【未来のムスコ】5話の考察と感想!初主演舞台開幕!優太の疑問と真の告白と母の愛と

未来のムスコ5話
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TBS火曜10時ドラマ【未来のムスコ】5話「未来の母が上京!初主演舞台を目前に母と対立…!」が2月10日に放送されました

今回、突然富山からおかあさんが上京してきて颯太のことがバレてしまうのよね!

役者になる夢を追いかけている未来と富山に帰ってきてほしいおかあさん、どちらの気持ちもわかるなあ。母と娘それぞれの心情が胸に沁みる話だった。

それでは、【未来のムスコ5話考察感想をお届けします。
※この記事では便宜上、主人公の名前を“未来”、将来という意味の未来を“ミライ”と表記します。

【未来のムスコ】5話の考察

未来の初主演舞台が開幕!

劇団アルバトロスの公演、「オーマイゴーマイウェイ」<作・演出 吉沢将生(塩野瑛久)>が幕を開けました。
主演は汐川未来(志田未来)です。
将生は取材でこの公演について「現代と未来を行き来する、時を超えたSFエンターテインメントです。別のミライを求め続けた女性が何を思うのか、ぜひ劇場でご覧いただきたいです」と説明していました。
未来が演じる主人公はラストでタイムスリップしたミライで生きることを選びます。
過去には戻らず、今の時代で出会った人たちと生きていくのです。
劇中劇でも偶然タイムスリップを扱ったわけですが、それでは実際に息子・颯太天野優)が2036年からタイムスリップしてきた未来はどんな道を選ぶのでしょうか。
未来が颯太の父である“まーくん”を見つけて結ばれないと、颯太が生まれてこないミライになってしまうかもしれません。

「オーマイゴーマイウェイ」、役者陣が生き生きしていて舞台美術も見事だったなあ。ストーリーも面白そうで、将生は優れた才能の持ち主なんだね。

座長・将生の優しさ

公演初日、ひとり楽屋で自分の顔にそばかすを描いている未来の手がかすかに震えています。
そこへ将生が入って来て、「珍しいな、緊張しているのか」と声をかけました。
そして、主演に抜擢するまで10年かかったことを謝ります。
「ほんとよくついてきてくれたよ。ありがとな」
グッとくる場面ですが、未来は「その格好で言われても」と返します。
将生の衣装は、赤いつなぎにアフロヘアのかつら、赤いキャップに赤いサングラス。
「緊張ほぐれたか」「まあね」と笑い合う将生と未来。
2人の長年の信頼関係が伝わってくるような良いシーンでした。

真が告白!

矢野真兵頭功海)と未来は、どちらも期限付きで劇団で芝居をしています。
有名な呉服店の千寿屋の跡取りで家業を継ぐことが決まっている真。
30歳までに芽が出なければ役者になるのをあきらめて富山に帰るように言われている未来。
でも、真も未来も芝居が好きで続けたいと思っているのです。
夢と現実の狭間で揺れる2人が「ねえ」と言い合いながらごろんと大の字に寝転ぶシーンは、お互いの胸にお互いの気持ちが入り込んでいるようで、印象的でした。
そして、ラスト近くに2人の関係に大きな変化が。
稽古場で未来と真は2人きりでした。
真が珈琲を淹れてくれます。

未来「あ~やっぱ美味しいな、矢野くんの淹れる珈琲。濃さも味もちょうどよくて好き」
真「俺も好きです」
未来「だよね。これどこの豆?」
真「珈琲じゃなくて…いや珈琲も好きですけど。俺、未来さんが好きです」
未来「えっ」

矢野真(やの・しん)だから“まーくん”候補から除外されていたのに本名は矢野真(やの・まこと)だった真。
母(遠藤久美子)から「まーくん」と呼ばれている真。
いつも未来を見ている真。
未来の部屋の前に子どもの傘があったことが気になるけれど聞き出せないでいる真。
そんな真がこのタイミングで告白!
純粋で真っ直ぐな言葉でした。
“まーくん”候補の中から真が1歩抜け出しましたね。
このまま将生や優太との差を広げていくのでしょうか?

優太が感じた疑問とは

“まーくん”に関する場面ではいつも♬ま~ま~ま~というコーラスがバックに流れるけど、今回はま―先生のシーンだったわね。

松岡優太小瀧望)が現在気になっていることは二つです。
まずは、颯太が“まーくん”という人物を探していて「まー先生は“まーくん”なの?」と自分に聞いてきたことです。
将生が自分の名札を見て「あなたが未来の彼氏さん?」と聞いてきたことも引っかかっています。
もう一つは、保育園にぞうさん滑り台が来ることを颯太があらかじめ知っていたことです。
初めて登園した時、颯太は部屋を見回して「ぞうさん滑り台は?」と聞きました。
その時はまだ保育園に滑り台はなく、購入する予定もなかったのに。
最近になって遊具を買うことになり、スタッフで話し合ってきりんさん滑り台を購入することになったのですが、園長の松岡良純マキタスポーツ)の発注ミスでぞうさん滑り台が届いてしまったのです。
しかし、中身が見えないうちから、颯太は箱を見て「ぞうさん滑り台だ!」と叫びます。
なぜわかったのでしょう。
勘のいい優太は、何かに気づいたようですね。

未来の舞台を観ている時颯太が先にセリフを言ってしまったこと、隣の席の優太は気づいたかなあ。

柿の木が繋いでくれたもの

富山から上京してきた未来の母・直美神野三鈴)は、未来が颯太と暮らしていることを知って驚き、出産を黙っていたこと、5年間も自分を頼ってくれなかったことを怒ります。
未来が颯太はつい最近2036年からやって来たのだとどんなに説明しても信じません。

そりゃ、なかなか信じられないよね。

ところで、颯太はおばあちゃんと一緒に寝るんだけど、未来の布団にはペンギンのぬいぐるみが寝かされていたよね。颯太はママが寂しくないように自分の代わりにペンギンを置いたのかなあ。優しいね。

颯太がミライからやって来たという話が本当であることを信じさせてくれたのは、他ならぬ颯太自身でした。
直美は富山の家に柿の木を植えていたのですが、それを未来は知りません。
それなのに、颯太は直美に柿の木の話をしたのです。
富山の家でおばあちゃんが柿の実を取る時に腰を痛めたこと。
てっちゃん<未来の兄・哲也古舘佑太郎)>と柿を取るお手伝いをしたこと。
直美は植えてから10年経っても実がならない柿の木をあきらめかけていたところでした。
しかし、颯太から沢山の柿がなることを教えてもらいます。
ミライに柿の実が沢山できることと、未来が颯太という孫を産むことを信じることができたのです。
それこそが、“希望”ですね。
10年経っても役者として芽が出ない未来の姿が、柿の木に重なります。
いつか、きっと大きく実る日が来るはずです。

母の大きな愛

直美は、夫が亡くなってからずっとひとりで仕事も子育ても頑張ってきました。
子どもたちのために朝昼晩の食事を作り置きし、朝から晩まで働いて、フル回転でした。
それでも、子どもたちには寂しい思いをさせたという後悔があったんですよね。
だから、娘には苦労させたくない、わかりやすく幸せでいてほしいと願うのかもしれません。
未来が黙って出産して子育てしていたと勘違いして腹を立てながらも、未来の好物のブリ大根をはじめテーブルいっぱいのご馳走を作ってくれる母。
娘にも孫にも美味しくて栄養のあるものを沢山食べさせたいという気持ち。
富山に颯太と帰ってくるように言ったのも、未来がシングルマザーとして肉体的にも経済的にも厳しい状況で苦労しているのを見ていられなかったのでしょう。
未来は反発しますが、内心母の気持ちもわかってしまいます。
それは、未来も子育てするようになったからですね。
それでもやはり未来は芝居が好き。
直美も、初めて未来の舞台を観て、そこで生き生きと輝く娘の姿に涙します。
「あの日からずっとひとりで闘ってきたんでしょ」という舞台のセリフは、直美にも未来にも当てはまる言葉。
そして主人公を演じる未来が言う「私がこの時代で生きていくって決めたの」というセリフは、未来自身の言葉として直美の胸に響いたのでした。
初日の公演が終わって帰って来た未来は「おかあさん私まだまだだけどもう少しここで頑張りたい」と告げます。
直美も富山には帰らなくていいと答えました。
全然富山に帰ってこない娘の様子を知るために劇団のブログをチェックしていた直美。
未来が生きていく場所はここだと、わかってくれたんですね。
次の舞台も観に来てくれると言ってくれました。
未来もこれからは素直に頼ることができそうですね。

「未来へ 冷蔵庫のおかず温めて食べられ かぜ引かんようにね  母」
愛にあふれたメモ書きに涙が出るわ。

スマートウォッチ“ルナ”に着信が!

芥川圭萩原護)は颯太が身に着けていたスマートウォッチをなんとか直そうと頑張ってくれています。
どうやら太陽光で少しずつ充電できている様子。
そして5話のラスト、雷鳴が轟いた後で突然スマートウォッチが起動します。
途切れ途切れの声の中、「私ミライの汐川未来です」という言葉がはっきり聞こえました。
ミライの未来と繋がったということですね!
急展開です。
そういえば、颯太が2036年から2026年にタイムスリップした時の状況を「ピカッてなってドーンってなった」と形容していました。
雷がカギになりそうですね。
“まーくん”は誰なのか、颯太はどうすればミライに帰れるのか、判明する日が近づいてきたようです。
それは、現代の未来と颯太の別れを意味するのですが…。

ラスト近くに映った写真

エンディング、未来のモノローグとともに様々な写真が次々映し出されました。
千穐楽後に打ち上げする劇団アルバトロスの7人。
未来が部屋で育てている豆苗。
ケチャップまみれのオムライス。
初主演の未来に贈られた花。
「オーマイゴーマイウェイ」の舞台セット。
優太。
颯太が描いたカメレオンの絵。
手を振りながら保育園から出て行く未来。
川沿いの遊歩道を歩く未来と直美。
タコパする将生と優太と真と颯太。
東武動物公園。
東部動物公園にいる未来と真と颯太。

未来「2026年、颯太と出会い、初めて主演を務めたあの年、あ~楽しかったなあ。でも私は気づいていなかった。颯太との別れが少しずつ近づいていることに。

このモノローグは、ミライの未来のものですよね。
この映し出された写真の数々は、“まーくん”候補の3人と未来と颯太の交流がこの先あることを示していますが、「颯太との別れが近づいている」ということは、“まーくん”が誰かわかって颯太が2036年に帰るということでしょうか。

喜ぶべきなんだろうけど、やっぱり寂しいな…

【未来のムスコ】5話の感想

志田未来&神野三鈴の圧巻の演技!

母と娘の複雑な気持ちを表現する神野三鈴さんと志田未来さん、圧巻の演技でした。
反発し合っていても心の奥では思いやっていることが伝わってきましたね。
未来と直美の気持ちの変化が丁寧に描かれ、胸揺さぶられました。

次週はオリンピック中継のためお休み

怒涛の展開になりそうなのに1週お休みなのね。

真の告白を受けて未来がどう返事するのか、優太や将生の今後の動きは、スマートウォッチは直るのか、ミライの未来と現代の未来が交信できるようになるのか、と気になることが満載なのですが、次週、17日はミラノ・コルティナオリンピックの中継でお休みになります。
6話は、2月24日(火曜)22:00から。
どうぞお楽しみに!

TBS

コメディ、サスペンス等のドラマや映画が好きです。日常を彩るエンタメの魅力を心を込めてお伝えしてまいります。
好きな脚本家:木皿泉さん