【フリーター、家を買う。】最終回のネタバレ!誠治(二宮和也)の決断と成長に涙!
【フリーター、家を買う。】最終回のネタバレ!誠治(二宮和也)の決断と成長に涙!
2022年お正月に一挙放送され、注目のドラマ【フリーター、家を買う。】。
最終回で誠治(二宮和也)は大きな決断を迫られます。母親のために家を買うことが出来るのでしょうか?
そして、家族の将来は?
今回の記事では【フリーター、家を買う。】最終回「母さんが、笑った」のネタバレと感想をお伝えします。
【フリーター、家を買う。】配信情報
【フリーター、家を買う。】及びスペシャルはFODプレミアムで配信中です。
【フリーター、家を買う。】最終回のネタバレ
誠治は人生最大の岐路に立つ
母親の寿美子(浅野温子)が悪徳商法に騙され、誠治(二宮和也)は土木のバイトで貯めた100万円を失ってしまう。
誠治は「大悦土木」の仲間たちにこのことを報告。「誠治が頑張って貯めた金を…ひどい!!」と憤る仲間たち。
その後、誠治は社長の大悦(大友康平)から「事務や営業を行う正社員でうちに来てくれないか?」と打診を受ける。
突然のことに戸惑う誠治。「返事はじっくり考えてからでいい」とのこと。
ある日、武家に亜矢子(井川遥)が息子の智也(橋本智哉)を連れてやってくる。姑の則子(鷲尾真知子)との関係が悪化し、それに対して何も言わない旦那の文成(七海智哉)に我慢できず家出してきたとのこと。
そんな中、誠治は寿美子の為に最終面接を受けられなかった医療機器メーカーから「会って話をしたい」と連絡を受ける。
誠治が向かうと欠員が出たからそのまま面接をしたいとのこと。誠治は母のうつ病のことやそれに伴って最終面接を受けられなかったこと等を正直に話す。
一方、「大悦土木」の仲間たちは「誠治が正社員になる」と大騒ぎ。あかり(岡本玲)が話したようで独り歩きしていた。
そこに誠治が登場。「受かった!」と医療機器メーカーの内定を報告する。この報告に仲間たちは大喜び、と同時に寂しい気持ち。
誠治は帰宅し、家族にも内定を報告する。父・誠一(竹中直人)もほっと一安心。
だが、誠治は医療機器メーカーに行くか、「大悦土木」に行くか迷っていた。
将来を巡って誠治と誠一が大喧嘩
誠一は「医療機器メーカーに行け!俺はお前を土木にするために大学に行かせたわけじゃないぞ!」と言ってきた。
差別的な言い草に誠治もカチンと来て、大喧嘩となってしまう。
誠治「謝れよ。俺に良くしてくれている人たちに謝れよ!!」
本当は「俺にあんたを軽蔑させないでくれよ…オヤジを尊敬したいんだ!!」と言いたかった。けど言えなかった。いつか気持ちが1つになれる日は来るのだろうか?
寿美子も眠れない様子。誠治は「ごめん、また揉めて。とにかく早く再スタートを切るから」と謝る。
そんな誠治に寿美子は「再スタートならもうしているじゃない…」と優しく語りかける。
誠治が下した決断
翌日、誠治は大悦に「なんで俺なんですか?(100万円を失ったことで)同情したんですか?」と尋ねる。
大悦は「同情なんかじゃねぇ」とした上で答える。
大悦「お前はフリーターとしてたまたまウチに来た。母親のために必死に仕事を続けた。金以外の何かを見つけたはずだ。だから将来の経営を任せるパートナーとして信頼できる。自信を持て!!今のお前ならどこでもやっていける!」
誠治は帰宅し、誠一と改めて話をする。
誠一は「大悦土木」は規模が小さすぎる。事務や営業でこき使われることになると心配していた。
誠治「俺は俺の基準で決めるよ。最初は金を稼ぐためでやりがいなんて無いって思っていた。でも違った。続けていて良かった。それは大悦だったから。職場の仲間が好きだし、尊敬している。その会社が今、日本一俺を必要としてくれている。」
誠治が選んだのは「大悦土木」だ。
誠治の成長を見た亜矢子も嬉しそう。「私は何やってんだか…」と自分が抱えている問題を考える。
その後、誠治は「大悦土木」の正社員になる。仲間たちも大喜びだ。
誠治はハローワークの北山(児嶋一哉)にも報告。北山は「もうお会いすることはないでしょうが」としつつも自分の連絡先を渡す。
あかりの哲平への想い
その夜、和歌山に2年間の研修に行くことになった真奈美(香里奈)の送別会が開かれる。
そこに退院した哲平(丸山隆平)もやってくる。なんだか気まずいあかり。
哲平は「(この怪我じゃ)将来は分からへん。これじゃ、あかりちゃんを幸せに出来へん」とする。
あかり「私は哲平さんが好きだから!今、好きだから。」
と告白。仲間たちが見ている前で2人は結ばれた。
大悦は「もう帰れ。2人でよろしくやっていろよ」と彼なりの祝福を送る。
送別会の後、誠治は真奈美に「俺も頑張るから。気をつけて行けよ」と送り出す。出発は29日のバスだという。
亜矢子も家族の問題に向き合う
一方、亜矢子は智也を寝かしつける。智也は「ここ(武家)は皆いるし楽しい」とのこと。亜矢子はずっと寂しい思いをさせていたと気づく。
翌日、亜矢子は永田家に戻り則子、文也と改めて話をする。
亜矢子「私が家を出たのは(母親のうつ病で)実家のことを悪く言われたからです。でも本当は私と夫との問題を姑問題にすり替えていました。智也の将来を心配してくれてありがとうございます。これからは3人で考えていくべきだと。」
文也「俺もそう思う。夫として父としてちゃんと考えていくよ。」
則子「亜矢子さん、あなた随分とたくましくなったわね。」
亜矢子は思いをしっかりと告げ、則子と和解することが出来た。
誠一は父親としての思いを語る
一方、武家は3人で夕食。誠治にはこれから簿記の勉強とやることは沢山ある。
寿美子は息子が夫と同じ経理の道に進もうとしていることを喜ぶ。
翌日、誠治の名刺が完成。元請けの喜嶋建設にも改めて挨拶。そこで真奈美の後任となる現場監督の平田(相葉雅紀/友情出演)を紹介される。
日曜日、誠一は背広を着て大悦社長に挨拶をする。
誠一「息子は今まで何一つ続かなかった。初めてなんですこれだけ長く勤めたのは。“社長のおかげだ”と言っていました。実は嫉妬していました。息子はあなたを本当に尊敬していました。父親として悔しいじゃないですか。」
そんな大悦も子供たちからは疎まれているという。「一緒なんだ」と2人は笑い飛ばす。
誠一は改めて「息子をよろしくお願いします」と頭を下げる。
家を買うためには
誠一は帰宅し、家族のこれからについて話をする。誠治は「また金を貯めて頑張る」とする。
「のんきなことを」と誠一。そして、二世帯ローンを提案する。
まずは誠一が支払い、誠治が引き継ぐ。これなら誠治に社会人経験がなくとも家を買うことが出来る。
誠一「頭金も出してやる。文句は無いな?」
誠治「あるよ。金は全部返すから。この家は俺が買う。」
誠一は「バカのことを」と言いつつも嬉しそう。
誠治「親父、ありがとう。」
誠治は真奈美を追いかける
月日は流れ、引っ越しの日。誠治は今日が真奈美の出発の日であると思い出し、急いで彼女の下に向かう。
その途中、彼女との思い出が蘇ってくる。
誠治「千葉真奈美!!」
なんとかバスの出発に間に合うことができた。
誠治「言っておきたいことがあって。あっち行っても不倫とかするなよ。好きだから。」
真奈美「来るのが遅い。頑張るから。美味しいみかん食べに来て。」
想いを告げて2人は結ばれた。誠治は旅立つ真奈美を見送る。
武家の新しい生活
誠治が戻ると引っ越しの準備はすでに終わっていた。そのまま出発することに。
誠治が武家の表札を外すと隣人の西本(坂口良子)の姿が。誠治は引っ越すことを告げ、息子・和彦(横尾渉)のことも切り出す。
誠治「息子さんの気持ちに気づけたんだし、やり直せると思います。ハガキとか取りに来ないで済む方法はいくらでもあるのに、わざわざ戻ってくるのはそういうことだと思います。」
新居にて。
誠一「気抜くんじゃねーぞ!今度は結婚活動だ!!」
誠治「うっせーな!!」
相変わらず変わらない2人。それを見た寿美子の顔に笑顔が。
誠治のモノローグ。
オヤジのことは尊敬できないかも知れない。母さんの病気も完全に治るかは分からない。でも俺たちは幸せな家族だ。
誠治は新しい家に「武 誠一、誠治、寿美子」の名前が入った新しい表札を掲げるのだった。
【フリーター、家を買う。】、完結。
【フリーター、家を買う。】最終回のポイント
- 誠治は「大悦土木」の正社員になる
- あかりは哲平と結ばれる
- 亜矢子は姑の則子と和解する
- 誠一と誠治は二世帯ローンで家を買う
- 誠治と真奈美もまた結ばれる
- 武家は新しい道を歩み始め、寿美子はまた笑うことが出来た
【フリーター、家を買う。】最終回の感想
誠治(二宮和也)の成長
【フリーター、家を買う。】最終回では無事に家を買うことが出来、お母さんも笑ってくれました。
思い起こせば誠治が一番求めていたのは誰かに必要とされているということ。
バイトを通じならば信用を得て、最後に決断。最も納得できる自分の居場所を見つけることが出来ました。
誠治の成長と家族の再生に涙が止まりません。
【フリーター、家を買う。】はハッピーエンドで完結。実は引っ越しから1年後を描いたスペシャルも放送されていました。
お父さんが言うように今度は結婚活動?誠治と真奈美の遠距離恋愛はどうなるのでしょうか?
スペシャルのネタバレは書き次第、更新します。
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