【相棒22】16 話のネタバレと感想！開演直前に失踪した落語家が巻き込まれた事件は？

【相棒22】16話のネタバレ！

青楽は刑務所での落語を教えるボランティアを行っていた。

目黒は元受刑者で、青楽から落語を教わっていた。

目黒は遊び半分だったが、同じ刑務所で根津幸作(菅田俊)と言う男は落語を真剣に学んでいた。

無期懲役の事件に隠された謎

一方、落語会を主催したクラブのオーナー、速水は、開演前、青楽に目黒から電話があり、口論になっていたと話す。

根津は目黒とも仲が良かったと言う。右京と薫は面会するが、根津は、言えるわけねぇと拒絶する。

強盗殺人で無期懲役の根津。

しかし、青楽は一線を超えた人間は独特の匂いがするが、根津にはそうした雰囲気がなかったと話していたという。

青楽は、落語のネタ帳をなぜかセリフを書き換えていた。

根津はかつて鉄工所社長を殺害、800万円盗み、逮捕された。

右京は、証拠隠滅を図った形跡はないことを不思議に思う。

元妻に200万送金。600万ギャンブルに注ぎ込む。

しかし凶器が発見されていない。それも水深30センチの川に捨てたと供述していたのだが、犯人の匂いがしない。

共犯者がいたのではと考える右京。

共犯者がいたのでは

根津が働いていた工場の従業員名簿には、目黒徹の名前があった。

その頃、根津は刑務所で倒れる。末期の膵臓癌で、治療もしておらず、根津は医療刑務所へ移送された。

青楽も病気のことを知っていたという。

根津には、根津福太郎という人物が定期的に差し入れに来ていたことがわかる。

福太郎とは亡くなった息子の名前だった。

川へ遊びに行った際、根津が目を離した隙に、川で溺れてしまった。根津親子は、福ちゃんのお家と呼ぶ2人の秘密基地のようなところがあると、元妻が明かす。

元妻の元には、青楽も最近来たといい、福ちゃんのお家と書かれた絵を見ていた。

亡き息子の名前を騙る男

根津の犯行には共犯者がいた。

それが、青楽の失踪にも関与している。

息子の福太郎の名前を語る人物がいる。

工場時代、根津が可愛がっていた少年がいた。

瀬尾福一。当時18歳、生きていれば息子と同じくらい。

その瀬尾は現在、行方がわからない。

病床の根津は自身の事件の真相語り始める。

福一は母の手術費が必要で、社長から金を盗むことを根津に相談した。しかし福一は社長を殺害。根津は身代わりで犯人となり、刑に服した。

たまたま刑務所で居合わせた元同僚の目黒は瀬尾が真犯人とわかっていた。出所が近いという目黒に、隠していた凶器を見つけられるのではと不安になり、青楽が気付き、凶器を預かる話をしていた。

隠したのは、福ちゃんのお家。それは神社の祠の中だった。

そして、真犯人は

右京と薫は、クラブのオーナー速水にあう。

速水が話した、青楽に目黒から電話があったという話は虚偽だった。

速水は福一(瀧川鯉斗)だった。

凶器の場所を探るため、青楽に近づいた。

開演直前に、なぜ服を着替えたのか。

そしてなぜ、汚れた靴を履いていたのか。

祠から凶器のナイフが見つかる。

監禁されていた青楽も程なく、見つかる。

青楽は、相談があると右京に話していたが、凶器を託そうとしていたのだった。

目黒を殺害したのも、福一だった。

右京は、青楽に「あなたは、一番のお弟子さんのことを見抜いていましたね」と話す。

青楽は、病床の根津に高座復帰することを報告する。

「俺は師匠の落語で救われた」

「最後にあんたに聞いて欲しかった」

「最後じゃねぇよ。オレたちゃ門出だ。

やっと息子に会える」

そう言って息を引き取った。

【相棒22】16話の感想とまとめ！