【ガリレオ禁断の魔術】原作ネタバレ・あらすじを結末まで!2022年ドラマ化東野圭吾小説!

禁断の魔術

【ガリレオ禁断の魔術】原作ネタバレ・あらすじを結末まで!2022年ドラマ化小説!

2022年ドラマ【ガリレオ禁断の魔術】の原作はによる同名小説です。

映画【沈黙のパレード】4年前の事件を描いた【禁断の魔術】は、緻密な犯行計画とともに師弟愛を描いた名作。

湯川の科学と教え子=伸吾への想いが溢れる感動を呼ぶ物語。

【ガリレオ禁断の魔術】原作ネタバレ、あらすじ、結末、感想を紹介します。

【ガリレオ禁断の魔術】の原作は東野圭吾の小説

2022年ドラマ【ガリレオ禁断の魔術】の原作はガリレオシリーズの同名小説です。
【禁断の魔術ガリレオ8】(2012年刊行)の短編集に収められた【猛射つ】を大幅に改稿し長編小説【禁断の魔術】として2015年文藝春秋から発刊された書き下ろし作品。

原作者:(ひがしのけいご)

ミステリー・サスペンスを手掛ける日本を代表する小説家。
ガリレオシリーズはドラマ&映画にもなり不動の人気を誇る。
【白夜行】【マスカレード・ホテル】【ナミヤ雑貨店の奇蹟】などガリレオシリーズ外の作品も映像化されている。
代表作:ガリレオシリーズ【沈黙のパレード】【容疑者Xの献身】【真夏の方程式】など。

【ガリレオ禁断の魔術】原作の人物紹介

<主人公>

  • 湯川学(ゆかわまなぶ/
    帝都大学物理学助教授。

<警察関係>

  • 草薙俊平(くさなぎしゅんぺい/
    警視庁捜査一課所属の刑事。
  • 内海薫(うつみかおる)
    若手女性刑事。
    草薙班に所属。
  • 間宮 
    捜査一課所属。草薙の上司
  • 岸谷 
    草薙と同じ班にいる刑事

<事件関係者(伸吾関係)>

湯川と同じ統和高校の卒業生。
物理研究会に所属。
帝都大学工学部機械工学科に入学するが1か月で退学。
「クラサカ工機」に勤務。

  • 古芝秋穂(こしばあきほ/朝倉あき) 28歳。

伸吾の姉。
新聞社「明生新聞」の政治部社員。
都内のホテルで死亡。
死因は子宮外妊娠。

  • 古芝恵介(こしばけいすけ)

古芝秋穂と伸吾の父。
重機メーカーの社員で、現在は、亡くなっている。

  • 谷山 
    伸吾の高校時代の担任。
  • 天野 
    伸吾が所属していた物理研究会の顧問。
  • 吉岡 
    ホテルマン
    秋穂の顔を知っている。
  • 松下 
    ホテルマン
    秋穂の遺体を発見する。
  • 倉坂達夫(くらさかたつお)

金属加工品製造会社「クラサカ工機」社長。
足立区梅島に会社を構える。
由里奈の父。

  • 倉坂由里奈(くらさかゆりな/)17歳。

倉坂達夫の娘。
高校2年生。

<スーパー・テクノポリス計画関係者>

代議士。
元文部科学大臣。
光原町出身。
「スーパー・テクノポリス計画」の推進者。

  • 鵜飼和郎(うかい/中村雅俊)

大賀仁策の第一秘書。

  • 長岡修(ながおかおさむ/平原テツ)38歳。

フリーライター。
平原市出身。
大賀仁策のスキャンダルを追っている。

  • 渡辺清美(わたなべきよみ)

長岡修の恋人。

  • 勝田幹生(かつたみきお) -

光原町出身。
きのこを使った料理を提供するレストラン「ボタニアン」を運営している。
スーパーテクノポリス計画に反対している。

  • 池端(いけはた)
    後援会長
  • 西村(にしむら)
    大手不動産会社社長、プロジェクトの実質的責任者。

()内はドラマ出演者名

【ガリレオ禁断の魔術】原作のあらすじ

【ガリレオ禁断の魔術】原作のあらすじを紹介します。

5月。古芝伸吾は恩師の湯川に会いに理工学部物理学科第十三研究室を訪れる。伸吾は高校時代に湯川から科学を学び、科学の面白さに魅了され、帝都大学を受験。見事に合格を果たし、湯川に挨拶にやって来たのだ。
その伸吾が、1か月後には大学を去る。それにはある理由が隠されていた。
一方、翌年冬、フリーライターの長岡が何者かに殺害された。容疑者として浮上したのが古芝伸吾だった。
長岡は大賀代議士のスキャンダルを追っていた。その大賀は、平原町の改革を計画をしている中心人物。
一見、平原町の計画と長岡の死、そして、伸吾の退学は何の繋がりもないように思われたが……。
伸吾の姉・秋穂の死、屋台船の爆破事件、大賀の計画の反対運動……。
繋がりがないような事件が次々と繋がりを見せていく。

湯川の中にわく疑念『伸吾は犯人なのか』『狙いは大賀か』。
科学者生命を賭けて湯川が伸吾と対峙する。

【ガリレオ禁断の魔術】原作のネタバレ

【禁断の魔術】は、長岡の殺害事件をきっかけにして、二つの事件が交差しながら描かれていきます。

・伸吾の復讐劇(姉の死にまつわる事件)
・大賀が主導を握る「スーパーテクノポリス計画」(反対運動がありスムーズに進まない)

以下にて【ガリレオ禁断の魔術】原作のネタバレを紹介します。

ネタバレ1:プロローグ

【1】あらすじポイント

・古芝伸吾が湯川と出会う。
・伸吾が大学を辞め、クラサカ工機に入社する。

ホテルのスイートルーム・1820号室で女性の死体が発見される。
→この女性は古芝秋穂だと後に判明する。

**

古芝伸吾が帝都大学の湯川を訪ねる。

・帝都大学工学部機械工学科に入学したと報告。

・古芝にとって湯川は尊敬する人物。

1年前、古芝伸吾:高校3年生の春。

物理研究会に新入生を入れたくて、魅力的なパフォーマンスをしようと考える。
ひとりでは力及ばず、OB全員に手紙を書いたところ、湯川だけが返事をくれた。
湯川は新入生相手のパフォーマンスを考えてくれ、予算もカバーしてくれた。
この時、伸吾は湯川から電流と磁界を使った実験装置の製作を学ぶ。
完成まで湯川は付き合ってくれ、その夜、伸吾の家に湯川を招く。
伸吾の家族は姉の秋穂だけ。両親は亡くなっていない。

そんな経緯もあり、古芝は湯川に大学入学を知らせたのだった。
帝都大学を出ると姉の秋穂が死んだと警察から連絡がある。

**

光原町にて。

一方、光原町(みちはらちょう)では、スーパーテクノポリス計画の話が進んでいる。

この計画は、代議士の大賀が実権を握る。

大賀代理の鵜飼和郎は後援会長の池端、西村とともに、問題が起きている糸山地区の岡本と矢場と会う。

**

5月末、町工場「クラサカ工機」に伸吾が入社する。
クラサカ工機の社長の娘=由里奈は、勉強を教えてもらううちに伸吾と仲良くなる。
一度、クラサカ工機に湯川が伸吾を訊ねている。
伸吾は覚えもよく腕もいい。1人前になろうとひとり残って仕事をすることもあった。
ある日、由里奈は伸吾に差し入れを持っていく。すると、伸吾はひとりで実験をしていた。
由里奈は目撃する。

大きな爆発音とともに火花が散った。→(ネタバレ4に繋がる)

**

この時期、ふたつの爆破事件が起きている。

爆破事故1:隅田川の屋台船の操舵場が破裂し煙に包まれる。
爆破事故2:止めていたバイクが突然爆発する。

ネタバレ2:殺人事件

【2】あらすじポイント

・フリーライターの長岡が殺される。
・長岡は湯川に電話をしている。
・長岡が追っていたのは大賀代議士。
・大賀はスーパーテクノポリス計画(ST計画)の実行者。
・大賀と長岡は同郷。
・薫が長岡の通夜でST計画反対者の勝田から話を聞く。

殺害事件が起きる。

  • 被害者:長岡修・38歳
  • 現場:向島の1ルームマンション。
  • 死因:絞殺。凶器は長岡のネクタイ(現場には残されていない)
  • 発見者:渡辺清美(長岡の彼女)
  • パソコンに破裂したあと煙が立ち壁に穴が開く動画が残されていた。
  • 手帳、デジカメ、ボイスレコーダー、タブレットがなくなっている。

2月20日夜11時頃、長岡が清美を訪ねる。
2月21日深夜1時、長岡が動画を撮影している。
2月23日、湯川に電話をする。

長岡は光原町の出身者で「スーパーテクノポリス=ST」に反対していた。
反対運動を兼ねて取材をしていた。
2年前から大賀を尾行していた。

スーパーテクノポリス計画

光原町の「スーパーテクノポリス計画」について。

  • 最新科学技術の拠点となる、大学や研究施設の集結場所にする。
  • 科学を扱ったレジャー施設も建設予定。宿泊施設も作る。
  • キャッチコピー【ようこそ科学の町へ】

【問題点】

  • 維持費がかかる。
  • 儲かるとは思えない。
  • 環境破壊。(野生生物の保護区と建設場が重なっているため、生態系に影響がでる)
  • 放射性物質が流れ出ることを恐れる。

発案者:大賀仁策(代議士・元文部科学大臣)

大賀も光原町出身。
大賀は長岡のことは知らないと証言。

**

草薙と薫が湯川を訪ねる。
長岡は湯川を訪ねていたが、湯川は「特別なことはない」と言う。

長岡の通夜

薫は清美の知人のふりをして参列。

この時、スーパーテクノポリスの反対運動をしている勝田と米村から話を聞く。

勝田幹生は、キノコ料理をメインにしているレストラン「ボタニアン」の店長。反対運動のリーダー的存在。キノコを採取する場所がST計画の範囲に近く、キノコを採取できなくなると考えている。

長岡とは死ぬ5日前に電話で話したが特別変わったことはない。

米村は、裏で大賀が動いており、環境省が工事の許可を出したと踏んでいる。
反対運動を続ける意思はあるが、徐々にその勢力は弱くなっていた。

米村は、反対運動の情報が相手側に漏れているようだと言う。

**

「スーパーテクノポリス計画」の親睦会が開催される。

草薙が大賀に会いにいくが鵜飼から「話すことはない」と断られる。

湯川は教授の代理でこの親睦会に来ていた。
そこで、草薙は湯川の招待者ということで親睦会に参加。
大賀の話には身がなくガッカリする湯川。
大賀は、ふたりを歓迎しなかった。

ネタバレ3:容疑者古芝伸吾

【3】あらすじポイント
・長岡は伸吾と連絡をとっていたと判明。
・伸吾の姉の死には男の影がある。
・草薙が伸吾と湯川が知り合いだと知る。
・湯川が真実を隠していたことで草薙と湯川の関係にヒビが入る。
・伸吾はレールガンを製造していた。
・伸吾の復讐計画を察し、薫が湯川に協力を頼む。

長岡が死んで90日経過。

長岡が残した映像の場所が特定された。
倉庫の壁に穴が開いていが、持ち主もどうしてそうなったのかは分からないと言う。

弾丸は残っておらず、穴だけが開いた状態。不思議な現象だ。

ここでバイクの事件と屋台の事件に繋がる。どちらも同一現象。
いずれも川べりで起きている。

長岡の発信履歴から伸吾の名があがる。
伸吾は、刑事が聞き込みにいった後に、行方不明になっていた。
工場には突然「辞める」とFAXが届き、それっきり。

伸吾の情報を見た草薙は、伸吾が湯川と同じ高校を卒業していると気づく。

伸吾は大学入学後すぐに退学をして、工場に入社していた。

**

草薙が湯川を訪ねる。

壁に穴の開いた画像、屋台船とバイクの画像を見せる。
さらに、伸吾が事件に関係しているらしいとも言うが、湯川は特別なことは話さなかった。

**

クラサカ工機にて。草薙の聞き込み。

伸吾は免許を所得し白いバンに乗っている。

不審電話2件。
・勤務中、古芝伸吾がいるかという電話がある。
・失踪してから2日後、公衆電話から伸吾がいるかと電話がある。

秋穂の死

古芝伸吾の姉・秋穂は、「明生新聞」に勤務し、大賀の担当だった。
子宮外妊娠をしていた。
死因は卵管破裂に伴う出血多量によるショック死。
死亡場所:ホテルのスイーツルーム(冒頭の女性が古芝秋穂)。

秋穂はホテルを度々利用。その都度、偽名を使っていた。
相手の男は地下駐車場から直接部屋に行くのでわからない。
洋服のまま死んでいたことから、男は秋穂を置いて逃げたと判断。

亡くなった5月末頃、伸吾が死んだときのことを聞きにくる。
その後、長岡が聞き込みにきて、秋穂が病死だと確認。
長岡は秋穂の男が大賀だと確信し、伸吾に接触をはかる。
クラサカ工機に伸吾がいるかと最初に電話をしたのは長岡。
伸吾が『レールガン』を製作していることを知った長岡はそれを阻止しようとしていた。

湯川の行動

統和高校。湯川と伸吾の母校。

草薙は、伸吾と湯川に接点があったことを知る。

「物理研究会」の部員、森野と石塚から、10月頃に伸吾が来ていたと分かる。

この時、伸吾は湯川と作成した装置を持ち帰っている。
一昨日、湯川が装置のことを聞きにきていた。

**

草薙と湯川。

草薙は伸吾が高校生の時に行ったデモンストレーションの画像を湯川に見せる。
湯川が教えた装置『レールガン』は成功を収めていた。

湯川は最初から伸吾が事件に関わっていると考えていた。(草薙には言わなかった)

長岡が湯川を訊ねたときの会話内容。

・長岡は壁に穴があく動画を湯川に見せる。(この動画は隠し撮り)
・すぐにレールガンだと分かる。
・長岡からレールガンで人を殺せるかと聞かれた。
・レールガンの装置は大掛かり。わざわざ人殺しに使う意味が分からないと湯川は答える。

湯川は草薙に伸吾のことを話さなかった。

長岡の殺人事件とは無関係だと判断して言わなかった。伸吾が行方不明と聞き、携帯に電話をしたが繋がらない。そこで、クラサカ工機に電話をした。クラサカ工機に就職したことは伸吾から聞いて知っていた。クラサカ工機に公衆電話で電話をしたのは湯川。

草薙は伸吾の姉の秋穂の死因、その経緯を教える。伸吾は復讐のために動いている。レールガンで人を殺すこともあり得るのだ。
しかし湯川は、伸吾はそんなことはしない、と言い張る。
草薙が湯川に特捜本部に行きレールガンについての説明を求めるが拒否をする。

草薙は「今回の事件が終わるまで、友人としては接しない」と。

2人の間に亀裂が入る。

**

薫が湯川と話す。

伸吾の家は家宅捜索され、レールガンに関する情報があり、みかんの皮があった。
レールガンの発射は1回きり。装置は畳1畳分。武器としての実用化は夢物語、と湯川は語る。

湯川は昨年の夏、クラサカ工機に行き伸吾に会っている。この時、伸吾は、科学で人を殺せるという発言をしていた。
「科学技術は扱う人間の心次第。邪悪な人間の手にかかれば禁断の魔術となる
と湯川は答えている。

伸吾は長岡を殺してはいない。ただ、大賀を殺すことを計画している。
薫は伸吾を殺人犯にしたくはない、阻止しようと湯川に協力を仰ぐ。

ネタバレ4:犯人・事件解明

【4】あらすじポイント

・由里奈が真実を打ち明ける。
・長岡殺しの犯人は勝田と判明。
・伸吾の復讐計画が判明。

伸吾が姿を消したことに疑問を持つ湯川。
長岡に伸吾の復讐計画、秋穂の死の謎を教えた人物がいると考え、由里奈に話を聞く。

長岡に話したのは由里奈。

伸吾が工場で実験をしているのを見た由里奈はコンビニの袋を落とした。
その物音で伸吾は由里奈に見られたと気づき、内緒にしてほしいと頼んだ。
それから、由里奈は家族には内緒で伸吾の実験に立ち会う。
伸吾は少しずつ由里奈に本当のことを話すようになる。

湯川に装置のことを教えてもらった。伸吾は湯川を尊敬していること。
帝都大学に入学したが姉が死に中退をした。
ホテルのベルボーイから話を聞き、ホテルで死んだ姉には連れがいたと確信。
警察は動かないから自分で捜した。
姉のスマホから「1820です」というメッセージを見つけた。それはホテルの部屋番号。
相手の名前は【J】。やり取りから大賀にたどり着く。
そこで大賀に警視庁だと名乗り電話をした。萎縮してすぐに電話を切ってしまったが。
伸吾の大学の奨学金は、大賀が手を回していると察し、大学を辞めた。
レールガンを精工にするためクラサカ工機に入社した。
由里奈はすべてを知り伸吾のために、夜中に家を出て工場の鍵を開けた。
そして出来上がった装置の実験を繰り返した。人に危害を与えず安全な場所を選んで行っていたが、屋台船とバイクは想定外だった。

長岡は伸吾をつけていた。夜中に由里奈と行動しているのを見つけ、由里奈に接触してきた。

由里奈は、伸吾に人殺しになって欲しくなくて、長岡にすべてを打ち明ける。
この時、由里奈は長岡に伸吾と大賀の電話のやりとりと秋穂が大賀に送ったメールの写真を長岡に渡している。
長岡は実験の撮影をこっそりとした。それが残されていた画像。
由里奈から湯川のことを聞いた長岡は、湯川を訪ねた。

由里奈は伸吾に長岡のことを打ち明ける。
伸吾は警察に尾行されたら計画は実行できないと考え行方をくらました。
行方をくらます前夜、伸吾はその旨を由里奈に伝える。そして、ふたりはキスをした。

**

湯川と草薙は和解する。

長岡がボールペン型のボイスレコーダーを持っていたと湯川が気づく。
ライターというのは、ボイスレコーダーの録音は2個の機械を使用するという湯川の言葉で草薙が動く。

長岡の部屋からボールペンのボイスレコーダーが見つかる。
机の引きだしに入っていた。

録音されていたのは、殺された時のもの。
聞き取りにくい中「津軽じょんがら節」の着信音が聞こえた。

それは、薫が長岡の通夜で話をした勝田のものだった。

長岡殺しのネタバレ

犯人:勝田

勝田の部屋から長岡のタブレットなどが見つかる。

勝田はスーパーテクノポリス計画の反対運動に加わっていた。
キノコ料理を提供する勝田には死活問題だ。いつしか、勝田は反対運動の中心になっていた。

勝田のレストランは困窮していた。手放すか否かという瀬戸際だった。
そんな中、建築コンサルタントの矢場が話を持ち掛ける。
反対運動の情報を横流しすれば、補償金を提供するという。
勝田はお金欲しさに寝返ったのだ。しかし、二度目にお金を求めたところ矢場からは冷たい言葉を浴びせられた。
そんな時、長岡から連絡があった。

勝田は長岡の部屋に行く。

長岡は大賀の不倫事件について話す。由里奈から貰った証拠品もあることを伝える。
これを記事にして流すと言う。

勝田は、これは金になると思う。長岡が外部に流す前に矢場に伝えなければと考える。

長岡は勝田がスパイだと知っていた。このことをわざと大賀にバラするよう言ってきた。
そこでもっと確信をついた情報を得るというのが長岡の計画だ。
つまり「ダブルスパイ」だ。

勝田は、そんなことはどうでもよかった。とにかく金が欲しいのだ。
この情報を世間に広まる前に金にしたい。それだけだった。

長岡が背を向けたとき、ネクタイで首を絞めた。
デイバッグから手帳などを持ち出し、鍵とスマホは川に捨てた。

情報を矢場には伝えずにいた。
長岡殺しがひと段落してからと思っていた。

伸吾の復讐

長岡殺しは決着したが、伸吾が大賀に復讐する計画はまだこれからだ。

S計画で地鎮祭がある。大賀を殺すにはこの時ではないか。

薫は、伸吾を止めることができるのは湯川だけ、と湯川を説得する。

こうして、湯川は伸吾を待ち伏せすることに。

湯川は伸吾の父が務めていた会社に立ち寄り、光原町に行く。

大賀のネタバレ

大賀と秋穂は付き合って2年ほど。
大賀は秋穂に癒される部分もあった。いい関係でいられた。
ホテルで苦しみだした秋穂を見て大賀は鵜飼に電話をする。
鵜飼はそのまま部屋から出るように指示をした。
大賀は鵜飼の言われるまま、救急車を呼ぶこともしなかった。

【ガリレオ禁断の魔術】原作の結末

結末あらすじポイント

・伸吾の復讐計画を知った湯川がそれを阻止するため、ひとりで行動する。

大賀が野球場で始球式に出席することになった。
ピッチャーとしてマウンドに立つ。
伸吾が狙うには格好の場所だ。

警備を厳しくする中、伸吾のバンが見つかる。
そこには、高校時代に作成したレールガンがあった。

警察は伸吾がレールガンで大賀を狙うことは諦めたと判断する。

湯川はそれを確認し、帰ることに。薫が駅まで送る。

駅で車から降りた湯川は電車に乗らず、タクシーに乗った。薫が湯川を追う。

ショッピングセンターに着く。

湯川は薫に「ひとりでやらせてくれ」と懇願する。
薫はその言葉を受け入れる。

伸吾はレンタカーを借り立体駐車場にいる。
パソコンでレールガンを操作し、グランドに立った大賀を標的にスイッチを入れる。

ところが画面は消えた。

急いで屋上に行く。トラックがある。そこにはレールガンの装置が置いてある。

携帯が鳴る。湯川から。

湯川は隣のビルの屋上にいた。

バンにあったレールガンは高校時代のもの。ダミーだ。
そして、それを改良したものがトラックにある。

湯川は伸吾が新しいレールガンで大賀を狙うと分かっていたのだ。
そして、それを止めるため、ひとりで行動をしていたのだった。

こんなことをするために科学を教えたわけじゃない。それでもどうしても殺したいというのなら、力を貸す、と言う。

プログラムを書き直し、レールガンの制御装置は湯川が握っているのだ。

湯川は伸吾に伸吾の父の話をする。父はカンボジアで地雷を作成する会社にいた。のちに地雷は人々を傷つけたとわかり、懺悔の気持ちで生きてきた。父が語る「科学を制するものは世界を制す」それは戒めの言葉だった。

伸吾はその話を聞き、復讐を断念した。

**

伸吾は器物損壊で起訴。

大賀は何事もなくスーパーテクノポリス計画をすすめている。

湯川はニューヨークに旅立つ。

<終わり>

注意:【ガリレオ禁断の魔術】ガリレオ8の「猛射つ」では、光原市。改稿長編で光原町になっています。

【ガリレオ禁断の魔術】原作の感想

原作小説【ガリレオ禁断の魔術】は、クールな湯川先生が感情を露わにする場面もあり、サスペンスではありながらヒューマンドラマを見ているような感覚になります。
この一件で草薙との関係はより深いものになったのではないでしょうか。
復讐のための殺人計画。姉を失った伸吾の想いは図りしれません。湯川先生がいなかったら、確実に殺人犯になっていたでしょう。
科学は時に魔術になり、人をも殺してしまう。「邪悪な人間の手にかかれば禁断の魔術となる」という湯川の台詞に重みがあります。
皆様のレビューでは、ドラマ化で再読したという方も多く中には「沈黙のパレードよりこっちを映画に」という声もありました。

【ガリレオ禁断の魔術】の原作まとめ

ドラマ【ガリレオ禁断の魔術】では、薫は登場せずさん演じる牧村が登場します。こちらも楽しめる作品だと思います。

ドラマ【禁断の魔術】は9月17日フジテレビでよる9時から土曜プレミアムで放送します。お楽しみに♪♪

記事内画像:【ガリレオシリーズ】公式サイト

コメント