【アバランチ】3話のネタバレと感想!リナがドラッグ大量摂取⁈変態議員フルボッコ!
【アバランチ】3話が11月1日に放送されました。
高級会員制サロン・悠源館を経営する黄月蘭子(国生さゆり)がターゲット。
山守(木村佳乃)は蘭子の持つ、極秘情報が詰まった「Kファイル」を手に入れ、黒幕の大山(渡部篤郎)のしっぽを捕まえようと考えます。
【アバランチ】3話のネタバレ
大学の同級生
西城(福士蒼汰)と大山内閣官房副長官の秘書・福本優美(堀田茜)は食事をしていた。
5年前の大学時代の写真を見ながら、想い出話に盛り上がっていた。
お互いの仕事の話になると、福本は大山の親近者が次々とアバランチの標的なり、官邸内にピリピリとした空気になっていると告げた。
しかし福本は、言いたいことを代弁してくれるアバランチをカッコいいと言う。
「アバランチをどう思う?」
福本の問いかけに、西城は答えられなかった。
高級会員制サロン・悠源館と木月蘭子
黄月蘭子(国生さゆり)が経営する高級会員制サロン・ 悠源館 では内閣総理大臣・郷原(利重剛)と大山が食事を楽しんでいた。
蘭子が持ってきたワインリストを郷原が広げると、新国党の渡辺代表のゴルフ密会写真が挟まれており、自分への裏切りを知るのだった。
郷原が対応を求めると、大山は「既に手配済です。」と答え、数日後、新国党の渡辺代表の突然の辞任が報道された。
各界のVIPが通う悠源館では密会や談合、女性搾取が日常的に行われて、館内の監視カメラの映像は全て蘭子が管理している。蘭子は極秘情報を利用し、政界・財界・芸能界などあらゆる権力を手に入れていた。蘭子の持つ極秘情報は国を破壊させるほどの影響力を持ち「Kファイル」と呼ばれていた。
今回のミッション
アバランチのアジトでは打本(田中要次)が何かを作っている。
牧原(千葉雄大)はモニターに張り付き、ネット上でアバランチが注目の的になっていることが嬉しくてたまらない様子。
牧原「羽生ちゃの正体ね、東大出身の議員の秘書らしいよ」
羽生「超カッコいいじゃん、今度その設定使うわ」
山守が西城が到着し、アバランチメンバー全員が揃った。
今回のミッションは悠源館の実態を暴き、木月蘭子の「Kファイル」を手に入れること。
蘭子の所有する芸能事務所のタレントは悠源館のホステスとして働かされ、5人の女性が不振な死を遂げていた。どの子も悠源館で接待をした後、VIPとヨークヒルズホテルに同行した後亡くなっているのだった。
悠源館のセキュリティは厳しく外部から調べられないので、内部の様子を探る為リナ(高橋メアリージュン)がホステスとして潜入することに。
アバランチの正体を暗躍
大山に指示されてアバランチの正体を探っていた内閣情報調査室・桐島(山中宗)は廃ビルの中にいた。
六車・小森を拉致しネット配信で映っていた場所を探し当てたのだ。
この場所では3年前に爆破テロ事件で5人の公安刑事が死亡。
桐嶋は大山に「ここからの動きで奴らの本当の目的が分かるかと」と報告をし、引き続き調査を続けるのだった。
西城の変化
警視庁特別犯罪対策企画室では西城が3年前の爆破テロ事件の資料を見ていた。
その時の公安刑事の名簿には羽生の資料、そして主任藤田(駿河太郎)の資料もあった。
「この人が…」西城は藤田が山守の大切な人だと察した。
西城からアバランチの真の目的を問い詰められた山守は3年前の事件の事を話していた。
目的を知らずアバランチと行動を共にしていたが、真実を知った西城は躊躇がなくなった。
警察官の立場を利用し、牧原でも手出し出来なかったヨークヒルズホテルの映像を手に入れた西城。
ヨークヒルズホテルの監視カメラ映像には、女好きで有名な田淵議員(矢柴俊博)、ホステス、そして木月蘭子と芸能事務所社長・安住の姿があった。
悠源館ホステスの死に木月が関わっているのは間違いなかった。
「こいつら人の命、なんだと思っているんだ」
リナの声が怒りで震えていた。
大山の推測
大山が 警視庁特別犯罪対策企画室の山守の元を訪れた。
大山「君か、アバランチを考えたのは」
山守「何をおっしゃるんですか?」
大山「恐らく彼らの狙いは私だろうな。私に敵意、もしくは恨みのある人間の行動だと思うんだが、どう思う?」
山守「分かりません。私はもう内調の人間ではないので」
ほほ笑みながら大山が退室すると、山守は大きく息を吐いた。
悠源館のアンナ
リナと花音(吉谷彩子)がお互いの夢を語っている。
リナ「どうしてタレントになりたいの?」
花音「みんなを笑顔にしたいから」
リナがアンナとして悠源館でホステスとして働くことになった。
打本が作成したカメラ付きのネックレスで悠源館の状況はアバランチメンバーと共有される。
リナはサロンをそっと抜け、「Kファイル」あるという2階の書斎へ向かう。
書斎のモニターには悠源館のすべての部屋が映し出され、管理されていた。
賄賂・収賄の場を提供し、その現場の映像を証拠として保存することで大山の思い通りになるのだった。
不審死を遂げたホステス達は「Kファイル」を充実させる道具だったのだ。
リナが「Kファイル」のデータをコピーしようと試みるが、外部を遮断するセキュリティにより失敗に終わった。
悠源館の実態を暴くには他に手段がなく、田淵と接触するしかない。
リナは田淵に近づき、接客させてほしいと頼み込む。
違法ドラッグの強要
営業時間が終わると、安住社長がリナのところへやってきた。
粗相のないように田淵の相手を、と告げると、カラフルな錠剤を手渡した。
「ハマると面倒なことになる」という錠剤は違法ドラッグなのだろう、親友の花音を廃人にしたものと同じ…。
リナがホテルに着くと田淵はすぐにドラッグを飲むように強要してきた。
リナは田淵の目の前で大量のドラッグを一気に飲み込むと、倒れこんでけいれんを始めた。
リナの様子に慌てた田淵は蘭子に電話をし、何とかするように懇願する。
「先生、又ですか?」
蘭子は呆れつつも、慌てている田淵に
「適切に対応します」
と冷静に返事をするのだった。
蘭子と安住がホテルに到着すると、田淵は救急車を呼ぶように指示するが蘭子にやんわりと断られる。
安住は慣れた手つきで持ってきた大きなトランクケースを広げていた。
蘭子はリナの脈を確認して生きていることが分かると
「先生、今回私は処理いたしません。先生、がんばって。」
と言って去っていった。
リナの復讐
「リナ、ありがとう。もう証言は十分よ」
イヤホンから聞こえる山守の声で倒れていたリナはスッと立ち上がる。
「どうして???」驚く田淵と安住。
「ニセモノの決まってるでしょ。」
リナが飲んでいたのは打本が用意していた害のない錠剤だった。
「リナ」
映像を共有していた山守が声をかけるがリナは反応しない。
リナが安住の頭をつかみ、壁に打ちつけると安住は気を失って倒れこんだ。
「リナ!リナ!」
山守の呼びかけに応じず、リナは田淵に襲い掛かった。
「リナ、やめなさい!」
リナは田淵に馬乗りになり、顔を殴り続ける。
花音はリナの夢だったレンジャー入隊を心から喜んでいた。
「リナは私のヒーローだから、これからもずっと。」
田淵を殴りながらリナは泣いている。
違法ドラッグの散らばった汚れた部屋で花音が叫んでいる。
「リナには私の気持ちなんてわかんないよ!」
リナは泣きながら、花音を抱きしめるしか出来なかった。
もう山守はリナを止めなかった。
リナが花音の部屋を訪れて花音を呼ぶが返事がない。
花音はバスルームで手首を切っていた。
もう、息がなかった。
リナは涙を流し続け、ホテルの部屋を出ていった。
大山への恨みを持つ者
車で待っていた羽生は、戻ってきたリナを抱きしめた。
「おいリナ、よく頑張ったな」
*****
悠源館から車に向かう蘭子が秘書から田淵と安住の容態を聞いている。
2人とも、話が出来る状態ではないらしい。
「アンナって子は?」
秘書は全く連絡が取れない、と返事をした。
「とりあえず、あの2人とここの繋がりがバレる証拠、消しておいて。」
蘭子は秘書に指示をして車に乗り込んだ。
大山からの電話に出ると、既に田口の件は耳に入っており、蘭子に迅速な対応を求めていた。
大山「次の標的は君なのかもな」
蘭子「と、いいますと?」
突然、車が飛び出してきた自転車に急ブレーキで止まった。
「あー、どうもどうも。田淵議員の件でお話があるんですけど、よろしいですか?」
「あなただあれ?」知らない男に驚く蘭子。
「申し遅れました、東大出身の元議員秘書のさえないジャーナリストです」
その男は羽生だった。
*****
大山の元にはアバランチについて桐島が報告に来ていた。
【桐嶋の調査で判明したこと】
- 小森の誘拐犯は3名
- 現場にあった毛髪から30代の女性が1名。
- 使用された車のナンバーが判明。
- IMAAのシステムに侵入した痕跡から、プロではない投資に強いアマチュアハッカーが1名。
- 警察内部にメンバーがいる可能性。
更に、桐島は大山に恨みを持つ可能性のある人物ををピックアップしていた。
リストの中に山守の名前を見つけて驚く大山。
【アバランチ】3話の見どころ 強く優しく美しいリナに共感!
今回はリナがピックアップされた回でした。
薬物で親友を自殺に追い込んだ相手に、1人乗り込み相手を殴り復讐する、というシンプルなものでした。
1話2話のようにネット配信で大衆の裁きを受けることもなく、リナの復讐はアバランチメンバーだけに目撃されています。公開処刑は次回へ持ち越しか?
アバランチの武闘派でアクションシーンでも定評のあるリナ。
高橋メアリージュンさんは6年前からキックボクシングを習っており、K-1ファイターの卜部弘嵩(妹・高橋ユウの夫)の影響もあってアクションシーンには熱が入るそうです。
毎回キレのあるシーンを演じているのも納得ですね。
今回はリナの美しさも際立っていて、ドレス姿素敵でした。
強くて、美しくて、優しいリナ。
大切な親友を亡くした悲しみは少しは和らげることはできたのでしょうか?
【アバランチ】3話の感想
今回はファンが喜ぶ小ネタ満載!
- 打本(田中要次)の「あるよ」
- 蘭子(国生さゆり)の怖さ
- マッキー(千葉雄大)の「ムッキー!」
- 西城(福祉蒼汰)のこれでもか「どや顔」
ウチさんバージョンの「あるよ」
田中要次さんが注目されるきっかけとなったドラマ「HERO」(木村拓哉主演2001年~)で
田中さん扮する馴染みのバー「St.George’s Tavern」のマスターが発する一言「あるよ」。
アバランチで聞けるなんてうれしいですね。
木月蘭子の根底にある怖さ
おっとりとした柔らかい仕草の奥底で、人の命の大切さなんてなんとも思わない蘭子の怖さを感じました。
彼女もあらゆる権力を利用してのし上がってきたのでしょう。何を考えているのか分からなくて、こういう人が一番恐怖ですね。
マッキーの存在が空気を軽くする
緊迫したシーンが多い中、マッキーが登場すると場が和む、という声が多かったです。
アバランチのムードメーカーですね、マッキーは。
前回、大号泣していたマッキーが元気になってよかったですね。
西城のこれでもか「ドヤ顔」
アクションのできる役者さんでありながら、アバランチではヘタレ役なのでアクションを視聴できません。
ヘタレの西城が重要証拠を手に入れたことで、口笛を吹いてご機嫌に登場します。
山守からアバランチの目的を教えてもらったことで仲間意識が増したかも。
次回は引き続き木月蘭子と大山の繋がりを調査します。
打本さんをピックアップする回となります。
コメント