朝ドラ【あんぱん】120話のあらすじと感想を紹介します!
今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第24週「あんぱんまん誕生」第120話が2025年9月12日(金)に放送。
東海林(津田健次郎)の訪問からほどなくして、琴子(鳴海唯)から手紙が届く。手紙を読んで言葉を失うのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)。その夜、机に向かった嵩は…。
【あんぱん】120話あらすじ
東海林(津田健次郎)の訪問からほどなくして、琴子(鳴海唯)から速達の手紙が届く。
のぶは「岩清水琴子さんから。岩清水(倉悠貴)さんと結婚するって聞いた時は驚いたけど」という。
そこには東海林が上京した本当の理由が書かれていた。手紙を読んで言葉を失うのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)。
東海林の死が手紙で明らかになった。東海林は入院していた病院を抜け出してのぶ(今田美桜)に会いに来ており、病院に戻ってほどなくして天へと旅立った。東京から戻った東海林はのぶたちが逆転しない正義を見つけたことを喜んでいたという。
その夜、東海林が命を削って東京に来ていたことを知った嵩は、何かに突き動かされるように鉛筆を走らせる。
翌朝、のぶがイラストを読ませてもらう。顔が“あんぱん”のアンパンマンだ。東海林にインスピレーションを受け、自分の顔、つまり命を削って、困っている人たちを助けるヒーローが誕生した。
そのイラストを素にした子供向けの月刊絵本「あんぱんまん」は、幼稚園や図書館に置かれることに。
新しいアンパンマンは、「顔を食べさせるなんて怖い」という子供たちの意見がある。それでも、のぶは人気を得ることを諦めていない。
ある日、のぶが八木のもとを訪れて月刊絵本「あんぱんまん」を置いてもらう。すると、ひとりの女の子が呼んでくれるのだった。(つづく)
東海林が上京した本当の理由とは?
東海林が上京した本当の理由とは?
のぶと嵩が琴子からの手紙を読んで言葉を失ったことから、良い知らせではなさそう。
予想すると、東海林が亡くなった?
東海林が上京したのは余命わずかだったから、とかでしょうか。
→追記:東海林はやはり病気でした。入院中でしたが、のぶと嵩に会いに来ました。戻ったあと、亡くなりました。
【あんぱん】120話の感想
東海林の登場は、のぶと嵩の現在を確認するだけでなく、あんぱんまん誕生のきっかけとなりました。
東海林が命を削って会いに来てくれたことで、あんぱんを配るおじさんだったのを、あんぱんまんを命を削るヒーローに変更したわけですね。
史実だと、自分の顔を食べさせるあんぱんまんの誕生の背景には、やなせさんの「飢えの体験」が大きかったようです。
著書『わたしが正義について語るなら』(ポプラ社)の“アンパンマン”誕生に繋がる部分を抜粋すると…
一番辛いのは食べられない、餓えるということだったんです。
戦争が終わって、アメリカのスーパーマンやスパイダーマン、いろんなヒーローがいっぱい出てきました。正義の味方だといって、どんどん人気が出た。ところが彼らは、餓えた人を助けに行くとか、そういうことは全然やらないのですね。
だからぼくが何かをやるとしたら、まず餓えた子どもを助けることが大事だと思った。それが戦争を体験して感じた一番大きなことでした。
飢えが一番つらいのにアメリカのヒーローは植える人を助けない。だから、やなせさんは植えた人を助けるヒーローを生み出したわけですね。
個人的にはこの飢餓の体験をもっとストーリー上で押しても良かったように思います。戦争パートでは飢餓で苦しむシーンを撮影したのに、あんぱんまん誕生に活かされてないのはもったいないような…。まあ、あんぱんを配るおじさんあんぱんまんの時点でその目的は描かれてたわけで今更ですかね。
でも、おじさんあんぱんまんの時も飢えのことはあまりクローズアップされてなかったような。
まあ、ともかく、あんぱんまんが誕生しました。古川琴音さん演じるお茶の教室の生徒が何やら興味を示していましたね。子供の中にもあんぱんまんを好んでいる子も出てきて、今後、ヒットしていく予感がありますね。
次週予告では、あんぱんまんがミュージカル化。あんぱんまん役は俳優の浜野謙太(44)さんで、少し映っていましたね。浜辺ヒラメという役を演じます。次週も楽しみです。
【あんぱん】120話の出演者・スタッフ
出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,古川琴音,西村雄正,曽根田あすな,駿之介,妻夫木聡,鳴海唯,倉悠貴 原作・脚本【作】中園ミホ
朝ドラ【あんぱん】は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦をモデルに、何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語です。