【あんぱん】22週あらすじ&解説!八木(妻夫木聡)はサンリオ創業者!?

朝ドラ「あんぱん」

今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」の第22週「愛するカタチ」(106話、107話、108話、109話、110話)が8月25日(月)から29日(金)に放送。

本記事は【あんぱん】22週あらすじ&解説を紹介します!

【あんぱん】22週あらすじ&解説

八木が嵩の詩の才能を見抜く

嵩(北村匠海)が漫画家への道で苦労している。

そんな中、八木(妻夫木聡)は、嵩の詩の才能を見抜く。

八木は自身が経営する「九州コットンセンター」に出版部を作り、嵩に詩集を出版しないか?と声を掛ける。

「九州コットンセンター」のモデルは株式会社山梨シルクセンター(1973年より株式会社サンリオ)でしょう。山梨シルクセンターは、やなせたかしさんの処女詩集『愛する歌』を出版。季刊誌『詩とメルヘン』(やなせたかし編集。季刊→月刊。1973年春の号 - 2003年8月特別号)も出版しています。

山梨シルクセンターを民営化して創業した社長が、山梨県庁の職員だった辻信太郎です。なので…
妻夫木聡さん演じる八木信之介(やぎしんのすけ)のモデルはサンリオ創業者・辻信太郎 といえそうです。

詩集『愛する歌』

八木の依頼を断る嵩。だが、八木の熱意に押され、初めての詩集『愛する歌』を出版することになる。

誰もが売れないだろうと考えていた詩集『愛する歌』は、予想を上回り、ヒットする。

柳井嵩の処女詩集『愛する歌』のモデルは、やなせたかしさんの処女詩集『愛する歌』です。

史実を振り返ると……1966年(昭和41年)9月にやなせたかしが処女詩集『愛する歌』を出版社から出そうとしていました。その際に、辻信太郎は「それならうちで出してくれ」と出版事業に乗り出します。『愛する歌』は山梨シルクセンターの業績を押し上げるほどのヒットを記録。やなせたかしさんは出版事業に乗り出した山梨シルクセンターの元で、絵本の執筆も始めていきます。

救われた少女

そんなある日、小学生の女の子が柳井家を訪れて、『愛する歌』に救われたと話す。


朝ドラ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】