【相棒22】13話のネタバレと感想!美和子(鈴木砂羽)への謎のラブレター!そして宮部たまき!

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相棒22
テレビ朝日系ドラマ「相棒」のシーズン22。初代相棒・亀山薫(寺脇康文)が帰還し、14年ぶりに再び杉下右京(水谷豊)と特命係を組んでから1年。濃密で骨太なミステリーを生み出す国民的ドラマが、再び動き出します。
13話では美和子(鈴木砂羽)が差出人不明のラブレターを受け取り、そこから連鎖する事件の真相に、右京と薫が迫ります。
この記事で【相棒22】13話のネタバレと感想をお届けます

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(本ページの情報は2024年1月時点のものです。最新の配信状況はUーNEXTサイトにご確認ください)

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目次

【相棒22】13話あらすじ

匿名で5通もの“ラブレター”を受け取った美和子(鈴木砂羽)は、色めき立って、右京(水谷豊)に差出人の割り出しを依頼する。その様子を横目で見ていた薫(寺脇康文)は、不機嫌モード。そんな中、伊丹(川原和久)と偶然、路地裏で出くわした薫は、喉を切られて死んでいる男性を発見。その手には、“亀山美和子様”と書かれた封筒が握られていた。被害者は、美和子が行きつけにしているカフェの店員で、封筒の中身は持ち去られていた。捜査に乗り出した右京は、被害者が戸倉充(モト冬樹)という画家の絵画展のチケットを所持していたことに着目。戸倉は12年前に失踪した妻の捜索を求め、地元警察署の前で座り込みを続けているいわく付きの人物だった。所轄の刑事によると、戸倉の妻は失踪直前、「男に襲われていた」との目撃証言があり、戸倉のパトロンが容疑者として浮上したものの、問題の男は暴力団同士の抗争に巻き込まれて死亡したという。いきさつを知った右京と薫は、戸倉のもとを訪れ、直接事情を訊ねるが。

【相棒22】13話のネタバレ!

美和子へのラブレター

亀山美和子(鈴木砂和)にラブレターがきていた。しかも匿名で5通も。封筒や切手もバラバラ。杉下右京(水谷豊)に相手を突き止めて欲しいと頼む。

夫である亀山薫(寺脇康文)はそのことで、ちょっぴりご機嫌斜め。伊丹刑事(川原和久)と一緒にいると、金髪の男性が喉元を切られて死亡している現場に遭遇する。しかも、手には美和子への手紙の封を握りしめていた。

死亡していたのは23歳の佐藤晴樹(松澤和輝)。喉元は変わった切り口で、凶器は見つかっていない。美和子が確認すると、よく行くカフェの店員だった。封筒の中には、手紙は入っていなかった。犯人が持ち去ったのか。

これまでの手紙には「あなたは太陽。僕の心は日焼けする」とキザの言葉が綴られていたのだが。今回は送り先も書かれておらず、手渡そうとしていた可能性があるのか。

画家の妻の失踪

そして、佐藤の所持品には、画家の戸倉充(モト冬樹)の絵画展のチラシがあった。10年前、戸倉の妻、祥子(岡内美喜子)は行方不明になっていた。戸倉は似顔絵を手に、毎日、警察署の前で「戸倉祥子を探しています」と呼びかけている。売れない画家の夫を支えるため、祥子は苦労を重ねていた。昼は家事代行、夜は居酒屋。そんな祥子は、戸倉のパトロン清水につきまとわれていた。清水は戸倉を見限り、妻の祥子に金を返すように迫り、激昂して手をあげることもあった。そこから行き過ぎがあり、清水が殺害したのではと見られていたが、清水はヤクザの抗争に巻き込まれ死亡していた。

右京と薫は、戸倉に会う。佐藤が亡くなったことを伝えると驚く。

2年前に声をかけられ、妻を探すために絵画展を開くなど奔走してくれたのが佐藤だという。

右京は、佐藤が雑誌記者に手紙を書き、雑誌に取り上げてもらおうとしていたのではないか、と伝える。

美和子が、未解決事件を扱っていたことを知り、手渡そうとした可能性があった。

戸倉は、清水以外に、妻の失踪に関わる人物が関係しているのかと驚く。戸倉は、自身が病気で長くないと明かす。

しかし、右京は絵画展に、なぜ奥さんに写真を展示しないのか。

まだ未完成だというのだが。

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画家の妻の浮気が原因?

佐藤の家には絵の具の跡があり、年賀状には12年前、子供の頃、祥子とやりとりしていたことがわかる。

佐藤の実家で祥子は家事代行をしていたが、佐藤を虐待する家族を見て、警察に訴えようとして、仕事を辞めざるを得なくなっていた。その後、佐藤は親戚に引き取られ、祥子は恩人的存在だった。

戸倉は、右京にそのことを話さなかった。

いや、佐藤が戸倉に告げていなかったのか。

戸倉の絵画展を手伝う佐藤の同級生は、子供の頃、佐藤が世話になった祥子に挨拶をしようとした際、車に乗った男性と手を握り、浮気しているような現場を目撃したことがあるのだという。

その浮気相手が、祥子、佐藤の殺害の犯人なのか。

右京は戸倉に会い、祥子が浮気をしていたかを聞く。そして、佐藤と祥子は12年前に接点があったことを伝えるが、知らなかったという。

佐藤はなぜ祥子との関係を黙っていたのか。それは佐藤が戸倉を疑っていたからではないか。祥子の過去の写真はいずれも長袖。家庭内暴力の傷でもあったのでは?と問い詰める右京だが、戸倉は「私が浮気を知り、暴力をふるい、殺した?まるで見当違いです!」。

絵画に隠れたメッセージ

右京はまだ疑問があった。浮気相手の男はなぜ捜査線上に浮かばなかったのか。そして、清水はなぜ祥子に返済要求していたのか。清水が死亡した喫茶店へ行き、弾痕を確認し、そこにいた暴力団関係者に話を聞く。

右京は再び戸倉の元へ。

祥子の絵は、立体感のあり、筆ではなくペインティングナイフをつかう。そのナイフを持った右京は突然、その絵から絵の具を剥がす。そこには祥子のメッセージが隠れていた。

「間違った道だとしても

私の気持ちは変わりません。

どうかお元気で。

祥子」

不貞の証拠だった。

相手は清水。揉めていたのは金銭ではなく、男女の関係。

頑なに祥子の絵画の出展拒んだのは、そのせいだった。

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佐藤は戸倉を怪しんで

怪しんだ佐藤は絵を持ち出し、そのメッセージを見つけた。戸倉が祥子を殺めたと確信した佐藤は美和子へ手紙を書いた。凶器は、歯の先端が菱形でペインティングナイフと同じ。絵がなくなり、佐藤が持ち出したと気づいた戸倉に、佐藤が雑誌で暴露すると言われ、殺害。手紙を持ち去り、絵を回収し、祥子の文字を再び塗りつぶした。

しかし、戸倉は証拠を殺害していなかった。

祥子は、自殺未遂を繰り返していた。

そして、自殺しのだった。

近くの山のどこかにいるはず、という戸倉。

山を探すことなく、彼女が生きてるかもしれないという希望にすがっているのだという。「見つけてしまったら、終わってしまう」という戸倉に、右京は「あなたこそ大事なことをわかってませんよ」と話す。

メッセージの本当の意味

祥子さんが本気で清水と浮気をしていたわけではないという。

画廊はヤミ金でした。清水はそもそも暴力団そのものだった。

支援を続けて欲しいなら、条件があると無理やりものにした。

それを受け入れたのも、全ては戸倉のため。

戸倉を支えることが祥子の全てだった。

「書き残した文字は、命は絶っても、

あなたへの思いは変わらないという

最後のラブレターだったのではないでしょうか」

そう右京に言われ、泣き崩れる戸倉。

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ラブレターの真相

山中から祥子の遺体が見つかる。

右京は薫に、「君のラブレターから、こんなことになるとはね」と話す。美和子のラブレターは薫が書いたことを見破っていた。

「サプライズがいざとなったら言い出せなくなって」という薫。

「自分のラブレターに嫉妬するとは面白いですね」と右京。

美和子も実は、薫の仕業と勘づいていた。

その頃、右京は一人、特命係の部屋で手紙を書いていた。

「宮部たまき様へ」

たまき(益戸育江)は、小料理屋「花の里」で女将をしていた右京の元妻である。

【相棒22】13の感想とまとめ

衝撃のラストでしたw

今回は美和子に届いた謎のラブレターが事件とリンク。

この伏線はラストで、薫がサプライズで書いたもの判明しました。

そして、右京さんがラストシーンで書いていた手紙の宛名はまさかの!

宮部たまきさんとは、右京さんの元妻。ひょっとして、近々登場もありうるのか?

今シーズンは、過去シーズンの重要な役どころが、ところどころに顔や名前を見せる「匂わせ」展開が

多い。これはエンディングが近づいていることに関係しているのでしょうか。

伏線を張り巡らされているようで、なんだかソワソワしますね。

記事内の画像はテレビ朝日「相棒22」の公式サイトより

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