【相棒20】16話ネタバレと視聴率!高橋和成の正体に山西惇が「問題作」発言!

相棒20 ネタバレ16

【相棒20】16話ネタバレと視聴率!高橋和成の正体に山西惇が「問題作」発言!

【相棒20】16話が2022/2/23(水)に放送されました。

16話は男が刺殺される事件が発生。次々と浮かび上がる容疑者。捜査を監視する謎の男(高橋和成)の正体は?

まさかの結末に角田課長役の山西惇さんも思わず「今シーズン一番の問題作」と発言。

今回の記事では【相棒20】16話「ある晴れた日の殺人」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。

【相棒20】配信情報

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目次

【相棒20】16話のネタバレ

ある晴れた日に起きた事件

ある晴れた日のこと。オフィスビルの屋上で広告代理店の社員・中松誠の刺殺体が発見された。

野次馬の中にいる謎の男(高橋和成)が呟く。

謎の男「やってやった。俺が殺してやった。」

凶器は現場に落ちていたハサミだが、柄に指紋は無し。同じく現場にあったTの刺繍があるハンカチで拭き取られてようだ。

捜査一課の伊丹(川原和久)らは怨恨の線で捜査を開始。特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も独自の捜査に乗り出す。

右京は遺留品の書類が気になる。企画書のようだが破れた破片をテープで貼り合わせており、その上、くしゃくしゃに丸められた跡もあった。

2人は中松に長年面倒を見て貰っていた後輩社員の山村拓也(成田瑛基)から話を聞く。中松はかつてはヒット企画を飛ばしていたが、同期の田川浩(白畑真逸)に敗れて左遷された、とのこと。

田川に遺留品の企画書を見せると動揺。その後、田川はその企画書で水増し請求を行っており、中松に告発されそうだった、と判明する。

田川は何とか中松に告発を止めてくれるように説得。会社にバレれば部署は解散、部下の将来を考えてのことだ。

中松は受け入れ、企画書はくしゃくしゃに丸めていた。

謎の男の動き

一連の捜査を謎の男が逐一監視する。

謎の男「悪いのはあの男の方だ。」

そして、中松の告発をリークしたのは後輩社員の山村だった。

社員の話によると山村はプライドが高く、一緒に左遷されたのを恨んでいた様子だったという。

さらに凶器のハサミは山村が仕事で使っていたものと判明する。だが、山村はその日体調不良で早退していたと判明。

山村は「中松さんは左遷された後は荒れ、理不尽なパワハラをしていた」と語る。

謎の男「あいつは弱い人間にマウントを取ることでしかプライドを保てない。死んで当然だ。」

会社に中村の妻の陽子(冨樫真)がやって来る。陽子は夫が死んだ直後だというのに死亡手当など金のことばかりを気にする。

夫婦仲は左遷された後に悪化、離婚寸前だった。さらに社内に不倫相手がいると噂があった。

陽子は誰かと電話、屋上でこっそり会うことにする。

屋上にて。陽子は謎の男に気づくこと無く、浮気相手の天野(金原泰成)と会う。そこに尾行していた特命係が登場、あることを確かめる。

事件の真相

その後、右京は関係者を屋上に集め、事件の真相を語る。

右京「中松さんは自殺でした。

ハンカチのTは陽子の旧姓の高木。結婚する前に中松にプレゼントしたものだった。

中松はハサミで自分の腹を刺した後、山村の指紋が付いていると思い拭き取った。その結果、自殺は事件となってしまった。

山村は「リークのせいで殺したものです」と自分を責める。さらに田川も陽子も自殺の原因は自分にあると責める。

謎の男の正体

事件後の屋上にて。亘は答えは分からないとした上で、右京に自殺の理由を尋ねる。右京は「孤独で自分の存在意義が分からなかったのでしょう」と答える。

それを聞いていた謎の男が続ける。

謎の男「そうじゃない。俺が殺したんだ。あの男にはウンザリだったんだ。同期(田川)が部下のことを考えていたのに自分の事しか考えていない。何十年も自分さえ幸せにできない。死んで当然の男。誰も殺してはくれない。だから、自分で殺すしかなかった。」

謎の男の正体は自殺した中松自身(幽霊)だった。

その日はよく晴れた日。久々に気分が晴れ、死ぬ気力が出ていた。

苦しい人生が終わる瞬間でも山村のことが頭を過り、最期くらいカッコつけたかった。思えばライバルの田川がいたからがんばれた。陽子は少しは泣いてくれるだろうか?

結末

中松「俺が殺したんだ。俺自身を。」

右京はまるで中松に語りかけるように続ける。

右京「生きる気持ちが消えていく。生きる中でそうなることがどうしてもあります。ですが、自殺は自分で自分を殺すこと。少なくとも僕は許したくありません。」

亘「仮にそれが自分自身で望んだとしても。そうするしか無かったとしてもですか?」

右京「それでも生きるべきです。」

右京は事件を捜査する中で、中松は本当は皆と幸せに生きたかったのでは?と感じていた。

右京「だからこそ、僕には残念に思えてしかたありません。」

中松「誰も俺の気持ちなんで分かりたくないはず、そう思っていた。もう少し早くあんたらに会えていたら、俺はまだここにいたかもしれないな…」

右京と亘は屋上を後にする。中松は姿を消していた。

【相棒20】16話のまとめと感想

山西惇が「今シーズン一番の問題作」と評する

【相棒20】16話の放送前に角田課長役の山西惇さんがTwitterを更新。「今シーズン一番の問題作」としていました。

犯人と思われていた謎の男(高橋和成)の正体が自殺した男の幽霊だったから。

最初の現場検証や生前のエピソードの部分でも一切顔が出なかったので「もしや」と思いましたが。

事件の真相は追い詰められた男の自殺。左遷や部下からの恨みなど境遇が初期の右京さんと重なる部分が多い。

だからこそ、右京さんは「それでも生きるべき」と死者の魂に寄り添えたんです。

【相棒20】16話の視聴率

【相棒20】16話の視聴率は13.6%でした。

次週予告

次回の【相棒20】に名物キャラ・米沢守(六角精児)が再登場。鑑識として特命係とタッグを組むのでしょうか?

2022/3/2(水)21:00~の放送をお楽しみに。

画像引用:テレ朝POST

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