【あんぱん】36話あらすじと感想!豪ちゃんにフラグ立ってると話題

朝ドラ「あんぱん」

本記事は朝ドラ「あんぱん」第36話のあらすじと感想を紹介します。

今田美桜主演の朝ドラ【あんぱん】第8週「めぐりあい わかれゆく」第36話が5月19日(月曜)に放送されました。のぶ(今田美桜)が母校の御免与尋常小学校の教師になって一年半。のぶのもとにいくつもの縁談が持ち込まれる。一方、嵩(北村匠海)はため息ばかりの日々を送っていて…。

【あんぱん】36話あらすじと感想

結婚十訓

のぶ(今田美桜)が母校の御免与尋常小学校の教師になって一年半。のぶは生徒たちに愛国心を教え込んでいた。校長の古山(中尾隆聖)から“愛国の鑑”と称えられる。

だが、古山は「本当なら君も、そろそろ嫁に行き、お国のために元気なおのこ(男)を成したいやろうにのう」という。政府が「結婚十訓」を発表したこともあり、古山は「君も、今年二十歳や。結婚して強い子を成すのも、女性としてご奉納である。まあ、その時は遠慮のう相談してくれたまえ」と結婚して出産する道を勧めた。まだ結婚を考えられないのぶだが…。

ため息をつく嵩

一方、嵩(北村匠海)は卒業制作に精を出すはずが、ため息ばかりの日々。見かねた健太郎(高橋文哉)は、「もうとっとと忘れんしゃい。のぶさんもきっと忘れてるから」と、あえてキツイ言葉をぶつける。

のぶ(今田美桜)に縁談が多数くる

政府が結婚十訓を発表したこともあり、のぶのもとに、国防婦人会の餅田民江(池津祥子)らが縁談を持ってくる。

釜じいとくらばあははのぶの縁談に前向きだ。豪が満期除隊になってあと1年で戻ってくるので、結婚の順番もあるんだから真剣に考えるようにと言われるのぶ。

のぶはまだ子供らを教えたいから結婚は考えられないという。

あと279日

部屋にて。のぶは「20歳の風圧は強い」とボヤいた。
「お姉ちゃんには心に決めた人がおると思ってた」とメイコが言う。
のぶは「今は子供らのことで頭がいっぱい。蘭子は順番なんて考えず、豪ちゃん戻ってきたら石屋を継いで」と次女が先に結婚することを勧める。

蘭子は「あと279日、満期除隊になるまで」という。
「豪ちゃんもおんなじ気持ちで待ってるね」「思いあっちゅう人がおるってええな」と、のぶとメイコが囃し立てる。

恥ずかしくなったのか部屋から逃げだす蘭子。蘭子は豪の服の後ろに帳面をつるす。その帳面には豪の満期除隊までのカウントダウンの数字が書かれていて、毎日チェックしているようだ。

作業場にいる釜次は「豪よ早うもんてこい」と願う。

ラスト。若松節子(神野三鈴)が突然、朝田家に現れ、のぶが結婚したかを尋ねるが…。(つづく)

【感想】豪ちゃんにフラグ立ってると話題

豪ちゃんにフラグ立ってると話題です。フラグが立つとは、物語における「伏線」「予測」「前触れ」を意味する言葉です。では、何の前触れか。ここでは戦死のことですね。

蘭子が指折り数えて豪ちゃんの帰りを待ってるシーンも、釜次の「もんてこい(戻ってこい)」の願いも…フラグにみえます。

SNSでも反響が・・・↓

登場人物が死んで悲しいと視聴者の気持ちを高めるためには、死亡フラグを立ててからの方が悲しさが増します。

でも現代の視聴者は映像作品を見慣れすぎているため、幸せな場面があると不幸の前触れだと感づいてしまいます。本作では登場人物が「絶対帰ってこい」と作中で願えば願うほど、帰ってこない伏線ではないか?と解釈されてしまうのです。

現代の制作者側にはフラグだとあまり気付かれない程度のさりげなさ、バランスが大事だと思うのですが…。本作はちょっとベタすぎる感じもしますね。フラグ立ちまくりで、それを逆手に取るというテクニックもあると思いますが…。一体どうなってしまうのでしょうか。

【あんぱん】36話の出演者・スタッフ

【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,浅田美代子,吉田鋼太郎,神野三鈴,池津祥子,中尾隆聖,樫尾篤紀,山寺宏一,寺島ゆうか,倉本沙耶,藤本健翔,瀬口直助,宮本輝 ほか

【作】中園ミホ

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