【ハヤブサ消防団】最終回ネタバレと視聴率!あの伏線回収が気になる!

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ハヤブサ消防団最終回

【ハヤブサ消防団】最終回ネタバレと視聴率!大満足でロスだけど、あの伏線回収が気になる!
9月14日に第9話/最終回が放送されました。怒涛の展開の最終回に満足とハヤブサロスの声。でもちょっと気になる伏線回収が…。今回は【ハヤブサ消防団】最終回のネタバレ・視聴率・感想について。

目次

【ハヤブサ消防団】最終回の視聴率

【ハヤブサ消防団】9話/最終回の視聴率は10.6%。自己ベストで有終の美を飾りました!

【ハヤブサ消防団】最終回のあらすじ

【ハヤブサ消防団】最終回のあらすじです。

新聖母に彩が降臨!?

随明寺にアビゲイルの信者が押し寄せる。「ようこそ」と信者を受け入れる江西住職(麿赤兒)に驚く消防団員たち。

太郎(中村倫也)は住職がアビゲイルの信者と思えず、真実を追及する。住職は展子(小林涼子)への償いのためにアビゲイルを受け入れた。私はこの魂を売った、展子を取り戻すために。

浩喜のことを知ったのは太郎たちが東京に行っている間に杉森登たちが来たときだった。

居酒屋「さんかく」には心配する中山田(山本耕史)も来ている。賀来夫妻(福田転球/氏家恵)が、客として来ていたアビゲイル信者が聖母降臨の儀式をやると言っていたとみんなに伝える。太郎は教本を参考に、また彩(川口春奈)が皆既日食の話をしていたことから、皆既日食の日に新たな聖母として彩を祀りあげるのだろうと予想する。そしてそれは明後日だ。

儀式を潰してやろうと意気込む賢作(生瀬勝久)だが、ここから先は警察に任せるべきだという中山田。消防団のみんなはハヤブサは自分たち分団で守ると心に決める。

太郎VS杉森

儀式前日。「さんかく」に杉森登(浜田信也)が現れる。ケイチャンはあるかと聞くが、仕込み中だと賀来。太郎が杉森を待っていた。

ユートピアはギリシア語から派生した造語だが、もともとはどこにもない場所という意味。ユートピアなんて存在しない。作家の仕事で重要なのは人の本質を見極めること。だから杉森に人を救う気なんてないと断言できるという太郎に杉森は、省吾を孤独から救ったのは消防団ではなく自分だと主張する。

太郎は、杉森がやっているのは結局、自分は世界を変えられるという安っぽいエゴだと批判、彩を孤独から救ったのも自分だと反論。太郎は、ハヤブサも彩も渡さないと宣言する。

儀式開催の場所で。儀式を潰すにはポンプ車で水をかけるしかないかと郁夫(橋下じゅん)らが話していると、警察署長の永野(おかやまはじめ)が「そんなことをしたら捕まる」と口を挟む。警察は警察で真鍋をマークしており、儀式には現れるのではないかと考えていた。捕まえるにはしっかり証拠固めをしないといけないから捜査情報は秘密にしていたのだ。

【ハヤブサ消防団】最終回のネタバレ

【ハヤブサ消防団】最終回のネタバレです。

展子の生涯

儀式当日。勘介は、省吾を思いながら、「自分は難しいことは考えず、ただみんなと楽しくやれれば満足だ」と涙ぐむ。それができるかどうかは太郎次第だと賢作。

太郎の家。太郎は映子や江西和尚から聞いた話を元にした「聖母アビゲイルの生涯」という小説を彩に読ませていた。

展子は父親の江西忠男に虐げられていた。和尚は展子をかわいがり、こっそりご飯をあげたりしていた。展子はハヤブサの話をよくしていた。しかし展子は1年も経たないうちに子供のいない遠い親戚に養子に出され、その家でも辛い目にあっていた。
展子は和尚を慕って戻ってきたが、暴君の父親に逆らえず助けられなかったことを今も悔いている。

展子は荒んだ人生を送っていた。夜な夜な男を誘ったり、万引きして捕まりそうになると痴漢だと言って騒いだ。

こんなのはウソ、侮辱だ。教本に書かれたことが真実だと彩。

展子は病気になり入退院を繰り返した。病院で出会った人づてに、のちにアビゲイル騎士団を創設するメンバーに出会う。外国人が「ノブコ」が呼びにくいからと自分でつけたあだ名が「ノビー」。でもそれが「アビー」になっていった。アビーはアビゲイルの愛称だ。

教団はそんな展子を聖母として利用した。余命僅かなことも好都合だった。教本に書かれたことが真実になる。展子は死んでもなお、信仰の対象として教団に利用されていた。住職は展子の遺骨を取り戻すために杉森登と取引した。

展子は聖母じゃない、皆既日食の日に死んだのでもない。

野々山映子とアビゲイル

映子(村岡希美)と展子は幼なじみで、大人になってから再会した。映子は人生に迷った時、当時展子が話していたアビゲイルを頼ったが、逆らうものには鉄槌を下すという、展子がいたころのアビゲイルとは異なるものとなっていた。展子が「威厳」の象徴としていたシャクナゲも「警告」のアイテムとして使用されている。

展子が聖母として歪んで崇められているのを知った映子は、教祖と話そうとするが、言うことを聞かない信者は杉森の指示でひどい制裁受けていると知ってしまい、自分も酷い目にあっていた。

映子は、ずっと心を閉ざしたふりをしてきたが、彩が「太郎という作家のことがアビゲイルと同じくらい大切になってきて、どうしたらよいか」と相談したことから、彩を助けるために太郎のもとにやってきたのだった。

聖母じゃなきゃダメ、アビゲイルじゃない太郎にはわからないと言う彩に、わからないよ!そんなに苦しそうで、全然救われてない。大切な人がそんな…、嫌だと叫ぶ太郎。
聖母なんかより本当の展子の人生のほうがいい。

自分もまた、都会で挫折してここに来て、消防団の人たちのあたたかさに救われた。

展子もただの人間。何度も困難を乗り越えて生きてきた。みんな、毎日を必死で生きてるただの人間だ。弱くてもいいじゃないですか。

今日は僕と一緒にいてください。焼きそばを作ります、一緒に食べましょう。

【ハヤブサ消防団】最終回の結末

丘の上では、信者たちが二重の円を作って彩を待っている。

彩が丘を登っていくと、展子の幻が声をかける。

カメラマンさんなんですね、1枚撮っていただいていいですか。ハヤブサにいた証が欲しい。本当はずっとここにいたいけどそれは叶わないから。

でも同じようにハヤブサを愛する人が守ってくれますよね。

彩の頭の中では、杉森登と太郎の言葉が交錯する。

彩は丘には行かず、役場の放送を通して話し出す。賢作の甥の勝が見張り&ヘルプ役だ。

長い間我慢の日々を送ってきて、ようやく今日という日を迎えられた…、この場所こそがユートピアになる…そう本当は言いたいです。でも真実を伝えなければなりません。

ハヤブサの連続火事はユートピアを作るためにアビゲイルが起こした放火。実行犯は徳田省吾、命令したのは真鍋明光、山原浩喜を殺したのも真鍋。おそらく徳田省吾を殺したのも…。杉森登もすべてを知っていた、自身もまた知っていたのに黙っていた。

アビゲイルを信じている人たち、ごめんなさい。私は聖母なんかじゃない。ユートピアは幻想です。

アビゲイルの幹部は逃亡し、信者たちは散り散りになった。映子だけが空を見上げて謎の微笑みを浮かべている。

太郎の家。皆既日食を見る彩と太郎。真鍋が彩を猟銃で狙い撃つ。太郎は彩を庇って怪我を負う。

駆けつけた賢作は真鍋に猟銃を向ける。警官が止めに入ると真鍋が銃を捨てる。省吾の仇だとその喉元に銃口を向ける賢作の手を下ろしたのは郁夫だった。

さんかくでは、ケイチャンをやっと食べられた杉森が連行されていく。聖母もこれで終わりではない。この世に迷いが存在する限りアビゲイルは滅びない。

凶弾に倒れた太郎は、朦朧としながらも、ハヤブサに来たことに後悔はないと思っていた。彩の後ろに微笑む展子が見える。

翌年、ハヤブサには日常が戻っていた。

不倫のことを聞かれても答えずにツチノコアドベンチャーを推して去る町長。

江西和尚と映子は、ハヤブサの丘の上から展子の散骨をしていた。

太郎はベストセラー作家の仲間入りを果たしていた。新刊のタイトルは「翠色の鍵」。東京のカフェで太郎と話している中山田は、それを抱えた女性(ちゃんみな)を見かける。

女性が座った席にはアビゲイルの南部らが救いを求める人を勧誘していた。女性は新たな聖母としてこう言った。

「アビーって呼んでください」

消防訓練に呼びに来た勘介。支度をする太郎。玄関には拘置所にいる彩からの手紙。

勘介は、今度ヘボ(クロスズメバチの幼虫)を採りにいこうと誘う。虫が嫌いな太郎が嫌がるのも相変わらずだ。

消防訓練には、久しぶりに協力隊員の賀来も参加している。

太郎は思う。

このハヤブサには平和な日々がずっと続くことを僕は信じている。

【ハヤブサ消防団】最終回の感想

最後まで、どこかで裏切るんじゃないかと疑ってしまった中山田は、単純に太郎のよきバディでした。
疑ってごめんと思っている人も多いことでしょう。

空を見上げていた映子の表情がちょっと気になりますね。その後、展子の供養をしていたから展子に「よかったね」の微笑みだったかもしれませんが、不思議な光を受けていたし、謎です。

太郎の家に展子の写真があったのは?

この伏線回収は微妙でしたね。結局、展子は生前、太郎のお父さんにも「1枚撮ってください」と言ったってことですよね。これを聞くのは太郎のほうがよかった。彩が本当に大事なものに気づくのに必要だったのかもしれないけど、写真の件と別でもよかったような。

そして主題歌を歌ったちゃんみなが新たな聖母。こういう人っていそうで怖い。

毎回、ドキドキハラハラさせられて、【ハヤブサ消防団】は本当に面白かった。
省吾が殺されてしまったり、原作とは違う結末ですが、太郎と彩の恋愛要素もしっかり描いてきました。コメディ要素もいいバランスで入ってきて、内容は濃いのにいつもあっという間に終わってしまい、毎週の放送が待ち遠しかったです。

脚本の香坂隆史さんは、オトナの土ドラ(当時/フジテレビ)のホラーものでファンになったのですが、このハヤブサも期待以上でした。

おじさんたちのキャスティングやイケボの中村倫也の視聴者への語りという演出も最高だったし、ロケのシーンも多かったのでスケール感もあり、見応えがありました。

オリジナルストーリーでもいいから、スペシャルでまたハヤブサ分団のみんなに会いたいですね。

ハヤブサ消防団最終回

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