【フリーター、家を買う。】ネタバレとあらすじを最終回まで!うつ病の先にある家族の未来!

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【フリーター、家を買う。】ネタバレとあらすじを最終回まで!うつ病の先にある家族の未来!

2022年正月に二宮和也さん主演の大ヒットドラマ【フリーター、家を買う。】が一挙放送!

フリーターが母のうつ病を機に仕事と家族の問題に向き合い、成長していく社会派ドラマです。

きついシーンも多いけど、様々な悩みを抱える登場人物たちに共感。生きるヒントになるのは間違いなし!!

今回の記事では【フリーター、家を買う。】のネタバレとあらすじを最終回までお届けします。

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【フリーター、家を買う。】配信情報

【フリーター、家を買う。】及びスペシャルはFODプレミアムで配信中です。

目次

【フリーター、家を買う。】ネタバレとあらすじを最終回まで

【フリーター、家を買う。】1話のネタバレとあらすじ

第1話「明るかった母さんが壊れた…」

武誠治(二宮和也)は、三流大学を出て中堅の部品メーカーに就職。ところが新人研修や上司との関係が合わず、三ヶ月で辞めてしまう。

誠治の父・武誠一(竹中直人)は相談もなく勝手に辞めたことに激怒。一方、母・寿美子(浅野温子)は「誠治が自分で決めたことだから」と庇う。

「なんとかなんだろう」と誠治は考えたが、世間は厳しく就活は難航。バイトをしてもちょっとしたことですぐに辞め、長続きしなかった。

誠治の姉で、開業医の長田家に嫁いだ亜矢子(井川遥)も弟の行く末を心配する。

ある日、誠治が夕食を食べようとキッチンに来たら「ごめんなさい…今日も死ねませんでした…」と寿美子の様子がおかしい。母親はうつ病になってしまった。

亜矢子は誠治と誠一に原因を尋ねる。が、誠一は「誠治がいつまでも就職しないから」の一点張り。さらに寿美子へ対応も亜矢子と誠治に丸投げしてしまう。

誠治は自分でなんとかすることを決意。時給の高い「大悦土木」で土木作業員のアルバイトを開始する。

といっても慣れない肉体労働に誠治は早くも音を上げてしまい…

【フリーター、家を買う。】2話のネタバレとあらすじ

第2話「どうせオレは恥ずかしい息子だよ」

どんなにダメな自分でも認めてくれる母親の言葉を思い出した誠治は己を奮い立たせ、工事のアルバイトを続ける。

そんな中、現場監督の千葉真奈美(香里奈)が大手ゼネコン・喜嶋建設の社員だと知る。真奈美の目標は設計士だったが、経験の為に自ら現場を志願していた。

仕事中、真奈美のミスで工事がストップ。謝ると同時に「せめてでも」と事務所の掃除を買って出る。誠治は彼女がそこまでする意味が理解できなかった。

ある日の武家にて、寿美子がリビングでゴミ袋の中身を広げていた。ゴミの分別ができていなく、戻ってきてしまったと言う。

翌朝、誠治はゴミの分別を確認。その影響で仕事に遅刻してしまう。謝るも社長の大悦貞夫(大友康平)から「今日は帰れ!」と命じられてしまう。

「ちょっとの遅刻ぐらいで」とふてくしてしまう誠治。そもそも土木の仕事はただ金を稼ぐためだけ、そこまで一生懸命になる必要は無い。

そんな誠治に真奈美は「この仕事で得られるのはお金だけじゃない、続けていれば分かるわよ」とアドバイス。

土木の仕事に嫌気がさした誠治は誠一に仕事の口利きを頼んでみる。が、「根性が無いお前には無意味だ!!」と厳しい態度。

「どうせオレは恥ずかしい息子だよ」と嘆く誠治。それでも寿美子は「仕事なら続けているじゃない」と認めてくれて…

【フリーター、家を買う。】3話のネタバレとあらすじ

第3話「あんなオヤジでもヒーローだった」

誠治が携わった道路が完成。初めての給料も受け取り、誠治は初めて仕事にやりがいを感じる。

その夜、誠治は真奈美、豊川哲平(丸山隆平)、手島信二(井上正大)らと飲み会。彼らはしっかりと目標を持って仕事に向き合っていた。

そんな折り、またしてもゴミが突き返されてきた。誠治が確認したはずなのに瓶が混ぜ込まれていた。

翌日、誠治は部屋から見張る。なんと隣人の西本幸子(坂口良子)がゴミに瓶を入れていた。さらにご近所さんにも悪い噂を流していた。

証拠はない上に、訴えるのも寿美子の負担が大きすぎる。

誠治は姉の亜矢子に連絡して寿美子を病院に連れて行く。主治医の岡野忠志(田中壮太郎)は「今の生活環境に原因があるのなら引っ越した方がいい」とする。

2人は父の誠一に相談。だが、「そんなことで引っ越せるか!寿美子が心の弱さを治さない限り変わらない!!」と聞く耳を持たない。

「情けねぇ」と怒りすらもわかない誠治。

その後、誠治は幼い頃に書いた将来の夢についての作文を発見。父親を尊敬し、ヒーローとしていた。それでも父親であることは変わらない。

誠治はあることを決意するのだった。

【フリーター、家を買う。】4話のネタバレとあらすじ

第4話「お袋の、面倒みるのもう無理だ…」

誠治は「母さんが安心して暮らせる家を買う」と目標を立てる。フリーターが住宅ローンを組むのは難しいが、誠治の決意は硬く100万を貯蓄するのが目標だ。

だが、誠一は「子供の頃から何一つ成し遂げられていないお前には無理だ」と厳しい態度。

誠治はバイトをしつつもハローワークに通い詰め、仕事を探す。真奈美は誠治を心配し、誠治は彼女に母親の病気のことを打ち明ける。

そんな中、西本からのイジメの原因は誠一にあったと判明。「家族も守れないなんて父親失格だ!!」と誠治と誠一はかつて無いほどの大喧嘩。

「自分がなんとかするしか無い」と誠治。そんな中、どうにか1社だけ2次面接に漕ぎ着けた。

ところが大事な面接の直前、寿美子から電話。誠治は面接を投げ出して急いで戻る。

バイトに就活、理解のない父親、振り回す母親…誠治は心も体も限界を迎えてしまい…

【フリーター、家を買う。】5話のネタバレとあらすじ

第5話「生きてる世界が違うって何だよ…」

誠治は真奈美、大悦社長ら大悦土木のメンバーに家族のことを相談。話をすることが出来て誠治は随分と気持ちが楽になる。

ある日、誠治と亜矢子が帰宅すると注文していない10人前のラーメンが届き、寿美子が困惑していた。きっと西本からの嫌がらせだろう。

誠一は家にいたのに気づかなかったようで誠治は不満に。

亜矢子は西本に「お店からお代はいいと言われて得しちゃいました」と告げ、牽制する。

ある日の仕事中、作業員の真田(嶋大輔)の妻が産気づいたと連絡が入り早退。誠治が残業を引き受ける。

誠治は誠一に遅くなることと「母さんが薬を飲んだか確認して欲しい」と頼む。

その日、誠一は寿美子の為にワインを買って久々に乾杯する。だが、そのワインが原因で体調が悪化、寿美子は手首を切ってしまう。

幸い大事には至らなかったが、寿美子は入院することになる。その上、誠一が若い女性・島田(玄里)と秘密裏に会っていることが発覚し…

お父さんが買ってきたワインは付き合うきっかけとなった思い出の品。元気づけようとしいたのに最悪の結果と招いてしまいました。

思いを知った寿美子は「お父さんを許して欲しい」と子どもたちに訴えます。

【フリーター、家を買う。】6話のネタバレとあらすじ

第6話「母さんを悲しませることすんなよ」

誠一の援交疑惑に誠治は動揺してしまう。その上、上司の山賀(眞島秀和)のことで悩む真奈美に強く当たってしまった。

その後、誠一はワインの一件もあり、寿美子に優しくしようとする。

誠治は急な態度の変化にイライラ、「あの女誰なんだよ!」と切り出す。誠一は彼女との関係を話そうとしない。

自分だって都合が悪くなると黙る。誠治の怒りは頂点に達し、「出て行け!」と追い出してしまう。

誠治は亜矢子に事情を話し、2人で相手の女性・島田(玄里)の元へと向かう。その直後、誠一もやって来た。

慌てて隠れる2人。誠一は2人がいることには気づかず、島田に心情を話し始めて…

【フリーター、家を買う。】7話のネタバレとあらすじ

第7話「怖さとつきあって、みな生きてる」

誠治は偉そうに振る舞っている父親だって誰にも言えない悩みを抱えていると知る。

そして、誠一は寿美子の薬のチェックや病院の付添も積極的に行うようになる。

一方、誠治は金を稼ぐためと思っていた土木の仕事に大きなやりがいを感じる。

そんな中、真奈美が指示した仕事で、哲平(丸山隆平)が大怪我を負ってしまう。

過去に起きた事故の再来のようで真奈美は「もうダメかもしれない」と自分を責めだしてしまう。やがて、真奈美は仕事を休むようになってしまう。

大切な仲間のピンチに誠治が取った行動は?

誠治は真奈美を発見。自分が土木の仕事で感じたこと、真奈美から教わった大切なことを訴えます。

そして、「辞めんなよ!!」と誠治は力一杯励まします。

【フリーター、家を買う。】8話のネタバレとあらすじ

第8話「おまえに親父さんの何がわかる?」

誠治の励ましを受け、真奈美が仕事に戻ってきた。

ある日、誠治は社長の大悦が膨大な経理データに悩んでいるのを発見、パソコンの導入を勧める。

その流れで、データ入力を任される。自宅への持ち込みや時間も自己申告で構わないという。信頼されて嬉しくて堪らない誠治。

そんな中、誠一は誠治がバイトばかりに時間を取って就活が疎かになっている。「そんな余裕があるのか?」と苦言。

あまりの言い草に誠治は怒り心頭。「うちの社長とは大違いだよ!」と誠一の親としての資質を否定してしまう。

大悦建設のメンバーと飲み会。誠一は意気揚々と父親を言いくるめたことを話す。

そんな、誠一の態度の大悦は「何様のつもりだ!!」と激怒。「親子だったら言っちゃいけねーこともあんだ」と諭す。

その後、誠治は父親に素直に謝る。

誠治は就活を再開。大きな医療機器メーカーでの面接が決まり、息を巻くのだった。

【フリーター、家を買う。】9話のネタバレとあらすじ

第9話「再スタート、するはずだったのに」

誠治は面接で母のうつ病やバイトを通じて感じたことや自分の思いをしっかりと話すことができ、最終面接まで漕ぎ着けた。

さらについに目標の100万を貯めることに成功。いよいよ引っ越しも見えてきた。

ある日の朝、誠一は不機嫌。会社から家の外壁の塗り替えを命じられ、まとまったお金が必要だったからだ。

それを聞いた寿美子が動揺。実は隣人の西本の差し金で、相沢(ムロツヨシ)という訪問販売の男から法外な値段の商品を買わされていたからだ。

誠治たちを心配する気持ちと弱った心を利用されてしまっていた。

そんなことを知る由もない誠治は最終面接へ。そこに相沢から電話が。誠治は電話の先の寿美子の様子がおかしい事に気づき…

西本は息子との関係が上手く行っていないことに付け込まれ、悪徳商法に騙されてしまいます。


ところが相手が詐欺師と知った上で、「いい人がいます」と寿美子を紹介。最悪な事態へと発展してしまいました。

【フリーター、家を買う。】最終回のネタバレとあらすじ

最終回「母さんが、笑った」

誠治は貯蓄の全額を悪徳商法の支払いに当て、全てを終わらせる。これ以上寿美子を苦しませないためだ。

誠治は一連のことを大悦土木のメンバーに話し、一同は怒り心頭。

そんな中、社長の大悦(大友康平)は誠治に「大悦土木の正社員にならないか?」と打診する。

職種は経理や営業。同情ではなく会社の将来を見据えての誘いだ。

さらに誠治に最終面接を受けられなかった医療機器メーカーから会いたいと連絡が。欠員が出たので改めて面接、その場で内定を貰うことが出来た。

会社の規模と安定で言えば圧倒的に医療機器メーカーの方が上ではあるが…

そんな中、真奈美は設計の勉強のために和歌山に2年間研修に行くことが決まる。

誠治の決断は?真奈美との恋の行方は?家族の未来は?

【フリーター、家を買う。】主人公・武誠治(二宮和也)のネタバレ

主人公・武誠治は自分の意見や覇気がない今どきの若者。頑固な父親・誠一(竹中直人)とは顔を合わせれば口喧嘩ばかり。

「そこそこの家庭で育ち、そこそこの大学を出て、そこそこの会社に就職して、そこそこの人生を送っていく」と思っていた。

ところが新卒で勤めた会社をわずか三ヶ月で退職。就活はするも社会は厳しく、自堕落なフリーター生活を続けてしまう。

武誠治の新しい目標をネタバレ

ある日、母親・武寿美子(浅野温子)がうつ病にかかってしまう。

誠治はとにかくお金を手に入れるため、時給のいい「大悦土木」の土木バイトに飛びつく。

初めは生活費を稼ぐためのつなぎと考えていた誠治。だが、先輩の千葉真奈美、社長の貞夫(大友康平)ら仲間と共に仕事を続けていくうちに心境が変化していく。

そして、母のうつ病の原因の1つが隣人・西本幸子と発覚。治療のためには環境を変える必要がある。

誠治は「母さんが笑って暮らせる家が欲しい」とフリーターでありながらも「家を買う」と目標を立てる。

やがて嫌っていた父親・誠一、開業医に嫁いだしっかり者の姉・永田亜矢子も悩みを抱えていることを知る。

母のうつ病や家族との関係を見直すうちに誠治は大きく成長していく。

【フリーター、家を買う。】母親・武寿美子(浅野温子)のネタバレ

誠治の母親・寿美子は真面目で心優しい性格。不器用な夫を支えつつ、不甲斐ない息子を暖かく見守っている。

だが、うつ病を発症。「家事ができる人がいないから」と自宅で治療をすることになる。

武寿美子のうつ病の原因をネタバレ

誠一が「お前が甘やかすから誠治はいつまでも就職が出来ないんだ!!」と責められ、うつ病を発症。

さらに10年に渡り隣人・西本幸子から陰湿なイジメを受けていた。

寿美子は家族に心配をかけまいとずっと一人で抱え込んでいた。

そして、イジメの根本的な原因は夫にあったと判明する。

【フリーター、家を買う。】父親・武誠一(竹中直人)のネタバレ

誠治の父親・誠一は真面目だが、頑固で不器用な性格。その上、プライドも高く、学歴や会社のブランド、世間体を気にするタイプ。

そのため、息子の誠治とは険悪な関係が続いている。

家では「仕事をすることで家族を養っている」と威張りちらし、特に会社の借り上げ住宅に月5万で住まわせていることにこだわっている。

「イジメの根本的な原因は誠一のせい」をネタバレ

誠一は酒癖が悪く、度々トラブルを起こしていた。

引越し時の歓迎会のときに寄った勢いで破格の家賃で住んでいることを自慢、それが隣人・西本の癪に障り、寿美子へのイジメに発展してしまった。

誠一や娘の亜矢子(井川遥)に指摘されるも誠一は認めようともしない。

武誠一の心境の変化をネタバレ

何だかんだ言っても寿美子の様子が気になる誠一。寿美子を励ますために出会った時と同じ銘柄のワインをプレゼントする。

ところがそのワインのせいで妻のうつ病が悪化(抗うつ剤を飲んだ上でのアルコールはNG)。自分はうつ病を理解しようとしなかった、と実感する。

寿美子に気を止めるようになり、誠治が忙しい時には代わりに病院に付き添うなど変化が。

武誠一の援交疑惑をネタバレ

その矢先、誠一の援交疑惑が。実は知り合った専門学校生・島田彰子(玄里)に簿記を教えていた。

誠一は長年経理として勤めていたがパソコンが使えなく、部下が作成した書類に判子を押すだけの日々。

部下からは尊敬されず、プライドはズタズタに。そのため、家でも威張り散らしていた。

会社や家庭で疎外感を感じる中、自分を頼ってくれる彰子に出会い、それがたまらなく嬉しかった。

誠一は自分の思いを吐き出し、彰子に会うことは最後にする。

お父さんは能力はあるのに時代の変化について行けなかったんですね。

武誠一と誠治の関係の変化をネタバレ

誠治は土木の仕事のやりがいや誠一の思いを知り、精神的に成長していく。やがて就活でも誠一を頼るように。

誠一も履歴書の書き方を教えるなどアドバイス送る。息子に頼って貰えるようになり、関係は確実に改善されていった。

【フリーター、家を買う。】姉・永田亜矢子(井川遥)のネタバレ

誠治の姉・亜矢子はすでに結婚し、武家を出ている。嫁ぎ先は開業医をしている永田家。

家族のことは心配しているが、彼女もまた姑と息子の関係に悩んでいる。

永田亜矢子の悩みをネタバレ

夫・文也(橋本智哉)とは結婚をする前に子供を妊娠。姑の則子(鷲尾真知子)や親戚からは「妊娠を武器に院長夫人に収まった」と疎まれている。

さらに則子から「息子・智也(橋本智哉)を医者に育てるのが貴方の仕事」とプレッシャーを掛けられている。

則子は強制的に智也の進路を決めるのではなく、本人の意思で医者になることを願っている。

すなわち、「智也が医者になりたいと思うように亜矢子が教育しろ」ということ。

亜矢子の本来の性格は誠一に対してもズバッと言うが、永田家では自分の気持を押し殺してしまっている。

永田亜矢子の変化をネタバレ

智也は勉強が苦手で亜矢子は「医者にすることが本当に智也の為になるのか?」と疑問に思う。

さらに姑の則子は内心では母親のうつ病も煙たがっていた。

亜矢子は実家での問題にも向き合う中で、誠治の成長や誠一の思いを実感。本来の自分を取り戻していく。

そんな中、則子が母親のうつ病を利用して智也が医者になるように丸め込んだと発覚。

ついに「永田家にくれべて無茶苦茶な家族でも私には大事な家族」と自分の思いを言い放つ。

永田亜矢子の結末をネタバレ

則子のやり方に腹を立てた亜矢子は智也を連れて実家に家出。そこには自分の将来を決め、立派に成長した誠治の姿があった。

亜矢子も自分の問題に向き合う決意をする。

永田家に戻った則子に無礼な態度を取ったことを詫びる。夫の文也を交えて今後に付いてきちんと話をする。

「夫婦の問題を姑問題にすり替えていました。智也の将来については文也と共に考えていきます」と。

決意を打ち明けたことで則子と和解することが出来た。

【フリーター、家を買う。】隣人・西本幸子(坂口良子)と息子・西本和彦(横尾渉)のネタバレ

隣人・西本幸子が長年に渡り、寿美子をイジメ続けていたことがうつ病の原因。

表面的には愛想が良く、誠治たちはイジメに気づけなかった。

そんな悪役の幸子だが、彼女もまた、息子・和彦との関係で問題を抱えていた。

西本幸子と息子・和彦の問題をネタバレ

幸子は夫がおらず、女で1つで和彦を弁護士に育て上げた。ただ、それは自分が理想に過ぎなかった。

和彦もそれを見抜いており、彼女を軽蔑。実家へは自分宛てのハガキなどを取りに行くだけで、ほとんど寄り付かなかった。

さらに弁護士にも関わらず、詐欺被害者を見下すなど性格も屈折。仕事に誇りを持っておらず、社会的なステータスとしか考えていない。

幸子が和彦に自分の考えだけを押し付けた結果、大きな問題となってしまいました。

亜矢子が嫁いだ、永田家も同じような末路を辿る可能性もありました。

西本家の結末をネタバレ

ついに誠治が自分のところに乗り込んできて幸子は心境を語る。

自分は息子との関係が上手く行っていない。それに対して寿美子はいつも息子に笑顔で接して幸せそう。

寿美子への嫉妬がイジメの真の原因だった。

そこに和彦が登場、そんな自分勝手な母親に厳しい言葉を浴びせる。だが、最後に「それでも母さんが喜ぶ顔が見たかったからだ」と心境を打ち明け、去っていった。

ドラマの終盤、誠治は寿美子に「息子さんがハガキを取りに来なくてすむようにする方法はいくらでもある。それをしないのは心のどこかで修繕を願っているからでは?」と指摘。

最後に関係修繕を示唆する展開。西本家にも救いがあることを願います。

【フリーター、家を買う。】ヒロイン・千葉真奈美(香里奈)のネタバレ

ヒロイン。誠治がバイトをしている「大悦土木」の元請け「喜嶋建設」で技術者をしている。

将来は設計部門で働くのが夢。そのために現場を知るのが重要と考え、現場監督をしている。

しっかりと将来設計をしているが、彼女もまた悩みとトラウマを抱えている。

千葉真奈美の夢をネタバレ

上司として誠治の面倒を見る真奈美。誠治は彼女が何故そんなにも仕事に打ち込むのかが気になり、尋ねてみる。

真奈美は幼い頃に父親に連れられて橋を見せてもらった。「この橋があれば生活は便利になる」と嬉しような父。

「いつか自分も橋を作りたい」と真奈美は設計士を志すようになった。

千葉真奈美の叶わぬ恋をネタバレ

喜嶋建設社員で真奈美の上司である山賀亮介(眞島秀和)。彼女の良き相談者であり、過去のトラウマに囚われていることを心配している。

真奈美は山賀には妻があり、叶わぬ恋と理解しつつも惹かれていた。

千葉真奈美のトラウマをネタバレ

2年前、真奈美が現場監督をしていたときのこと。作業員の五十嵐(でんでん)が彼女の指示を無視して事故にあい、土木の仕事ができなくなってしまう。

山賀は「お前のせいじゃない」と言い聞かせるが、真面目な真奈美は「もっと強く止めていれば…」と後悔。

時折、五十嵐の様子も見に行っている。

千葉真奈美の心情の変化をネタバレ

家族の問題や仕事に打ち込んで成長していく誠治の姿を見て真奈美もまた心情に変化が。

山賀に自分の想いをぶつけて玉砕。五十嵐にも「もう会いに来ません」と告げ、気持ちに一区切りを付ける。

そして、真奈美はいつしか誠治に想いを寄せるようになっていく。

【フリーター、家を買う。】星野あかり(岡本玲)と豊川哲平(丸山隆平)のネタバレ

星野あかりは「大悦土木」で事務員をしている職場のアイドル的存在。いつか素敵な男性と結ばれるのが夢。

あかりは男性に地位やステータスを追い求め、土木作業員は下に見ているふしがある。

土木作業員の豊川哲平(丸山隆平)は関西出身の明るい性格。アルバイトで土木社業員を続けている。

あかりに好意を持っており、積極的にアプローチをしている。

傷ついた星野あかりをネタバレ

理想の男性を求めて今日も合コンに繰り出すあかり。弁護士の和彦(隣人・西本の息子)と意気投合し、一夜を共にする。

だがその後、和彦からの連絡はない。あかりは誠治に頼み、和彦の合コン現場に乗り込む。

和彦にとって自分はただの遊びだったと判明。さらに「いい男と付き合うことで自分の価値を高めようとしているんだろ?」と本心を見抜かれてしまう。

星野あかりと豊川哲平の結末をネタバレ

和彦にひどいフラレ方をしたあかりを哲平は慰め続ける。あかりもまた、少しずつ哲平に心を開いていく。

その矢先、哲平が仕事中の事故に巻き込まれ大怪我。入院を余儀なくされてしまう。

あかりは積極的にお見舞いやリハビリに付き添って行く。

だが、哲平の表情は暗い。治っても土木の仕事を続けられる保証はなく、哲平はこの仕事しかできない。稼ぎが無くなればあかりを幸せに出来ないと思いつめていたからだ。

哲平は退院し飲み会に合流する。「将来のことは分からへんな」と嘆く。そんな哲平にあかりは「将来じゃない。私は今、哲平さんが好きだから」と告白。

仲間たちの前で2人は結ばれた。

【フリーター、家を買う。】の結末

誠治が選んだ道

誠治は「大悦土木」の正社員の誘いと医療機器メーカーの内定を同時に手にする。規模では医療機器メーカーが上だが、「大悦土木」を選ぶことにする。

初めはただ金を稼ぐために初めたバイトだったが、仕事や仲間を通じて大きく成長することが出来た。

その仲間たちが今一番、自分を必要としているからだ。

誠治の目標

誠治は無事に正社員になることが出来た。が、経験は浅く、その上貯金も無くなってしまったので家を買うにのは難しい。

そこで父・誠一は二世帯ローンを提案する。初めは誠一が支払い、誠治が引き継ぐ。この方法なら家を買うことが出来る。頭金も出してくれると言う。

誠治は「いつかは頭金も返してこの家を買ってやる」と宣言。生意気な口は変わらなかったが誠一は息子の成長を実感する。

誠治と真奈美の恋

真奈美は設計士になるために和歌山で2年間研修に行くことが決まった。

武家の引っ越し当日、誠治は今日が真奈美の出発の日と気づき、真奈美の共へ急ぐ。

そして、「向こうへ言っても不倫はすんなよ。好きだから!」と告白。真奈美は「来るのが遅い」と受け入れる。

しばらくの間離れ離れにはなるが2人の気持ちはしっかりと結ばれた。

武家の未来

いよいよ新居に引っ越してきた武家。誠一は「気を抜くじゃーねーぞ」と言い、誠治は「うっせーな」と返す。

引っ越してもいつもと何も変わらない。だが、それが家族。

その様子を見ていた寿美子は前と同じように微笑むのだった。

【フリーター、家を買う。】はお母さんの笑顔で完結。最後は明るい未来を示唆して終わりました。

そして、この一年後を描いた続編【フリーター、家を買う。スペシャル】が制作されました。

引っ越した後の生活は?誠一が決着を着けないといけない過去とは?誠治と真奈美の遠距離恋愛の行方は?

【フリーター、家を買う。スペシャル】もぜひご覧ください。

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