【Dr.アシュラ 】第5話ネタバレ感想!陰の立役者・梵天に称賛の声殺到、朱羅とナオミの対立にも注目!

【Dr.アシュラ】第5話ネタバレ感想まとめ

【Dr,アシュラ】第5話が放送されました。
今回はなんといっても新キャラとして登場した六道ナオミ(小雪)の救急科本格参戦。
朱羅(松本若菜)と真逆のスタンスで仕事に向き合うナオミは、朱羅の働き方を真正面から批判。
しかし、救急搬送されてきたとある患者を前にして、ふたりは手を取り合って手術を成功させます。
さらに、救急科の存続が確定!フィンクが救急科の存続を条件に、新病院への寄付を申し出たのです。
実はこの寄付が実現したのは、梵天が勇気を振り絞って行ったとある行動があってこそのことでした。
これを受けて、朱羅と多聞の間に合ったわだかまりのようなものも消失。
盛りだくさんの要素で物語が大きく動いた第5話、さっそく皆さんの反響を見ていきましょう!

【Dr.アシュラ】第5話感想

朱羅 VS ナオミ! 真っ向対立から一転、頼りになる同志となるか!?

人手が足りないのは医者の責任ではなく経営の問題だから、患者に24時間付き合う必要はないと考えるナオミと、経営の問題は患者には関係ない、目の前の命を見捨てることはできないと言い切る朱羅の考えは交わることはなく、平行線をたどっていました。
しかし、以前、朱羅が命を助けた女子大生が、交通事故で大動脈りゅう破裂の危険と右腕切断という状況で搬送されてきたところで展開は大きく変わります。
最初は時間だからと帰宅しかけたナオミでしたが、思い直して救急科に戻り、右腕再接着のタイムリミットといつ破裂しても不思議ではない状況の大動脈瘤を前に、朱羅が大動脈瘤を、ナオミが切断された右腕の再接着の手術を同時に行うことで患者の命、そして人生を救ったのでした。
手術が終わり、互いを労う二人の姿には同志のような空気さえ流れ、今後の救命科にまたもや大いなる戦力が加わったと予感されるシーンでした。

このふたりが手を取り合った手術シーンは緊迫感と臨場感にあふれ、放送終了後にXのスペースで行われた原作者・こしのりょうさんのアフタートークでも絶賛されていました。
このシーンをヴァイオリンのエピソードとつなげたのはドラマオリジナルのストーリー展開だそう。そして、朱羅に命を救われた里穂が、晴れやかな笑顔で朱羅に感謝を述べに来たシーンも、これまで面と向かって感謝されることがなかった修羅の戸惑いとうれしさがよく表れていた、とその演出と演技力を絶賛していました。

苦悩する梵天、そこから一転、救急科存続のための救世主に!

院内ではいまだにゴッドハンドと揶揄され、世間ではゴッドハンドでもないのにゴッドハンドと称賛されてしまうことに苦悩する梵天。新たな居場所となった救急科でもほかのメンバーのような戦力になれずに見るからに自信を喪失している様子。
そんな梵天の様子は、ある種、人としてとても正直で素直な印象を与え、思わず感情移入してしまった視聴者の方も多かったよう。

しかしその梵天が、救急科のために大活躍します!
救急科の存続が危ぶまれていたのは、病院の経営をひっ迫していたからでした。
フィンクから新病院への寄付の申し出があった際も、赤字経営が唯一の懸念点と指摘されたことで、寄付を得るためにさらに救急科の閉鎖に向けての動きが強くなっていました。
不動の不正を受けてフィンクが寄付を取り下げたのち、どこからも融資を受けられずにいた理事長は、いよいよ救急科の閉鎖を決意しますが、多聞は、朱羅とナオミが患者を救うために協力し合う様子に触れ、そしてそのことにより、ほかの病院では救うことができなかった患者を救うことができたことで、なんとか救急科を残す道を考えさせてほしいと理事長に頼みます。
本心では救急科を残したいと考えていた理事長も同意、いばらの道だがなんとか方法を探していこうと決意したその時、理事長室の電話が鳴りました。
電話の主はフィンク。救急科を残すことを条件に新病院への寄付を申し出たのです。
それまでは赤字を生み出す救急科を問題視していたフィンク。この急な展開の裏には梵天が深くかかわっていました。
単身でフィンクのもとを訪れ、フィンクの命を救ったのは自分ではなく修羅であり、救急科のメンバーであること、そしてその救急科がいま存続の危機にさらされていることを話したのです。
人手不足の救急科で即戦力にもなれず、世間からは本来の実力以上の評価をいまだに得てしまっていることで居心地の悪さを感じていた梵天は、おそらくそんな自分にできることはないかと考え勇気を振り絞ったのではないでしょうか?そんな梵天の姿には感動さえ覚えますよね。SNS上での反響も大きく、放送の終了後から放送後もしばらく、“梵天先生”のワードがXのトレンド入りをしていました。

このことにより、救急科メンバーからの厚い信頼も勝ち得、救急科の一員として活躍してくれることに期待します!

朱羅と多聞が和解! かつて交わした約束の実現に向かうのか!?

救急科閉鎖の撤回を受けて、朱羅と多聞が初めて本音で語り合います。
海外医療の資金支援という目的のためには救急科の閉鎖もやむなしと自分を納得させていた多聞でしたが、やはり実は心の奥底では救急科の大切さを認識していました。
今回、朱羅とナオミが手を取り合って一人の患者を救おうとする姿に触れ、またそのことによって、ほかの病院では救えなかった患者を救うことができたことを受けて、理事長に救急科の存続を嘆願。
まさにそのタイミングでフィンクから、救急科の存続を条件に新病院への寄付申し出があったことも後押しとなり、救急科の存続は確定となりました。
多聞がそれを朱羅に告げ、これまでの朱羅の孤軍奮闘を労うと、朱羅は、ただ目の前の命を救いたかっただけ、それと約束を守りたかった、とかつて多聞と交わした約束の存在を口にし、多聞は朱羅がそれをずっと大切に思っていたことを知るのでした。
もともとは厚い信頼関係で結ばれていた二人。救急科の閉鎖をめぐって二人の間に合ったわだかまりのようなものが消え、本来の姿に戻った瞬間でした。

これからも力を貸してくれ、と告げる多聞を見つめる朱羅の表情には、言葉にならない喜びがにじみ出ていたように思います。魂を削るように命に向き合う朱羅の心が、これから多聞の支えを得て、少しでも救われていきますように。多聞とナオミ、そして梵天と大黒という力強い味方、そしてまっすぐな気持ちで朱羅についていく研修医の保。
最強の役者が出そろった、というところでしょうか?今後の救命科がどうなるのか、期待が高まります。

【Dr.アシュラ】6話以降の展開予想

5話放送後に流れた予告映像によれば、第6話では保が窮地に陥るようです。
5話で朱羅とナオミのサポートをみごとに勤め、成長が見られた保でしたが、まだまだ独り立ちには早かったのか!?
気になる“医療ミス”のテロップも見られました。
原作者のこしのりょうさんによれば、第6話はドラマオリジナルのエピソードなのだとか。
そして、第7話で原作の最終回に近い展開となり、そのあとはいよいよドラマ独自の展開に突入するようです。
閉鎖を逃れた救急科のメンバー、そして悪役が舞台から去っていく中、ひとり君臨し続けるクセ強キャラの金剛がどのような物語を紡いでいくのか、ますます期待が高まります!

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