ませる。ユートピアなんてない、聖母なんていないと彩を止めようとするが、洗脳されている彩はなかなか聞く耳を持たない。
彩が町内放送で語り始めた言葉に、絶望を感じる太郎だが…。
最終回/9話のネタバレ
彩は、町で起きている放火事件や山原浩喜の事件、徳田省吾の死の真相を暴露する。自分は聖母ではないとも宣言し、町民と何も知らない信者たちに謝る。
彩を取り戻した太郎が2人で皆既日食を見ようとしていると、真鍋(古川雄大)が彩を猟銃で撃つ。身を呈してかばった太郎が打たれて倒れてしまう。
駆けつけた賢作が、省吾の仇…と真鍋に銃口を向けるが、親友の郁夫がその手を下ろす。
杉森も逮捕され、アビゲイルは解体したかに思われたが…。
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【ハヤブサ消防団】原作ネタバレ
【ハヤブサ消防団】の原作小説のあらすじネタバレです。
太郎が消防団員に
スランプに陥っているミステリ作家の三馬太郎は、亡くなった父の実家を整理しようとハヤブサ地区を訪れる。自然豊かでのどかな風景に魅せられた太郎は移住して、新しい生活をスタート。
ハヤブサ地区の消防団員から誘いを受け、入団する。太郎には全然似合いもしない消防団だが、次第にこの街を自分で守りたいという気持ちが芽生えていく。
連続放火事件/江島家火災は自作自演?
ハヤブサ地区ではすでに2軒の不審火による火災が起きていた。
太郎が移住してから初めての火災・3軒目は江島波夫(ナミさん=ドラマでは波川志津雄)の家。
ナミさんは、脳梗塞を起こしてから寝たきりの妻を抱えており深刻な財政難にあったため、連続放火事件に便乗した保険金目当ての自作自演も疑われる。資金調達のため、畑を太陽光発電の会社に売ったことで親戚の山原浩信と揉めていた。
郵便局長の吉田夏夫が火災発生の少し前に、ハヤブサの問題児・山原浩信をナミさんの家の近くで見かけたと証言。
連続放火事件/容疑者・山原浩信が行方不明に
3月31日の午後3時頃から山原浩信が行方不明になり、ハヤブサ消防団一同は捜索に駆り出され、河童伝説もある山深い滝壺で浩信の溺死体が発見される。
浩信は連続放火事件の犯人なのか?
反社とのトラブル?
太郎がハヤブサに来て、消防団に入って初めての火事が起きてから、謎の火災がまだまだ起きていきます。
連続放火事件まとめ
八百万町では、年の初めから6つもの放火事件が発生します。以下は原作より。
発生日時 | 被害者宅/場所 | 火災の原因 |
---|---|---|
1月27日(水)午後 | 山田崇彦の家 | 近くのゴミ焼却炉から飛び火? |
2月15日(月) | 富岡和夫の家 | 納屋にあったリコールが出ていた車から火が出た? |
3月28日(日) | 江島波夫の家 | 消防団の入退団式の最中、納屋から出火 |
6月?日 | 山原林業 | 事務所兼作業場から出火 |
10月2日(土)? | 信岡信蔵の家 | 八百万町産業文化祭の最中。台所から出火したという 目撃情報があるが、信岡の妻は料理はしていないと証言 |
11月下旬 | 吉田夏夫の家 | 夏夫から太郎に「助けてほしい」と連絡があった後に火災発生。 |
彩と太郎の恋の結末は?
太郎は「居酒屋サンカク」で見初めていた立木彩から、町おこしのPRドラマの脚本を書いてほしいと頼まれて急接近します。原作では太郎は彩に気があり、彩には恋心はなかったような感じで、2人が付き合うことはなかったけど、ドラマではどうなるでしょうか。
連続放火事件と犯人候補
ハヤブサでは、連続放火事件と思われる火災が6件も発生。犯人候補として上がってくる登場人物をまとめていきます。
江島波夫/波川志津雄(演:大和田獏)
太郎にも親切に接してくれた住民。太郎がハヤブサに来てから初めての火災の被害者。
犯人候補の理由
経済的状況から、連続放火事件に便乗した自作自演が疑われる。
山原浩信/浩喜(演:一ノ瀬ワタル)
ハヤブサ地区に住む札付きのワル。ヤクザとも繋がりがあるらしい。山原賢作の甥。ドラマでは浩喜。
犯人候補の理由
郵便局長の吉田夏夫が、江島波夫(ドラマでは波川志津雄)の家が火事になる少し前に江島の家の近くで目撃。
太陽光発電の件で江島と揉めていた。
江島家火災後に行方不明になる。山深い淵で溺死体となって発見されるが、自殺か他殺か不明。
真鍋明光(演:古川雄大)
太陽光発電企業「タウンソーラー」(ドラマでは「ルミナスソーラー」)営業スタッフ。ソーラーパネルの普及を目的に、所有する土地を太陽光発電に利用しないかと、ハヤブサ地区を回っている。
犯人候補の理由
昼間、町を回って営業をかけているので、いつどこにいても違和感がない。
火災の被害者が火災前または火災後に土地を売っている。
「タウンソーラー」は、カルト教団「オルビス・テラエ騎士団」のフロント企業。
放火して、家や財産を失った被害者が土地を売らざるを得ないように仕向けている?
土地を買い占めていく真の目的は?
立木彩(演:川口春奈)
映像ディレクター。東京からハヤブサ地区に移住した。映像系の専門学校の講師を務めるかたわら、ハヤブサ地区をPRする町おこしドラマ企画を立ちあげ、その脚本執筆を太郎に依頼する。田舎町にはなかなかいない美女で消防団員の憧れの的だが、中山田の調べにより、過去に重大な秘密があることがわかる。
犯人候補の理由
かつてカルト教団「オルビス・テラエ騎士団」の信者であったばかりか、広報を担当し、PR映像も作成していた。
なぜ東京からハヤブサ地区に移住した?
今でも「オルビス」と繋がっている?
信岡信蔵/村岡信蔵(演:金田明夫)
八百万町の町長。家は酒造で、地酒「ヤオロズ」が人気。ハヤブサ消防団のことを目の敵にしている。
犯人候補の理由
カルト教団「オルビス・テラエ騎士団」幹部であった江西展子とは異母兄妹。山原本家の血筋。
「オルビス」と繋がっている?
江西佑空(演:麿赤兒)
放火事件の被害者は、太郎の父の菩提寺でもある随明寺へ多額の寄進をしていた。
犯人候補の理由
江西展子とは、姉弟のように育てられていた。何かを隠している。オルビスの枢機卿?
ハヤブサに潜む悲しき因縁の相関図
太郎が調べていくと、意外な親族関係が判明していきます。
良家だったのに没落してしまった山原本家の末裔、江西展子は妾の子だったため、繊維問屋の江西家に養子に出されたが、その江西家も倒産し、佑空と展子は千葉の親戚の家に。
その後、展子が海外に行ったときに「オルビス・テラエ騎士団」の教祖・高斎と出会ったことから、展子の故郷=ハヤブサと「オルビス・テラエ騎士団/オルビス十字軍」との関わりができていったのです。
原作小説の結末
連続放火事件は、カルト教団「オルビス・テラエ騎士団」の教義を継承する「オルビス十字軍」が、聖母・江西展子のゆかりの地であるハヤブサに聖地を作るため、施設を建てる土地を買い占めていた。「タウンソーラー社(ドラマではルミナス・ソーラー社)は、教団のフロント企業で「オルビス十字軍」代表の杉森登が偽名を使って社長を務めている。太陽光発電の普及は、土地を売らせるための口実で、売らない家には放火。財産を失わせて、土地を売らざるを得ないように仕向けてきた。
放火と山原浩信と吉田夏夫殺害、三馬太郎を撃った実行犯は、営業マンの真鍋と信者の実行部隊。
【ハヤブサ消防団】は、7月13日(木)よる9時スタートです。ドラマのネタバレは毎週放送後に更新していきます。
記事内画像出典:ドラマ公式サイトより
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カルト教団です。ドラマでは「アビゲイル騎士団」と名称が変更されています。
オルビス騎士団って化粧水かなんかの団体ですか?