【アンチヒーロー】1話ネタバレ・感想・考察!緒形直人の役は紗耶の父親?

【アンチヒーロー】1話ネタバレ・感想・考察!緒形直人の役は紗耶の父親?

長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS、日曜21時)第1話が4月14日に放送されました。

初回から、殺人罪の容疑者を手段を選ばず無罪にしようとするダークな主人公が暗躍するストーリー展開で話題に!

謎の男を演じた緒形直人の役は紗耶ちゃん(近藤華)の父親か、罪は何か、伏線などを考察します。

今回は【アンチヒーロー】1話のネタバレ・感想・考察などについて。

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第2話ネタバレ

目次

【アンチヒーロー】1話のあらすじネタバレ

アンチヒーロー第1話

接見室にて。明墨(長谷川博己)は「この国では殺人犯になったらやり直すことが難しい」と語る。その上で「私があなたを無罪にして差し上げます」 と被告人(=1話ラストで緋山啓太と判明)に提案して…。

事件の概要

今回の事件は、殺人事件。被告人は緋山啓太(岩田剛典)。被害者は羽木社長。動機はパワハラへの怒りだ。

検察側の請求証拠は以下の4つ。

  • (1)防犯カメラ映像
  • (2)現場の指紋
  • (3)被害者の爪から採取した被告人のDNA
  • (4)第一発見者・尾形による証言

証拠は多いほどいい

明墨(長谷川博己)と弁護士・紫ノ宮(堀田真由)、今日から入った弁護士・赤峰(北村匠海)の3人は現場となった羽木精工へ出向く。

明墨は「証拠は多ければ多いほどいい。決定的な証拠がない時、検察は証拠をかき集めてなんとか有罪に持ち込もうとする」と言う。

今回の場合、凶器か返り血を浴びたジャンパーが見つかると強い証拠になってしまう。しかし検察はまだ見つけていない。

明墨たちは第一発見者・尾形(一ノ瀬ワタル)に接触する。尾形の証言はよどみなかった。検察の入れ知恵が入っているようだ。

第1回公判

やがて裁判が始まる。

裁判にて。明墨は、被害者の5歳の息子・湊くんを証言台に立たせる。息子は家に入ったボールを従業員のお兄ちゃん=緋山啓太に取ってもらったと証言する。これで殺害現場にあった指紋は証拠能力に疑いが出る。

明墨は被害者の妻に会い、加害者・緋山啓太に好意を抱いていた噂があることを指摘し、脅す。妻は「かっこいいね」など褒めたことがあったのを思い出す。もし夫の耳に入っていたら、浮気を疑って、今回の事件に影響を与えてしまったかもしれない。さらにこんな事例があるとして「死刑囚が本当は無実だとしたら?」とプレッシャーをかける。・・・こうして湊くんを証言台に立たせることに成功。

しかしその後、紫ノ宮は湊くんが従業員の佐藤涼くんにボールを取ってもらったことがあった事実を知り、驚愕する。もしかすると、湊くんは従業員のお兄ちゃんを勘違いしたのか?

佐藤が明墨にボールを取ったことを話したという。それを聞いた紫ノ宮は、明墨が湊くんのあいまいな記憶を利用して証言させた可能性に気づいたのだ。

ネタバレ:明墨は子供を勘違いさせて、証言に利用した!?

馬券とお酒で

明墨たちの次の狙いは第一発見者の尾形だ。明墨と赤峰は、競馬場で3連複を知らないふりをした。3連単だと思って「ハズレた」と大きな声で嘆く明墨たち。30万を無駄にするところだったが、そばにいた尾形が3連複のことを教えた。明墨はお礼に10万円を渡し、飲みに誘った。

【補足】
3連複は組合せとして当たっていればOK。 1着・2着・3着の着順は関係ありません。 
3連単は1~3着の組合せを着順まで予想するものです。

明墨と赤峰は大衆居酒屋で尾形と酒を飲んだ。帰り際、明墨は弁護士であることを明かし、証人利益強要罪になるから黙っておいてほしいと頼む。しかしその罪はウソだった。

第2回公判

第2回公判にて。尾形が証言台に立つ。尾形の目撃情報は大きな証拠になる、と姫野検事はいう。

明墨は「被告人と被害者の口論を聞いたんですよね?」と確認する。尾形は、そうだと言う。

明墨は、職権による検証を裁判長に求めた。尾形の証言の不確実性を検証するものだという。裁判長と検事の許可が出た。

被害者と被告人が話していた環境に似せて作った会話を流す。現場の環境に似せるため、機械の音が入っている。

尾形は口論に聞こえると言うのだが…。機械音を取り除くと、口論とはほど遠いものだった。

機械音のない音声では被告人役は「終わらせたから帰りたい」と言い、社長役は「帰っていいぞ」と言っていた。

この再現した音声に登場した男性2人の声(社長の声、緋山の声)は、アニメ「ONE PIECE」で声優を務めている中井和哉さん(ゾロ役)と平田広明さん(サンジ役)が演じていました。それに気付いた視聴者は「もしかしてゾロとサンジ?」「エンドロールで興奮」「贅沢」「ゾロとサンジが日劇に!」とSNSで投稿し、話題になっています。

明墨は、尾形が本当は眼鏡を工場に取り戻ったのではなく「補聴器を取りに戻ったのではないか?」と指摘。尾形はAPD(聴覚情報処理障害)を抱えていた。この病気が原因で尾形は何度も転職を繰り返していた。

取り乱した尾形は「話が違うじゃねえか。だから俺は嫌だったんだよ!」と姫野検事につかみかかり、怒った。混乱する法廷。裁判長は休廷を言い渡す。

明墨は姫野に、尾形の病気を知りながら隠して「実に見事な供述」をさせたと、わざとらしく褒める。

第1話の結末:明墨は善人か悪人か?

廊下にて。尾形が「あんた人の病気のことさらしてまで勝ちたいのかよ!」と明墨に激怒。

明墨が尾形をお酒に誘ったのは、電車が通る音がうるさい高架下の居酒屋で尾形がどこまで耳が聞こえるのか試したのだった。

明墨は「私は人の病気をさらしてでも勝ちたいんですよ。それが私の仕事なんです」と告げて、去ろうとする。しかし直後、明墨は尾形に「今まであなたをクビにした会社をすべて訴えれば、おそらく1千万円は勝ち取れるでしょう」とアドバイスし、無償で尾形の弁護を引き受けると約束。
明墨は続けて「私が言うのもなんですが、障害を理由に差別するような奴らは絶対に許してはいけませんよ」と微笑んだ。

明墨はいい人か悪い人なのか読めないなあ

謎の男(緒形直人)が監獄の中で女の心の絵を見つめる。そばには明墨からの手紙もあった。

赤峰はコンビニ店員(細田善彦)に声をかけるが、避けられる。

次の裁判にて。姫野検事は凶器のハンマーを証拠として提出してきた。

(回想)明墨は、接見室で緋山啓太から「俺のハンマーですよ」と言われていた。

(つづく)

【アンチヒーロー】1話の考察

【アンチヒーロー】1話の考察です。

緒形直人の役は紗耶の父親!?

緒形直人/近藤華
(c)TBS

1話終盤。緒形直人さんが登場しました。ただし役名はまだ未発表です。

緒形直人さんは、薄暗い監獄で、スケッチブックに絵を描く謎の男として登場。部屋には明墨からの手紙も大量にありました。

謎の男(緒形直人)と明墨(長谷川博己)との関係とは何でしょうか。

1話時点で考察&予想すると・・・

緒形直人さんの役は紗耶ちゃんの父親であると予想します!

理由は以下の2つあります。

  1. 謎の男が描いていた絵が女の子で、紗耶ちゃんに似てたから。
  2. 紗耶ちゃんが明墨の娘ではなさそうだから。

紗耶は明墨のスマホに散歩中の犬の写真を送ったり、仲良さげなのですが…。

1話終盤。赤峰が紫ノ宮に「(明墨は)娘さんに会ってるんじゃないですか。紗耶ちゃんでしたっけ?」と言ってました。すると紫ノ宮は「は?」という表情。

つまり、紗耶ちゃんは明墨の娘ではないようです。

SNSでも話題で…↓

緒形直人の役の罪は紗耶の母親殺害か?

緒形直人
(C)TBS

1話で、紗耶が犬の散歩中にリードを落とし、通りすがりの女性に拾ってもらった場面がありました。その時、紗耶は異様におびえていました。

紗耶の対人恐怖症のような反応から何かトラウマがありそう。

紗耶は母親が殺されている可能性がありそうです。

緒形直人さんの役は妻(紗耶の母)殺害の冤罪で逮捕され、監獄に入っているとか?

明墨は正攻法の弁護で戦って、紗耶の父親(演:緒方直人)を助けられなかったのかもしれませんね。それでアンチな弁護士になった?

こんな考察をした理由は、明墨のあるセリフが伏線のような気がしたからです↓

明墨のセリフが伏線か?

明墨は被害者の妻・春子に、こんな事例があると語っていました。

明墨:「殺人犯として逮捕され、死刑が確定。10年以上も獄中生活を続け、いまだ死刑執行の日を待つ。でもそれが本当は無実だとしたら?家族を失い、暗くて寒い無機質な箱の中でただただ死を待つのみ。くしくもその事件も意図的に証拠がもみ消され、それに関わった人物は深い悲しみを背負って生きています」

この例に出された死刑囚が緒形直人さんの役で、本当は無実なのかも。

また、この「関わった人物」が明墨で、今も悲しみを背負っている?

そして、明墨は両親がいなくなった紗耶を引き取ったのかもしれませんね。

以上は、あくまで考察&予想です。

明墨と謎の男(緒形直人)そして紗耶との関係・背景には今後も注目です。

【アンチヒーロー】1話の感想

【アンチヒーロー】1話の感想です。

リーガルハイを思い出す!?

ダークな弁護士が主人公なことから、ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズの主人公・古美門先生(堺雅人)を思い出すという声が多かったです。

たしかに「リーガル・ハイ」のコメディさを抜いた感じですね。キャストの関係なのか近年は再放送や配信がない作品ですが、リーガルハイ、また見たくなってしまいます。というか、新作が見たい!

ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」との比較も

刑事裁判は起訴された時点で有罪率が99.9%といわれています。その難関に挑んだ弁護士が主人公のドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」との比較も多数、投稿されていました。

しかし2つのドラマは違うと思います。ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」は、冤罪にならないよう無罪を勝ち取りますし、かなりコミカルなドラマです。松本潤さんが自分で考えるダジャレも毎回話題になってましたよね。

対して「アンチヒーロー」は、初回をみる限りどうやら犯人を無罪に仕立て上げているようです。子供の証言もでっち上げというか勘違いを利用した感じです。

第一発見者の証言の方も事実かもしれないですが、現場の機械音や聴覚障害を持ち出して証拠としての不確実性を証明して、明墨は有能な弁護士ですね。

また、作風も「アンチヒーロー」はコミカルさがほとんどないですね。そこは賛否ありそうです。とはいえ、事務所にいるワンちゃんや大島優子さんらパラリーガルたちはピリピリしてないので癒しだと私(筆者)は思いました。

キャストも豪華ですし、北村匠海さん・堀田真由さんの活躍も今後あると期待してます♪

【アンチヒーロー】1話の場面写真

アンチヒーロー第1話
アンチヒーロー第1話
アンチヒーロー第1話
アンチヒーロー第1話

【アンチヒーロー】1話 番組情報

【出演者】長谷川博己 北村匠海 堀田真由 大島優子 岩田剛典 木村佳乃 野村萬斎

出演者2:相島一之 朝夏まなと 一ノ瀬ワタル 内村 遥 小栗基裕 神野三鈴 河内大和 近藤公園 近藤華 迫田孝也 沢村玲 十文字陽菜 田島亮 田中真琴 谷田歩 珠城りょう 搗宮姫奈 浪川大輔 馬場 徹 林泰文 早見あかり 前原瑞樹 松角洋平 馬渕英里何 水野勝 宮尾俊太郎 諸星すみれ 山下幸輝 山本浩司 和田聰宏 渡辺邦斗 渡邊圭祐 音楽 音楽 梶浦由記 寺田志保 主題歌 milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

【スタッフ】プロデューサー:飯田和孝 大形美佑葵 演出:田中健太 脚本:山本奈奈 李 正美 宮本勇人 福田哲平 法律監修:國松崇 警察監修:大澤良州

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当記事画像出典:TBS「アンチヒーロー」HP

アンチヒーロー第1話

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