【愛していると言ってくれ】の最終回ネタバレと視聴率! 豊川悦司・常盤貴子の恋の結末は?

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【愛していると言ってくれ】の最終回ネタバレと視聴率!

豊川悦司と常盤貴子主演のドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS、1995年)が2020年特別編として4週にわたり放送!

聴覚障害がある新進画家・晃次(豊川悦司)と女優の卵・紘子(常盤貴子)の恋の結末とは? 気になる最終回をネタバレ!

今回はドラマ『愛していると言ってくれ』最終回ネタバレについて紹介します。

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目次

【愛していると言ってくれ】最終回ネタバレ

最終回放送日:1995年9月22日(金)夜10時~
サブタイトル:「僕の声」
演出:生野慈朗
脚本:北川悦吏子

破局理由

補足【破局理由:前回までのストーリー】
・晃次は元恋人の光(ひかる)(麻生祐未)を一晩家に泊めたが何もなかった。光は息子の親権を離婚相手にとられそうになったため雨の中、晃次の家に駆け込んできたのだ。それでも晃次は彼女とよりを戻さなかった。
・しかし、紘子はベッド脇に置いてあった婚約指輪などから、浮気と勘違い。幼なじみの健一と体の関係を持ってしまう。誤解が解けたが、裏切った罪悪感から身を引くことになる。

キツネの絵

健一(岡田浩暉)は父が倒れたため、実家の仙台の民宿を継ぐことになった。一夜を共にした紘子(常盤貴子)に「一緒に帰らないか」と伝える。紘子は一緒に行くことを決意。

絵画展にて、晃次の妹の栞(矢田亜希子)に偶然会った紘子。芝居を辞めて健一と仙台に帰り結婚するつもりなことを告げた。栞は「本当にいいの?」と理解ができない様子。

晃次(豊川悦司)のもとに行った栞は、紘子と本当に終わりなのか問い詰める。はじめは恋路を邪魔していた栞だったが、「あいつ、良いやつじゃない?私のこと捜してくれたり!」とすっかり2人を応援していた。しかし、晃次は「お兄ちゃんは振られたんだ」と理解を促す。

栞は健一の荷造りを手伝う。「ガムテープ買ってくる」と自転車を借りてコンビニへ。紘子のあとを付けていた栞は、紘子がコンビニで送ろうとしてゴミ箱に捨てたFAXを拾って、晃次へ送る。

そこにはキツネの絵だけが描かれていた。FAXを受け取った晃次は紘子を捜しに走る。紘子の部屋に行っても、もう何もなかった。

補足【キツネのエピソード】
・キツネは晃次が初めて覚えた手話。
・手話を嫌がった晃次に、母が教えたのが影絵のキツネだった。
・晃次は紘子のことを「キツネに似てるね」とからかっていた。

晃次の声!

紘子は、(健一の家にもどらず電車で前の自宅近くに行き)井の頭公園でいつも稽古していた場所などを、名残惜しそうに巡る。

一方、晃次は紘子の家に行った帰り、とぼとぼと駅のホームにたどり着く。しかし、電車が入って来ようとしてたその時、反対側のホームでしゃがんで靴紐を直していた紘子を見つける。

晃次は走り、何かを投げて知らせようするが、電車が来てしまった。思わず名前を叫ぶ晃次。

「ひろこおおお!」

電車が通りすぎると、紘子は乗らずにホームに残っていた。

紘子は「海が見たい。最後に、晃次さんと海が見たい」と晃次に伝える。

海のそばのアトリエにて

2人は、バスで海辺のアトリエに向かった。

お酒はあるが、食事は何もなかった。晃次は紘子のことを食べたいとからう。紘子は「心臓とまっちゃった。付き合い始めのアマチュアみたい」と照れる。

晃次は「海はどんな音をしてる? 僕はどんな声をしてる?」と尋ねる。

幼い頃に、声を出して友人たちに笑われてから話さなくなった事を紘子に伝えた。「だから、紘子が愛してると言ってくれと言われた時、言えなかった」と手話で伝える。紘子は「ごめんなさい。ごめんなさい」と泣いた。

補足【紘子が「愛してると言ってくれ」と言ったエピソード】
・紘子が「愛してると言って」と前に言ったのは、晃次の元恋人・光が「私が晃次の一番好きだったところは声」と嘘をつかれた対抗心から。紘子は「私に言ってよ。声を聴かせて、愛していると言って」と怒りをぶつけた。

その晩、2人は体を重ねて愛し合うが、途中で紘子が嗚咽してしまう。健一の自転車のカギについているキーホルダーが床に落ちたからだ。そのキーホルダーは健一が上京する際、紘子が「映画監督になって」と渡した思い出の品だ。

「アイシテイルと言ってくれ」

次の日の朝、二人は浜辺を歩く。

紘子「晃次さんの声、世界で一番、愛しい声だった。私、忘れない。私は、ずるい。健ちゃんのところ飛び出して、あなたのところに来たのにやっぱり勇気がない。」

晃次「そういう紘子だから好きになった。」

紘子「私はもう人を裏切りたくない」

晃次「分かってるよ。最後にひとつだけお願いがある。君の声が聴きたい。」

「耳は聞こえないけど声は響く。」と言う晃次は、ひざまずく。紘子もひざまずいて晃次に向き合い体を密着させる。

「ア・イ・シ・テ・イ・ル、と言ってくれ」と手話で伝える晃次に、紘子は「愛してる。愛してる」と何度も何度も声に出して伝える。振動で想いを伝えながら…。

晃次の手紙

紘子は、一人でバスで帰る。健一の元へ行くと、「どこ行ってたのかなんて聞きたくないんだよ」と怒っている健一。健一は紘子に別れを伝える。手がいつも動きそうだ紘子のことに気づいてもいたのだ。

そして、健一も卑怯なことをしていたのだ。紘子の家のドアに挟んであった晃次の手紙を盗んだままだった。

紘子は晃次の手紙を受け取って読む。

晃次の手紙
「紘子
僕は何度、君にこうして語りかけただろう。
何度、君の名前を心の中で呼びかけただろう。
最初に手紙をくれたのは、君だったね。
僕の重く閉ざした心の扉を開けようと頑張る君が、僕は愛しかった。
あの日、僕が初めて君を抱きしめたあの日、君は言ったね。
『あなたと私はそんなに違うの?耳が聞こえないあなたと、聞こえる私はそんなに違うの?だったら私はもっとあなたをわかりたい。あなたを知りたい。』
あの時の君の涙の言葉は、僕の心の中にずっと、あの時のまま色褪せず、住んでいます。
紘子、僕は君を分かってあげられていたんだろうか。
ちゃんと君の心の声に耳を傾けていたんだろうか。
今君と離れてみて、これまでを振り返ってみると、さっぱり自信がありません。
だけど僕は、今もう一度君を分かりたいと思っています。
あの時、涙を流して、僕を分かりたいと言ってくれた君に答えたいと思っています。
もしかしたら、僕たちは一番苦しい時を迎えたのかもしれないけれど、それでもやはり、乗り越えていけるんだと思います。
それでもやはり、頑張れるんだと僕は思います。
(1995年)9月5日 晃次」

結末

紘子は一人で東京に残り、演劇にバイトにと頑張っている。1995年9月5日の手紙を何度も読みながら…。

紘子の手紙(抜粋)
「遅れて私の元に届いたこの手紙はこの先何年も私を支え続けるでしょう。
この先何が起きても、どれだけ時が流れても、私の心のベスト10第一位は1995年の夏にあなたと出会ったことです。
出す宛てのない返事を書きました。
それでも、もう一度、あなたといつかどこかで、あなたと逢うことが出来たなら、その時きっと私は、この手紙をあなたに渡したいと思います。
水野紘子」

時は流れ、3年後。紘子が乗っているタクシーは、TBSに向かっていたが渋滞で止まっていた。運転手に「女優さんだよね?」と言われたが、(役の)セリフは「課長。コピー20部でよろしいでしょうか」だけだと伝える。

紘子がタクシーを降りて走るがポケベルが鳴った。電話をかけると出番はなくなったという。

その頃、晃次はニース芸術大賞グランプリ受賞の記念イベントを抜け出していた。

紘子は街を散策。紘子と晃次が初めて出会ったリンゴの木を探していた。「あった!」紘子がリンゴを採ろうとジャンプ。ハイヒールを脱ぎ何度も飛ぶが失敗。

そこに晃次が現れ、リンゴを採り、紘子に放り投げた。
2人は笑顔で見つめ合った。
…実は晃次が受賞した絵は、紘子を描いた絵(※)だった。〈完〉

※オープニング映像のような、水に浮かぶ、胸から先の紘子の姿。

【愛していると言ってくれ】最終回の感想まとめ

本作が「私の青春」と言う人は多いのではないでしょうか。

最終回での駅のホームで「ひろこー!!!」と叫ぶシーンは名場面ですね。

今でも絶賛する方が多い本作。

2020年特別編は全国一斉の放送ではありませんが、順次放送されると思いますので、また全国で話題をさらうこと間違いなし!必見です!

【愛していると言ってくれ】最終回の視聴率

【愛していると言ってくれ】最終回(第12話)の視聴率は、28.1%!

番組自己最高の視聴率をマーク!

『愛していると言ってくれ』全話の視聴率

  • 第1話(1995年7月7日)「出逢い」17.5%
  • 第2話(1995年7月14日)「約束」 16.4%
  • 第3話(1995年7月21日)「 涙」 17.2%
  • 第4話(1995年7月28日)「キッス」21.5%
  • 第5話(1995年8月4日)「会えない」20.2%
  • 第6話(1995年8月11日)「過去」20.4%
  • 第7話(1995年8月18日)「再会」20.6%
  • 第8話(1995年8月25日)「秘密」24.9%
  • 第9話(1995年9月1日)「疑惑 」21.1%
  • 第10話(1995年9月8日)「悲劇」23.9%
  • 第11話(1995年9月15日)「別離」24.2%
  • 最終回(1995年9月22日)「僕の声」 28.1%

『愛していると言ってくれ』全12話の平均視聴率は、21.3%!

まとめ

【愛していると言ってくれ】の最終回ネタバレなどをまとめてきました。

晃次(豊川悦司)と紘子(常盤貴子)の恋の結末は、感動を呼ぶハッピーエンドでしたね。

ラスト、3年ぶりの再会で終わっていますが、ここから紘子がきっとあの手紙を渡して恋がまた始まると思います。思い出の恋を支えに、頑張っての再会というのがまたロマンティックですね。

【愛していると言ってくれ】特別編は2020年5月31日からTBSで四週にわたり放送!お楽しみに!

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