現在長期メンテナンス中です。dorama9の新規記事はこちらのリンクよりdolly9にてこれまで通りご覧頂けます。

【未来のムスコ】ネタバレあらすじ全話!結末は原作通り?颯太のパパは誰?

「未来のムスコ」ネタバレ
※当サイトのリンクには広告が含まれます

TBS火曜10時ドラマ【未来のムスコ】が1月13日にスタート!
この記事では、志田未来主演・【未来のムスコ】のネタバレあらすじ最終回まで毎話、更新していきます。

未来から突然自分のムスコが現れたというお話。
『14才の母』から20年ぶりに志田未来さんの母役が見られるのね。
演じる役名が“未来”というのも縁を感じるわ。

男の子の父親は誰なのかというのも気になるけれど、子育てを通して成長していく未来の姿が楽しみだな。

※この記事では便宜上、主人公の名前を“未来”、将来という意味の未来を“ミライ”と表記します。

◎この記事でわかること
ドラマ【未来のムスコ】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・原作について
・最終回の予想
・見どころ

【未来のムスコ】のあらすじ・ネタバレを最終回まで

【未来のムスコ】のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめていきます。

1話「息子が空から降ってきた?」

放送日:1月13日(火)22:00~22:57

1話のあらすじ

汐川未来(志田未来)は、“定職なし、貯金なし、彼氏なし”の崖っぷちアラサー女子。俳優という夢を追いながらバイトに追われる毎日を過ごしていた。
未来が活動する劇団「アルバトロス」の座長は、かつての恋人・吉沢将生(塩野瑛久)。
未来に憧れている後輩俳優の矢野真(兵頭功海)をはじめとする劇団の仲間たちと舞台に立つ未来だったが、オーディションの落選通知を受け取り今が夢の諦め時かもしれないと考えてしまう。
思い悩みつつ大好きなレモンサワーで晩酌をしようとした時、雷鳴と激しい閃光とともに小さな男の子が現れた。
男の子は未来のことを「ママ」と呼び、颯太(天野優)と名乗る。
颯太は、2036年からタイムスリップしてきた未来の息子で、ママと“まーくん”と呼ばれるパパを仲直りさせるためにやって来たのだと話す
。独身で恋人もいないのにと戸惑う間もなく、未来から来た息子との共同生活が始まってしまった。
その後、未来は中学時代の同級生で保育士の松岡優太(小瀧望)と運命的な再会をする。
颯太が“まーくん”という父親は誰なのか、未来の波乱の日々が始まった。

1話のネタバレ

汐川未来志田未来)は劇団「アルバトロス」の劇団員。
かつての恋人であり劇団の座長である吉沢将生塩野瑛久)や他の劇団員たちから才能を認められていた。
また、バイト先のコールセンターの上司・田中正和ビビる大木)からも仕事ぶりを高く評価され、できれば正社員になってほしいと言われている。
だが、劇団でメインの役ができているわけではなく、生活も苦しい日々。
そんな中、劇団で随一の人気を誇って来た新山桜子藤原さくら)がテレビや映画の仕事に集中するために退団することに。
桜子が抜けたことで劇団のSNSのフォロワーはかなり減ってしまった。
未来は俳優になる夢を抱き高校卒業後に富山から東京に出てきたのだが、30歳までに成功しなかったら地元に帰るというのが母の直美神野三鈴)が出した上京の条件だった。
現在28歳。
恋人もいない、お金もない、そして何よりまだ夢を叶えていない未来。

未来は劇団でもバイト先でも能力を認められているわけですが、俳優を職業としたいという目標はまだ実現できていません。
劇団でメインを張っているわけでもないし、ドラマのオーディションにはなかなか受からないし、芝居を続けるためには正社員ではなくバイトを選ぶしかない中途半端な状態。
しかも母との約束の30歳は目前です。
集客とスポンサーを一手に担っていた桜子は映像の仕事に絞りたいと言って劇団を去って行きました。
引き留める未来に、桜子は「楽でいいよ。気づかないふりすんのは。でも、自分の未来想像できてる?」と告げて去っていきます。
立ち尽くす未来。
桜子が退団したせいで劇団のSNSのフォロワーはかなり減り、集客も不安ですが、「だんない、だんない」(“大丈夫”という意味の富山弁)と劇団員や自分自身を励ます未来。

ドラマのオーディションの落選通知が届いて落ち込む未来。
育てている豆苗を切って炒めたものを食べながらレモンサワーをあおる。
すると突然の雷鳴、閃光とともに小さな男の子が出現した。
男の子が身に着けているスマートウォッチのルナ(声:水瀬いのり)の説明によると、彼は未来の息子で2036年からやって来たのだという。
名前は颯太天野優)で、未来の夫・まーくんと未来を仲直りさせるためにタイムスリップしてきたのだという話だが、未来は全く信じることができない。
交番に連れて行くが、警察官は不在だったため電話で連絡し、未来は颯太を交番に置いて劇団の稽古に向かう。
演目は偶然にもタイムスリップの話。
将生がタイムスリップする時に何か外連味(けれんみ)がほしいと言うと、矢野真兵頭功海)が小道具の大きな目覚まし時計を持ちながら「エターナル・クロック オン」と必殺技みたいに言うのはどうかと提案して将生はそれを採用する。
稽古から帰ると、交番に置いてきたはずの颯太が部屋にいた。
警察官が交番に戻る前にスマートウォッチのルナに道案内させて戻って来たのだった。
もう一度警察に電話するために未来がフルネームを聞くと「汐川颯太」だと答える。
リュックの名札にもそう書いてあった。
苗字が自分と同じ“汐川”であることに戸惑う未来。
おなかがすいたという颯太に、豆苗炒めを作ると美味しそうに食べる。
ルナが「豆苗炒めは颯太さんにとってママの味です」と説明。
親子の証拠はあるのかと聞くと、颯太は一枚の写真と500円玉を渡した。
2036年の未来が颯太を笑顔で抱っこしている写真と令和17年の500円玉。
だが、AIの加工の写真とおもちゃのコインだろうと本気にしない未来。
母からいつでも帰っておいでという電話があり気持ちが沈む未来だったが、ふといつでも未来の味方だった亡くなった父・剛士渕上泰史)のことを思い出す。
お遊戯会の劇の練習がうまくいかなくて泣いている4歳の未来を「だんない、だんない」と優しく励まし、本番で見事に演じた未来に手作りの金メダルをかけてくれた父。
翌朝、未来は颯太のことを警察に連絡する。
颯太は劇団の公演のチラシを見ると、「僕見たよ」と言って「エターナル・クロック オン」と叫ぶ。

豆苗炒めとレモンサワーを作り、狭い部屋でひとり晩酌する未来。
頑張っているのに報われない日々にそろそろ限界なのかと考え込んでいると、そこへ雷鳴とともにひとりの男の子が現れました。
2036年からやって来た自分の息子、颯太。
にわかには信じられないことですが、苗字が未来と同じことや、一緒に映っている写真や令和17年のコインなど、証拠が少しずつ揃っていきます。
豆苗炒めがママの味、というのも大きなポイントですね。
ところで、母の直美は未来のことが心配で仕方のない様子。
いつまでも夢を追いかけていないで富山の実家に帰ってきてほしいようです。
ますます落ち込む未来ですが、ふと自分を応援してくれていた父のことを思います。
お遊戯会の劇の練習がうまくいかなくて泣く未来に、父・剛士は「だんない」は魔法の言葉と言って、「だんない、だんない」と励ましてくれました。
本番で上手に演技ができた未来に、父は紙で作った金メダルをかけてくれます。
未来がお芝居を好きになったのは、幼い頃自信を持たせてくれた父のおかげもあるのでしょうね。
「だんない」という言葉は大人になった今の未来にとっても自分を鼓舞する魔法の言葉なのでしょう。

未来はバイトの同期会へ颯太を連れて出かける。
公園で保育園児にブランコを譲った颯太に、保育士の松岡優太小瀧望)が「優しいね」と声をかけた。
颯太は「バイバイ!まー先生!」と手を振る。
優太はなぜ自分の呼び名を知っているのかと不思議に思うが、颯太が駆け寄った女性が未来であることに気づいて驚く。
レストランでかつてのバイト仲間たちと再会するが、今も同じコールセンターで働いているのは未来だけ。
親友の今井沙織西野七瀬)は安定した会社で正社員になり、他のメンバーもそれぞれ部長昇進、子育て、戸建てやマンション購入と、着実に前進していた。
帰り道、沈んだ気持ちで颯太に「10年後のお母さんは何の仕事をしているの」と聞くと、「ずっとお外で働いているよ」と答える。
桜子が退団したことで協賛金を出してくれていたスポンサーが離れてしまったことを偶然知った未来は、桜子に頼みこんでドラマの役をもらった。
アパートで必死でセリフの練習をする未来だったが、遊びまわる颯太に邪魔されてしまう。
静かにするように頼むと颯太は紙で何かを作り出した。
ドラマ撮影の日、ドライリハーサルでは宇梶剛士宇梶剛士)との掛け合いを監督に絶賛された未来だったが、本番では未来のアドバイス通りに演技した別の俳優が良いところをさらってしまう。
帰り道、のどが渇いたという颯太に自動販売機で飲み物を買おうとするが、自分でボタンを押したい颯太とぶつかって小銭が散らばってしまい未来は泣きながら拾う。
自分のことでいっぱいいっぱいで余裕がなく、自分だけ前に進めていないことが惨めで恥ずかしい、こんな自分が母親なわけがないと叫ぶ未来を、颯太は悲しそうに見つめる。
未来は、颯太を交番に連れて行き警察官が来るまで待つように言う。
その後コールセンターに出向いて、ここが自分を必要としてくれるのならと正社員の話をくわしく聞くことにする。
田中の説明をメモするために筆記用具を出そうとカバンを開けるとそこには颯太がくれた封筒が入っていた。
中に入っていたのは、昨夜颯太が一生懸命作っていた紙の金メダル。
父からもらった手作りの金メダルが脳裏をよぎり、田中に頭を下げると未来は交番へ駆け出す。
交番に颯太の姿はなく、探し回ると、公園にぽつんと座っていた。
抱きしめて謝る未来。
「こんな大人になるはずじゃなかったのに」
泣きじゃくる未来の頭を撫でながら、颯太は「だんない、だんない」と言う。
父が教えてくれた魔法の言葉を言う颯太。
未来は颯太を抱きしめ、自分の息子であることを確信する。

公園で颯太が出会った保育士・優太。
颯太は優太のことを知っているようですし、優太は颯太のことは知らないけれど遠目に見た未来を見て驚いていました。
こちらの関係は徐々に明かされていくのでしょうね。
さて、キッズスペースのあるレストランで開かれたバイトの同期会。
颯太は良い子で他の子と遊んでくれていましたが、未来はかつてのバイト仲間と自分との差に愕然とします。
高価な肉をためらいもせず注文する人たちと、毎晩自宅で育てている豆苗を炒めて食べている未来。
一緒にバイトしていた時は安いお店で楽しんでいた仲間だったのに。
会社で昇進したり、家を購入しようとしていたり。
親友の沙織も最近正社員として採用されて頑張っているようです。
夢を追いかけていてカッコいいよと皆に言われても、未来の気持ちはふさいでいくばかり。
帰り道、稽古場の前を通りかかると、たまたま将生がスポンサーに頭を下げているところに出くわします。
社長が桜子の大ファンだったので、もう協賛金を出してもらえないようです。
君が作る芝居は面白いんだからもっと有名な人を出したらと忠告された将生は、未来の才能に賭けたいと話すと、汐川さんがドラマや映画に出てくれた社長にかけ合いやすいと言われてしまいます。
ひそかにその会話を聞いていた未来は、桜子に頼み込んで桜子のドラマの端役に押し込んでもらいました。
将生はそのことに気づいているようですね。
撮影の日、将生がマネージャーとしてやって来てくれました。
未来は颯太の世話を頼みます。
ドライリハーサルで、未来は見事な演技を見せ監督に褒められました。
見ていた将生も満足そうです。
同じ場面でうまく演技ができなくて落ち込んでいた俳優に、未来はリラックスしてその時の感情で反応すれば大丈夫とアドバイスしますが、本番では迫真の演技を見せた彼女に対し宇梶剛士が反応して、結果として未来のセリフが彼女にとられてしまうことに。
監督はそのテイクを気に入り採用します。
未来の見せ場はなくなってしまいました。
桜子に頭を下げさせたのは自分だと言う将生ですが、未来は明るく否定します。
劇団の役に立ちたかったのに、爪痕も残せなかった自分。
「ママ、すごかったね」「ママ、カッコよかったね」
心から言う颯太の言葉にもイライラします。
自動販売機の前で颯太のせいで小銭をばらまくことになってしまった未来は、自分の情けなさ惨めさに感情を爆発させてしまいました。
そして、交番に颯太を置いて、コールセンターに行きます。
夢をあきらめ、田中から正社員の話を聞くことにする未来。
しかしカバンの中に颯太からもらった封筒を見つけ、その中に手作りの金メダルがあるのを見ると、未来は走り出します。
颯太のもとへ。
金メダルの裏には「ママ」と書いてありました。
颯太は交番を出て公園でひとりずっとママを待っていたのでしょうか。
颯太を抱きしめた未来が自分の情けなさに泣いていると、「だんない、だんない」と颯太が慰めてくれます。
それはかつて父が未来を励ましてくれた魔法の言葉。
そしてきっと、ミライの未来が颯太を励ます言葉なのでしょう。
「一緒におうちに帰ろう!颯太」
それまで「颯太くん」と呼んでいた未来が初めて呼び捨てにします。
颯太が自分の息子であることを、そして自分のミライを未来が信じた瞬間でした。

1話の考察・感想記事はこちら↓

2話「波乱の共同生活スタート…思わぬ救世主現る⁉」

放送日:1月20日(火)22:00~22:57

2話のあらすじ

未来(志田未来)は颯太(天野優)を自分の子だと認めて一緒に暮らす覚悟を決めた。
しかし、劇団の稽古とバイトに追われる毎日の中颯太を育てていけるのか不安を抱え始める。
未来はひとまず颯太を親戚の子だと言って沙織(西野七瀬)に預かってもらうが、颯太は沙織に「僕は未来から来た」と打ち明けてしまった。
そんな中、劇団の次回公演で未来が主演に抜擢される。
颯太を2036年に帰す方法が見つからない以上この生活を続けるしかないと腹をくくった未来は颯太の保育園探しに奔走する。
ミライでは「よしずみ保育園」に通っていたことを颯太から聞いて訪ねてみることに。
園長の良純(マキタスポーツ)はノリの良い人物で安心するが、颯太について質問されても答えることができず本当に母親なのかと疑いの目を向けられて追い返されてしまう。
颯太のことを何も知らないことに落ち込む未来だったが、主演としてこれ以上稽古は休めないと八方塞がりに。
そんな未来の前に、思わぬ救世主が現れる…!

2話のネタバレ

汐川未来志田未来)は颯太天野優)が自分の子であることを確信し、一緒に暮らす覚悟を決める。
しかし日々の生活に追われる未来がいきなり5歳児の子育てをするのは想像以上に大変だった。
まず、劇団の稽古やバイトへ行く間、颯太をどうするかが一番の問題。
親友の今井沙織西野七瀬)に親戚の子を預かっていると嘘をつき、アパートで颯太を見ていてもらうことに。
劇団では、座長の吉沢将生(塩野瑛久)から次の公演の主演は未来だと発表された。
嬉しさに胸がいっぱいの未来。
バイト先の上司・田中正和(ビビる大木)に、もう少し俳優への夢を追いかけたいと話す。
未来の帰りを待つ間に、颯太は沙織に自分がミライから来たことを話してしまう。
帰宅した未来は沙織から事情を聞かれて説明するが、沙織は颯太がタイムスリップしてきたという話を信じてくれない。
本当のことを話してくれないならもういい、と沙織は帰ってしまった。

一瞬たりとも目を離せない5歳児と突然一緒に暮らすことになった未来。
いきなりコンロの火をつけようとした颯太を見て、ひとりでアパートに置いておいたら危険だということを実感します。
まず次の日の劇団の稽古とバイトをどうするか困り、未来は親友の沙織を頼ります。
留守番中にモツ鍋を作って待っていてくれるなんて良い友達ですね。
しかし、沙織は颯太から自分がミライからやってきた未来の子どもであると聞かされて驚きます。
帰宅した未来の話を聞いても信じられません。
何か事情があるのに未来はそれを打ち明けてくれないのだと思い込んだ沙織はがっかりして帰ってしまいました。
沙織は未来が妊娠、出産したはずがないことをよくわかっています。
10年間ずっと親友として未来のそばにいたからですね。

未来は保育料が無償になる制度を知り稽古を休んで保育園探しに奔走するが、どこも空きがなかった。
やっと空きがあるところを見つけたが、颯太の母子手帳も住民票も健康保険証もないため受け入れてもらえない。
ミライでは「よしずみ保育園」に通っていたことを颯太から聞き、訪れてみた。
園長の松岡良純マキタスポーツ)はユーモアのある温かな人物で、保険証も住民票もないという未来を問い詰めるようなことはしなかった。
しかし、未来は颯太のアレルギーの有無や好きなものなどの質問に答えることができず、本当に母親なのかと疑われ覚悟のなさを指摘されて追い返されてしまう。
颯太のことを何も知らないことに落ち込む未来だったが、主演としてこれ以上稽古は休めず、費用は高いが一時保育施設を利用することに。
バイトのかけ持ちと稽古に追われる一方で、颯太との二人暮らしは家計を圧迫し、未来には余裕がなかった。
劇団の将生や矢野真兵頭功海)はそんな未来を心配そうに見ていた。
だが、一番心配していたのは颯太だった。
未来が唯一の贅沢、一番のお楽しみと言っているレモンサワーも我慢しているのを見て、自分のために無理をさせていることを感じ取っていたのだ。
スーパーで買い物している未来と颯太を見かけた沙織が、その夜やって来た。
未来の話を信じることにするから話を聞きたいと。
将生と別れて10年ずっと恋愛しておらず、結婚も出産もしていない自分がいきなり母親になったことの戸惑いや苦悩を静かに話す未来。
沙織は、大変だと思うけど大事なものが増えたってことなのかもよと言う。
颯太は2人の話をそっと聞いていた。
翌日、颯太は一時保育に行かないと言う。
仕方なく公園に行くと、「よしずみ保育園」の保育士・松岡優太小瀧望)が園児たちを遊ばせていて、颯太が滑り台で遊ぶのをサポートしてくれた。
優太は未来の中学の同級生で、2人は偶然の再会を喜び合う。
優太の叔父が「よしずみ保育園」の良純園長で、優太は自分が入園できるように話をしようと言うが、未来はいろいろ事情があって難しいからと申し出を受けない。
「本当に困ったらいつでも言って」と優太は告げる。

2036年では「よしずみ保育園」に通っていたという颯太。
園長の良純に会うといきなり飛び掛かって遊んでもらいます。
ミライで、園長先生と仲良しなんですね。
古着屋も兼任していてお洒落な良純園長はノリが良く、保険証も住民票も持っていないことにも目をつぶってくれるような器の大きさです。
しかし、未来が颯太のアレルギーや好きなものなど大事な質問に答えられないと、途端に厳しい表情になりました。
「保育園はご家庭と一緒に子どもを守る場です。あなた自身に母親としての覚悟がないのなら受け入れることはできない」
仕方なく、一時預かりの施設に預かってもらいますが保育料を払うのは今の未来にとって負担です。
スーパーで仲良く買い物している未来と颯太の様子を見かけた沙織が、思い直して未来の話を聞きにやって来てくれました。
未来は突然母親になった戸惑い、生活が苦しいこと、劇団に集中できないことなどを素直に沙織に聞いてもらいます。
沙織は大事なものが増えたんだと言って励ましてくれました。
スーパーで自分が食べるお弁当を一つだけかごに入れていた沙織。
未来が守ろうとしているものが眩しかったのかもしれません。
しかし、未来と沙織の話を聞いてしまった颯太は小さな胸を痛めてしまったのですね。
もう一時保育には行かずにひとりで留守番すると言い出します。
仕方なく公園で遊ばせますが、そこで優太と偶然再会することに。
優太は「よしずみ保育園」の保育士で園長の甥。
叔父に入園できるよう話をしようかと言う優太でしたが、未来は事情があるからと断ります。
未来にどんな事情があるのかを聞き出そうとはせず、困った時は頼って欲しいと言う優太。

未来は颯太を稽古場に連れて行くことにする。
アパートの前で待つという颯太に、絶対ここから動かないでと言いおき未来は部屋に戻って自分と颯太の荷物を持って出ようとするが松ぼっくりが落ちて来たり紙飛行機が散らばっていたりして疲労困憊になりながら片付ける。
隣の住人・芥川圭萩原護)が部屋から出てきた。
ひとりで待っている颯太が「こんにちは」と挨拶すると、圭も挨拶を返しながら近づいてきた。
未来が外に出ると、そこに颯太はいない。
青ざめて周囲を探しながら、将生に稽古を休むと電話。
将生は怒るが、未来は芝居と同じくらい大事なものがあると言って電話を切る。
未来が稽古をドタキャンするなんて何か理由がありそうだと心配し、大丈夫ですかとメッセージを送る真。
未来が公園に探しに来ると、そこにまだ優太がいた。
心配と不安で激しく動揺している未来に優太は、家に戻ってくるかもしれないから未来は家で待つように言い、自分が絶対に見つけるからと力強く言う。
アパートで無事に戻ってくることを祈る未来。
そこへ優太から電話が。
優太は颯太を連れて来てくれた。
抱きしめた後、どうして待っていてくれなかったのと感情をぶつける未来。
泣き出す颯太。
優太は理由を聞いてあげてほしいと優しく告げる。
颯太は、圭から颯太のスマートウォッチを見せてほしいと頼まれて、自分がミライから来たことを内緒にするという約束を守るためにその場から逃げ出したのだった。
圭は以前、ルナが話している声を聞いていて、今の時代にそんなスマートウォッチはないはずだと不思議に思っていたのだ。
圭は颯太がどこかへ走って行ってしまったことに責任を感じ、ひとりで夜遅くまで探し回っていた。
結局見つからずに重い気持ちで帰って来た圭は、隣の部屋から未来と颯太の声が聞こえてきて安堵する。
未来の作ったオムライスに「ひとりでできる、だってママ大変でしょ」と言って大量のケチャップをかける颯太。
未来は颯太が未来を気遣ってなんでもひとりでやろうとしていたことにようやく気づく。
ケチャップまみれのオムライスを嬉しそうに食べながら、ママの贅沢(レモンサワー)はいいのかと聞く颯太。
未来は「ママの一番の贅沢は颯太がここにいてくれることなんだ」と笑う。
翌朝、2人は「よしずみ保育園」に行く。
未来の強い覚悟の言葉に、良純園長は「明日からこの園で一緒に子育て頑張りましょう」と握手した。
優太にお礼を言う未来。
13年前、転校する優太との別れの場面をふと思い出す。
颯太が優太に「まー先生」と呼びかけるのを聞いて、未来は優太も「まーくん」の可能性があることに驚く。

未来が稽古やバイトに行っている間、自分はひとりで待っていると言い張る颯太。
未来は反抗期なのかと思いますが、颯太は未来に負担をかけまいとしているのですよね。
稽古に連れて行くと言われて、未来と一緒に部屋に戻らず外で待っていた颯太。
自分の気持ちがうまく片付かずに意地になってしまったのかもしれません。
そのタイミングで隣人の圭からスマートウォッチを見せてほしいと言われ、ミライから来たことは内緒というママとの約束を守るために逃げ出してしまった颯太。
颯太がいないことに気づいた未来は、ひとりで外で待たせたことを後悔します。
アパートの部屋には颯太と過ごしてきた生活の証があちこちに息づいています。
無事に戻ってくることだけを一心に祈る未来。
親子になってまだ日が浅いけれど、未来の胸に確かな愛情が生まれているんですね。
未来の唯一の贅沢であり一番の楽しみは自分で作る生レモンサワーでした。
でも、今は颯太との生活が一番の贅沢。
芝居と同じくらい大切なもの。
さて、颯太は無事に戻って来て、保育園も決まりました。
颯太を探し出してくれた優太は園児や保護者から「まー先生」と呼ばれています。
「まーくん」の可能性を感じてドキッとしてしまう未来。
13年前、転校する優太との踏切での別れは切なく美しい思い出でした。
思い出の人が今、心強い味方として目の前に登場したわけですが、今後の展開はどうなるでしょうか。

2話の考察・感想記事はこちら↓

3話「絆を深めていく親子に試練…ムスコが秘めた思いとは」

放送日:1月27日(火)22:00~22:57

3話のあらすじ

よしずみ保育園に入園した颯太(天野優)はあっという間に周囲に馴染んでいった。
「未来から来た」ことを口にしないか心配しながらも、未来(志田未来)は楽しそうな颯太の姿に思わず笑顔になる。
優太(小瀧望)から颯太の入園準備品を用意してほしいと言われ、未来は想像以上の量に呆然としながらお昼寝セットや着替えなどの準備を進める。
手伝ってくれる沙織(西野七瀬)に、未来は「5年後、颯太を産んだ自分は、夢を諦めてしまったのだろうか」と胸の内を明かす。
自分がどんな人生を辿って颯太を産んだのかを知るため、“まーくん”探しに本腰を入れることを決意する未来。
だが、頼みの綱は、颯太の記憶だけ。
劇団の稽古場にバイト先、近所のスーパーなど、未来は颯太に“まーくんかもしれない人物”を次々と見せていく。
一方、未来の様子がおかしいことに気づいた将生(塩野瑛久)は未来を尾行する。

3話のネタバレ

汐川未来(志田未来)のもとに2036年からやって来た颯太(天野優)はよしずみ保育園にすぐに馴染んだ。
保育士のまー先生こと松岡優太(小瀧望)から入園準備品を準備してほしいと言われ、未来は今井沙織(西野七瀬)に手伝ってもらって必要なものを用意する。
座長の吉沢将生(塩野瑛久)から次の公演の主演に抜擢された未来は喜びを感じながらも、ミライの自分と今の自分がどう繋がっていくのかが想像できない。
10年後にひとりで子育てをしている自分は俳優という夢をあきらめているのか。
沙織は、未来の真っ直ぐな生き方を肯定し励まし、応援すると告げる。
未来は颯太を産むまでの自分の人生をちゃんと知りたいと思い、沙織に協力してもらいながら、本格的に颯太の父親の“まーくん”を探し始める。
未来の行動範囲であるアパートと劇団とバイト先の三角形の中に果たして“まーくん”は見つかるのだろうか。

颯太はあっという間によしずみ保育園に馴染みましたね。
以前からずっと通園していたかのようです。
いや、ミライでもよしずみ保育園に毎日通っていたのでしたね。
さて未来は通園に必要なものを揃えなければなりません。
通常はある程度の帰還の間に準備するわけですが、未来は短期間でやらなければなりません。
日頃劇団で小道具や衣装を作っているとはいえ、たくさんの袋物を手作りするのは大変だったでしょう。
でもリサイクルショップで颯太と買い物をしたり、親友の沙織が名前書きやアイロンかけを手伝ってくれたり、颯太がお名前シールを貼ってくれたり、そういう時間は楽しいひと時だったのかもしれませんね。
優太が苦労をねぎらってくれたのはどんなに嬉しかったことでしょう。
母親が褒められる機会はなかなか少ないものです。
一方で、未来はミライの自分がどうやらシングルマザーで颯太を育てているらしいことと、今の自分とを考えて思い悩みます。
将来は俳優になることをあきらめて、別の仕事をしながら子育てしているのか。
そもそも、“まーくん”とはどうやって結ばれたのか、そして結局別れてしまったのか。
自分はどこで夢をあきらめたんだろうと涙ぐむ未来に、沙織は言います。
「どんな選択だったとしても未来が芝居に打ち込んできた時間は本物だと思うよ」
未来がひたむきに真っすぐ生きてきた姿に励まされて、沙織も自分の人生を前向きに進んできたんですね。
いつも寄り添ってくれる本当によい友達です。
未来は、どうやって颯太の父親と出会ったのか、颯太を産むまでの経緯を知りたいと考えて、沙織の協力のもと“まーくん”探しを始めます。

未来が颯太に、まー先生がまーくんなのかどうか聞いても「わからない」と言う。
劇団員の西村太一吉村界人)や北山航板倉武志)、矢野真兵頭功海)を遠くからそっと見せてもピンとこない様子。
スーパーやパン屋の店員、そしてバイト先の上司・田中正和ビビる大木)も確認させるが違うようだ。
未来と沙織と颯太はアパートへ帰って来る。
部屋に入る前に未来が「あのスマートウォッチが動けば何かわかるかも。でも2036年の時計なんてどうやって復活させればいいのか」と言っているのを、隣の住人・芥川圭萩原護)が聞いていた。
沙織は“まーくん”候補として、優太や真や吉沢将生(塩野瑛久)をあげ、普通に考えると元カレの将生が妥当なのではと言う。
だが、未来は将生とは最悪の別れ方をしたのでそれだけは絶対ないと否定するのだった。
つき合っていた時、将生が劇団の別の女性とキスをしていたのを目撃したのだ。
別れて10年、演出家としては尊敬しているからずっと一緒に劇団をやってきた未来。
沙織は、まーくんを探すにあたって未来がその人を選んだ理由を考えてみてはどうかとアドバイスする。

颯太は“まーくん”の顔をよく覚えていないようですね。
沙織が付き添って未来の周囲の人たちを見せて回りますが、わからないという反応です。
ただ、バイト先の田中正和は「全然違う!」とはっきりと否定。
沙織は保育士のまー先生こと優太が優しそうと言い、未来は同級生だったと説明します。
ただ、沙織は「矢野真」派のようですね。
でも未来は真は「ま」がつかないからと言います。
元カレの将生とは最悪の別れ方をしたので絶対ないと言う未来。
しかし、“まーくん”候補はこの3人に絞られたと言ってよいでしょうね。

ITベンチャー企業「ソレイン」が劇団「アルバトロス」の新しいスポンサーに決まって劇団員たちは大喜び。
社長の川原龍二袴田吉彦)との飲み会に主演女優の未来が参加しないわけにはいかず、優太に連絡して延長保育をお願いすることに。
結局約束の21時を過ぎてしまい、急いで保育園へ向かう未来。
最近未来の様子がおかしいことを気にしていた将生は尾行する。
建物に入っていく未来と優太の後を追うが延長の良純マキタスポーツ)に阻まれた。
遅くなってしまったことを颯太に謝る未来に、優太は親が謝ると子どもは謝られるようなことをされてるのかなとよけいに悲しくなるからそんなに謝らなくてもいいと言う。
そしてひとりで頑張りすぎるなよと励ますのだった。
未来は圭から自分ならスマートウォッチを動かせるかもしれないと言われ、預けることにする。
芝居の稽古中、将生から未来に厳しいダメ出しが飛ぶ。
自分は主演の器ではないのかもと落ち込む未来に、真は自分が演劇と出会ったきっかけが未来だったことを話して温かく励ました。
未来が保育園に迎えに行くと颯太がひとりでカメ太を見ながら佇んでいた。
環境の変化にとまどっているのかもしれないからゆっくり話を聞いてあげてと優太が言う。
帰り道、颯太は空飛ぶ車の絵を描いたら嘘つきと言われたと泣きながら訴える。
友達もカメ太も保育園もおうちもママも、自分が知っている世界とは違うことに颯太はずっと耐えていたのだった。
未来は颯太の気持ちに気づけていなかったことを謝り、颯太を大好きな気持ちはミライのママも今のママも同じだと思うと言って、必ずミライのママのところへ帰してあげると約束する。
さて、最近稽古に身が入っていない未来を心配する将生は、未来が電話で口走った「まーくん」に騙されているのではと思い、再び保育園へ。
優太が園児たちを公園に連れて行くあとをついて行く将生。
公園の物陰から優太を見ていると、足元に颯太が。
「この前のおじさん!」と声をかけられ、将生が颯太に歳を聞くと「5歳」と言う。
颯太と話している将生に「何か御用ですか」と優太が近づいてきた。
将生が劇団の座長の吉沢ですと名乗ると、優太も自己紹介する。
「まー先生」というネームタグに目を止めた将生は未来の彼氏と勘違いするが、優太は自分は未来の同級生だと否定した。
その後、颯太が未来の子どもであること、何か事情がありそうなことを教えられた将生は激しく動揺する。
自分がここに来たことは未来に内緒にしてほしいと言いおいて、将生は立ち去った。
後日、白鳥萌大友花恋)とカフェにいた将生は目の前の通りを歩く未来と颯太を見かけて店を飛び出す。
そして未来に告げるのだった。
「颯太くんは俺の子なんだな」と。

隣に住む圭は非常に優秀な学生なのでしょうね。
颯太が2036年からやってきたことを見抜き、スマートウォッチが起動するように力を尽くしてくれることになりました。
ルナがまた話せるようになれば、まーくんのヒントを教えてくれ、そして颯太がミライへ帰る方法もわかるかもしれません。
ある日未来は大変な思いをしているのは自分だけではないことに気づきます。
自分が生まれる前の世界にやって来た颯太は慣れない環境の中で寂しさと戦っていました。
2036年に通っていた時にあった遊具は今のよしずみ保育園にはなく、今の亀のカメ太は自分が知っているカメ太よりもずっと小さく、いつも遊んでいたお友達もいません。
そして、今のママはミライのママと違う。
スマートウォッチを圭に直してもらえたら、ママと話したいと颯太は言いました。
颯太にとっても未来にとっても切ない話です。
それでも未来は、颯太の気持ちに寄り添い、自分もミライのママと同じように颯太を大好きなこと、必ずミライのママのところへ戻すことと伝えます。
第一に息子のことを考える未来は、立派な母親ですね。
さて、ラストは将生が颯太を自分の子だと言い出すまさかの展開に。
一気に“まーくん”問題が解決するのでしょうか?

3話の考察・感想記事はこちら↓

4話「父親探しに新展開!親子のピンチを救ったのは…」

放送日:2月3日(火)22:00~22:57

4話のあらすじ

将生(塩野瑛久)は、颯太(天野優)が自分の子どもなのではと疑い、未来(志田未来)を問い詰める。
未来からはきっぱりと否定されるが、颯太の保育園を訪ねて様子をうかがうなど、気になって仕方がない将生。
将生の脳裏には5年前のある夜の出来事があったのだ。
一方、未来は芝居と新米ママとしての生活でいっぱいいっぱいになっていた。
ある日、未来は真(兵頭功海)から、呉服屋の花嫁衣装の広告で新郎役を務めることになったのだが新婦役のモデルを引き受けてほしいと相談され、挑戦することに。
ところが撮影当日、未来に思わぬトラブルが降りかかる。

4話のネタバレ

吉沢将生塩野瑛久)は、汐川未来志田未来)の息子・颯太天野優)は自分の息子ではないかと思い込む。
6年前、劇団が新人演劇祭で優秀賞を受賞した際の祝い酒で将生は酔って未来の家に泊まったのだが、その夜のことを将生は何も覚えていなかった。
当時未来は2人の間に何もなかったときっぱり言ったが、将生は未来が真実を隠しているのではと疑う。
颯太は現在5歳で、もしあの時できた子なら時期的にもつじつまが合うのだ。
未来と颯太を尾行して「颯太くんは俺の子だったんだな」と言う将生。
颯太のパパは“まーくん”であると知ると、自分の名前は“まさき”だから“まーくん”だと主張。
しかも将生も颯太もバナナが好き。
本来子どもが苦手な自分が颯太のことは可愛く思えてしまうのも親子の証拠ではないかと将生はどんどん思い詰めていく。
そんな将生に未来は「ヨッシーのことまーくんと呼んだことはないよね」ときっぱり否定。
将生は芝居と育児の両立ができるのかと聞くが、未来は絶対にしてみせると啖呵を切る。
なら劇団に迷惑をかけるなよと言う将生に「かけません!」と未来。
将生はマスオこと西村太一吉村界人)に彼氏もいないはずの友達がいきなりシングルマザーになっているんだけどと相談すると、マスオは不倫とかクズな男に引っかかったとかではないかと言う。

未来や颯太のあれこれ全てを「颯太が自分の子である証拠」だと思い込む将生はなんだか可愛らしくて、新たな一面を見せてくれました。
しかし未来は将生の子であることをきっぱりと否定します。
最近様子がおかしかったのはひとりで子育てしているからなのかと言う将生に、「ヨッシーには関係ない」と言い張る未来。
将生が座長として主演女優の様子を心配するのは当然のことですが、座長として以上に気にしているようですね。
マスオに相談していて、未来が悪い男に騙されてシングルマザーになってしまったのではとますます心配な気持ちが強くなります。
マスオは劇団員たちの些細な変化によく気がついていてみんなの良いお兄さんですね。

未来のアパートに今井沙織西野七瀬)を熟成ハムを持ってやって来た。
颯太と3人で美味しく食べ、颯太が眠った後、未来は沙織に将生とのことを話す。
そして松岡優太小瀧望)と矢野真兵頭功海)に対して「好き」という気持ちなのかはまだわからないけれどそれぞれの良さを受け止めていると話す。
“まーくん探し”が一歩前進したことを沙織は喜んだ。
沙織は未来が出演したドラマの時間だと言ってテレビをつける。
しかし、自分のセリフを他の女優に奪われてしまった未来はほとんど画面に映っていなかった。
沈み込む未来を「だんない、だんない。未来は熟成期間なんだよ」と励ます沙織。
翌朝、颯太は保育園で優太から自分の名前の漢字を教えてもらう。
優太の漢字も教えてもらうと“太”の字が同じだと気づく颯太。
「まー先生のおうちでは男の子が生まれたらお名前にこの漢字を使うんだ」と優太。
颯太は笑顔になる。
劇団の稽古場で未来は真から、真が千寿屋の花嫁衣装の広告で新郎役を務めること、新婦役のモデルに未来をお願いしたいことを伝えられた。
劇団員たちは喜ぶが、将生は未来が芝居と子育ての他にモデルまでやることに賛成できない。
美しい花嫁姿になった未来のもとへ、新郎姿の真と千寿屋副社長の矢野礼子遠藤久美子)がやって来る。
礼子から息子がいつもお世話になっていますと挨拶され、さらに真を「まーくん」と呼んだことから、未来は、真が千寿屋の息子であること、真の本名が“まこと”であることを知る。
広告撮影は順調に行われたが、途中で未来は具合が悪くなってしまう。
撮影終了後、真は車で未来をアパートまで送ってくれた。
保育園に迎えに行かなければ、と思いながら未来は玄関を入ったところで倒れてしまう。
気がつくと未来は布団に寝かされていた。
迎えに来ない未来を心配して颯太をアパートに連れてきてくれたのだった。
颯太の寝床を別の部屋に用意し、未来のおかゆまで作ってくれた優太。
翌々日、熱が下がって未来は稽古に出かけるが、保育園から電話が入った。
今度は颯太が熱を出してしまったのだ。
すぐに保育園に迎えに行くが、帰宅後颯太の熱が上がって来た。
買い物せずそのまま帰って来たことを悔やむ未来。
すると、そこへ将生が冷却シートや食べ物を持ってやってくる。
将生がバナナを切ってくれている間、検温するとさらに高熱に。
かかりつけ医がいないこと、保険証もないことを打ち明けると、将生は優太に相談するように言う。
優太が紹介してくれた病院に颯太を連れて行く未来と将生。
優太も駆けつけてくれた。

沙織はひとりで食べるより未来と颯太と食べたいと言って美味しい熟成ハムを持ってきてくれました。
そして、将生が颯太の父親だと勘違いしている話を聞き、彼は“まーくん”じゃないねと断言。
優太や真への未来の気持ちを聞いて、それを優しく受け止めてくれます。
さらに、アラームまでかけて未来が出演するドラマを楽しみにしていてくれました。
実際には本来未来が言うはずだったセリフを他の女優が言ってしまって、未来の出番はほとんどなかったのですが、沙織は温かく励ましてくれます。
沙織という親友の存在は未来の宝ですね。
また、劇団員たちも優しいです。
未来の出番を楽しみにしていた彼らもまた、あまり画面に映っていないことを残念がっていました。
その後、千寿屋の広告モデルに真とともに未来が起用されるという話を、みんなとても喜んでくれます。
未来がドラマのことで落ち込んでいるだろうと思いやって、一層盛り上げてくれたのではと感じました。
ただ、将生は芝居に集中してもらいたいし子育てもあるし、モデルは負担になるのではと賛成しません。
さて、“まーくん”探しに進展が2つありましたね。
一つは、優太の家では代々男子の名前に“太”の字がつけられること。
もう一つは、真(しん)の本名が“まこと”であることがわかったこと。
真と未来の新郎新姿は実に美しく、撮影は無事に進みましたが、実は途中で未来は具合が悪くなりそれに気づいた真が随所でかばってくれていたんですね。
車でアパートに届けた後、真はコンビニで買い物して未来の部屋を再び訪れ、ドアにカギがかかっていないことに気づきますが、ドアノブにドリンクやゼリー飲料の入った袋をかけてそのまま帰ります。
未来は2晩でなんとか体調が戻りますが、今度は颯太が熱を出してしまいました。
ようやく稽古に復帰したのにすぐに帰ることになってしまい、みんなに申し訳なく思う未来でしたが、将生はすぐ帰るように言います。
保育園からすぐに帰ってきてしまって、額を冷やすものも何もないことに気づき颯太を置いて買い物に出かけようとすると、そこへ冷却シートや颯太の好きなバナナなどを買って将生がやって来てくれました。
熱がどんどん上がってきた颯太。
病院へ連れて行きたくても保険証もなく悩む未来に、そんなことは後でどうにでもなる!と近くの病院を探したり、優太に相談するように指示したり、いざという時に将生は頼りになりますね。
そして優太も良い病院を紹介してくれました。

保険証がないため診察料は10割負担で高額になってしまったが、将生が払ってくれた。
貸すだけだからなと言いながら将生が未来とじゃれるような会話をしている様子を後ろで優太が見ている。
帰り道、颯太のおんぶを途中で交代する将生。
背中にしがみつかれて、何か感じるものがある。
アパートに帰ると、将生は芝居と子育てを両立できるのかと言ったり真とのモデルの撮影に反対したりしたことを謝った。
将生は、新山桜子藤原さくら)主演のドラマで傷ついたような思いを未来にもうさせたくなかったのだ。
未来は将生の言う通りで自分は全部中途半端で情けない、みんなに頼ってばかりだと言うが、将生も未来にいろいろな場面で助けられているのだと話した。
帰り道、将生はおんぶした感触を反芻し、颯太の身体を支えた自分の手を見る。
そして10年前、未来と別れるきっかけになった場面を思い返すのだった。
一方的に女優からキスされた将生は、それを偶然見ていた未来にビンタされる。
将生は誤解だと言うが「何が誤解なの。私が見たことが事実でしょ」と言われて、未来の肩をつかんでいた手を離してしまった。
今、何かをかみしめるような表情で歩き出す将生。
すっかり元気になった颯太は着替えをひとりで上手にできるようになっていた。
そして、未来もまた、以前まで苦い思いで見ていた桜子のドラマのポスターがはがれかかっているのを直して「よし!」と笑顔になる。
未来の実家では、未来の兄・汐川哲也古舘祐太郎)が母の直美神野三鈴)に、未来が劇団の次の公演の主演であることを教える。
一方、バイト先の上司・田中正和ビビる大木)とタイムスリップについて話していた未来は、、過去が変わるとミライも変わり未来の選択によっては颯太が生まれなくなる可能性があることに思い至る。
芥川圭萩原護)がスマートウォッチを直すことができれば、“まーくん”を見つけることができるのだろうか。

4話では、将生の内面が丁寧に描かれました。
長年のつきあいで未来のことはよくわかっているという自負があるからこそ、ついキツい言葉を投げつけてしまう将生ですが、なんでもひとりで抱え込む未来をとても心配しているのですね。
そして未来は、颯太という大事な命を守るために周囲に頼らざるを得ないことが自身に重くのしかかります。
その気持ちは未来だけではなく、どんな人にもある思いなのではないでしょうか。
子育てや介護、そして自分自身の問題などで他者の助けを必要とする場面は誰の人生にもやってくるものですが、それを未来のように負担に感じてしまうこともあると思います。
でも今回、将生がひとつの答えを出してくれました。
「俺もおんなじだよ。情けないことばっかり。でも未来に助けられてる」
「俺らもみんなそうだよ。未来が困っているなら力になるの当たり前だから」
自分だけが助けられているわけじゃない、お互い様なんですね。
だから差し伸べられた手を取っていいんだと思います。
「未来の大事なものは俺らにとっても大事なんだよ」
歩んでいく道を照らしてくれる光のような言葉ですね。
将生も沙織も優太も真も劇団員たちも、上司の田中もみんな未来の力になりたいと思ってくれている人たち。
それは、未来が周囲の人たちを大切にしているからなんでしょうね。
未来の味方が沢山いることが、このドラマの温かさを作っているのだと思います。
さて、未来の母はどうでしょうか。
次回はおかあさんが上京してくるようですよ。

4話の考察・感想記事はこちら↓

5話「未来の母が上京!初主演舞台を目前に母と対立…!」

放送日:2月10日(火)22:00~22:57

5話のあらすじ

未来(志田未来)は、現在の自分が誰をパートナーに選ぶかで、ミライで颯太(天野優)が生まれてこなくなるかもしれないという可能性に気づく。
アパートの隣人・圭(萩原護)から、彼に預けていた颯太のスマートウォッチ“ルナ”の充電の仕組みがあと一歩で分かりそうだと聞いて、ルナが復活すれば“まーくん”に関するヒントがあるのではないかと望みをかける。
一方、よしずみ保育園では、優太(小瀧望)が、颯太が“まーくん”という人物を探していること、そして「まー先生は“まーくん”なの?」と聞いてきたことを気にかけていた。
ある日、次回公演で未来が主演を務めると知った母・直美(神野三鈴)が、突然未来のアパートを訪ねてくる。
未来は、颯太についてミライから来た自分の子どもだと説明するが、直美はにわかには信じられない。
しかし、突然できた“孫”を前にして、直美は颯太の面倒を見ると言い出し、未来のアパートに居座ろうとする。

5話のネタバレ

汐川未来志田未来)は、芥川圭萩原護)から、過去が変わるとタイムパラドックスでミライも変わってしまうこと、未来が誰を選ぶかで颯太天野優)が生まれてこない可能性があることを教えられる。
圭は、颯太のスマートウォッチ“ルナ”が再び起動すれば、“まーくん”の手掛かりがわかるかもしれない、太陽光でも少しずつ充電されることがわかったと言い、未来は圭の研究に望みをかける。
一方、よしずみ保育園では、松岡優太小瀧望)が、颯太が“まーくん”という人物を探していること、「まー先生は“まーくん”なの?」と聞いてきたことを気にかけていた。
ある日颯太が圭の部屋に遊びに行っている時に、突然富山から未来の母・直美神野三鈴)が未来の部屋を訪れる。
直美は、劇団の公演で未来が主演を務めることを未来の兄・哲也古舘佑太郎)から聞いてやって来たのだった。
30歳までに役者として芽が出なかったら富山に帰るという約束の期限が迫る中、最後の舞台になるかもしれないから観に来たと言う直美。
そこへ、颯太が帰って来る。

もしも、未来が颯太の父である“まーくん”ではない別の人を選んでしまうとミライが変わり颯太が生まれない!
未来はますます真剣に“まーくん”を探さなくてはなりません。
スマートウォッチ“ルナ”の充電のメカニズム解読は、圭に託されています。
ルナが再びおしゃべりできるようになれば、“まーくん”のヒントを教えてくれるかもしれません。
颯太が2036年から2026年にやって来た時の様子を、「ピカッてなってドーンってなった」と形容しているのも何かの手掛かりになりそうですね。
一方、勘の良い優太は、未来と颯太が“まーくん”という人物と何か関わりがありそうなことに気づいている様子です。
さて、哲也から未来が次の公演の主役をやることを聞いた母・直美が富山からいきなり未来のアパートへやって来ました。
高校卒業後未来は、30歳までに芽が出なかったら役者はあきらめ実家に帰る約束を直美として上京しましたが、28歳の今も夢が叶ったとは言えません。
直美は最後の舞台になるかもしれないと思って初めて未来の芝居を観に来たのでした。

「ママ~ただいま~!」
元気よく部屋に入って来た颯太を見て直美は驚く。
隣の子だとごまかそうとする未来だったが、颯太は直美を見ると「おばあちゃんだ!」と笑顔で抱きついてきた。
再び颯太を圭のところへ行かせて、未来は直美に必死で説明する。
颯太はミライの自分が生んだ子であること、自分と“まーくん”を仲直りさせるために2036年からやって来たこと。
だが、直美は全く信じず、自分に内緒で出産したことを責めるのだった。
そこへ颯太が帰って来て「おばあちゃんお泊りして」とせがむ。
一緒に寝ようねと言われ、直美はホテルをキャンセルして未来のアパートに泊まることに。
公演本番前の準備とバイトで忙しい未来に代わって、しばらく颯太の面倒をみてくれると言う。
保育園にも直美が連れて行ってくれ、未来の中学時代の同級生、優太と久しぶりの再会。
優太の叔父の園長、松岡良純マキタスポーツ)に直美が挨拶すると、「役者とバイトとおかあさんとよく体持ちますよ」と未来が頑張っていることを伝えられた。

俳優になると言って上京してからほとんど連絡もしてこない娘、電話をしてもつれない返事の娘。
母としてどんなに心配なことでしょう。
長男の哲也から次の公演の主演に選ばれたことを教えられ、舞台を観に来る親心。
しかしアパートを訪ねてみると、娘は5歳の男の子と暮らしていたのです。
さぞや情けなさや怒りがつのったことでしょうね。
でも会った瞬間から「おばあちゃん!」と全身で愛情をぶつけてきてくれる颯太に直美の心はやわらいでいきます。
まるでずっと前から自分を知っているように懐いてくれる孫。
いや、ずっと前からおばあちゃんのことを知っているんですよね、颯太は。
つまり、未来は出産後何度も直美に颯太を会わせているということです。
ミライでは親子の関係性が良くなっているのでしょうね。
優太と直美は、保育園で久しぶりの再会になりました。
カッコ良くなって立派になっている優太を直美が褒めると、叔父の良純園長は未来も日々頑張っていることを教えてくれます。
直美は笑顔を園長に向けますが、その笑顔の奥には心配な気持ちがあることが伝わってきます。

劇団「アルバトロス」は、座長・吉沢将生塩野瑛久)を中心に、本番前の稽古に熱が入っている。
休憩中、矢野真兵頭功海)が未来に珈琲を入れてくれた。
真(しん)の本名が真(まこと)で、母から「まーくん」と呼ばれていることを知ってから未来はなんとなく彼を意識している。
一方、真は熱を出した未来に差し入れを持って行った時、アパートの部屋の前に大人用と子ども用の傘が並んでいたことが気になっていた。
真は、自分が3年という期限付きでアルバトロスにいることを未来に打ち明ける。
千寿屋の跡取りである真は1年後に劇団をやめて家業を継ぐことが決まっているのだと言う。
それは座長の将生だけが知っていることだった。
未来も、自分もまた30歳までに成功しなかったら故郷に帰る約束をしていると話す。
アパートで留守番している直美は、未来と颯太のためにブリ大根を作りながら、夫が亡くなってからひとりで子育てしていた頃を思い出す。
哲也と未来のために朝食とお弁当と夕飯を作り、朝早くから夜遅くまで市場で働いていた日々。
夜、アパートに今井沙織西野七瀬)が苺を持ってやって来てくれた。
沙織は直美に颯太がタイムスリップしてきた話をするが、直美は信じず、未来が5年間も頼ってくれなかったことが情けないのだと言う。
直美は、友達まで巻き込んで、小さい子を振り回し不安定な生活をしている未来を厳しく叱責する。
未来は今まで一度も舞台を観たことがない母に、せめて次の公演は観てほしい、そうすれば自分の覚悟がわかるからと告げるが、直美は颯太のことを知ったからには応援できない、公演は観ないで帰ると言う。
稽古が午前中で終わった後、未来は直美を誘って颯太とともに隅田川沿いの遊歩道を散歩する。
颯太が“ママタクシー”をせがむが、未来は両手がふさがっているので代わりに抱っこしようと直美が言うと、颯太は「おばあちゃん重いのはだめでしょ、また腰を痛くするから」と言う。
颯太は、富山の家でおばあちゃんが柿の実を取る時に腰を痛めたこと、哲也と柿を取るお手伝いをしたことを直美に話す。
直美はその話を聞いてようやく、颯太がミライからやって来たことを信じた。
未来が上京した後に植えたので家に柿の木があることを未来は知らない。
それなのに、柿の木のことを知っている颯太。
10年経っても実がならない柿の木に、将来沢山の実がつくことを教えてくれる颯太。
哲也のことを知っている颯太。
颯太はミライからやって来た孫なのだと直美ははっきり理解し、信じてあげられなかったことを未来に謝る。
そして、颯太と2人で富山に帰ったらと未来に告げる直美。

真も未来と同様に劇団員でいる期限が決まっているんですね。
有名な呉服屋の息子である真は、両親から3年だけ自由な時間をもらっているということなのでしょう。
どんどん芝居が楽しくなってきているのにあと1年しか劇団員でいられないなんて辛いですね。
未来もまた、30歳までに立派な役者にならなければ富山に帰るという約束の期限が迫ってきています。
ただ、未来は夢を追い続けることは生活に追われ続けることであり、どこかで見切りをつけるべきなのかもしれないことをわかっているんですね。
夢と現実の狭間にいる2人。
さて、相変わらず沙織は美味しいものを届けに来てくれますね。
今回は苺です。
沙織は直美に、颯太がミライからタイムスリップしてきたこと、この10年間未来に彼氏がいなかったことなど、一生懸命説明してくれました。
しかし直美は友達にまで嘘を言わせていると思ってしまったんですね。
颯太に栄養のあるものを適切な時間に食べさせていないこと、芝居の合間のバイトだけでは子育てに必要なお金を稼げないこと、役者という夢があっても今の未来は颯太の母親であること、直美の言葉はどれももっともです。
自分の覚悟を知ってもらいたいから公演を観てほしいと言う未来ですが、直美は颯太のことを知ったからには応援できないと言うのです。
未来の舞台を観にわざわざ上京したのに、観ないで帰ると言う母。
沙織が、未来は母の前だと普通の子どもみたいで安心したと言ってましたね。
いつも全力で頑張っている未来を見ている沙織は、母の前で喜怒哀楽をそのまま出せる子どもの顔があることを喜んでくれたのでしょう。
良い友達です。
そして、未来自身は、颯太を育てることで母の苦労や想いをわかるようになっていました。
沙織は意地を張っているところが2人似ているねと笑います。
直美が帰る前に、直美と颯太と隅田川沿いを散歩する未来。
おばあちゃんは庭の柿を取った時に腰を痛くしたのだと言う颯太に、未来はうちには柿の木はないからと言いますが、実は未来が上京後に直美が植えていたのでした。
10年経っても実がならないので直美はもうダメだと思っていたけれど、将来ちゃんと沢山の実がつくことを颯太が教えてくれたのです。
柿の実には、10年役者の夢を追い続けている未来の姿が重なりますね。
ようやく自分の話を信じて謝ってくれた直美に、未来も素直に母を思いやる言葉を伝えます。
颯太が自分から離れてしまうことを思うと、10年前に上京を反対した母の気持ちも理解できると言う未来。
すると、直美は、颯太と一緒に富山に帰ったらどうかと言うのです。
「舞台が終わったらちゃんと考えて」という直美。

公演初日の朝、直美は富山に帰る支度を整え洗濯物を干している。
未来は「本当に観に来ないの?チケットここ置いとくから」と直美の背中に告げて家を出た。
本番前の楽屋に将生が入って来て、「悪いな、主役やらせるまでに10年もかかって」と未来に声をかける。
客席には、沙織、颯太、優太が並び、別の座席には新山桜子藤原さくら)の姿もある。
劇団員たちの生き生きした芝居を大いに楽しむ観客たち。
真が時計を取り出すのを見た颯太は、真がタイムスリップの合言葉「エターナル・クロック オン!」というセリフを言う前に同じ言葉を叫んでしまう。
後方の客席に、来ないと言っていた直美が座っていた。
未来が演じる主人公はタイムスリップで過去からやってきたのだが、ラストでもう過去には戻らずこの時代で生きていくと力強く宣言する。
その姿が未来自身に重なり、直美は涙を流す。
アパートに帰って来た未来は、まだ直美がいることに驚くが、自分は富山には帰らずもう少しここで頑張りたいと告げる。
直美は、帰ってこなくていいと言い、ずっと劇団のブログで未来の様子をチェックしていたこと、きょう初めて未来の舞台を観たことを話す。
未来は、舞台を観てくれたことを喜び、富山にいた頃母が忙しくても沢山の愛情をもらって幸せだったと感謝する。
直美は、これからは何でも頼るように、そして次の舞台が決まったら教えるようにと未来に告げて富山へ帰って行った。
保育園では良純園長と優太が大きな箱を運んでくる。
颯太がその箱を見て「ぞうさん滑り台だ!」と喜ぶが、園長は自分が注文したのはきりんさん滑り台なので「惜しい」と言う。
しかし中から出てきたのは、颯太の言う通りぞうさん滑り台だった。
発注ミスなのか何かの手違いなのか。
優太は、颯太が初めて登園した日に「ぞうさん滑り台は?」と聞いたことを思い出す。
劇団の稽古場で、未来と真は2人きりで珈琲を飲んでいた。
大雨のせいで他のメンバーは遅れているようだ。
真が淹れてくれる珈琲は美味しくて好きだと未来が言うと、
真は「俺、未来さんが好きです」と告げる。
激しい雷鳴が轟いた。
圭の部屋にある颯太のスマートウォッチから途切れ途切れの声が聞こえてくる。
圭が驚いて「あなたは?」と聞くと、「私、ミライの汐川未来です」という声がするが、よく聞き取れない。
圭は何度も呼びかけるが、しかしすでに画面は暗くなっていた。

いよいよ舞台初日。
ひとり楽屋で自分の顔にそばかすを描いている未来の手がかすかに震えています。
将生が入って来て、「珍しいな、緊張しているのか」と声をかけ、主演に抜擢するまで10年かかったことを謝りました。
開演前、暗いステージの真ん中に未来はひとりで立ちます。
前回の公演では、光に包まれた主演の桜子を見ながら舞台袖でスモークを焚いていた未来。
その桜子も今回の公演を観に来てくれました。
颯太も沙織も優太も桜子も、みんな舞台を楽しんでいましたね。
そして、来ないと言っていた直美もちゃんと来ていました。
演目はタイムスリップの物語で、未来と颯太の現在にリンクしています。
それだけではなく、過去には戻らず今の時代で出会った人たちと生きていくことを選ぶ主人公に直美は未来自身を重ねて涙を流すのですね。
そして、未来が自分で選び取った道を応援することを決め、富山には帰らなくていいと言ってくれました。
未来も、父亡き後母がひとりで大切に自分と兄を育ててくれたことを感謝します。
母と娘のこれまでのわだかまりが消えてお互いを思いやるシーンに、秦 基博さんの「ポケットに魔法を入れて」が流れて胸が熱くなりました。
温かな空気に包まれたまま5話が終わるかと思いきや、その後重大な出来事が次々と!
先のことを知っているような颯太の言動に優太が疑問を持ち、真が未来に告白し、そしてスマートウォッチに着信が?
次回は怒涛の展開になりそうですね。

※次週、17日はミラノ・コルティナオリンピックの中継でお休みです。

5話の考察・感想記事はこちら↓

6話「まーくん探し、一歩前進も…ついに息子の秘密が?」

放送日:2月24日(火)22:00~22:57

6話のあらすじ

未来(志田未来)は、真(兵頭功海)から「未来さんが好きです」と、まっすぐな思いを告げられた。
未来にとって“まーくん”を選ぶことが現実的な問題として迫ってくる。
そんな中、圭(萩原護)から、颯太(天野優)のスマートウォッチ“ルナ”が一瞬ミライとつながったことを知らされた。
圭はミライとつながるためのある条件に気づいたようで、颯太がミライに帰る方法がわかるかもしれない。
だがそれは、未来と颯太の別れを意味するということ。
ある日、未来は気鋭の映画監督の次回作オーディションで見事合格を果たした。
しかし、地方ロケで2週間家を空けなければならず、颯太をひとりにできない未来はどうするべきか悩んでしまう。
一方よしずみ保育園では、ミライに起こる出来事を知っているかのような颯太に優太(小瀧望)は違和感を抱く
颯太がミライから来たという秘密は、ついに周囲に知られてしまうのだろうか!?

6話のネタバレ

汐川未来志田未来)は矢野真兵頭功海)から一途な想いを告白される。
未来は、もし自分が真を選んでそれが本物の“まーくん”ではなかったら、颯太天野優)が生まれてこないことになることから、考え込んでしまう。
一方、松岡優太(小瀧望)は颯太の不思議な言動から彼がタイムスリップしてきた可能性を考えていた。
芥川圭萩原護)は未来に、ミライの未来とスマートウォッチで話ができたことを伝えた。
いくつかの特定の条件が重なって一時的に通信が復活したのではと言う。
圭は、次は音声を録音して解析してみたら颯太がミライに帰る方法がわかるかもしれないと話す。
条件の一つは、雷らしい。
颯太をミライへ帰してあげたいが、それは颯太との別れを意味すること。

真は、有名な呉服屋・千寿屋の跡取りという決められた人生を歩いていました。
ところが、未来と出会って演劇の世界の扉を開けることに。
未来がきっかけで、演じたり脚本を書いたりする喜びを知ることになったのです。
「未来さんのことが好きです」という真の真っすぐな言葉も、好きになった理由も、真摯で誠実なものでした。
ただ、今の未来は「告白してくれた人と一旦つき合ってみる」といった軽やかな選択はできず、まして自分の選択が颯太の存在に関わるわけですから慎重にならざるを得ません。
一方、圭は颯太がミライからつけてきたスマートウォッチの研究を続けてくれています。
先日の雷の日にミライの未来と一時的にスマートウォッチで話をすることができたこと、颯太がタイムスリップしてきた日も雷が鳴っていたことから、どうやら雷がミライに繋がるカギとなるようですね。

未来は有名監督の映画のオーディションに合格する。
主人公の親友役で、吉沢将生塩野瑛久)や劇団員たちも喜んでくれた。
ただ、2週間程度の地方ロケがあると知り、その間の颯太のことを考えて未来は困惑する。
母の直美神野三鈴)に颯太の世話を頼もうとするが、弟の哲也古舘祐太郎 によると友達とハワイに旅行するために本業とは別に早朝バイトもしていて忙しいらしい。
今井沙織西野七瀬)も世話を引き受けたいけれど出張が入るかもしれないと言う。
未来は映画出演を辞退しようと決意し劇団員たちに話すが、皆は颯太のことを知らないので納得できない。
意を決して未来は、5歳の息子がいること、彼が3か月前にミライからやって来たことを打ち明ける。
だが、あまりにも奇想天外な話で、すぐには受け止めきれない劇団員たち。
未来は頭を下げて稽古場を出て行くが、真が後を追い映画の撮影をあきらめてほしくないと告げる。
未来は事情を話さなかったことを謝り、真の気持ちには応えられないと言って去っていく。
将生は混乱しながらも、松岡優太小瀧望)なら何か知っているかもしれないと考えて話を聞きに行った。
颯太がタイムスリップしてきたという話を優太がすんなり受け入れたことに将生は驚くが、優太は前から颯太には不思議なところがあったことを説明し、未来の話は多分本当だと言う。
将生と優太は二人で話すうちに、颯太の父親“まーくん”が誰なのかを未来も颯太も知らないことがわかる。
優太は将生に「未来に力を貸してやってください」と伝えるが、それを聞いていた松岡良純マキタスポーツ)から、お前が幸せにすればいいだろと激励された。

オーディションの未来の演技は魂のこもった見事なものでした。
監督から映画出演のオファーが届きます。
しかし、2週間の地方ロケの間、颯太の世話を頼める人がいません。
母はハワイに行くために仕事とは別に早朝バイトを始めたそうです。
やってみたかったことを全部やろうと思うようになったのはきっと芝居に打ち込む未来の影響ですね。
そう、未来がこれまでどんなに芝居に情熱を注いできたか、立派な俳優になる夢のために頑張ってきたか。
その未来の姿をずっと見てきた将生や劇団員たちは、せっかくつかんだ映画出演のチャンスをあきらめようとする理由がわかりません。
納得できない彼らに説明するため、とうとう未来は颯太について打ち明けることにします。
「なんでそんな大事なこと黙ってたんだ」「大変なら話してくれよ」と言ってくれる仲間たち、本当に素敵ですね。
ただ、5年間ひとりで息子を育ててきたわけではなく、3か月前に突然ミライからタイムスリップしてきたのだと話すと流石に皆は受け止めきれません。
混乱する皆の中で、真だけは未来の話を信じたいと言います。
将生は颯太に会ってはいましたが、タイムスリップしてきたという話を今回初めて聞いて混乱します。
保育士の優太なら何か知っているかもと考え、話を聞きに行きました。
優太は颯太の不思議な言動のことを伝え、未来の話は本当だと思うと話します。
ここで将生と優太はお互い知っていることを話し合い一つの結論を共有します。
つまり、「颯太の父親“まーくん”は誰なのかを颯太も未来も知らない」ということを。
真も将生も優太も未来のことを心から心配しているのですが、早くから恋愛感情を意識していてついに告白した真と、叔父の園長に激励されて自分の気持ちに気づいた優太と、そしてまだ自覚していないような将生と三人三様ですね。
むしろ白鳥萌(大友花恋)のほうが、将生の本当の気持ちに気づいているようです。

真は気分転換にどこかへ出かけようと提案し、颯太の要望で3人で動物園に行くことに。
颯太に説明するために事前に動物たちについて勉強してきたり、颯太が好きなボイレッドのキャラ弁を作って来たり、ホワイトタイガーの餌やりを勧めてみたり、一生懸命な真だったが空回りしてしまい颯太の心をつかむことは難しかった。
ホワイトタイガーが怖くて泣いてしまった颯太に真は謝る。
アパートまで送って来た真は、自分が颯太と仲良くなれたら未来が映画の撮影に行けるかもしれないと考えたけれど迷惑をかけてしまったと未来にも謝った。
そして幼い頃から父・前川泰之)に遊んでもらった記憶がなく、子どもへの接し方がわからないという話をする。
真は、動物園で颯太が欲しがっていた“ゾウとロケット”のキーホルダーをひそかに3つ買っていたのに渡すこともできなかった。
しかし、真はリベンジを果たす。
別の日に未来と颯太を川原に連れてきて、自分が子どもの頃父とやりたかったペットボトルのロケット作りをしようと颯太を誘う。
始めはうまくいかなかったが、2回目、ペットボトルロケットは見事に空を飛んだ。
「小さい頃パパとロケットで遊びたかったんだ」と真。
「僕もパパと遊びたかった。ママには内緒ね」と言う颯太。
「わかった、内緒にする!男同士の約束!」
真と颯太は男同士の指切りをする。
楽しい時間を過ごし、未来と颯太をアパートまで送って帰って行く真を未来は追いかけた。
真への今の気持ちを一生懸命告げる未来を真は抱きしめる。

真は本当に誠実で愛情深い人ですね。
颯太に喜んでもらおうと事前にたくさん準備して動物園へ連れて行ってくれました。
でも、ペンギンについてのウンチクは颯太には難しかったし、キャラ弁には颯太が苦手なピーマンが入ってたし、ホワイトタイガーの餌やりも怖くて泣いてしまったのでした。
子育てに関わらなかった父に遊んでもらった記憶がない真。
子どもへの接し方がわからなくても無理もありません。
自分が颯太と仲良くなれば、未来が映画撮影に行っている間世話ができると考えてくれたんですよね。
結局空回りしてしまってしょんぼりと帰って行きますが、思い直して改めてまた未来と颯太を誘い出しました。
昔自分が父と遊びたかったペットボトルのロケット作り。
颯太もロケットが好きなこと、そしてパパのことを覚えていないことを知って、真は一緒にロケットを作って遊ぶ時間を作ったのでした。
「ママ笑ってる。ありがと」と颯太が言うと、「俺もママが笑ってて嬉しい」と真。
「えーお兄ちゃんママのこと好きなの?」
「好きだよ」「僕も好きだよお」
すっかり仲良くなった二人を見ながら目に涙をにじませる未来。
3人の似顔絵付きのロケットが高く空へ飛んでいきました。
未来は、真への気持ちが強くなっていることに気づきます。

将生は、一旦でいいから未来の設定に乗っかってやろうと劇団員たちを説得する。
そして未来を呼び、優太も交えて颯太の歓迎会を開いてくれるのだった。
劇団員たちがサポートするから映画の撮影に行けという将生に、未来は私は今おかあさんだからと拒む。
しかし将生は「全国のおかあさんに謝れ!」ときっぱりと言う。
未来は皆の気持ちに感謝し、映画撮影に挑戦させてくださいと頭を下げた。
ふと、鈴木理子(箭内夢菜)が真と未来が同じキーホルダーを付けていることに気づく。
すると颯太も同じ同じ“ゾウとロケット”のキーホルダーを皆に診せるのだった。
理子が「二人つき合ってるんですか?」と聞く。
未来と真は視線を合わせるとうなずき合い、答える。
「はい」
「はい」
将生も、そしてこれからワイルドに未来に向き合おうとしていた優太も、衝撃を受ける。

将生は、未来がいない時に劇団員たちを説得します。
タイムスリップのことを理解できなくてもとにかく颯太くんについての話を一旦受け入れて、未来に協力しようと。
心から未来を応援している劇団員たちに、異存はありません。
未来は最初は皆の申し出を拒みますが、「全国のおかあさんにも自分のやりたいことは全部我慢しろと言いたいのか」という将生の言葉や、颯太の「ママ映画がんばって」という声に、心を決めて頭を下げました。
未来が映画撮影で地方ロケに行っている間、皆で颯太の面倒をみることに。
温かな空気で6話が終わるのかと思いましたが、ラストで未来と真がつき合っていることが明かされます。
将生も優太もショックを受けているように見えますね。
果たして、“まーくん”探しはここで決着がつくのでしょうか。

7話「初めてのママのいない生活!予期せぬトラブル発生!」

放送日:3月3日(火)22:00~22:57

7話のあらすじ

未来(志田未来)は「ミライから来た颯太(天野優)という息子がいる」と将生(塩野瑛久)ら劇団員たちに打ち明けた。
皆は、これから映画撮影に挑む未来を全面的にバックアップしようと一致団結する。
また、真(兵頭功海)と付き合うことを決めた未来がそのことも報告すると祝福ムードが広がる。
だが、未来への思いを打ち明けようとしていた優太(小瀧望)は、一人打ちひしがれてしまう。
未来はしばらく颯太と真との穏やかな日々を送っていたが、いよいよ映画の長期地方ロケが迫ってきた。
寂しさをこらえ「絶対泣かない!」と強がる颯太を愛おしく思う未来。

7話のネタバレ

汐川未来志田未来)は、自分に2036年からやって来た颯太天野優)という息子がいることを劇団員たちに打ち明けた。
そして颯太の歓迎会の場で、矢野真兵頭功海)との交際も報告すると吉沢将生塩野瑛久)と松岡優太小瀧望)は驚く。
特に、未来へ想いを打ち明けようとしていた優太はショックを受け、将生を飲みに誘った。

未来が初恋だった優太はようやく自分の今の気持ちに気づいて告白しようとしていた矢先、未来が真とつき合い始めたことを知ったので大きなショックを受けます。
一方、元カレの将生は現在つき合っている彼女がいるせいかそこまで打撃ではないようにふるまっていますが、真との交際を知った瞬間の表情はどこか傷ついているようにも見えますね。
一方、颯太に「矢野くんがまーくん?」と聞かれた未来は「ママはそう信じることにした」と答えます。
まーくんが見つかったことを喜ぶ颯太。

2026年11月。
未来と真がつき合って半年が経った。
芥川圭萩原護)が取り組んでくれているスマートウォッチ“ルナ”の研究は順調に進んでいて、ミライに颯太を戻すことは可能だと思うと言う。
いよいよ未来が映画の地方ロケに行く日になった。
颯太と離れ離れになってしまうが、未来は颯太を2036年に帰す予行演習だと思って頑張ると今井沙織西野七瀬)に告げる。
バスターミナルで、真と颯太に見送られて出発する未来。
2週間の間、劇団員の皆や優太、沙織が颯太の世話を交代でしてくれることに。
「颯太くん担当グループ」というメッセージグループを作って日々の様子を未来に報告してくれた。
未来は撮影を、颯太は保育園での日々をそれぞれ頑張る。
寂しさに耐えながら。
将生が担当の日、ハンバーグを作ろうとして失敗して真っ黒に焦がしてしまう。
助っ人に優太を呼ぶと、その後将生の家事の腕を心配して真も来てくれた。
将生の発案で、様々な具材を入れたたこ焼きパーティをすることに。
楽しく過ごす将生、優太、将生、颯太。
一方、未来はホテルでひとり缶チューハイを開けカップラーメンを食べる。
静か過ぎて耐えられなくなる未来。
外では雷鳴が響き、「雷の日にはまた通信ができる可能性があります」という圭の言葉を思い出す。
颯太がミライに帰れる方法が見つかるかもしれない、それは嬉しいことのはずなのに寂しさがつのってしまう未来。
眠ってしまった颯太を布団に運び、3人はほっとひと息。
真のスマホに実家から連絡が入り、真は帰って行く。
将生と優太は2人で飲み始め、未来との思い出をそれぞれ語る。
未来は雷と共に颯太がいなくなってしまう夢を見て、心配になり真に電話するが繋がらない。
将生に電話すると優太も出て、真も一緒に皆でたこ焼きパーティをしたことを教えてくれた。
将生は、颯太がママが映画に出ることを会う人会う人に自慢していること、優太は、おでこをぶつけてもママも頑張ってるからと泣かなかった話を伝える。
将生と優太から動画も送られてきて、未来は慰められた。
飲みなおす二人。
踏切の音を聞くといまだに未来への初恋を思い出してしまう優太。
自分が傷つけたせいで未来が10年間恋愛できなかったと思っている将生。
お互いの話にツッコミを入れながらも、今の未来には真がいることを想う。
その真は、病院にいた。
病室で眠る母・礼子遠藤久美子)を見つめながら何かを考える真。

半年つき合っていてもまだ「矢野くん」と呼んでいる未来。
「そろそろまーくんって呼んでみたら?」と沙織に言われます。
ただ、真は未だに未来に対して敬語なんですね。
年下でありリスペクトしているからということなのでしょうが。
何にしても颯太はすっかり真に懐いていて、3人でいる時の雰囲気はとてもいい感じです。
未来は映画の撮影のために地方へ行きますが、颯太と離れて寂しくてたまりません。
颯太もじっと耐えて頑張ります。
颯太のお世話をしに次々とアパートへやって来てくれる劇団の皆、優太、沙織。
温かくて素敵な人たちですね。
将生はハンバーグを作ろうとしますが失敗してしまい優太に助けを呼びます。
3人でトランプの神経衰弱をするのですが、颯太は裏返したカードを全て言い当てます。
これは何かの伏線でしょうか?
その後真も、将生の家事の腕を心配して食材を持ってやって来てくれました。
3人の“まーくん”候補が揃いましたね。
4人のたこ焼きパーティの楽しそうなこと!
一方で、ホテルでひとり過ごす未来の寂しさがしんしんと伝わってきます。
颯太が眠った後、真は実家から電話があり帰って行きます。
将生と優太は飲みながら語り合いました。
3人の“まーくん”候補と颯太の楽しい想い出ができたこの日、将生と優太はお互いの思い出を共有し、未来は自分がどんなに颯太と離れたくないかを改めて思い知ります。
そして、真は母が倒れたことで何か問題を抱えたようですね。
家業を継がなければならなくなったのでしょうか。

無事にクランクアップした未来が沙織に報告すると、そばにいた颯太が「沙織ちゃん、ママにお電話できる?」と聞く。
「びっくりさせちゃおうか」と沙織が電話して颯太の声を聞かせると「颯太~~!」と胸がいっぱいになる未来。
「僕泣かなかったんだよ。でも本当はママに会いたかった」
かつて2036年のママに会いたいと泣いた颯太は、今、現在の未来に会いたいと泣く。
翌日、バスターミナルに真と颯太が迎えに来た。
抱き合う未来と颯太。
途中で眠ってしまった颯太をアパートで寝かせると、真は話したいことがあると告げるが、その時圭が慌てた様子でやって来た。
雷が落ちやすいと思われるキャンプ場で通信を試みようとしている時、そこにいた子どもたちがスマートウォッチ“ルナ”をセットした太陽光装置を倒してしまいスマートウォッチの部品が散らばってしまったのだと言う。
部品の1つがどうしても見つからず、このままだとルナが動かないので未来との通信ができなくなり颯太がミライへ帰れなくなるかもしれない、と。
劇団員の皆がキャンプ場に集まり夜遅くまで探してくれる。
将生はデートの約束をしている白鳥萌大友花恋)に「ごめん。少し遅れる」とメッセージを送った。
やがて、未来が部品を見つけた。
圭は大喜びで、未来も皆にお礼を言い、一同喜び合う。
だが、未来が複雑な表情をしていることに将生だけが気づいていた。
将生は待ち合わせ場所へ走って萌に謝るが、萌は将生自身が自覚していない未来への想いを言い当て、別れを告げビンタして去っていく。
真は未来と帰りながら「良かった。これで一安心ですね」と言いながら未来に告げなければならないことを言い出せない。
未来は「うん、ありがとう」と答えながら内心の寂しさを伝えられない。
翌朝、同じベッドに颯太がいる幸せをかみしめる未来。
未来は劇団の皆にお礼を言い、撮影もうまくいったことを報告すると皆喜んでくれた。
将生は次の公演は全員の役が宇宙人であると発表するが、そのテンションが妙であることに気づいた未来が将生の後を追う。
「きょうなんか変なテンションじゃない?」
将生が「昨日ビンタされたからか」と言うと、未来は「ほんと変わんないねえ」と笑うが、将生は「それよりお前は大丈夫なのかよ」と聞く。
颯太と離れる日が来る未来の辛さを、将生はわかっていた。
未来は部品が見つかって嬉しいはずなのにこのまま直らなければ毎日颯太といられるのかなあって思ってしまったことを打ち明ける。
「離れたくない。颯太とずっと一緒にいたい」
すすり泣く未来を抱きしめようとするが、思いとどまりそっと背中をたたく将生。
二人の会話を、陰で真が苦しそうな表情で聞いている。
キャンプ場では、再び圭が通信のチャレンジをしていた。
雷が落ちた後、スマートウォッチが作動してミライの未来の声が。
「圭くん、聞こえますか」
「颯太がこちらに戻る日にちは、1月9日」

未来の映画初出演は大成功のようですね。
これから役者としてどんどん表舞台へ出て行くのでしょうか。
ただ、未来はその手ごたえよりも、颯太と2週間離れたことでやがて来る別離の寂しさを実感してしまいます。
ライフワークとしてスマートウォッチの研究を続けてくれている圭は本当に良い青年でありがたい存在なのですが、心のうちでは颯太をミライへ帰したくない気持ちがつのります。
沙織が言うように、この先ミライで赤ちゃんの颯太に会えるはずなのに。
理屈ではわかっていても、今の颯太を手放したくないというのが本心なんですね。
未来が地方ロケに行っている間、劇団の皆も優太も沙織も心を込めて颯太の世話をしてくれました。
それは颯太にとっても素晴らしい経験になったはず。
そんな中、将生と優太の距離が縮まったのは微笑ましかったです。
将生にとっての元カノ、優太にとっての初恋の人である未来は、今は真の彼女です。
ただ、優太はこのままでは終われないのではないでしょうか。
告白しようとしたのにタイミング悪くできなかった経験を2回繰り返しているわけで、ちゃんと伝えたいという想いがあるはず。
そして、将生は、“自分が傷つけたせいで10年恋愛できなかった”未来のことを、“座長として見守っている”というスタンスでいましたが、萌に見事に本心を言い当てられました。
「どうしようもなく大切な存在ってことじゃん」
将生を好きだからこそ、萌は気づいていたのでしょう。
自ら別れを告げ、ビンタして去っていく姿はカッコ良かったです。
背を向けてから涙を流すところも。
思えば将生はいつも、未来のことを気にかけているんですよね。
未来が颯太をミライに帰したくないと思っていることも感じ取っています。
スマートウォッチの部品が見つかったことをシンプルに「良かった」と言う真とは、そこが違うんですね。
ただ真は、実家に関することで何かを未来に伝えなくてはならず、今はそのことで頭がいっぱいなのかもしれませんが。
真もまたタイミングが悪く、なかなか未来に話せないでいるんですね。
そんな中で真は、未来の気持ちを思いやる将生と素直に寂しさを打ち明ける未来の会話を聞いてしまいました。
本音を漏らせるのが自分ではなく将生であると知ってしまう真。
まさか優しい真が身を引いてしまうなんてことになるでしょうか?
将生も優太も真も、皆魅力的で皆それぞれに未来を想っているんですよね。
誰も傷ついてほしくないと願ってしまいます。
話数を重ねるほど登場人物ひとり一人への愛しさが深くなる物語。

8話「クリスマス会で主役に?! 別れまでのカウントダウン」

放送日:3月10日(火)22:00~22:57

8話のあらすじ

圭(萩原護)はミライの未来(志田未来)から、颯太(天野優)を2036年に返す日が「1月9日」であることを伝えられ、それを現在の未来に教えた。
「1月9日」は、颯太が現代にやって来てちょうど一年が経つ日。
あの日と同じ状況を再現できれば、颯太はミライへ帰れるはずだという。
ミライのママに会えるとうれしそうな颯太を見て、未来は寂しさを隠し、息子を2036年へ帰そうと決意した。
颯太に「ミライに帰って仲のいいパパとママに会いたい」と思ってもらえるよう、未来は真(兵頭功海)を“まーくん”だと信じ、2人の関係を大切にしようと考える。
だが、実は真は未来に打ち明けられないものを抱えていた。
よしずみ保育園では、クリスマス会の出し物で劇を披露することになり、優太(小瀧望)から相談を受けた将生(塩野瑛久)は、未来に内緒で劇の演出を買って出る。

8話のネタバレ

汐川未来志田未来)は、芥川圭萩原護)からミライの未来との会話を録音したものを聞かせてもらった。
それによると、颯太天野優)がタイムスリップしてきた日のちょうど1年後、2027年1月9日に雷が落ちて颯太がミライへ帰ることができるという。
颯太は喜ぶが、未来は寂しい。
颯太は矢野真兵頭功海)と未来が仲良くしていてほしいと願い、真を「まーくん」と呼ぶようになる。
未来は真に颯太が帰る日を伝え、真は母・礼子遠藤久美子)が過労で倒れて入院していることを告げ、しばらくそばにいたいと言う。
颯太をミライへ帰すためには2026年1月9日と同じ状況を作り出す必要があると圭から聞いて、未来は壊れて手放してしまった電子レンジを取り戻そうとリサイクルショップを探し回るが見つからない。

圭が颯太がミライへ帰るための条件を整理してくれました。
1年前に現代へタイムスリップしてきた時と同じ状況を整えることと、颯太自身の意志が大事だと言います。
颯太はパパとママを仲直りさせたいという強い気持ちで(彼にとっての過去である)現代へやって来ました。
それが叶った上で、当時と同じ状況を作ればよいというわけです。
未来の今の部屋は2026年1月9日とほとんど変わっていませんが、電子レンジが壊れて手放してしまっていたのが当時と違っていました。
真は未来から颯太がミライへ帰る日が1月9日だと教えられます。未来の気持ちを思いやって、大丈夫ですかと聞きますが、未来は「大丈夫、ミライで待ってるのも私だしね」と笑いました。
真は、未来が将生の前で颯太と別れたくないと泣いていたことを思い出します。
自分には弱音を吐いてくれないんだと感じてしまう真。
「俺にはなんでも言ってくださいね」と言う顔が寂しそうです。
真はしばらく、入院している母のそばにいることにしました。
心の距離がまだ少しある二人が、物理的に離れる時間が増えてしまうのは、仕方のないこととはいえ心配ですね。

未来は松岡優太小瀧望)にも1月9日に颯太がミライへ帰ることになるかもしれないと話す。
不安そうな未来を見て、優太は保育園のクリスマス会の話をして元気づけた。
優太が吉沢将生塩野瑛久)に、子どもたちに劇の稽古をやってくれる劇団員を紹介してもらいたいと相談すると、将生は自分にやらせてほしいと申し出て、劇の台本と園児たちへの演技指導を引き受ける。
劇の出し物は「さるかにばなし」。
颯太の役は「さる」に決まったが、颯太は悪い役だと落ち込んでしまう。
しかし、将生は「さる」はママと同じ主役であると教え、ママのようにカッコよくなれるよう芝居をつけてやると受け合った。
未来は颯太が主役と聞いて喜ぶ。
礼子が入院している病院の庭で未来は真に会い、颯太が作ったクリスマス会の招待状を渡した。
真は未来に、ずっと折り合いが悪かった父・前川泰之)と向き合ってみて、父が自分を疎んじていると思っていたのは誤解で遠ざけていたのは自分だったことに気づいたと話す。
そして、劇団を休んで親の仕事を手伝おうと思っていると告げた。

かつての「さるかに合戦」は最後はさるが成敗されてしまいますが、令和版の「さるかにばなし」は、さるがカニたちに謝って仲直りをする結末なのだそうです。
颯太は劇の中心になる「さる」を演じることになりました。
将生は、颯太を子ども扱いせず一人前の演者として演技指導します。
「ママみたいにカッコよくなれる?」と聞く颯太に、「いい芝居してママに成長した姿を見せて驚かせてやろうな」と力強く告げる将生。
二人の様子を見ている優太は少し複雑な表情でしたね。
颯太は真のためにクリスマス会の招待状を作ります。
さるの絵が描かれた可愛い「しょうたいじょう」。
未来はそれを渡すために、真の母が入院している病院へ行くのですが、病室に入ることはなく、病院の庭で真にお見舞いと招待状を渡します。
細やかな描写ですね。
真は、父と改めて向き合ってみて、父が自分のことを大事に思ってくれていることに気づきました。
母が会社経営の事情を真に相談しようと言うと父は真を巻き込むのはやめようと言います。
劇団で芝居をしたいという約束の期限まであと1年あるのだからと。
真はその会話を偶然聞いたのでした。
劇団を休んで親の仕事を手伝おうと思うと言う真に、未来も賛成します。

将生は熱心に演技指導を続ける中で颯太の左手首に星のような5つのホクロを見つけた。
「颯太、スターじゃん」という将生の言葉に颯太はますますやる気を見せる。
しかし、セリフを言いながら平均台を歩く練習はなかなかうまくいかなかった。
未来が劇団員たちに、颯太が1月9日にミライへ帰れるかもしれないと伝えると、それを聞いた将生は未来のバイトが遅番であることを確かめ、あわてて稽古場を出て行く。
「デートかな」と梅林貴子(難波なう)が言うと、マスオこと西村太一吉村界人)は将生が白鳥萌大友花恋)と別れたらしいと話し、未来は驚く。
将生は未来に内緒で、颯太を公園に連れて行き砂場のふちで平均台の特訓をさせる。
将生の真剣な指導に応えて頑張る颯太。
通りかかった今井沙織西野七瀬)が二人の姿を見かけるが、将生は未来には内緒にしてほしいと頼んだ。
夜、颯太の衣装作りを手伝ってくれる沙織に、未来は真のことは大切だけれどお互い遠慮している気がする、“まーくん”の選択を間違えたら颯太に会えないかもしれないと不安を話す。
保育園で大道具を作る優太と将生は、颯太がいなくなってしまう寂しさを語り合った。

颯太の星のような「5つのホクロ」は、何かの伏線でしょうか。
もしかしたら、颯太のパパにも同様のホクロがある可能性も?
でも将生も優太も自分にも同じようなホクロがあるとは言いませんでしたね。
将生は、1月9日に颯太がミライへ帰る可能性があると聞いて、颯太を公園に連れて行き砂場のふちで平均台の練習をします。
それは、ママにカッコいいところを見せたい颯太の願いを叶えたいから。
そして、未来に颯太の勇姿を見せてあげたいから。
「颯太なら絶対にできる!」と励まします。
平均台をうまく渡ろうと思うのではなく、カニと友達になりたいという気持ちを伝えることが大事なのだと熱く話すのです。
「胸の中にあっても伝えないなら無いのと一緒なんだぞ」
将生自身への言葉のようにも聞こえますね。
沙織は将生の熱心な特訓とそれに応えて頑張る颯太の姿を見ていました。
将生から特訓のことは未来に内緒にしてほしいと頼まれた沙織は、颯太の衣装作りを手伝う中で約束を守ります。
未来は、もし真が“まーくん”でなかったら颯太が生まれてこないかもしれないという不安を沙織に話しました。

クリスマス会当日、真から仕事で遅くなるけれど必ず行きますと連絡がある。
未来と沙織が見つめる中、「さるかにばなし」の劇が始まった。
ナレーションを担当する優太。
上手に演技する颯太に、舞台袖でガッツポーズする将生。
招待状を手にスーツ姿で必死に走る真。
颯太は、平均台を渡る途中で落ちてしまった。
思わず駆け寄ろうとする未来を優太が制する。
将生は袖から「颯太、立て。カニに伝えたいことがあるんだろ」と声をかけた。
颯太は大声を上げて立ち上がり、再び平均台に上って見事に渡り終え、カニに大事な思いを伝えることができた。
そこへようやく真が到着する。
なんとかエンディングシーンを見ることができた真だったが、その後顔をくしゃくしゃにしながら喜ぶ優太の横で泣きながら颯太を称えている将生の姿を見かけて笑顔が消える。
未来は手作りの金メダルを颯太にかけて「本当に本当にカッコ良かったです!」と絶賛した。
真は園庭で未来と二人きりになると、未来と颯太のおかげで家族と向き合えるようになったと感謝し、実家を手伝う中で会社を守ることは自分の家族も社員も社員の家族も守ることだと気づいたと言う。
でも今の自分は中途半端で未来と颯太が大事な時にそばにいられない、二人を幸せにできない、今は簡単に「待っててください」とも言えない、自分は“まーくん”になれませんと頭を下げた。
家に帰ると、未来は颯太に真とお別れしたことを話す。
颯太は未来の頭を撫で、抱きしめて慰めるのだった。
稽古場で劇団員たちが寄せ書きした小道具の時計を贈られ、新たな門出を皆から応援されて送り出される真。
真を追いかけ、未来は告げる。
「本当にありがとう。矢野くんを好きになってその気持ちを信じて一緒に過ごせて、本当に…すごく楽しかった!」
「俺も…すっっごく楽しかったです!」
丁寧に頭を下げ、真は笑顔で去って行った。
保育園で寂しそうな颯太に優太が声をかけると、颯太は「まーくん、いなくなっちゃった」と呟く。
「ママひとりぼっちになっちゃう」
優太は、「その時は俺がまーくんになるよ」と颯太の頭を撫でた。
沙織に真との別れを打ち明けて沈み込む未来。
沙織はそんな未来を励ます。
颯太の芝居の凄さを絶賛し、将生のスパルタ訓練のことも話してしまった。
年内最後の稽古が終わった後、未来は将生を誘ってつき合っていた頃の思い出のラーメン屋へ行く。
そして、クリスマス会のお礼を言うのだった。
将生はかつて二人が別れた原因になった女優からの一方的なキスの話をし、自分は好きだったわけじゃないと言うが、未来はそれをマスオから聞いて浮気でないことを知っていたのだった。
ビンタして去る未来を追いかけて来てくれなかったことが許せなかった。
「じゃあもし追いかけてたら…」
「はーい、この話はおしま~い」
帰り道、「じゃあまた」「良いお年を」と別々の方向へ歩き出す二人。
振り返っても、将生は追いかけてこない。
大晦日、あるリサイクルショップでようやく電子レンジが見つかった。
側面に「しおかわそうた」のお名前シールが貼ってある電子レンジが。
一方、優太は一大決心をする。

「いいよ~颯太、声出てるよ~」
最初の未来の感想が、役者ならではですね。
劇中劇、「クリスマス会で初めて演技をする園児」を演じる天野優くんが本当に名演でした。
平均台を渡るのを失敗しても最後チャレンジする颯太。
カニにあげる柿が足りないトラブルにもアドリブで対処する颯太。
そしてそれを助ける将生。
以前から将生と未来の絆を感じていた真でしたが、クリスマス会では将生と颯太の心の結びつきも目の当たりにしたんですね。
実家の仕事を中途半端に手伝うのはいけないという責任感も勿論あるでしょうが、真は未来と颯太の本当の幸せを考えて潔く身を引いたように思いました。
「脚本上がったら売り込みさせてください」
真の言葉、そしてそれを喜ぶ劇団員たち、胸が熱くなるシーンでした。
そして、未来が真を追いかけて、ちゃんと「好きだった」「楽しかった」と言葉にできて本当に良かったです。
真にとって何よりのはなむけでしょう。
さて、将生が劇を手伝ったことを知った未来はラーメン屋へ誘って自分が知らなかった颯太を見られたとお礼を言います。
当たり前のようにお互いのラーメンの具を交換し合う二人の関係性、たまりませんね。
未来と将生は相手のことをよくわかっている間柄です。
でも、肝心なことを伝えられない二人。
「変わらないなぁ…」
10年前も、今も。
将生が颯太に言った「伝えなきゃ伝わらないんだ。伝えろ」という言葉を今こそ将生自身に伝えたいですね。

9話「最終章!時を超えめぐり逢った親子の別れのとき」

放送日:3月17日(火)22:00~22:57

9話のあらすじ

颯太(天野優)がミライに帰る予定の日まであと10日と迫っている。
ミライへ送り返すための条件は整ったが、肝心の“まーくん”探しは振り出しに戻ってしまった。
颯太がミライに帰れるのかという不安と、「帰ってほしくない」という本音の間で、未来(志田未来)
の心は揺れていた。
優太(小瀧望)は「自分が“まーくん”になる」と意を決して未来の家を訪れる。
だがそこへ偶然、未来の母・直美(神野三鈴)と兄・哲也(古舘佑太郎)も加わり、一同は未来と優太が同級生だった頃の思い出話に花を咲かせることに。
一方、将生(塩野瑛久)は新作舞台の脚本執筆に没頭していたが、彼もまた、ある覚悟を胸に動き出そうとしていた。

9話のネタバレ

2026年12月31日。
芥川圭萩原護)は汐川未来志田未来)の家に来ていた。
電子レンジは直ったが、“まーくん”がまだ見つからないことを圭は心配する。
このままでは颯太天野優)はミライに帰れないかもしれないのだ。
ミライの未来から告げられた、颯太が帰る日は1月9日。
松岡優太小瀧望)は「今までの自分ではダメだ、自分が“まーくん”になる」という強い想いで未来の家を訪ねるが、偶然そこへ未来の母・直美神野三鈴)と兄・哲也古舘佑太郎)がやって来て皆で富山の懐かしい話に花が咲く。
帰り道を送ってくれる未来に優太は想いを告げようとするが、未来が吉沢将生塩野瑛久)の話を楽しそうにしている様子を見て言葉を飲み込む。
年が明け、初詣で会った劇団の仲間たちから、未来は将生が稽古場で新しい脚本を書いていることを教えられる。

圭は“まーくん”が見つからないことを心配しますが、未来はこのまま颯太がミライへ帰らずに一緒にいてほしいと思うようになっているんですね。
圭は、颯太がなぜ2026年にやって来たのか、という疑問を口にしました。
さて、優太は、叔父の松岡良純マキタスポーツ)の古着屋でワイルドな服を購入しカッコよく決めて未来に会いに行きます。
ところが富山から未来の母と兄が上京してきて優太も一緒に昔話に花が咲くことに。
帰って行く優太を送りながら、クリスマス会で劇の演出をした将生の話を楽しそうにする未来。
優太は、何か感じるところがあったのでしょうね。
告白の言葉を飲み込みます。
2027年になり、初詣で集まった劇団員たちの中に、矢野真兵頭功海)の姿がありました。
別れてしまった未来と真ですが、変わらない笑顔で会話ができていましたね。
「矢野くんだ!」と飛びついていく颯太が愛しいです。
未来は皆の中に将生がいないことを気にしますが、マスオこと西村太一吉村界人)に、稽古場で血相変えて新作を書いていると教えてもらいました。

年末にラーメン屋で未来と会話したことを思い出しながら、稽古場で脚本を書いている将生。
その頃、ラーメン屋には未来と颯太が来ていた。
未来は店の女将(柿丸美智恵)は「10年も下北沢で劇団続けるなんてたいしたもんだ」と言い、3月で閉店すると話す。
颯太に言われて、未来は店のラーメンを稽古場の将生に届けることに。
颯太は家に直美と哲也と優太が来たことを将生に話した。
将生は、新庄理紗監督(智順)が未来の出演した映画が最高の出来だったと言っていたと伝える。
夜、稽古場に優太がクリスマス会の劇で使った小道具を返しに来た。
正月に未来の家族と一緒だったんだって?と、さりげなく優太に尋ねる将生。
「はい、一緒でした」と言う自分の返事を平然と聞く将生を優太は見ている。
「ヨッシーさんと未来ってなんでも言い合えるのに、なんにも言えないんですね」
優太は将生に宣言する。
「俺はちゃんと言いますよ、未来に」
「わかった」
将生は受け止めるのだった。
直美は未来に良いお正月を過ごせたと言い、不安になるのもわかるけれど心が感じることを信じるようにと告げる。

「もしも10年前のあの時、自分が未来を追いかけていたら…」ラーメン屋での将生の問いかけに未来は「はい、この話おしま~い」と言って向き合いませんでした。
そのことを思い出しながらキーボードを打つ将生。
その頃、未来と颯太はそのラーメン屋で食事をしていました。
女将から3月に店を閉めると聞いて驚く未来。
「ずーっと同じじゃいられないからね、店も人も」
大吉のおみくじを見せたいと颯太に言われ、未来は稽古場の将生にラーメンの差し入れをします。
そこで将生は颯太から未来の家族と優太が一緒に過ごしたことを聞きました。
その後稽古場に来た優太は、将生と未来はなんでも言い合えるのになんにも言えない、と鋭く指摘し、さらに自分は告白すると宣言します。
将生は優太に「わかった」と言うだけです。
優太は将生の心をわざわざ揺さぶるような行動に出たんですね。
それはきっと、未来のために。
一方、未来の母の直美は未来が先のことで不安になっていることを感じ取り、温かく励ましてくれました。

優太は未来をバッティングセンターに誘って、「未来は颯太くんにミライで必ず会える。俺予言者だから。次はホームラン」と告げると予告通りホームランの的に当てる。
そして、かつての別れの時と同じように踏切をはさんだ場所に立ち、優太は未来に想いを告げる。
未来を好きだったこと、まー先生としてまた未来と颯太に会うからこれからもよろしくな、と。
「俺はちゃんと言ったぞ。未来も自分の気持ち、逃げずに言えよ」
去っていく優太に、小さく「ありがとう」と言う未来。
ある日、出演した映画の試写に来た未来は、新庄監督から意外な話を聞いた。
将生が「いい役者がいるから」と強引に監督を舞台に誘い、監督がそこで未来を見たことから、未来のオーディション参加が実現したのだった。
颯太と将生と3人で帰る途中の公園で、未来は将生から新しい脚本を未来に一番に読んでほしくて、と渡される。
颯太が将生と四つ葉のクローバーを探している間に、未来は脚本を読み終わり、「すごくいい本だった」と感想を言う。
将生が初めて書い恋愛ものだった。
未来はラストの一か所だけ修正するようにアドバイスする。
颯太は、公園で喧嘩しているカップルを発見し、見つけたばかりの四つ葉のクローバーを男性(福山翔大)に「だんない」と言いながら伝えた。
あわてて追いかけた未来が男性に、“だんない”というのは富山の言葉で大丈夫という意味であることを教える。
「喧嘩してもごめんねって言えばいいんだよ」と颯太に言われた男性は、颯太の名前を聞く。
「本当の気持ちは、ちゃんと伝えないとダメなんだよ」と颯太に言われた男性はお礼を言い、四つ葉のクローバーを持って女性(田中真琴)のもとへと駆けて行った。
その様子を見ながら、未来は10年前に将生の手を振り払ったことを、将生は未来を追いかけなかったことを思い返す。
四つ葉のクローバーを差し出された女性は笑顔になり、男性とともに颯太に手を振ってくれた。
「本当の気持ちは、ちゃんと伝えないとダメなんだよ」という颯太の言葉が将生と未来の胸にも響く。
その時不意に風が吹いて、脚本のプリントがバラバラになって飛ばされてしまった。
あわてて拾い集めながら相手のせいにして口喧嘩し始める未来と将生。

優太は、未来を励ますために事前にバッティングセンターで練習していたんですよね。
未来の前でホームランを打って、必ず颯太に会えると自信を持たせるために。
そしてその後、ちゃんと自分の想いを伝えました。
「好きだった」と。
過去形なのは未来への優しさなのか、潔さなのか。
これからも未来と颯太を“まー先生”として支えていくことを伝えた上で、未来に自分の気持ちから逃げないように告げる優太。
真心の人です。
その優太から「持っていると幸せになれる」と教えてもらった四つ葉のクローバーを、颯太は将生と探していました。
その間に将生の新作舞台の脚本を読む未来。
未来は将生に新庄監督の映画のオーディションに繋げてくれたお礼を言います。
「俺、女優“汐川未来”だけは絶対あきらめたくなかったんだよね」
長年、様々な場面で未来の夢を後押ししてきた将生と、将生の脚本に率直な意見を言える未来。
そしてそれを素直に受け入れる将生。
さて、ここで唐突に喧嘩するカップルが現れました。
颯太は見つけたばかりの四つ葉のクローバーを男性に「だんない」と言って渡して仲直りさせます。
女性は“みーちゃん”と呼ばれていましたが、男性の名前はわかりませんでしたね。
このカップルが今後の展開に関わってくることはあるでしょうか。

颯太が将生と未来の間に入って空気を和らげると、将生は意を決して10年前にちゃんと伝えるべきことを伝えなかったことを謝った。
未来も「今度は逃げずにちゃんと言うわ。私…やっぱりヨッシーといたい」と言う。
颯太が「大好きってこと?」と聞くと、「いやそこまでは言ってない」という未来に、「俺は大好きだよ。未来のことも颯太のことも大好き」と将生は力強く告げた。
未来は、これからも“まーくん”といっぱいケンカすると思うけれどちゃんと仲直りするから、と颯太と約束する。
颯太がミライへ帰る予定の日まであと二日。

やっと自分の気持ちを言葉にして相手に伝えることができた、未来と将生。
颯太のおかげですね。
颯太は、カップルに続いて、未来と将生も仲直りさせることができました。
そもそも颯太がミライからやってきたのはママと“まーくん”を仲直りさせるためでした。
二日後の天気予報は「晴れ」だったのが「晴れのち雷を伴う雨」に変わりました。
いよいよですね。

1月8日。
未来と颯太は、将生と今井沙織西野七瀬)を招いてたこ焼きパーティをする。
将生と沙織が帰った後、未来は颯太に、颯太がミライへ帰るのが明日であることを伝えた。
寂しさをこらえて二人は抱きしめ合う。
翌日、保育園のお迎えに行った未来は優太から颯太の荷物を受け取り、良純園長と優太に感謝の言葉を伝えて颯太と園を出た。
その後、稽古場で劇団員たちが颯太の誕生会を開いてくれる。
そこには真の姿もあった。
皆で楽しく過ごし、記念写真を撮る。
未来と颯太と将生と3人で帰ると、圭が颯太の左手首にスマートウォッチを付けて、「またね、颯太くん」と隣の自分の家へ帰って行った。
「ママ、また会えるよね」
「絶対会えるよ」
「やっぱりやだ!ずっとここにいる!」と泣き出す颯太を励ます未来と将生。
「ママが必ず颯太のママになるからね」という未来に「うんわかった」と颯太がうなずく。
「仲直りしたパパとママに会えますように」と颯太が強く願うと、雷鳴とともにスマートウォッチが作動し、部屋が真っ暗に。
将生がブレーカーを上げると、颯太の姿はなく颯太のカメラだけが残っていた。
自分の家には帰らず未来の家の前で佇んでいる圭。
泣き続ける未来を抱き寄せる将生。
未来はまた颯太に会える日まで一生懸命生きていくことを誓う。
2032年。
部屋の家具が変わり、未来の髪はロングになり、将生の作るハンバーグは最高に美味しそうにできているが、そこに颯太の姿はない。
2031年に生まれてくるはずだった颯太は未来と将生のもとに現れなかった。

「未来と颯太くんを泣かせたら私が許しませんからね」
ずっと未来を見守って来た沙織だから言える言葉ですね。
明日ミライへ帰ることを告げる未来とそれを受け止める颯太。
「ぎゅー」と言いながら抱きしめ合う二人。
翌日、最後の登園日、未来は良純園長とまー先生に心から感謝の言葉を告げます。
「いいおかあさんになったね、未来さん」
園長先生の言葉が沁みますね。
二人が出て行った後、「また、ミライの明日で」とまー先生。
その後一足早い誕生日会を劇団の皆で開いてくれて、楽しく過ごした最後の日。
アパートでは圭が颯太の準備を整えてくれます。
「あっちにも圭くんいる?」
「うん、いるよ、ちょっとおじさんになってるかもだけど」
圭は何かをこらえるような表情で隣の自分の家へと帰って行きました。
時間が迫ってきます。
やっぱり帰りたくないと泣き出す颯太を励ます未来。
「次に会える時には最高に美味しいハンバーグ作れるようになってるからな。ママのことは俺に任せろ」と誓う将生。
「ママに会いに来てくれてありがとう。ママが必ず颯太のママになるからね」と未来が言うと、颯太は泣きながら「わかった」とうなずきます。
2027年1月9日、颯太は雷とともに姿を消しました。
颯太と関わった人たち皆が颯太との別れを惜しみ、寂しく思い、そして再び会えることを願って送り出します。
それなのに、生まれてくるはずの2031年に颯太は未来たちのもとにやってきませんでした。
2032年の未来は、俳優として成功しているようですね。
未来と将生の夫婦仲も良さそうです。
では、なぜ颯太が二人のところにいないのでしょう。
何かが間違っていたのでしょうか。
未来の夫であり颯太のパパである“まーくん”は将生ではなかったということなのか、それとも…?
ついに次回、最終回です。
未来と颯太は再び会えるのでしょうか。

10話(最終回)「 最終回ついに完結!明かされる息子の秘密。。―」」

放送日:3月24日(火)22:00~22:57

10話(最終回)のあらすじ

2032年9月。
未来(志田未来)が颯太(天野優)と別れてから5年以上の月日が流れていた。
将生(塩野瑛久)と結婚した未来は、ドラマで演じた役が話題を呼ぶなど俳優としても順調な日々。
次回作の桜子(藤原さくら)との二人芝居の稽古にも張り切って励んでいた。
真(兵頭功海)をはじめ劇団の仲間たち、優太(小瀧望)、沙織(西野七瀬)も、それぞれの環境の変化の中、充実した毎日を送っている。
だが、2031年1月に生まれるはずだった颯太は、いまだ未来たちのもとへ現れていない。
未来は、自分がどこかで選択を間違えたせいで颯太が生まれてこられなかったのではないかという思いを抱えていた。
ある日、演出家として活躍するかたわら、子どもたちに紙芝居の読み聞かせもするようになった将生は、公園である男性と出会う。
颯太とのかけがえのない日々を経て、恋も仕事も夢も中途半端だった自分から抜け出した未来。
果たして未来は、時を超え再び颯太と巡り合うことができるのだろうか?

10話(最終回)のネタバレ

2032年9月。
汐川未来志田未来)と吉沢将生塩野瑛久)は結婚する際、芥川圭萩原護)のアドバイスにより颯太天野優)が名乗っていた「汐川」姓を選び、一緒に暮らしていた時の状況を保つために同じアパートに住み続けている。
だが、2031年1月13日に生まれてくるはずだった颯太は未来たちのもとに現れなかった。
未来は俳優として活躍し、出演ドラマも好評で新山桜子藤原さくら)との二人芝居も控えていた。
将生は脚本家・演出家として実績を重ねる一方でボランティアで子どもたちに紙芝居の読み聞かせを行っている。
マスオこと西村太一吉村界人)は料理の腕を活かして洋食屋をオープン。
北山航板倉武志)と梅林貴子難波なう)はパートナーとして“きたやま農園”を営み、野菜をマスオの店へ卸している。
鈴木理子箭内夢菜)はネイルサロンで働いている。
矢野真兵頭功海)の会社の業績も順風満帆だ。
松岡優太小瀧望)は今井沙織西野七瀬)と婚約。
沙織は、企画した商品が全国展開し毎週出張する活躍ぶり。
皆それぞれ、生き生きと自分の人生を過ごしていた。
未来と将生は演劇の世界で充実した日々を送りながらも、ふとした折に寂しそうな顔を見せる。
颯太はどうして生まれてこなかったのか。
未来は自分の選択が間違っていたのかと苦しんでいた。
大学で研究を続ける圭は、過去に干渉したことで歴史が分岐したのだろうかと考える。

冒頭で、2032年の皆の状況がわかりやすく描かれました。
未来は俳優活動を順調に続け出演ドラマも好評の上、桜子と二人で舞台もやる予定なんですね。
盟友・桜子との二人芝居なんて胸が熱くなります。
劇団「アルバトロス」の稽古場は、劇団解散後将生の仕事場として残していたんですね。
未来と桜子はそこで今芝居の稽古をしています、
将生も大きな劇場での公演を成功させるなど演出家として活躍しながら、よしずみ保育園や児童館で絵本の読み聞かせのボランティアをしています。
颯太に美味しそうなオムライスを作ってくれたマスオは洋食屋を開きました。
そこへ野菜を卸している北山は、貴子と一緒に農園をやっています。
「入籍しないんですか?」という理子の問いに「結婚だけがゴールじゃないしね」と答えているのも貴子らしいですね。
真が経営に携わる千寿屋の業績も順調。
沙織も企画が成功して全国を飛び回っているようです。
優太と沙織が婚約するのは嬉しい驚きでした。
そんなふうに皆が充実した日々を送っていますが、一人足りません。
2031年に颯太は生まれてきませんでした。
未来は“まーくん”選びが間違っていたのかと悩み苦しみます。
大学の「超電導研究室」で研究を続ける圭は、過去に干渉したことで歴史が分岐した恐れがあるのか、そもそも颯太がもといた時代に帰れたかどうかも確証が持てないと考え続けます。

ある日、紙芝居をするために児童館に行く将生に、二人芝居の旗揚げ公演のチラシを配布したいと同行した未来。
二人はそこで小さな男の子を連れた年配の男性・新井幸太郎中村シュン)と出会う。
大きな荷物を抱えて孫とともに帰る彼を心配して、未来と将生は自宅まで送り届けた。
途中で車を怖がって泣き出した男の子に未来が「だんない」と声をかけると、新井はハッとして未来を見つめる。
新井は二人を自宅に上げ、事情があって一人で孫を育てていること、彼の名前が「颯太」で1月13日生まれだということを話した。
未来が「颯太」とそっと呼びかけると男の子は歩いて来て未来の膝に座る。
その子の手首には星のように並ぶ5つのホクロがあった。
颯太と同じホクロ。
未来は「昔一緒に暮らしてた子によく似てて」とだけ告げた。
新井の家からの帰り道、将生は「颯太…だったよな」と呟く。
自分のせいで圭が言っていた“タイムパラドックス”が起こったのかと心配する将生に、未来は「変なこと言わないで」と言い、颯太が生まれて来てくれていたことを涙を流しながら喜ぶ。
将生も涙ぐみながら「また会わせてもらおう」と言うのだった。

人見知りをすると祖父が言う小さな男の子は、未来には最初から慣れていました。
同じ「颯太」という名前。
同じ誕生日、同じホクロ。
颯太です!
颯太はこの時代にちゃんと生まれていたのでした。
未来と将生の子としてではなくても、颯太が2031年に誕生していてよかったと涙を流して喜ぶ二人。
なんて切ない喜びでしょう。
「元気でいてくれればいい」と、未来は新井のそばで颯太を見守っていこうと思います。

未来と将生は積極的に新井の子育てに協力する。
ある日、不整脈で緊急搬送された新井に未来は自分たちができることはないかと申し出た。
後日退院した新井の家で未来が颯太を「だんない」とあやしていると、新井は「良い言葉ですよね」と言って、それが娘夫婦が大事にしていた言葉だと話す。
新井は、颯太の父・雅哉福山翔大)が残した手紙を未来に見せてくれた。
手紙には、かつて夫婦が結婚する前に大ケンカをした際、“颯太”と名乗る少年が「だんない」と言って四つ葉のクローバーを渡して仲直りさせてくれたこと、その子のように人と人を繋いで幸せを運んでくれるようになってほしいと願って息子に“颯太”と名付けたことが綴られていた。
封筒の中には四つ葉のクローバーのしおりと、あの日のカップルの写真。
新井は、娘の美和子田中真琴)が事故で亡くなり雅哉も病気で他界したこと、生前2人は「みーちゃん」「まーくん」と呼び合っていたことを話した。
未来が二人が仲直りした場所に自分もいたことを話し、自分たちが昔一緒に暮らしていたのがその子だったことを話すと、新井は「ほんとに不思議なご縁ですね」と驚く。
その後、未来と将生は雅哉と出会った公園に向かう。
颯太のおかげで未来が夢に進めたこと、優太に教わった四つ葉のクローバーを颯太が渡したから雅哉と美和子が仲直りできたこと、みんなで颯太を見守り育てたこと。
未来と将生は全てが繋がっていたことに胸がいっぱいになる。
二人は新井の願い通りに颯太を養子に迎えることにした。

かつて、公園で颯太が仲直りさせたカップル、その二人が颯太の本当の両親だったんですね。
「だんない」という未来が父親から受け継いだ言葉と、幸せになれると優太が颯太に伝えた「四つ葉のクローバー」が「みーちゃん」と「まーくん」の仲直りのきっかけになりました。
ずっと探していた「まーくん」は、あの公園にいたんですね。
そして時を超え、「だんない」という言葉が、2032年の未来と1歳の颯太を結び付けてくれました。
本当に不思議なご縁です。
そういえば、未来と将生も「みーちゃん」と「まーくん」なんですよね。
颯太を産んですぐ事故で美和子は亡くなってしまいました。
その後一人で颯太を育てていた雅哉も、重い病気で他界。
颯太の記憶にあった“自分を置いて行ってしまったまーくん”は、颯太に手紙を残して病院へ向かう雅哉の後ろ姿だったのです。
行ったきり帰らなかった“まーくん”。
父としてどんなに心残りだったか、どんなに颯太の幸せを祈ったことか。
ベビーカーから見た1歳の時の微かな記憶が5歳になっても残っていたのは驚きですが、そういえば颯太は将生や優太とやった神経衰弱で驚異的な記憶力を見せていました。
颯太がやって来たことで未来はあきらめかけていた役者の夢に再び進むことができ、将生の力添えで新庄監督の映画に出ることができ、その試写の帰りに未来と将生と颯太は公園に来て美和子と雅哉に出会います。
颯太は未来の周囲の人たちに見守られてきました。
優太に四つ葉のクローバーの意味を教えてもらった颯太が、美和子と雅哉に渡したことで二人は仲直りして結婚し、颯太が生まれたのです。
全ての人たちが颯太の誕生に関わっていたことに胸揺さぶられます。
「私に何かあったら颯太をどうかあなた方のもとで育てていただけませんか」
新井の申し出を受けて、未来と将生は颯太の特別養子縁組の手続きをしました。

一年にわたる厳しい審査を乗り越え、2033年9月、颯太は正式に未来と将生の息子となった。
だが圭は、3人で幸せに暮らしてしまうと5歳の颯太が過去に戻る必要がなくなって雅哉と美和子が仲直りできなくなる可能性を指摘する。
さらに2026年に初対面することになっている人たちは颯太の前に顔を出せないことも告げられた。
そういうわけで、未来は一人で子育てし、将生は稽古場で暮らすことに。
劇団員のメンバーや沙織は変装した上で子育てに協力してくれた。
2036年1月9日、雷鳴がとどろく夜。
未来が「昔パパとママがケンカしてパパは出て行ってしまった」と告白すると、颯太は抱きついて「じゃあ僕が昔のパパとママを仲直りさせてあげる」と言う。
未来は、颯太に「パパの名前はまーくん」と教え、自分と颯太の写真と“2036年”の刻印がある500円玉を“ミライから来た証拠”として持たせて過去へ送り出した。
過去へ行った颯太は、無事に「まーくん」と「みーちゃん」を仲直りさせる。
そして2036年の世界で待つ未来たちのもとへ、颯太が帰って来た!

“颯太が正式に未来と将生の息子になり3人はいつまでも仲良く暮らしました”、と簡単にはいかないことが圭から告げられます。
圭の説明によると、颯太はパパとママを仲直りさせるために2026年へタイムスリップしたので未来と将生が仲良くしているのを見せるわけにはいかないのです。
さらには、5歳の颯太がタイムスリップして2026年で初めて出会うことになる人たちは、2036年に颯太が過去へ行ってまた戻って来る日までは顔を合わせるわけにいかないということです。
つまり、未来、未来の兄の汐川哲也古舘祐太郎)、 母の直美(神野三鈴)、よしずみ保育園のまー先生こと優太や園長の松岡良純マキタスポーツ)、水沢千香(仲田友紀子)以外は、直接颯太とは会えないのでした。
寂しくて拗ねる将生、可愛いですね。
また、「ママはいつもお仕事でいない」と言っていた颯太の言葉通りにするために、未来は仕事で忙しい状況にしなければなりません。
そこで元劇団「アルバトロス」のメンバーの出番です。
沙織を含めた皆が変装して演技しながら皆で颯太を育ててくれました。
いつも颯太のそばにはみんながいたんですね。
未来はかつての颯太の言葉もあって仕事に励みます。
未来と桜子の二人芝居「テレパスでふたりごと」は真の脚本で演出は将生。
真が脚本を書き続けているのも嬉しいことですね。
将生の脚本・演出の公演「オーマイゴーマイウェイ」の映像をよく見ていた颯太は、真が考えた「エターナル・クロック・オン!」というセリフが好きでした。
この舞台映像を見ていたおかげで颯太がタイムスリップに親しみをもっていたことも良かったのだと思います。
クリスマスの晩、将生はサンタさんになってスマートウォッチ“ルナ”をそっと颯太の枕元に置きます。
颯太からのママへのプレゼントは四つ葉のクローバーでした。
2036年1月9日、颯太が過去へ行く日が来ます。
未来は、真からプレゼントされたボイレンジャーのパジャマとともに、“ミライから来た証拠”として(こっそり将生が撮った)未来と颯太の写真と2036年の刻印がある500円玉を颯太に持たせました。
2026年のママに見せるためです。
颯太はタイムスリップして、本当のパパとママを仲直りさせることができました。
一年間のタイムトラベルを経て、颯太は未来と将生、そして皆が待つ世界へ過去から戻ってきます。
戻って来たのは、将生のことも劇団の皆のことも沙織のこともよく知っている颯太です。
これから颯太はパパとママとずっと仲良く一緒に暮らしていけるんですね。
たくさんの人たちに支えられ、そして本当のパパとママにどこかから見守られながら。

【未来のムスコ】の原作は?

原作は人気コミック「未来のムスコ~恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!」

「未来のムスコ~恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!」
原作:阿相クミコ
漫画:黒麦はぢめ
巻数:全8巻
出版:ヤングジャンプコミックス(集英社)

原作は、「未来のムスコ~恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!」。
原作者は『マルモのおきて』の脚本などで知られる阿相クミコ
漫画を黒麦はぢめが手がけました。
2022年4月~2025年5月にヤンジャン+で連載され、現在全8巻のコミックスが好評発売中です。

原作の結末は?

漫画はすでに完結していますので、颯太の父親である“まーくん”が誰かも明かされます。
未来と“まーくん”、そして颯太にまつわる真実とは何なのか、そして最終的にどうなるのかが気になる方は、原作で一足早く確かめてみても良いかもしれません。
ドラマ【未来のムスコ】は原作通りの展開・結末になるのかどうか、キャラクターの造形は原作に忠実なのか。
再現率や異なる点など、面白さを2倍味わえるのが原作のあるドラマを見る醍醐味ですね。

ドラマを見た後でじっくり原作を味わうのも楽しいよね。

【未来のムスコ】最終回の予想(最終回後追記)

最終回後に追記しました。

颯太が“まーくん”と呼ぶパパは誰?

颯太が“まーくん”と呼ぶ父親候補は3人。
まずは、未来が所属する劇団の「アルバトロス」の座長・演出家の吉沢将生(よしざわ・まさき)。
将生はかつて未来の恋人でしたが、最悪な別れ方をしてしまいました。
現在は劇団の仲間として信頼関係を築いています。
2人目は、「アルバトロス」の若手劇団員で脚本も担当する矢野真(やの・しん)。
彼は未来への想いを胸に秘めているようです。
ただ、名前に“まーくん”の要素はなさそうですね。
3人目の候補は保育士の松岡優太(まつおか・ゆうた)。
園児や保護者から“まー先生”と親しまれています。
未来の中学の同級生で、突然育児をすることになった未来と運命的な再会をします。
それぞれ違う魅力を持った3人の男性。
“まーくん”は果たして誰なのでしょうか。

最終回後追記
♬ま~ま~ま~というコーラスがバックで流れるのがお約束になった“まーくん”探し。
将生、優太、真の中に“まーくん”がいるのかと思われましたが、颯太の本当の父親は別の人物で、すでに故人でした。
未来と将生は養子として颯太を育てることになります。
原作では児童養護施設から引き取るのですが、ドラマでは偶然知り合った男性の孫が颯太だと確信した未来と将生が特別養子縁組の手続きを取ることを決めました。
それは偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
颯太の本当のママとパパは、「みーちゃん」「まーくん」と呼び合っていた美和子と雅哉。
そして未来と将生も「みーちゃん」「まーくん」と呼べる名前なんですよね。
将生も、そして“まー先生”こと優太や、母から“まーくん”と呼ばれるヤノシンこと真も、皆“まーくん”だったような気がします。
皆、未来と颯太を大切に見守ってくれる人たち。

未来の恋はどうなる?

元カレと、慕ってくれる後輩と、中学の同級生。
未来と3人の男性の中の誰かとの間に恋は始まるのでしょうか?
“まーくん”が誰なのかがわかって再びその人と結ばれるのか、それともそういうこととは無関係に恋愛関係になるのか、未来の心の変化を見守っていきたいです。

最終回後追記
3人の“まーくん”候補は皆魅力的で、それぞれが未来を愛し大切に想ってくれている人たちです。
真とのキラキラ輝くような時間、心優しい優太の真っ直ぐな告白を大切に心にしまって、未来が選んだのは将生でした。
未来が一番未来らしく居られる人。
なんでも言い合えるのに一番大事な気持ちだけは伝えられなかった人。
未来が一緒にいたいのは将生でした。
颯太や優太の言葉に背中を押されようやくお互いの気持ちを告げて、二人は結婚することに。
最初は「颯太のパパを選ばなければ」という使命で“まーくん”探しをしていた未来でしたが、最終的に自分の素直な想いで将生を選んだことがとても良かったです。

未来の夢は叶う?

未来は慣れない子育てをしながらバイトや劇団の活動を続けていけるのでしょうか。
俳優という夢を叶えることはできるのか、奮闘する未来を応援したいと思います。

最終回後追記
颯太がミライからやって来たのは未来が俳優としての自信を失いかけていた時でした。
はじめは慣れない子育てにへとへとになり、芝居やバイトとの両立に疲労困憊します。
しかし、周りに事情を話し協力してもらうことで、未来は俳優として前に進み始めました。
陰で未来をプッシュしてくれていた将生の力も大きいです。
将生は未来の才能を心から信じているんですよね。
将生の尽力で映画のオーディションを受けられることになり、未来は見事に映画出演を勝ち取ります。
そこからは順調に活躍をしているようですね。
出演ドラマも評判で、盟友・桜子との二人芝居も実現しました。
最後に、ドラマの第三次オーディションに落選したのも、まだ俳優として道半ばということで、未来のミライに希望を持たせる終わり方でした。

颯太をミライへ送り返すことはできる?

2036年のミライからやって来たという颯太。
その目的は、未来と自分のパパを仲直りさせるためだと言います。
つまり、未来が颯太のパパである“まーくん”を見つけて無事に仲直りできれば、颯太は安心してミライへ帰れるということでしょうか。

ママとパパを仲直りさせるためにタイムスリップしてくるなんて健気だわ。ハッピーエンドだと良いなあ。

最終回後追記
颯太をミライへ送り返すことができた最大の貢献者は、なんといっても芥川圭でしょう。
圭のおかげで颯太はタイムスリップできたわけですが、しかし2031年に生まれてくるはずの颯太は現れませんでした。
大学の「超電導研究室」で研究を続けている圭は、過去に干渉したことが原因なのかと苦悩します。
そもそも颯太がもとの時代に帰れたかどうかも確認できないんですよね。
しかし、その後颯太は別の場所でちゃんと生まれていたことがわかりました。
今度は颯太を2026年にタイムスリップさせて、パパとママを仲直りさせなければなりませんが、圭の主導でミッションコンプリートできました。
研究者としての純粋な探求心とはいえ、何の見返りもなくこんなに未来と颯太のために尽くしてくれた圭が“まーくん”でいいんじゃないか、という声もありました。
しかし残念ながら、“芥川圭”という名前に“まーくん”の要素はないんですよね。

圭くんは本当に一生懸命でチャーミングだったなあ。
ちなみに演じているのは萩原護さんなので“まーくん”とも呼べるね。

【未来のムスコ】の見どころ

志田未来が20年ぶりに母親役

2006年、多くの話題を呼んだ『14才の母』で中学生の母親役を演じてから20年後、志田未来が本作で挑む母親役は少し風変わりです。
定職もない、恋人もいない、あるのは俳優への夢だけという28歳の劇団員・汐川未来。
そんな未来の元にいきなり“未来”から現れた5歳の息子。
未来は、突然シングルマザーになってしまうのです。
【未来のムスコ】というタイトルは、“汐川未来のムスコ”と“2036年の未来からやってきたムスコ”というダブルミーニング。
しかも、演じるのは役名と同じ未来である志田未来さん。
どんなママぶりを見せてくれるのか、楽しみですね。

3人の“まーくん”、あなたなら誰を選ぶ?

吉沢将生(塩野瑛久)と松岡優太(小瀧望)と矢野真(兵頭功海)。
3人の“まーくん”候補は皆それぞれに違う魅力があります。
どの人が“まーくん”なのかを想像しながら見るのもいいし、自分が未来だったらどの人を選ぶだろうと考えるのも楽しいですね。

無理だわ。選べない!3人とも素敵!

火10ドラマらしい元気をもらえる物語

【未来のムスコ】は、汐川未来をめぐるラブスト―リーであり、タイムトラベルのファンタジーでもあり、颯太がやって来たことで登場人物たちがどう変化していくのかを描くヒューマンドラマでもあります。
颯太の父親の謎を解いていく楽しみもありますね。
TBS火曜ドラマはこれまでも数々の名作を世に送り出してきています。
最近でも、『西園寺さんは家事をしない』、『まどか26歳、研修医やってます!』、『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』など、どのドラマもポップな空気感の中に繊細な感情表現と心を揺さぶるセリフを散りばめながらぐいぐい物語に引き込んで見る人たちを励ましてくれました。
【未来のムスコ】もきっと、主人公を応援していくうちに自然とエネルギーをもらえるような珠玉のドラマになるはずです。

颯太の登場が未来や登場人物たちに変化をもたらすんだね。

未来の成長ぶりに元気がもらえそうね。毎週火曜日の夜が楽しみ!

◆最後に

このドラマの温かさは登場人物たちの心映えの温かさでした。
それぞれ個性的なのに皆前向きで優しくて気持ちが良い人ばかり。
全ての人物がこの物語に必要で、全ての人物が颯太のママとパパでした。
相手を思いやること。
人を信じること。
自分の夢をあきらめないこと。
大切なことを言葉でちゃんと伝えること。
未来と颯太、そして二人を取り巻く人たちがたくさんのことを教えてくれました。
毎週このドラマを見て流す涙は、心をしなやかに強くしてくれたと思います。
日々の生活の中で少し疲れてしまっても【未来のムスコ】を見ると元気をもらえる、愛と真心にあふれたドラマでした。
スタッフ・キャストの皆さんに感謝を込めて大きな金メダルをお贈りしたいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。