【カムカムエヴリバディ】54話│ジョー・トミーの演奏と時代劇が交錯!
【カムカムエヴリバディ】54話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第12週 第54話が2022年1月18日に放送されました。
第54話では、ジョー・トミーの演奏と時代劇がまさかの交錯していく、圧巻の演出で…。
今回は【カムカムエヴリバディ】54話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】54話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】54話のあらすじネタバレです。
コンテスト当日
ジャズトランペッターのンテスト当日。
るい(深津絵里)は錠一郎(オダギリジョー)のコンテストの衣装を慌ててクリーニングする。
「ナイト&デイ」の控え室にて。トミー(早乙女太一)が錠一郎に話しかける。
トミー:「また車酔いか。青い顔して。お前までそのありさまやったら、楽勝やな。」
錠一郎:「トミー、負けへんよ」
トミー:「そう来んとな。」
竹村夫婦はモモケンを観る
平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)は映画館へ。
目当ての「若大将」シリーズが満席だったため、仕方なくモモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助)の新作映画を見ることにした。
こっち客席がガラガラ。駄作だと聞いてるので不満げな和子。
平助は「あそこまで言われたらかえって気になるだろ?」となだめる。
和子は「それもそうやな」と機嫌を直して、飲食する。
平助はそんな妻を愛しそうに(?)見つめる
ダークホース
「ナイト&デイ」にて。
木暮(近藤芳正):「おーいこれ。3番テーブル。」
忙しくて誰も受け取らないため、自分で持って行こうとすると…
ベリー(市川実日子):「3番やな。」
木暮:「おお、ベリーちゃん。ありがとう」
ベリー:「えらいにぎわってるやん。」
木暮:「そうやろ。あ、3番は笹川社長とそのお嬢さんだから粗相のないようにね。ササプロの社長さんや。このコンテストの主催者で今日の審査員長や」
笹川社長(佐川満男)と娘・奈々(佐々木希)は、コンテストについて話している。
笹川:「内山裕三。里見雅彦。トミー北沢。関西のジャズメンは、このあたりが本命だと言ってるな。」
奈々:「ふうん。でも関西での、話でしょ。東京でも通用するのかなあ。」
笹川「通用する逸材を探しに来てるんじゃないか。」
そこへ、ベリーがグラスを真ん中から置いて、割って入る。
ベリー:「言うとくけど、ダークホースがいてるえ」
コンテストと時代劇映画が開始
ジャズトランペットのコンテストが開始。
そのころ、桃山剣之助の時代劇「棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)」シリーズ最新映画も上映開始。
・・・エントリーナンバー7番。トミーの出番がやってきた。
笹川社長と奈々は、トミー以前に出たトランぺッターよりも目を輝かせて聞いている。
控え室にて。るいが駆け込んできて、衣装を持ってきた。なんとか間に合った。
トミーの演奏後…
笹川「どう思う?」
奈々「そうねえ、テクニックは今まで一番じゃない?」
錠一郎の出番がやってきて演奏する。
曲は「On the sunny side of the street」。
回想:「僕の一番古い記憶は『On the sunny side of the street』なんや。今でも耳に蘇る。あのイントロの高らかなトランぺット。シンガーでもないおじさん(世良公則)が マイク奪って歌って歌い出して。みんな圧倒されてた。英語やったし何言うてんのかは僕は全然わからんかった。けどそのときの僕には見えてた。日向の道が。これから自分が歩いていく道はサニーサイド・オブ・ザ・ストリート。明るい光に照らされている。そんな予感でいっぱいやった」
るいは聞きながら涙ぐむ。笹川も奈々も目を輝かせ聞いた。
審査の結果、錠一郎とトミーの票が真っ二つに割れた。
決着をつけるため指定の曲を2人でセッションすることになった。
そのころ、時代劇映画はクライマックス。
モモケンが「暗闇でしか見えぬものがある、暗闇でしか聴こえぬ歌がある」と決め台詞をはくと、般若の仮面をかぶっている敵のボス・左近(松重豊)が「ハハハハハ」と高笑い。
観客席の竹村夫婦は顔をゆがめている?!
ここからジョーとトミーのセッションと、黍之丞(きびのじょう)と敵のボスとの殺陣シーンが交錯していく…。
しだいに和子・平助は、2人の立ち回りにのめりこんでいく。実はラジオパーソナリティー磯村吟(浜村淳)の映画批評には続きがあった。
磯村「この映画は日本映画史上、まれにみる駄作です。しかしながらクライマックスの 黍之丞 対 左近 の戦い。これは日本映画史上、類を見ない圧巻の立ち回りです。」
黍之丞 が左近の仮面を割り、ついに倒す!
ジョーとトミーの演奏も終わり、拍手喝采!
ジョーとトミーは握手をかわす。
錠一郎はるいの方をみて笑顔になった。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】54話の感想
ジョー・トミーの演奏と時代劇が交錯!
54話は、コンテスト当日の回。
そして竹村夫婦が映画鑑賞に行ったのですが、駄作のモモケンの時代劇を観ることに!
なんとラスト4分は…ジョー・トミーの演奏(セッション)と時代劇の殺陣シーンが交錯する演出!
音楽だけ聴かせる演出もあったでしょう。
ただ今回は、セッションを映像表現として、戦い合う2人の時代劇役者として見せたのだとおもいます。
こういう演出方法もあるんですね。竹村夫婦の表情もあって、ビシビシと伝わる緊張感。
竹村夫婦、表情が豊かでそこも楽しかったです。
しかしコンテスト結果は、次回へ続く。さてどちらが選ばれるのか楽しみです♪
画像出典:NHK
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