【カムカムエヴリバディ】18話│安子と金太の悲しみ
【カムカムエヴリバディ】18話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第4週 第18話が2021年11月24日に放送されました。
第18話では、太平洋戦争が終戦に。しかし安子と金太の悲しみは続いていて…。
今回は【カムカムエヴリバディ】18話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】18話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】18話の内容は…
空襲で心に大きな傷を負った金太(甲本雅裕)は床に伏せ続けた。安子(上白石萌音)も母と祖母を失くし落ち込んでいたが、父の世話を献身的に続ける。
そして1945年8月15日。ラジオからは玉音放送が流れた。放送後、美都里(YOU)は「どういうことですか」と千吉(段田安則)に聞く。「戦争が終わった」という千吉。それなら「稔も勇も帰ってくるんですね」と美都里。
一方、金太は玉音放送を聞いて声を押し殺して泣いた。
安子は神社で、稔(松村北斗)が無事に帰ってくるよう祈った。やがてラジオに天気予報が流れ始め、街には市場ができている。そんなとき、安子は小豆をみつけて買った。
安子はお供えのおはぎを作ろうと、伏せている金太にあんこの作り方を教えて欲しいと声をかける。しかし金太は動く気力がなかった。
安子は見よう見まねで、作ってみる。食べる幸せな人たちの顔を浮かべ「おいしゅうなれ」と声をかけ、小豆が教えてくれるタイミングを見計らって…火から上げた。
安子は少し焦がしてしまったし本物の砂糖でないが、毎朝かいでいた香りと同じく炊けたと思うと、金太へ声をかけるが無視される。
ポケットから稔の写真を取り出して「力を貸してちょうだい」と祈り、おはぎを作ってみる。「一口でええから味みてもらえんかな」と金太に差し出すと、はたかれてしまう。
「お父さん!」怖い顔になる安子は「ごめんなさい。無理強いしてしまって」と謝る。
「いま片付けます」と言って、安子は台所へ行き崩れ落ちる。(雑巾を取りに行った?)
ひとりになった金太は布団に落ちたおはぎを一口食べてみた。
…安子が金太の部屋戻ると、姿がない!?
「おとーさん!おとーさん!おとーさん!」
台風が近づいて強い風雨の中、金太を探す安子。
安子は父を見つけて「何してる!?心配するやろ。おとーさん余計体悪うする。はよ帰るわよ!」
必死にがれきの山をどける金太。安子も手伝う。
「砂糖じゃ。」
がれきの中から缶を取り出した金太が言った。配給の砂糖を少しずつ貯めていたものだった。
「あねん、まじい、おはぎ供えられたんじゃ、小しずらも成仏できんわ」と言った金太は、砂糖を抱いて泣く。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】18話の感想
18話は、安子と金太の悲しみが伝わってくる回。
ラストは、安子が必死に父を探しまわる姿と、砂糖を抱いて泣く金太の姿に、ウルっとくる展開でした。
美都里さんが終戦とわかって一番に思うのが、息子2人のことというのもブレない母の愛って感じが良かったです。
しかし玉音放送を聞いた金太の涙は何なのでしょう。負けてしまって、何のために家族が犠牲になったのかという哀しみでしょうか…。
本作は展開が早く、もう戦後へ入っていきます。ここから安子や金太、日本の復興を期待していますよ。
画像出典:NHK
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