ドラマ【DOPE麻薬取締部特捜課】最終回が9月5日に放送されました。
最終回はジウと才木と陣内の交わる運命を伏線回収で展開しアクションシーンもふんだんに!
ジウの最終目的とテーマ「運命は変えられる&守りたいもの」をネタバレありで考察しています。
【DOPE麻薬取締部特捜課】最終回の視聴率と感想&考察をお届けします。
(TBS金曜ドラマよる10時から放送・主演中村倫也、髙橋海人)
【DOPE】最終回の視聴率
【DOPE麻薬取締部特捜課】の視聴率は、初回の6.0%が最高値で以後は4%台。最低視聴率は3話の4.1%です。前話(9話)は4.2%と低視聴率が続ていていますが、最終回の視聴率は果たして最高視聴率より高いか低いか。
最終回の視聴率はわかり次第お知らせします。
【DOPE】最終回の感想&考察
12年前のテロ伏線回収!ジウと才木と陣内の出会い
12年前、才木と陣内が出会っていたテロ事件にジウがいました。ジウの姿は才木にしか見えていない。才木はこの時、異能力でテロ犯人を殺していた様子。ジウはその姿を見て才木に魅了され、ずっと見守っていたという。才木にはまだ眠っている異能力がある。ジウはその異能力が覚醒するのを望み、そのためにドーパーによる事件を巻き起こしていたのでした。
ジウは才木が生まれた時から見守っていたと思っていたけど、12年前のテロからだったんですね。才木がテロ犯人を殺しているとは思わなかったけど…。才木自身はそれに気づいていなかったのか。その点が微妙です。
陣内は才木の異能力を目の当たりにしていて気づいてたみたい。
何事にも動じず思うがままに生きているようなジウの心を鷲掴みにするって才木の魅力は計り知れない。
ジウの最終目的は才木に殺されること
結局のところ、ジウは才木に殺されることを望んでいました。ジウほどの異能力者は誰も太刀打ちできない。唯一、才木ならばジウに立ち向かえるということ。挑発的なジウだけど本当は絶望の中にいたのです。永遠と続く絶望を終わらせてくれと言っていることから、それを感じ取れます。おそらく、ジウは不死身。12年前の姿と現在の姿と変わりがないことからも考察できますね。
何年も生きているジウのあの頬を伝う黒い涙は、死にたいのに死ねない悲しみからの涙かもしれない。
運命は変えられる
才木はジウと闘う中、異能力を覚醒しジウを捕らえます。ジウを殺すことはせず逮捕する才木。
ジウの運命は才木によって殺されるはずだったはず。でも才木は運命は変えられるという。未来は自分が決めると堂々宣言。
才木は前から言っていたことだけど。死を選ぶのではなく更生を選ぶ。これまでドーパーに望んでいた才木の考えは変わっていない。
だからジウを逮捕した。これで更生すればいいけど。どうかな。ジウだったら、また悪さをしそうよね。
陣内(中村倫也)の守りたいものに胸熱
大切なもの、守りたいものがストーリーの中に織り込まれて毎話描かれていた「DOPE」。最終回は、陣内の「守りたいもの」に胸が熱くなりました。
才木に俺が守るとガッツリと言っていた陣内は才木のためにと体をはる。ジウに立ち向かう陣内はカッコいい。結局、ジウのでっかい手の剣で刺されてしまったけどそれもこれも才木を守るため。
香織という守りたい大切な人を失った陣内だったけど、才木と出会い変わっていった。陣内の熱い思いにウルウルです。
結末は微妙なハッピーエンド
陣内も助かりホットしました。才木と一緒に香織の墓参りに行くほっこりシーンはほんわか。
ただ、綿貫も言っていたけどハッピーエンドとは言い切れない。棗の死が心をよぎります。棗を殺さなくてもよかったじゃん、と抗議したくなるけど、それもこれも意味あってのことでしょう。
これだけの事件が重なったら、捜査課の人間が全員無事ってあり得ないというリアル化からだと勝手に考えています。
ハッピーエンドと言い切れないのは他にもありますね。この世からドープが消えたとは言い切れていないこと。また事件が起ころるかもしれない。
凶悪犯罪、薬物事件は後を絶たない。才木や陣内の異能力は、必要不可欠な世界が続いている…。
そんな風に思います。
視聴者の感想
視聴者の感想としてよく分からない、詰め込みすぎという声が多いです。
昨日の夜DOPE最終回見て、?ってなって、朝子供ともう1回見て、?ってなって、今考察とか解釈とかXで見てみようって思ったらみんな?ってなってて安心した
これは続編か映画化ってことかな?
ラストマン以来のリアタイしたドラマだから続編か映画化してくれたらうれしい🙏🏻#dope麻薬取締部 #髙橋海人— plumeria4118 (@plumeria41181) September 6, 2025
DOPE最終回見て「????」となったので、X検索してみたらみんなも「????」ってなってたから安心した。私の理解不足じゃなかった🌝
— 手羽元 (@teramoto555) September 6, 2025
ドラマDOPE最終回を見ました。
ジウは与えられた力が強すぎるし視聴者目線で大物感たっぷりだっただけで、何かに不満を抱いてドープやクスリに手を出すドーパーと本質は同じだった、ということなんだろうな……
だからこそ生きて罪を償うという未来に繋がったと— いわい (@IWAERIDER) September 6, 2025
確かに謎の部分もあります。異能力ハンターの千葉はジウだったのかな?とか、ジウの年齢とか、綿貫の父の存在とかね。特に綿貫の父は西島秀俊さんで声だけの出演で、なんか無駄遣いだと感じてしまう。もっとここは深掘りして欲しい…。それから、ジウが才木になってみたり、陣内にみたりするアクションシーンは誰が誰?なんて思ってしまいました。
まとめ
最終回はかなり難しいストーリーでしたが私なりに考察をしてみました。まとめると以下の通りです。
・ジウは不死身で死にたいと思っていた。
・12年前に才木と出会い、こいつなら俺を殺せると思った。
・才木の異能力が目覚めさせるため、ドーパーを操り事件を起こしていた。
・才木一家の異能力は特別。才木と結衣と美和子の異能力の融合で最強になる。
・才木は新たな異能力を身につけた。
・才木ら特捜課メンバーは今後も特捜課として活動していく。
髙橋海人さん、中村倫也さん、新木優子さんらの見事なアクションシーンが毎話見どころとなっていて楽しみでした。衝撃的なストーリーも見入るものがあり、次回はどうなるの?と思って鑑賞していました。
原作とは違う内容でしたけど、ドラマオリジナルだからこその楽しみもありました。もしかしたら続編もあるかもしれない、なんて思ってます。