TBS火曜10時ドラマ【じゃあ、あんたが作ってみろよ】2話「忍耐女よ、すすめ!」」が10月14日に放送されました。

1話の無料見逃し配信がTBS火曜ドラマの歴代1位になったそうよ!ポップで楽しくてその上見応えのあるドラマだものね。

世帯視聴率が1話の6.3%から2話では7.0%にアップして、SNSでも話題沸騰だね。魅力的なキャラクターと面白いエピソードを楽しんでいるうちに、ふと自分自身のこととして考えさせられる。充実した秋ドラマの中でもすごく評判が良いよね。
それでは、【じゃあ、あんたが作ってみろよ】2話、ネタバレありの感想を紹介します。
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』1話の感想イラストです🍋
ジェットコースターのように転落していく勝男を竹内さんがウザ面白く演じているので発言にイライラしながらも爆笑しました!
明日は2話が放送されます!#あんたが#じゃあつく#じゃああんたが作ってみろよ pic.twitter.com/HXbudT7XFD— 谷口 菜津子 Natsuko Taniguchi (@nco0707) October 13, 2025
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📢第1話TVer再生数400万突破!
\〖じゃあ、あんたが作ってみろよ〗#TVer で見逃し配信中✨
結婚寸前だったが・・・
プロポーズの答えは「無理!」😇完璧だった恋人生活に終止符を打った
男女2人の再生ロマンスコメディ🫶✨第3話は10/21(火)22時~#あんたが #じゃあつく@antaga_tbs
— TVer (@TVer_official) October 15, 2025
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】2話の感想
サーヤが演じる渚が素敵!
ここだけ芝居じゃないです#あんたが pic.twitter.com/RKcAJyhLgW
— サーヤ (@sa___yaah) October 14, 2025
海老原勝男(竹内涼真)のプロポーズを断り彼の家を出た山岸鮎美(夏帆)は、知り合ったばかりの美容師・吉井渚(サーヤ)の家に転がり込みます。
渚の夫・太平(楽駆)も快く受け入れてくれました。

渚は鮎美の距離の詰め方を面白がってたけど、その渚こそ、初めて会ったお客の鮎美をいきなり「鮎メロ」って呼ぶしその日のうちにもつ焼き屋や太平のやっているバーに連れて行くし、相当フレンドリーよね。
渚の言動を見ていると自分の好きなものを分かち合いたい、一緒に楽しい時間を過ごしたいと心から思っていることが伝わってきて、友達がたくさんいるのもうなずけます。
渚といると、鮎美は飾らない素のままでいられて救われるんでしょうね。
「世界ってこんなにキラキラしてたっけ?」
渚との出会いで、鮎美の世界が輝き出します。

サーヤさんが実に自然に魅力的に渚を演じているよね。
親に縛られる勝男と鮎美
勝男、素直に認められる点だけはすごくいい
幼少期に父に言われた男は泣いちゃいけないって言葉を守っているように勝男自身も縛られてるんだよな…#じゃああんたが作ってみろよ#あんたが— 坊 (@bt_giri3) October 15, 2025
男運の悪い母と姉を反面教師にして、“必要なのは愛され続ける努力”、“欲しいのは恋愛の先にある結婚、家庭、安定した人生”という生き方をしてきた鮎美。
父の「男は人前で弱みを見せるべきでない」という価値観にずっと縛られて、本音を言えずにきた勝男。
大人になった今も2人は親の影響下にあります。
鮎美も勝男も、周囲の人たちの言葉や様々な経験で少しずつ気づきを得て解放されて、本来の自分を取り戻していくことを期待したいです。
鮎美の孤独
鮎美は、カギを返すために勝男のマンションに行きますが勝男は留守でした。
渚の家に戻ろうとしますが、ドアの前で渚と太平が記念日で盛り上がっている声が聞こえ、2人の邪魔をしないよう公園で時間を潰します。
初めてできた友達・渚には太平というパートナーとたくさんの友達がいます。
公園のベンチに座る鮎美の前を通り過ぎる仲の良さそうなカップル。
孤独感にさいなまれる鮎美ですが、勝男と過ごしていた時も孤独でした。
ふたたび勝男のマンションを訪れると、自分と別れた勝男は意外にも同僚たちと楽しそうにしています。
「筑前煮を作ってもどうしても鮎美の味にならない、レシピを教えてくれるだけでいい」と勝男に言われて、自分の価値は手料理だけだったのかと思ってしまいました。
しかも、勝男が嫌っていた顆粒出汁を使っていたことも知られてしまい、いたたまれずに出て行きます。

勝男は「戻って来てほしいなんて自分からは言えないからせめてレシピを教えてほしい」と言いたかったんじゃないのかな。
顆粒出汁を使っていたことで鮎美を責めるんじゃなくて、苦労させていたことに気づかなかった自分を責める勝男は良い奴じゃないか。そこが鮎美には伝わってないんだよな。

鮎美は「必要なのはお前じゃない、レシピだけだ」て言われたと思っちゃったのよ。
ショック過ぎるわ。
そんな時に優しい人が現れたら救いを求めてしまうよ…!
メロい?危険?青木柚のミナト
うわーー!!!!2話もめちゃくちゃ面白かった!!!!!!!この青木柚、メロくてありがとうではあるけど、距離を詰め方がおかしいよな!?!?危険な男の匂いがする
#あんたが— えむ (@m_drm0) October 15, 2025
鮎美は酒屋のミナト(青木柚)にテキーラの試飲を勧められ、その後はテキーラとおつまみのマリアージュ研究に誘われます。
2人は前に一度、スーパーで出会っていますが、鮎美は覚えていないようですね。
ミナトはどうなんでしょうか。
渚と同様、ミナトも距離をぐいぐい詰めてきます。
元カレは女はお酒が弱いと思い込んでいたからあまり飲めなかったと鮎美が話すと、
「もったいないな、こんなに楽しそうにお酒飲むお姉さんを見られないなんて」
と言うのですが、その時のミナトの目は完全に口説いていますね。

「お姉さん、かわいいです」なーんて平気で言って、ツーショ自撮りしちゃうのよこの年下男子は!
その後、孤独感と疎外感の中にいる鮎美の前に絶妙のタイミングで「会いたくなっちゃって」と現れたミナト。
そして感情が抑えきれずに泣き出す鮎美を優しく抱きしめます。
SNSではこのミナトが大人気!
「メロ過ぎる!もうメロメロだよ」
「ミナトくん人たらし過ぎる」
「沼落ちしそう!ちょっと危険な香りするけど」
このミナトを演じているのが、切なく繊細な演技に定評のある青木柚さん。
リアルにこんな近づき方をされると少し警戒してしまいそうですが、青木さんの持つ愛らしさが相まってミナトのことは信頼したくなります。

青木柚さんが演じる年下男子、そりゃあ心鷲づかみにされるわ。ただ、このミナトくん、メロいだけじゃなくてなんだが危うい感じがするのよ。鮎美はこれ以上傷ついてほしくないけど、どうなるかなあ。
白崎と南川のおかげで成長していく勝男
それにしても、なんだかんだ言いながらも白崎くんと南川さんがそばにいてくれる勝男は幸せものだよなあ
二人が同僚で、見捨てないでいてくれて、めっちゃ恵まれてる#じゃあつく #あんたが
— ぽよよ (@Hn8dA7) October 15, 2025
古い価値観で独善的な先輩・勝男にしばしば困っていた白崎ルイ(前原瑞樹)と南川あみな(杏花)。
でも鮎美と別れてからもがいて変わろうとしている勝男を、時に優しく時に厳しく見守ってくれています。
南川の大好物であるコークハイともつ焼きの組み合わせを否定する勝男に、南川は毅然として告げました。
「別にわかってもらおうとは思わないんで」
鮎美から別れの時に言われた言葉と似ています。
反省してコークハイともつ焼きにチャレンジする勝男に南川が言う言葉も良かったですね。
「決めつけてばっかじゃ新しい世界広がらないすよ」
1話の白崎も2話の南川も、勝男が古い価値観から抜け出すヒントをくれました。
落ち込む勝男を心配しながら、言うべきことはしっかり伝える後輩たち。
それをちゃんと受け取って自分で変わろうとする勝男も素晴らしいですね。
1話では「ウザい」「古い」と言われていた勝男でしたが、2話放送後彼を応援する声がぐんと増えてきました。

南川の世界を知るためにちゃんと経験しようとする勝男は偉いよ。コークハイの甘さが気になりながらもスパイスの香りでもつのにおいがさわやかになるって納得するんだよね。

実際に試した上で、自分はやっぱりビール派であると確かめたのも良かったし、これが南川の幸せなんだと認めたこともすごく良かった。
勝男と後輩2人の組み合わせ、好きだなあ。
勝男の価値観を完成させたのは鮎美?
勝男ダメ過ぎるけど、鮎美もアカン過ぎる。ダメ男を完成させたの鮎美やん。
しかしカッコ悪い役の竹内涼真が良すぎる。ウザさと健気さと可哀想のバランスが良い。#あんたが#じゃああんたが作ってみろよ— うにくらげ (@unya326) October 15, 2025
#あんたが
鮎美がいいお嫁さんになりそうキャラを演じてたことが、勝男をあそこまでの昭和男脳にしたとこもあるよねー。
まぁ、でも、可愛い子はお酒弱いみたいな古い価値観は元々あったもんなぁ。。
鮎美が本当の自分を見つけれて、視野の広がった勝男もそれを受け入れて元サヤエンドもありそう。— ひとひらのサチ! (@SlWgr5FhUZ11239) October 15, 2025
これまでの鮎美は自分の気持ちを封じ込めてすべてを勝男の価値観に合わせて生きてきました。
だから、勝男は自分の生き方が正しいと信じたし自分を省みる機会がありませんでした。
ある意味、鮎美が勝男の価値観を完成させてしまったと言えるのかもしれません。
2人が別れたのは、お互いにとって必然だったのでしょう。
周囲の人たちとのふれあいや新たな経験によって、鮎美も勝男も世界が広がりものの見方が変わっていき、やがてもう一度出会いなおしてほしいと願っています。
原作の肝を大事に
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』2話も面白かった…!原作者だから!?と思うけどそれにしても面白い!
今週は鮎美サイドから始まりましたね!
鮎美それでいいのか〜!!いいならいいけど!!本当にいいのか!?と叫びそうになりました!
写真は筑前煮カレーです🥕#あんたが pic.twitter.com/5a0UMF0nNk— 谷口 菜津子 Natsuko Taniguchi (@nco0707) October 14, 2025
本作は基本的には原作コミックのエピソードを丁寧に描いています。
ドラマオリジナルの展開も入っていますが、原作の肝をしっかりととらえているのでブレがありません。
原作との違いを少し書いてみます。
ドラマでの鮎美と勝男の再会は屋台イベントでしたね。
そして、鮎美はその後カギを返しに勝男のマンションへ行きました。
一方原作での再会は、モツ焼き屋で勝男と鮎美がバッタリ出会うという描かれ方でした。
勝男は偶然一緒になった南川と飲んでいて、鮎美は(渚が忘れ物を取りに行ったために)太平と先に2人で来店します。
一見するとお互いカップル同士ですね。
勝男は自分と違う男性といる鮎美を見て前に進み始めた彼女を認めながらも、まだ想いを断ち切れない、という描かれ方でした。
また、勝男の様子を心配した白崎と南川が家に来てくれて、筑前煮を和風カレーにするエピソードはドラマも同様ですが、そこへ鮎美がカギを返しにやって来るのはドラマのオリジナルです。
原作では、3人でカレーを食べた後白崎と南川がそのまま泊まって、翌朝勝男がおにぎりと味噌汁の朝食を作ります。
鰹節で出汁をとった味噌汁を美味しそうに味わう白崎と南川を見て、勝男は鮎美にご飯を作りたい、自分が作ったものを食べて笑ってほしいと願うのです。

メガジョッキを見たことがなかった鮎美に、渚が「鮎メロって今までどっかに幽閉されてた?」というシーンがドラマではあったけど、原作では「鮎メロってお姫様か何かなの?」って言うのよね。
それから、ピンクの髪色に合う服を持っていない鮎美が「服貸してえ!」と頼んだ時に「わがままプリンセスだな」と渚が言うのも好きだわ。

原作とドラマ、細かい違いはあるけど、伝えたいことは同じだよね。
原作者の谷口菜津子さんがドラマをすごく楽しんでいて素敵だよなあ。
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】2話のまとめ
TBS「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
第2話 忍耐女よ、すすめ!#TVer #あんたが #じゃあつく@antaga_tbshttps://t.co/xENmcYrzbK— TVer新着 (@TVer_info) October 14, 2025

勝男は養殖より天然の魚が美味しいって言ってたけど、ブリは養殖のほうが美味しいと思うわ。何でも決めつけは良くないのよね。でもあの漁船の妄想シーンは面白かった!

ゴミ箱に手近なスーパーの袋をセッティングしようとしたら小さすぎた!なんて日常よくあることを描いているのも楽しいよ。

1度目にカギを返しに行った時は黒髪のウィッグを被っていたけど、2度目はピンクの髪色のままだったよね。変化した自分の姿で勝男に会いに行く鮎美の気持ちが、細やかな描写で伝わってきたわ。
別れが鮎美と勝男に確実に変化をもたらしています。
さらに、ミナト、椿という異性との出会いで、これからどんな展開になっていくのでしょうか。
3話の放送は、10月21日(火曜)22:00からです。
どうぞお楽しみに!