【初恋の悪魔】最終回の考察と感想!最後の星砂の人格はどっち?

【初恋の悪魔】最終回の考察と感想!最後の星砂の人格はどっち?

【初恋の悪魔】最終回が2022/9/24(土)に放送。

ついに全ての謎が明かされる時。事件の真犯人と真相は?

そして、2つの人格を持つ星砂を巡る三角関係は切なすぎる結末を迎えます。

ラストシーンで出てきた星砂はどちらの人格だったのでしょう?

今回の記事では【初恋の悪魔】最終回のネタバレ、考察、感想、視聴率をお伝えします。

【初恋の悪魔】配信情報

【初恋の悪魔】放送後からhuluで配信予定。

さらにhuluでは日本テレビ系の名作ドラマも多数配信中。

目次

【初恋の悪魔】最終回のネタバレ

嫌な予感

弓弦(菅生新樹)は自分の父親・雪松(伊藤英明)が一連の事件の犯人、と告発。

鈴之介(林遣都)と悠日(仲野太賀)は星砂(松岡茉優)と琉夏(柄本佑)を屋敷に残し、雪松の元へ向かう。

その途中、2人は琉夏から着信があるとこに気づく。折り返しをかけても出ず、嫌な予感がした2人は引き返す。そして、2人は玄関先で血痕を発見する

玄関のドアが開くと弓弦がおにぎりを食べながら待っていた。弓弦は「女の人が転んで怪我。男の人が病院に連れて行った」と説明。

鈴之助は森園(安田顕)に電話するも出ない。弓弦に森園のことを聞くと「その人のせいで女の人は怪我をした」と説明。

事件の真犯人

不審に思った鈴之助は弓弦に迫る。すると弓弦は鈴之助を突き飛ばし、怪我を負わせる。

弓弦は鈴之助のコレクションルームに立てこもってしまう。悠日はドアの前で話を聞こうとする。

雪松署長が屋敷にやってきて開口一番に「何人殺したんだ」と叫ぶ。鈴之助は事件の真相を聞き出す。

一連の事件の真犯人は弓弦。雪松署長はリサ(満島ひかり)達に罪を被せ事件を隠蔽していた

キャンプの日、弓弦は他の3人と大地を川でイジメ、殺害してしまった。雪松は4人に「靴を脱がせ、遺体は川に流すよう」に指示。事件は事故として処理された。

他の3人は罪悪感から罪を告白しようとした。

その度に弓弦は3人を殺害。かつて父親に言われたように被害者の靴だけ処分した。

悪魔を殺せるのは悪魔だけ

こうして話している間にも雪松のスマホには弓弦から「どうしたらいい?」とメールが届き続ける。

雪松は鈴之助に土下座をして「自分がやったことにして欲しい」と頼む。

鈴之助は「ずっと続きますよ」とした上で、被害者と冤罪を被った人々の写真を見せる。

ドアの前で鈴之助は悠日にコレクションのハサミを渡す。

鈴之助「悪魔を殺せるのは悪魔だけだ!!

「署長と話は付いた」と言い、弓弦にドアを開けさせる。弓弦は1階に逃げる。

そして、鈴之助は弓弦を取り押さえ、「うわああ!!」とハサミを振り下ろそうとする。

一方、悠日は拘束されていた星砂(蛇女)、琉夏、森園を発見。「生きています!!」と鈴之助に伝える。

鈴之助はハサミを降ろし、弓弦に手錠をかける。

その後、警察が到着し弓弦は逮捕。星砂(蛇女)達は病院に搬送された。

その夜、鈴之助と悠日は目を覚ました星砂(蛇女)の元へ。彼女は状況を理解していない。星砂は元の人格に戻っていた

鈴之助は病室から出る。悠日は星砂の手を取り、「何でもありません」と告げる。

鈴之助は病院の廊下で呆然とするのだった。

蛇女はまだ生きている

弓弦逮捕から一ヶ月後、悠日と星砂は鈴之助の屋敷に居候。3人で朝ごはんを食べる。

ニュースが流れ、雪松は隠蔽に加えて悠日の兄・朝陽(毎熊克哉)を口封じで殺害した罪で再逮捕される、と伝えられる。

悠日は総務課に復帰することになった。

その後、星砂は杏月(田中裕子)ともう一つの人格である蛇女の話をする。

星砂「彼女には彼女の人生がある。私だけになったらいなくなってしまう。」

杏月「あんたその子のことが好きなんだね。だったらアンタの中に生きているんじゃないの?

その夜、鈴之助の屋敷に森園がやって来る。冤罪が証明され、リサは釈放されるという。

だが、星砂には何のことか分からない。

数日後、リサは釈放。星砂がやって来るが、リサは自分が知っている星砂(蛇女)じゃない、と見抜く

2人は喫茶店で食事をする。星砂はリサに「あの子は1月前までリサに会いたい、助けたいと願っていました」と告げる。

リサは星砂に「聞こえないをして、2人斬りにして欲しい」と頼む。

リサ「ただいま。星砂。ありがとうね。待っていてくれて。私もさ、あんたに会いたかったよ。これからはずっと一緒だよ。また夜の散歩して帰ろうな。遠回りして帰ろうな。」

2人は一緒にナポリタンを食べるのだった。

一人ぼっちの鈴之助

鈴之助が徹夜明けで帰宅。中からは悠日と星砂の楽しそうな声が聞こえてくる。

イライラした鈴之助は「そろそろ出ていってくれないかな?迷惑なんだ!!」と叫んでしまう。

悠日と星砂は荷物をまとめて去ろうとする。悠日は「絶対に来て下さい」と新しい住まいの住所が書かれたメモを鈴之助に渡す。

星砂は「ありがとね」と感謝を伝える。

鈴之助は「行くよ」と答えたが、メモをゴミ箱に捨ててしまう。

その後、鈴之助は刑事の仕事。帰宅すると一人で夕食、一人で片付け、一人で本を読む。

落ち着かず、ゴミをぶちまけて住所が書かれたメモを探すが見つからない。代わりに見つけたのは古くなったリンゴ。

星砂(蛇女)にリンゴの剥き方を教える約束は果たせなかった

鈴之助「元に戻っただけだ……」

別れの時

数日後、鈴之助は仕事中に星砂を発見。慌てて隠れる。

帰宅後、鈴之助は自宅の模型を作り、中に5体の人形を並べる。自分、悠日、星砂、琉夏、そして、星砂(蛇女)。

4人で推理したこと、星砂(蛇女)と過ごした日々を思い出す。

いつの間にか眠ってしまった鈴之助。庭から物音がし、行ってみると髪を束ねた星砂(蛇女?)がいた。

2人は夜の公園で話をする。

星砂(蛇女?)「多分、会えるのは今日が最後かもしれません。お別れをしに来ました。言っておかなっきゃって思って。」

鈴之助「何を……」

星砂(蛇女?)「鹿浜鈴之介さん。あなたに会えて良かったです。あなたのこと好きになりました。あなたはとても素敵な人です。これからも、あなたのことを想っています。」

鈴之助は両手で顔を隠し、「はい!!」と答える。

2人はいろいろなことを楽しそうに話す。

鈴之助「世界中たくさんの暴力はあるし、悲しいことはあって。僕が生きているうちにそれがなくなることはないと思います。でもね、人に出来る事って耳かき一杯くらいの事かも知れないけど……いつか、暴力や悲しみが消えた時、そこには僕の耳かき一杯も含まれていると思うんです。世の中は良くなっているって信じるのが大事だって。」

星砂(蛇女?)「仲良くなれる人っていて当たり前じゃないと思うんです。今いなくて良いんだと思うんです。今ここにいなくても別の所にいるかもしれないしね。その人も一人かもしれない。大事なのはちゃんと自分のままでいることだなって。」

近づく別れの時。

星砂(蛇女?)「元気でいて下さいね。」

鈴之助「あなたも元気で。僕はもう大丈夫です!!

星砂(蛇女?)は鈴之助に背を向けたまま真っ直ぐに右手を掲げ、振る。

走り出す星砂(蛇女?)を鈴之助は見送る。

結末

朝、リビングで寝てしまった鈴之助が目を覚ます。

すると悠日、星砂、琉夏が押しかけてきた。野球場で不可解な事件が起きた、という。

悠日は野球場の模型を置き、第9回自宅捜査会議を宣言。

鈴之助「行くぞ!マーヤーのヴェールを剥ぎ取るんだ!!」

4人は額に指を当て、いつものポーズを取るのだった。

【初恋の悪魔】完。

【初恋の悪魔】最終回の感想

【初恋の悪魔】最終回。一連の事件の真犯人は弓弦。雪松署長は隠蔽工作をして口封じに朝陽を殺害した。

鈴之助が切なすぎて号泣

最後に残った星砂の人格は普段のもの。事件を解決したときには元に戻ってしまった。

  • 星砂(蛇女)とリサを会わせたい
  • 彼女の願いを叶えてあげたい
  • リンゴの剥き方を教える

鈴之助の願いは叶えられませんでした。そして、星砂は悠日と結ばれ、鈴之助は失恋。

切なすぎる結末に涙が止まりません

もし蛇女の人格が残っても悠日の大切なものが失われてしまう。

どっちに転んでもどちらかが傷を負う。一番「悪魔」だったのはこの物語そのものです

【初恋の悪魔】最終回の考察 ラストシーンの星砂はどっちの人格?

ラストシーンで鈴之助は星砂(蛇女)と会話を交わし、別れを告げます。

この星砂はどちらの人格でしょうか?リサとの生活は話していましたが、彼女から聞けそうなことばかり。

リンゴの剥き方を教えて貰う約束など鈴之助としか話していない深いことは話していません

もしかしたら蛇女の人格ではなく、星砂が上手く話を合わせたのかも知れません。

そして、星砂と会っていた事自体も現実か夢なのかは分かりません。

でも鈴之助は気持ちの整理を付けられたこと、4人の関係は変わらず続いていくこと。この2つははっきり言い切れます。

【初恋の悪魔】は考察がどうでも良くなるほど、人間関係や心情を丁寧に描いたドラマ。またいつかこの4人で推理するのを見たいです。

【初恋の悪魔】最終回の視聴率

【初恋の悪魔】最終回の視聴率は4.6%でした。

画像引用:日テレ公式Twitter

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