【降り積もれ孤独な死よ】2話 ラスト10秒が衝撃!連続暴行犯は蒼佑(萩原利久)!?

降り積もれ孤独な死よ 2話

【降り積もれ孤独な死よ】2話 ラスト10秒が衝撃!連続暴行事件の犯人は蒼佑(萩原利久)!?
13人の子どもたちを餓死させた犯人として逮捕された灰川(小日向文世)は、あっさり逮捕されたと思ったら犯行を自白。そんな中、花音(吉川愛)が襲われる。灰川の言動を疑問視する冴木(成田凌)は、花音とともに独自に捜査を始める。五味(黒木メイサ)は連続暴行事件の犯人に近づいていくが、灰川がまさかの行動に!

目次

【降り積もれ孤独な死よ】2話

灰川が犯行を自供

灰川(小日向文世)の身柄が拘束された。冴木(成田凌)とすれ違った灰川は、冴木からはせっけんの匂いとタバコ臭いがする。1日2回も風呂に入るほど清潔好きなのにタバコの臭いは厭わない。本当の自分を見せたくないんだろうと分析する。

川相(野間口徹)の取り調べを受ける灰川は、犯行をあっさり自供するが、動機を聞くと次のように答えるだけ。その後は黙秘している。

血が繋がった実の子なら無条件に子どもを愛すると思ってるのか。すべての親が子どもを愛してるわけじゃないだろう。

その状況を五味(黒木メイサ)から聞いた冴木は、やけにあっさりしすぎだと考える。これまで見つからずに逃げていたのに白昼堂々捕まり、すぐに自白という灰川の言動が不可解だ。捜査担当外だから口を出さないのがルールだと五味に釘をさされる。

花音が襲われる!

降り積もれ孤独な死よ 2話

灰川邸に花を手向けに行った花音は、その帰り、何者かに階段から突き落とされて怪我をする。

連絡をもらって病院に駆けつけた冴木に花音は、灰川邸事件の真犯人の仕業だ、事件はまだ続いている、捜査を続けてほしいと頼む。実の弟が狙われる可能性がある冴木は、捜査をする強い動機があるから信頼できる。

お腹空いてます? と、バッグからお菓子を出そうとした花音。事件現場に描かれていた六角形のマークのキーホルダーを落とす。

リッカのマークは家族の証と灰川は子どもたちに話していたという。

蒼佑(萩原利久)を置いていったときのことを思い出す冴木。蒼佑は現在自動車整備場で働いている。

警察では、鈴木潤(佐藤大樹)が、連続暴行事件の被害者の共通点がわかった!と五味に報告。通り魔的な犯人が狙うのはたいてい女性や子ども、弱い者が多いのに男ばかり狙うのはなぜなのか――?

冴木は花屋で働く花音を訪ね、単独捜査をやること、生き残りの子どもたちの中に真犯人がいて、灰川が庇っている可能性もあるのではないかという考えを伝える。

生き残り5人のアリバイ

冴木は生き残りの5人に会ってアリバイを確かめる。

川口悟(松本怜生)は、代々医者というエリート家系の息子。教育虐待を受け、灰川に救われた。法科大学院生で、図書館で勉強していたというアリバイがある。僕はほかの人とは違う。灰川がいなくても自分でここまでやってきた。もう関わり合いになりたくない。

沖島マヤ(仲万美)は父親から性的虐待を受けていた。背中にリッカのマークのタトゥーを入れている。花音が襲われたときは勤務先のタトゥーショップで働いていた。見かけで判断しないで、タトゥーは心のお守りだと店長。

東優磨(カカロニ栗谷)は、親が新興宗教にハマっていて少しでも教義に逆らうと指導というなの暴力を受けていた。倉庫作業のアルバイトは無断欠勤が多くて解雇されたんじゃないかと同僚から聞くが、後で上司から、その日は無断欠勤した優磨の様子を見に行ったと連絡があり、アリバイがあることがわかる。

次に訪ねたのは蒼佑の母(仙道敦子)。逃げたのは蒼佑が犯人だと疑われてるんじゃないかと思ったから。蒼佑は小学生の頃からだんだん家に帰らなくなり灰川邸で暮らすようになった。16歳で戻ってきてからはアルバイトで生活費も稼いでくれている、本当はいい子だと念を押す。アリバイも母が証明した。

行方不明の神代健流以外は全員アリバイがあると花音に報告すると、蒼佑のアリバイは家族が証明したから客観的じゃない、家族は家族を守るために嘘をつくと、言われる。調べ直すと、蒼佑の母は介護の仕事のほかにスナックでアルバイトしていた。花音の事件の日も店に出ていたから蒼佑のアリバイは、わからないはず。

そして蒼佑が母に対して暴力を振るっていることを知る。やっぱりあの人の子どもだから — —。冴木はあいつの話はするな!と激昂する。

冴木は花音に、蒼佑が犯人かもしれないと告げる。家族だから見て見ぬふりをしようとしていた。その花音は蒼佑を尾行する。蒼佑は、連続暴行犯と同じ黒いパーカーを着て街をうろついていた。

一方、五味は連続暴行事件の被害者が全員、自分の子どもに何らかの虐待をしていたことを突き止める。そしてある人物を犯人ではないかと疑い始める。

【降り積もれ孤独な死よ】2話考察と感想

【降り積もれ孤独な死よ】2話考察と感想です、

灰川は誰かをかばっている?

巧みに逃げていたのに、突然白昼堂々捕まるとあっさり自白する、かと思うと自殺した。どう考えてもおかしい行動です。

灰川は大切な誰かをかばっていて、その人物が何か動き出したから事件を終わらせようと、犯人として名乗り出たのでしょう。最近始まった何かは、連続暴行事件なのか、それともまだ描かれていない、水面下で進んでいる事件なのか。

蒼佑(萩原利久)は暴行&花音の事件の犯人?
「またやっちゃった」の意味とは?

花音を襲った犯人は、連続暴行事件の犯人ではなく、灰川邸事件の真犯人か協力者と考察。

2話でもっとも怪しく描かれてるのは母親に暴力を振るっていて、洗面所の鏡をぶん殴り、「ごめん、またやっちゃった」と血を流していた蒼佑。犯人と同じ黒パーカーを着て夜の街をうろついていました。

「またやっちゃった」は、鏡を壊したことなのか、暴行事件を起こしたことなのか。どっちにもとれますね。

暴行事件の犯人は、子どもを虐待している父親ばかりを狙っています。DVを憎んでいる人物。

蒼佑が父親から虐待されていたのに、母親に暴力をふるっていることを考えると、犯人像とは一致します。

しかし、そういう意味では蒼佑と同じ父親の息子・冴木も怪しい! 蒼佑にいろいろ疑いがかかってるのに、暴行事件に無関心なのはおかしいですよね。

また、最後の方に、もう1人、パーカーは着ていないけど怪しい男が映っていました。あれは行方不明の神代健流杢代和人。神代かと思いましたが、顔に傷がある男で、演じているのは笠松将っぽいですね。彼はいったいどういう形で事件に関わっていくのでしょうか。

子どもたちへの虐待に関わる2つの事件。どこかで繋がってるのでしょうか。次回も楽しみです。

前回のおさらいはこちら↓↓

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