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【春の呪い】の原作ネタバレ!結末はハッピーエンドか受け取り手次第!?

【春の呪い】の原作ネタバレ!結末はハッピーエンドか受け取り手次第!?

【春の呪い】の原作は、「このマンガがすごい!2017オンナ編2位」ランクインの小西明日翔・著の漫画です。

亡き妹の婚約者と恋に落ちる、衝撃のラブストーリーがついに実写化。

禁断愛の結末は受け取り手によって分かれる展開に!?

今回は、ドラマ原作・漫画【春の呪い】の原作ネタバレと感想について。


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【春の呪い】の原作ネタバレ

人気漫画【春の呪い】がテレ東&パラビのドラマで実写化!

ドラマを一層楽しむために、原作との違いもチェックしたい。

そんな方のために今回は、原作漫画をネタバレしていきます。

1話「Spring is gone.」のネタバレ

妹の春(19)が死んだ。姉の夏美は、生前の妹から頼まれて、春と恋人・柊冬吾のツーショット写真を棺に入れる。

春と冬吾はお似合いのカップルだった。なのに夏美は今、冬吾と付き合っている。死んだ妹の恋人と付き合っているのだが、継母や異母弟には秘密だ。

春は冬吾とデートに行く。場所は千代田区の旧相馬庭園。柊家の本家の屋敷跡。春が18歳のときに行った場所だった。

回想:全ての始まりは夏美が高校時代。柊家は立花家の血筋を目当てにお見合いを申し込んできた。夏美と春が同席したが、相手方は春が目当てだった。

現在:旧相馬庭園にて。冬吾は春が昔家族で北海道旅行したことを思い出したという。あれが親が離婚する前の最期の旅行だった。夏美が小学5年生のときに実母は家を出て行った。すぐ後に父は再婚した。弟は異母姉弟だ。夏美は北海道旅行中、両親の不仲を感じてハラハラしていたが、妹は楽しかったことを聞いて複雑な気持ちだ。このあと、夏美はひとりで帰った。

回想:春が亡くなったあと、立花家から姉と付き合ってみたらという提案があった。夏美は「鬼畜生」と思ったが、条件を出してOKした。それは冬吾と春が2人で一緒に行った場所をめぐること。

夏美にとって春は唯一の家族だ。実母は良く言えば天真爛漫で、悪く言えば自由奔放な女。夏美は母に顔も性格も似ていて父から嫌われていると感じていた。父に好かれたくて勉強も運動も頑張ったのに父は離婚して後妻をもらった。夏美は心が折れた。

夏美は春といつか2人で住むと約束。そのためにお金を貯めた。けれど、冬吾がその夢を奪った。冬吾を殺したいとも思っていたのに、春が先に病死した。

病室で最期に春が呼んだのは「冬吾さん」だった。それを聞いたのは夏美しかいなかったが。

現在:踏切を待つ間、夏美は罪悪感に苛(さいな)まれ線路に飛び込もうとする。しかし冬吾に助けられる。「お前が死んだら俺も死ぬぞ。いいのか」と言われた。

夏美はうすうす感じていた。冬吾が春に向けていた視線をわたしに向けていることを。…「冬吾さん」春の最期の声が、夏美は頭から離れない。

夏美は「呪いみたいだ」と思うが、「呪いでもいい。春の声を忘れないでいられるならば」と思い直す。

2話「7月」のネタバレ

冬吾は勤める銀行の近所の店で食事をしていると、従兄弟の篤実と会った。冬吾は名門の支店勤務で、篤実は銀行の本店・人事部に勤めている。冬吾は資格を取得している。篤実は冬吾のことを相馬一族の中でも勝ち組だと褒める。

(回想)冬吾は出世に興味がない。やりたいこともない。今までの人生で一度もない。小中高、大学と親の期待する道を歩んだ。立花家の娘との縁談も断る理由がないから会った。母は妹の立花春が気に入ったようだ。

冬吾の、夏美の第一印象は「暗い女」だった。自分以上に無口で暗い女に初めて会った。冬吾は春と付き合った。年下と付き合うのは面倒だが、甘受し妥協して。…春から聞く姉の話しだと、姉は明るくて社交的・行動派らしい。ならばあの時の「暗い女」の印象は何だったんだと冬吾は思う。

冬吾と春が交際して2年過ぎたある日。冬吾の違和感は決定的なものに。夏の下旬。春は入院中。抗がん剤での治療をしている。冬吾は、夏美が妹のために進学する大学を栄養学科に決めて、妹のために恋人を作らず、妹のために学業とバイトの合間に毎日病室へ見舞っていると知る。「普通の姉がそこまでするのか」と思う冬吾。

病院を出るとき、夏美から缶コーヒーや無料になる駐車券をもらった冬吾。夏美は目線を合わせてくれないが、「嫌われてないんだ」と思った。別れ際、手を振ってくれた夏美を見た冬吾は思わず笑う。そして別れたくないと思った。その後も春を見舞うたび、姉の夏美を意識してしまう冬吾。

春の葬儀の日。冬吾は夏美が持つ快活さと暗さの矛盾の理由を知る。冬吾は「親の決めたことだ(実際は冬吾がそう仕向けた)」と夏美に伝えて、交際を申し込む。拒否されると思ったが、夏美は春と行った場所に連れて行くことを条件に交際をOK。

理由を聞くと「春が好きだからです」と夏美。

夏美は妹のことを恋愛として好きかも、と悩んだこともあった。かといってヘテロセクシュアリティ(男性と女性の間での愛)かも分からない。ずっと妹だけを好きだったという。…冬吾は夏美の矛盾の理由が分かった。不自然なほどの姉らしさと時々すべて諦めた表情の矛盾の理由をやっと理解した。妹への叶わぬ恋だからだ、

夏美はこれまでの冷たい態度を謝罪。その時初めて目があった。その瞬間、冬吾は変な後味の悪さを感じた。春への罪悪感だった。

現在:冬吾は夏美とバッティングセンターへ行く。春と来た場所だ。運動音痴な春がなぜなのか。冬吾は夏美と弟が野球をしているのが羨ましかったのだという。春は、高校生の姉が小学生の弟とその友達と野球をしていて、姉がエース格だったので観戦するのが好きだったと話していた。

「野球、好きですか」と夏美。「ああ、それなりに」と冬吾。「わたしも好きです」という夏美はいいバッティングを見せた。

冬吾は罪悪感と背徳感で頭が痛むが、それ以上に夏美が感じているはずと思う。それでもそばに置いておきたい。春と訪れた場所めぐりが終わったとき、この交際が終わる。冬吾はそのとき抱く感情を想像もできなかった。

3話「8月」のネタバレ

夏美がバイトを残業していると冬吾がバイト先へ来た。待ち合わせに遅れていたのだ。上がった夏美は、冬吾と美術館デートへ。春が来た場所だが、夏美は美術の良さがよくわからなかった。

夏美は栄養士として病院に勤務したいたが、春のことを思い出してしまうためダメになった。他の病院でも同じ匂いがして…。真面目な父からは怒られて、家にもいよいよ居づらい。

「なら家を出ればいいだろ?」と冬吾。しかし冬吾自身は柊家から逃げられないという。夏美は冬吾こそ銀行員で資格もたくさんあるから家を出られると提案する。

夏祭りが近くであった。冬吾は一度も行ったことがないばかりか何があるかも知らない。夏美が夏祭りへ誘う。「お前こそいいのか?」と冬吾は夏美に確認する。

2人は、春との思い出めぐりでない場所、夏祭り会場へ向かった…。

4話「9月・前編」のネタバレ

夏美と冬吾はカフェへ。春の高校と冬吾の大学の中間の位置にあり、よく使ったらしい。学生同士だった2人はこの店か図書館で勉強に費やしていた。冬吾は気がきかなかったと振り返るが、夏美は春がいつも楽しみにしていたと話す。

冬吾がカフェに夏美を連れてきた本題を切り出す。「お前からの条件を満たせなくなった。つまり今日で俺とお前の交際は終わりということになる」

夏美は驚く。条件を出したのは自分の方なのに、終わりがあるなんて忘れていた。考えないようにしていた。

夏美は冬吾の母がどう思うか尋ねると、喜ぶだろうという冬吾。「お前と交際できるように母を説得したのは俺だ」と冬吾が真相を明かす。冬吾は夏美に好意を抱いていたと話す。隠してたわけでない。夏美が冬吾に情が傾くと思えず話す必要性がなかったからだ、という。

夏美の内心:(冬吾さんの想いを全く気付いてないわけではなかったが、うぬぼれかもとも思い始めていた。彼は私の前でほぼ笑わなかったから。別れるならなぜ言うんだ!?何も言わないまま別れる、でいいじゃないか。わたしは明日から何を考えて生きていけばいい)

冬吾は夏美に自殺しないように伝える。夏美が死ねば自分も死ぬから、と。

「わたしが死んでも死なないでください」
「妹の好きな人を殺すわけにいかないということか!馬鹿馬鹿しい」
「違います!冬吾さんが死んだら私が悲しいんですよ!
死んでも死にきれない!!」
愛の告白のような言葉に驚く冬吾。しかし冬吾は夏美の想いを嘘と決めつける。そんな嘘で一瞬振り回された自分を情けなく思う。お金を置いて「もう二度と会わないだろう」と去る冬吾。

夜。自宅で夕食も取らず部屋で寝込む夏美。食欲が失われていた。夏祭りのうちわを見ながら夏美は思い出した。「お前こそいいのか?」と冬吾が言っていたことを。あれは<春と行った場所という条件でないのに、それでもいいのか?>という意味だった…と夏美は今更ながら気づく。

「最低だ」と思う夏美。そして条件の場所をめぐるたびに、冬吾は罪悪感を感じただろう。なのに恨みごとひとつ言わずに最後まで付き合ってくれた。「あの人は本当にわたしを好きだったのか」と気づいた夏美は、あんな優しい人を傷つけた、と罪悪感に苛(さいな)まれる。

夏美は私を罵(ののし)って欲しいと思うが、打ち明けられる人なんていない。

夏美は春が私をどう思っているのか気になって…【姉 恋人 盗られる】の3ワードでネット検索をかける。「いっそ殺してやりたい」という言葉を目にする。当然だと思う夏美。

そんな中、姉と病院へ行ったという「アキ」というアカウントの投稿も検索に引っかかった。夏美は診察の曜日、診察内容から…このSNSが妹・春の闘病日記と気づいて・・・

5話「9月・後編」のネタバレ

3月19日wednesday
ショック
せっかくのデートだったのに
まさかの貧血…
最悪だ
でも彼が病院まで
ついてきてくれました
子ども扱いされてるなあと思った
それでもうれしくて
仕方なかった
好きだなあ

夏美は春の日記を読んだが、こんなことあったのか思い出せない。1番古い投稿は5年前。ちょうど秋だったのでアキというアカウント名にしたらしい。それから1年書いていない。フォロワーも少なく本当に趣味用のようだ。

夏美は初めて妹の診察についていった日、4月18日の「アキ」の投稿を見る。

4月18日friday
診察日
今日は10時から診察があったので病院に行ってきました。
診察の前に採血があるので
9時前には病院へ
お医者さんは治らない
病気じゃないって
言ってくれたけど
完全に治るのに一年は
かかるだろうし…
やっぱり一浪することに
なるのかなあ…
不安だらけ…
でも、治したいので頑張ります。
病気もひとつのハードルにして
わたしも人として
成長できればいいな

「こんなこと考えてたんだ」と夏美は思う。やはり春、本人だと確信を強める。最近の出来事だと春は去年の秋に入院している、と検索すると…

10月2日friday
無題
この間から入院生活中です。
この前ちょっとだけ
入院したときも思ったけど
本当にびっくりするくらい
することがありません
でも毎日お姉ちゃんが
来てくれるから
寂しくはないかな笑
それに今日は彼がお見舞いに
来てくれました。
それもお土産にわたしの
好きなお店のお菓子まで
持ってきてくれた~~ハート
(中略)
ケガしてるなんて
わたしはぜんぜん
気づかなかった…。
彼もお姉ちゃんもすごく
大人だ…。

わたしがいくら勉強しても
得られないものを
二人は持っていると
思う…。
わたしもお姉ちゃん
みたいになれば
子ども扱いされなく
なるのかな…。

あのとき、病室にて。夏美が携帯電話に出てしゃがんでいると冬吾はペンを貸してくれた。春は姉がメモを取るのに書くものがなくて困っていると気づかなかった。逆に夏美は冬吾に絆創膏を渡した。指がさかむけているから、と。

当時、春は「ふたりともよく見てるなあ。大人だなあ。わたしもお姉ちゃんみたいになれば冬吾さんから子ども扱いされないかな」と思って、SNSに書き込んだ。

11月12日thursday
抗がん剤で
白血球が減っちゃった
影響なのか…
ちょっと熱っぽく
なってきた…かな?
あんまり食欲がなくて
最近はジュースばかり
飲んでます。

この日、夏美は春が冬吾と結婚するなら「価値観の違いは覚悟しないといけない」と伝えた。夏美と春の両親が離婚したのも価値観が合わなかったから。けれど今のお義母さんは父とうまくやってる。結婚生活を続ける気があるから譲歩するところはできている。だから…

春はそのくらい冬吾さんのこと愛してる?」夏美は尋ねた。戸惑いつつ「うん」という春。…春は姉と冬吾の方が上手くいきそう、と思った。

12月16日wednesday
無題
最近
何をしていても
息があがるように
なってきた
移植のためだから
仕方ないけど
やっぱり
しんどいな…

この日は道路が凍るほど寒く悪天候だった。夏美は冬吾が来る日だから心配していた。玄関先で、冬吾の姿が見えた。夏美は安心した。直後、姉も現れて、滑った。冬吾が受け止めようとしたが、2人ともツルっと転んでしまう。大事には至らなかったが、平謝りの姉に対して、冬吾が笑っていた。

2人が帰ったあと、(消灯時間のようなので)夜に、春は冬吾が姉と一緒にいて楽しそうだったと思い出す。姉に奪われたらどうしようと不安が募る。…春は自分の嫌な面に気づく。姉が羨ましい、妬ましい、姉みたいになりたい・・・けれど、なれない。春は息があがる中、スマホに思いを書き込む。日付は変わっていた。

12月17日thursday
もし…
わたしが死んで…
二人が付き合いはじめたとしても
わたしにはどうすることもできない

…でも
そんなの嫌だ

本当はわたし以外の女の人と
結婚しないでほしい…
ずっと一緒にいてほしい…
死んでも離したくない

…でも
一緒に死んでほしいとは思わない

もし二人を
引き離せるのなら…
どちらかを連れて
いけるのなら
わたしは姉を連れていく。

姉を地獄に
道連れにしてでも…
彼には生きて
幸せになってほしい。


だから写真だけでいい
写真だけでも
わたしは彼を連れて
いきたい

夏美はたしかに春に棺に写真を入れてほしいと渡された。でもまさか…夏美はショックを受ける。

夏美の心の声:死んだ人間にふられるとは思わなかった

6話「11月・前編」のネタバレ

夏美は、衣服を古着屋に売った。バイトも今月でやめることにした。ネットで春の投稿を見て以来、夏美は怖くてうしろを振り向けない。もし春がこの瞬間も見ていたら、と思うと。

あんなに春に会いたかったのに。春が「殺したいほど憎い」と思ってるかもしれないと知って、今すぐ謝りたいけれど、怖い…。冬吾の申し入れを断ることもできたのに付き合った。そして楽しいと思ってしまったのは確かだから。

一方、冬吾は、はとこの真由子と見合いみたいなものをさせられる。父はふりなさいというが…叔母と母は乗り気なのだ。父は「おかしな女と別れたんだろ?」と冬吾に確認。その女は夏美のことで、母から父は聞いたらしい。母は嘆いていたという。

夏美はリサイクルショップへ行こうと早めに家を出ようとする。母に呼び止められ、週末会っていた友達は柊冬吾なのか問われる。春と言動が似てきたという。母は反対した。春のことを思ってつらくなるだけだから、と。

夏美は母も父も離婚前から付き合っていたから同じ、実母が許してたわけじゃない、と嫌なことを指摘してしまう。「嫌なこと言ってごめん。心配しなくても一生会わないから」と家を出る。

一方、冬吾は真由子と映画館のレイトショーを観る直前だった。冬吾は生きる目的がなかったが、この数か月、夏美と会うために生きてきた…「安い人生だな」と思う。そこで、電車の人身事故でさわいでいる人々の声を聞く。若い女の人が飛び込んだ、と聞こえて…冬吾は真由子を置いて走る。

電車が止まっていた。野次馬のひとりが「女子高生だって」と言っていた。安心したのもつかの間、野次馬に押されて道路に飛び出した冬吾。そこに車が来て・・・

7話「11月・後編」のネタバレ

帰宅した夏美は、弟の海斗から春の元婚約者が交通事故に遭ったと聞かされる。父が話していた、と。夏美と冬吾のことを知らないので海斗に悪気はなかった。

母に確認すると、父が知人から聞いただけで詳しくは知らないし、重体なら連絡がくるという。夏美も寝てしまおうと思った。けれど、冬吾が死んでしまったらと思うと体が動いた。両親には迷惑をかけたくないから、自力で探す。近所の急患を受けいる病院や相馬の系列病院を片っ端から当たって…

夏美はついに冬吾の病室へたどり着いた。面会時間ぎりぎり。

生きててよかった」と夏美は涙を流した。冬吾は軽傷だったが頭を打ったため検査結果でるまで入院となったらしい。

夏美は妹のSNSに「冬吾は生きて」と書いていたことを話す。春は普通の女の子だった。姉に恋人が奪われることにおびえていた。妹の恋人を好きになり毎日死にたかったが死ねなかった。

「あなたと一緒にいると楽しいと思いたくないのに、恐ろしいほど楽しい。一緒にいたくないのに一緒にいたい・・・これが人を好きになるってことですか?」と夏美。どうせ死ぬなら、冬吾と一緒にいて死にたいと思った。そして「妹に呪い殺されるなら本望(ほんもう)です」と伝える。

冬吾は夏美と別れても昔の自分に戻れなかった。生きる目的がなかったのに夏美と付き合って夏美と一緒にいることが生きる目的になった。

冬吾は夏美を抱きしめて「夏美、お前が好きだ。俺はお前が欲しい!

夏美は一瞬ためらいつつ「好きです…わたしも…あなたが」と伝える。

最終話「and winter will come.」のネタバレ

翌日。冬吾は退院。夏美は「今日にも家を出る」と冬吾に会って報告する。仕事も決まった。県外の新設の保育園の調理・栄養管理として。

冬吾も家を出るという。住む家を探して次の仕事が決まりしだい、今の仕事はやめる。(夏美と付き合うからでなく)自由になりたいからだ。

夏美は冬吾の一人暮らしを心配する。それで一緒に住むことを提案。生活レベルを落とす冬吾の方がイライラは募るだろうから、冬吾がよければ…。

「お前と暮らすと確かにイライラするだろうが、楽しそうだ」と冬吾はOKした。

そして今日中に親に話しをつけてくるという冬吾。「お前が行くなら俺もついていく」という。

19時にいつもの駅前で待ち合わせし、いったん2人はそれぞれの家へ。

夏美の家にて。荷物をまとめていると義母が帰ってきた。義母は夏美に言われて自分も同じようなことをして、今は幸せだと気づいたという。

「行きたいなら行きなさい。もう止めないわ」と義母。しかし夏美が父に話したら出ていけなくなる。だから父(義母の夫)が帰る前に行くように、と助言。義母が夫に話すという。だから「お母さんがあなたを勘当します

夏美は義母が私を邪魔に感じてたからか、と邪推。しかし義母は娘が2人できたことを喜んでいた。そして10年後に2人ともいなくなることを泣いた。「ごめんお母さん」と夏美は謝った。

一方、冬吾。母から「後悔するわよ」と言われた。それを2度繰り返した。冬吾の決心は堅い。後悔することになっても「俺はここには戻ってこない」と告げた。そのあと母は何も言わなかった。

冬吾は従兄弟の篤実にも自立と近く退職する旨を伝えた。「寂しくなるな」と彼は言った。

18時30分。夏美と冬吾が再会。快速電車がもうすぐ来るから駅へ向かう。

夏美は春がどう思っているのか気になった。通りを振り返る…誰もいなかった。「春は本当に死んでしまったんですね」とつぶやく夏美。

冬吾は人の死後はわからないと言って、「俺もお前も本当は呪われてなどいないのかもしれない…だが、それが解ける瞬間は一生来ない」と告げる。

「そうですね」夏美は冬吾と手をつないで駅へ向かう。今晩はビジネスホテルを探すつもりだが、冬吾は泊まったことがならいらしい。「だと思いましたよ!」と夏美は言った。(終わり)

【春の呪い】原作の感想

初っ端から妹が死亡。姉が妹の元婚約者と極秘に付き合うという展開!

テンポが早いので、イッキに読んでしまいました。

妹の日記が魅力的

途中、亡き妹の闘病日記のような投稿が見つかる衝撃の展開。このSNSで知る妹の想いが、本作を魅力的にしていると感じます。

妹は姉を憎み、地獄に落としたかった。婚約者には生きて欲しかった――

すごく人間らしい言葉です。でも、この醜い心をさらけ出したのが匿名のSNSなのですよね。どこまでの強い思いかは永遠に不明です。憎いのは本心だろうけれど、姉のことを好きだったとは思うので…。

一方、姉は妹を愛していました。たったひとりの家族として。(父は生きてるし、義母も弟もいるんですが、そう思わざるを得ない家族関係だったようです)

だからこそ、妹に恨まれていたことで苦しむ主人公の姉がドラマチックです。

ちなみに原作の中で「ヘテロかもわからない」と、夏美がつぶやきます。不勉強で聞きなれない言葉だったので、調べました。ヘテロセクシュアリティ。異性愛のことのようです。つまり、夏美は異性を好きになったことがなかったのですね。

そんな夏美は、冬吾にひかれていきます。両想いなのに、それを認め合うまで月日がかかりました。もどかしい!

付き合う条件が終了後、一度はお別れしてしまった2人ですが、どうしても離れらない2人。最後は駆け落ちのような形で家や町を出て、同居するまでのストーリー。

結末はハッピーエンドか受け取り手次第!?

ラストをハッピーエンドととるか、冬吾の母がいうように「後悔する」ことになるからバッドエンドだと取るか、受け取る側(=読者・視聴者)の年齢・立場・経験によって変わってくるだろうと思います。

ちなみに筆者の私はハッピーエンドと解釈しました。が、どっちとも取れるなあと思うのです。

若い方なら素直にハッピーエンドと取るでしょうが、どうせ一時の感情だと思う年齢層の方もいるでしょう。

夏美の継母は自分が幸せになったから、夏美を応援しました。が、冬吾の母は立派な家系を誇りに思ってるのでバッドに解釈。

人生安泰が一番な保守的なタイプか、アグレッシブな性格かでも違うでしょう。自分の価値観がわかるリトマス試験紙のようですね(笑)

春の呪いを受けいれるまでの物語

交通事故なんてドラマの定番だし、日記で知る故人の想いも定番かもしれませね。それでも引き込まれ、胸を打つのはなぜなんでしょう・・・

原作最終巻(第2巻)のカバー裏表紙にはこんな文字が…

たとえ、呪い殺されても。果ては地獄でも。あなたと二人なら

絵は妹をおぶる姉。2人とも笑顔です。この「二人なら」の二人とは、夏美と春の姉妹ことなんでしょうね。

劇中では「呪い殺されても本望」というセリフもありますし。

そういう意味では、妹・春の呪いを受け入れるまでの姉・夏美の物語だったと思います。

「呪い」ではないですが、筆者の私にも後悔のひとつやふたつあって、(たとえば大切な人が亡くなる前にもっとこうしてたらという後悔など)…「呪い」「罪悪感」と共存して生きていく決意をした夏美(と冬吾)のラストに胸を打たれました。

倫理的には推奨できるストーリーではないのですが、ただの好きを超えた力強い人間を描いた作品だったと思います。

今後、価値観の違う夏美と冬吾がお互いに関係を継続しようと支え合って、幸せになってほしいと願ってやみません。幸あれ!

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Paravi

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アイキャッチ画像の出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/harunonoroi/intro/

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