ドラマ【ちはやふる-めぐり-】ネタバレあらすじ全話!最終回結末はめぐるが瑞沢に勝利?

「ちはやふる−めぐり−」ネタバレ

當真あみ主演ドラマ【ちはやふるーめぐりー】が、日テレ系水曜ドラマ枠で2025年夏に放送!
本記事はドラマ【ちはやふる ーめぐりー】初回から最終話まで全話のあらすじネタバレを紹介するとともに、最終回結末を予想。原作や脚本家、主題歌についてもお届け!

共演は映画から続投の上白石萌音さんの他、原菜乃華さん、齋藤潤さんら次世代スター。
映画「ちはやふる」から10年後を、原作者・末次由紀先生とともにオリジナルストーリーで紡ぐ、競技かるたに青春をかける高校生たちの物語。2025年夏の話題作です。

「ちはやふる-めぐり-」9話(9月3日放送)はこちら

本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。

ドラマ「ちはやふる-めぐり-」や映画版・アニメ版はHulu(フールー)で配信中!※2025年9月現在。

ドラマ【ちはやふる-めぐり-】ネタバレあらすじ全話

ドラマ【ちはやふる-めぐり-】のあらすじネタバレを最終回まで紹介します。各話で描かれる伏線などがあれば解説もしていきます。

第1話:第一首「めぐりあひて」泣けるほど熱い、青春が始まる

あらすじ

ーー想いはめぐり、時代を超える。映画から10年後。ちはやふる新章、開幕
令和の高校生たちが、“競技かるた”という舞台で火花を散らす!

大きな挫折により青春を諦めてしまった藍沢めぐる(當真あみ)は、廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の幽霊部員。
教師になった大江奏(上白石萌音)は、顧問として梅園高校に赴任し、めぐるに「私たちと一緒にかるたをやりませんか」と声をかける。

やがて、めぐるたち梅園高校は、全国大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいくことに…。

ネタバレ

梅園高校競技かるた部の幽霊部員・めぐるは、ピザ屋のバイト中、奏に3年生の最後の大会だからと頼まれて、数合わせで参加。対戦相手は強豪・瑞沢高校かるた部のエースである折江懸心(藤原大祐)だ。

懸心に教わりながら、めぐるは初めて札を取った。その札は、百人一首57番『めぐり逢ひて』で、めぐるにピッタリだった。

1回戦で敗戦した3年生たちはこれで引退。みんな涙していた。めぐるはその様子を不思議がる。

めぐるの「大きな挫折」とは中学受験で失敗したこと。以降、自分は脇役なんだと思ってきた。そして、めぐるは将来への投資にこだわっていて、稼いで早期退職が目標だ。

奏と机くんが今でも食事をする関係なことが描かれた。その様子をみてしまうめぐる。奏は恋人関係かどうかぼやかすが、机くんが同級生だとめぐるに説明した。

奏もめぐると同じく挫折していた。本当は研究者になりたかったが大学に残れなかった。それで梅園高校に拾ってもらい教員をしている。奏もめぐるも脇役で、そばには漫画の主人公のような人物がいた…。

奏はめぐるに、「初めはただの石ころだったかも知れない。 それが時を追うごとに磨かれて、10年経った今ではどんな高価な宝石よりも輝いている。 あの3年間を、あの手触りを思い出すと、私は何度でも立ち上がれる気がする」と語る。

めぐるの小学校時代の同級生・月浦凪(原菜乃華)が梅園高校の文化祭シーンに登場。競技かるた部が行う実演会には、凪も参加。どうやらめぐると凪には因縁があるようで、めぐるはお面で顔を隠しながら3対3でのかるた対決をすることに。

対座しためぐるの前で、経験者の凪は勢いよく札を取っていく。奏と草太(山時聡真)も必死で応戦する。そんな中、めぐるは百人一首57番『めぐり逢ひて』を狙っていて、なんとか札を取ることに成功。結果は負けだったが、競技かるたを体験しめぐるは、かるたの楽しさに触れた。

瑞沢高校でかるたをしているという凪は「かるたクイーン、目指してます!」と屈託のない笑顔で奏らに宣言。凪のその姿に、千早の姿を重ねる奏。

1話終盤、決心がついた奏は「私、かるた部の顧問になったよ」と千早にスマホでメッセージを送る。

千早(広瀬すず)はインドにいて、現地の子どもたちにかるたを教えていた。メッセージを読んだ千早は「一緒に近江神宮目指そうね!」と返信した。

Q:近江神宮とは?
A:高校生の競技かるたの全国大会が行われる場所のことです。競技かるたの甲子園ともいえる「小倉百人一首競技かるた 全国高等学校選手権大会」は、 毎年7月に滋賀県大津市・近江勧学館 (近江神宮内)で開催されます。

ラスト。めぐるは退部の意思は変わらなかったが、文化祭でのかるた対決で奏と草太とハイタッチしたことが忘れらない様子だ。(つづく)

王道の青春ドラマな印象ですが、今作は「脇役たちの物語」という観点で描くようですね。めぐるも、大江奏も、キラキラな漫画の主人公キャラ(月浦凪&綾瀬千早)がそばにいて、そんな風にはなれなないと思っていて…。
でもこれから、めぐるや奏たちが主人公のように輝いていくストーリー展開になるのかな、と思います。主人公にあこがれるけど自分はダメだと諦めてしまう人たちへエールを送る、そんなドラマになっていきそうです。
1話時点で退部を考えているめぐるですが、入部して活躍していくだろう今後が楽しみです。

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第2話:第二首「しらつゆに」青春は贅沢…居場所ない高校生たち

あらすじ

青春よりも将来への投資にこだわるめぐる(當真あみ)は文化祭でかるたの楽しさに触れたものの、退部の意思は変わらず、親に退部届のサインをもらう。
そんな中、めぐると同じクラスの白野風希(齋藤潤)がかるた部への入部を希望。顧問の奏(上白石萌音)と唯一の部員・与野草太(山時聡真)は大喜び。だが、幼い頃からボクシング一筋だった風希がなぜ突然かるたを…?
土曜日、草太が念願のB級昇格を目指して個人戦に挑む中、風希の秘密を知っためぐるの心が揺れ動く…!

風希の秘密って何かなあ? 
ボクシングより、かるたが好きとか?

ネタバレ

奏は新入部員の風希に試合の雰囲気をつかんでもらおうと、次の土曜日に行われる草太の個人戦を観に行くことを誘う。そこに居合わせためぐるも誘われたが、めぐるは断り、奏に退部届を出す。

一方、訳あって野球部を退部した村田千江莉(嵐莉菜)もかるたに興味がある。一緒に野球部をやめた奥山春馬(高村佳偉人)と2人でかるた部の練習をコソコソ偵察し始める。

その夜、めぐるは塾の帰りに、瑞沢高校かるた部のエース・折江懸心(藤原大祐)と偶然再会。懸心はめぐると戦った後、全国大会に進み、団体戦と個人戦で優勝していた。つまり、懸心は高校生ナンバー1になった。懸心から「やろうよ一緒に」とかるたの世界に誘われ、困ってしまうめぐる。
そこにロードワーク中の風希が現れて、めぐるを守る風希。懸心はめぐるの周囲の蚊を払っていただけで、風希は勘違いを謝る。

3人の出会いは恋の三角関係の始まり?

アマチュアボクサーでもある風希は、ボクシングジムを経営する父・真人(高橋努)の期待を一身に受け、幼い頃からボクシング漬けの毎日。今はケガで練習ができないため、「治るまでの間、反射神経を鍛えたい」と、真人に頼んでかるた部への入部を許してもらっている。だが風希には真人に言えない秘密があった…。

風希は土曜日の草太の試合が楽しみ。しかし、父・真人が土曜日に新しい病院の予約をしたという。ケガを治してボクシングをしてほしい父に対し、真人はかるたの試合を見に行くと言えない…。

風希とめぐるが話す。物心ついた頃から父に言われるまま当たり前のようにボクシングをしてきた風希は、「自分の考えが何もないんだよ」「自分で決めてこなかったツケが、今になって回ってきてる気がするもん。要は、空っぽなんだよな」と本音を明かす。だからこそ、文化祭でめぐるたちがかるたをする姿がまぶしかった。風希は初めて自分の意志で“やってみたい”と思えたかるたが「今は楽しい」と言う。

夜。自宅にて、めぐるは「からっぽ…私もだよ」とつぶやいて――。

土曜日になった。草太が駅でいくら待っていても、風希は草太の応援に現れない。一方めぐるはピザの配達のバイトで真人がいるジムへ。すると、風希がジムで練習をしていた。真人によると、治ったから病院に行ってないという。

練習後、風希はめぐるに本当のことを話す。ケガをしたというのは、ボクシングから逃げるためについたウソだった。風希は「前に、すげー強いやつとやったんだ。手も足も出なくて、その辺から、余計なこと考え始めた。俺のやりたいことってこれなのかなって」と明かす。

風希の秘密とは、ケガが嘘なことでした。動機は、かるた部に入るため、でした。

風希はめぐるに「なんで青春しちゃいけないんだよ」と尋ねる。めぐるは「あの時だと思う。聞いちゃったんだ」という……。中学生の頃、夜中に父・進(要潤)と母・塔子(内田有紀)が「もしも、めぐるの中学受験にかかったお金をぜんぶ投資に回していたら」と話していた。その時、めぐるは怒りの感情が湧いた。両親の思い、お金、時間、全部を無駄にした自分に対する怒り。だから青春なんてしてる場合じゃない――と思ったのだ。

第1話で、めぐるは、大江奏が送った高校時代を「青春セレブ」と呼び、「青春は贅沢」と思っていることが判明。2話でその理由が明かされました。中学受験で失敗して全部無駄にしたから、青春のような贅沢でセレブがするものに時間やエネルギーを使えないということなのですね。

一方その頃、個人戦に出場中の草太は快進撃。現在C級の草太は、このまま決勝まで勝ち上がれば、念願のB級への昇格が決まる。会場で見守る奏、千江莉、春馬の応援にも力が入る。だが準決勝の相手は、瑞沢高校の月浦凪(原菜乃華)だ…。

奏から風希に電話がくる。奏によると、草太がめぐると風希が来るのを時間ギリギリまで駅で待っていたという。「たった一度でもかるたに振り向いてくれたから、諦めたくない」と言っていたそうだ。草太の思いを知っためぐると風希は、会場に向かう…。

準決勝直前。奏が草太にアドバイス。奏の予想では、凪の得意札は『つきみれば』と『よをこめて』だ。凪の苗字が“月浦”なので『つきみれば』。『よをこめて』を詠んだのは清少納言で、一説によれば、本名は清原諾子(きよはら の なぎこ)と「なぎ」が入っている。

与野草太が月浦凪と対戦する。男も女もなく熱く戦う姿に魅了される千江莉。

草太は、惜しくも敗北。草太は、奏、千江莉、春馬の前で悔し涙を流す。 そして風希もめぐるに「悪いけど、俺は先に行かせてもらうよ」と告げて、その輪に加わる。
廊下で佇むめぐるに、顧問の大江奏が近づき、改めてかるた部に誘う。めぐるは「できません。ここで贅沢したら、また全部水の泡になる。…でも、もし、先生がエビデンスになってくれるなら、もう一度信じてみたい。かるたで宝物を見つけられた人は、その10年先で絶対に明るい未来が待ってるんだって、私に見せてください」と語る。そして、奏が「エビデンスになる」と明言してくれたことで、めぐるは退部を撤回する。

こうして、めぐる、風希、千江莉、春馬が入部し、部員が5人揃った。草太は「これで団体戦ができる」と歓喜。一方、瑞沢高校では、B級に昇格した凪が懸心を相手に練習に励む。その部室には、顧問の綾瀬千早(広瀬すず)と部員たちの集合写真が飾られていた――。(つづく)

第1話でめぐると奏は、綾瀬千早や月浦凪のような<漫画の主人公>のそばにいる脇役タイプだと明示されました。
第2話では、そんな脇役のめぐるが入部する条件が、同じく脇役の奏がエビデンス(証拠、根拠)になってくれること。かるたに賭けた時間を無駄にしたくないから、奏がかるたに賭ける日々が宝物になるんだということを証拠として見せ続けてほしいということ。けれど…もうすでに奏の存在自体が証拠だと私(筆者)は思いますよ。
めぐるが高校時代を振り返ってバイトや勉強ばかりしてたと寂しく思うか、仲間とかるたに燃えてたなあと振り返るのか。その違いは大きいでしょう。
まあ、劇中で、奏が千早たち卒業生に会ったときの喜びようとかで、仲間っていいなと「エビデンス」を体現してくれると思いますけどね。あるいは、奏が研究者に再挑戦する姿をめぐるに見せるのかなあ。第三者から見ると古文の先生で合ってると思うのですが…。
さあ、とにもかくにも、主人公も入部し、部員5人そろっていよいよ本格スタートという感じですね。脇役二人の熱い青春が今後も楽しみです♪

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第3話:第三首「いまはただ」新生かるた部始動!

あらすじ

めぐる(當真あみ)たち梅園高校かるた部は、全国大会出場に向けて腕を磨くため、瑞沢高校OBの肉まん君こと西田優征(矢本悠馬)が会長を務める『夕霧会』の門をたたく。しかし、西田から札を取れないめぐると千江莉(嵐莉菜)は入門テストに不合格。一方、奏(上白石萌音)は憧れの専任読手・中西泉(富田靖子)から食事に誘われ有頂天に…。めぐると千江莉は再テストに向け猛特訓!そんな中、千江莉が野球をやめた本当の理由が明らかになり…。

千江莉が野球をやめた本当の理由って何だろう?

ネタバレ

2週間後の再テストへ向け、めぐるは体力づくりと体幹を鍛えることに重点を置き、千江莉は歌を覚えるところからやり直し。
一方、同じくテストに不合格だった春馬は、試合になると原因不明の目まいに襲われることが判明。すでに別のかるた会に所属してC級選手の春馬は、今後はマネージャーとしてみんなをサポートへ。そこで奏に読みを教えてもらうここに。

そんな中、千江莉は野球部の優樹(山崎雄大)から「似合わねー。野球バカのくせに」と言われてしまう。また、奏が部員たちに歌の意味を教えている際、千江莉が涙を流した。

千江莉が泣いた歌は『今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな』。決して許されない恋をした藤原道雅(ふじわら の みちまさ)が伝えるに伝えられない思いを込めた歌だった。奏は「私は泣く泣くあなたを諦めることにします。この無念をあなたに直接お伝えできたなら、どんなにいいだろうか」と解説する。

めぐるは千江莉が野球を辞めた理由が気になりつつ、千江莉に何も聞かず、一緒にバッティングセンターで汗を流したり、自分で描いたイラスト集(決まり字の語呂合わせを絵にしたもの)を渡すなどして寄り添う。千江莉はめぐるを抱き締めて「気持ちに整理がついたらちゃんと話すから」と告げた。

その後、千江莉がめぐるに話をした。千江莉はリトルリーグ時代から中学までずっとピッチャーで、幼馴染の優樹(山崎雄大)とバッテリーを組んでいた。2人の夢は一緒に甲子園に行くこと。現行では女性の出場は無理だがルール変更に望みを託していた。しかし高校生になるとどうしても体力面で男子に劣ってしまうことを痛感する千江莉。そんな中、レギュラーを狙える実力者でキャッチャーの優樹は千江莉としかバッテリーを組まないと固執していた。千江莉は監督から「分かるよな?」「マネージャーになって欲しい」と言われた…。

千江莉は優樹のために野球部を退部したのだった。

だが優樹は千江莉の退部理由を知らないし、知られてはいけない。知ったら彼も辞めると言い出しかねないから。

千江莉は「かるたってすごいよな。男も女もない、そんな競技、ほかにある? 待ってろ、競技かるた。かるたクイーンになって、名人をぶっ倒してやるから」と決意を新たにする。

千江莉が『今はただ』の句で涙を流したのは、歌を自分の境遇に重ねたからでした。
泣く泣くあなた(優樹あるいは優樹と甲子園に行く夢)を諦めることにした。この無念をあなた(優樹)に直接お伝えできたなら、どんなにいいだろうか…。ということですね。

めぐると千江莉は再テストをクリアし『府中夕霧会』への入会を認められた。打ち上げ会にて、西田と奏の高校時代の卒アルを見せてもらっためぐるは、千早(広瀬すず)の顔写真を見て、どこかで会ったことがあるような気がした。

奏は梅園かるた部の強化を図るため『かるた強化合宿』を行うことを発表。しかし、合宿の日程が、めぐるの塾の合宿の日程と丸かぶりになっていて…。(つづく)

第3話は千江莉の回でした。野球部を辞めた理由が幼なじみのキャッチャーのためだったなんて…。しかも彼に理由を伝えてないなんて…。彼のため、いわゆる「身を引く」というやつですね。切ないです。大河ドラマ【べらぼう】でも、瀬川花魁が身を引いて去ったのですが、こういう相手のために身を引くパターンって、視聴者としては胸が苦しくなるし、涙腺がやられますね。

そんな千江莉に寄り添うめぐるも良かったですよ。乃木坂46の曲『やさしさとは』を思い出しました。やさしさは何なのか迷っている歌詞なのですが、涙の理由(わけ)を何も聞かないことか…とあるんですよね。なぜあの歌に涙したのかは尋ねず、ただそばにいて、やれること(歌のイラスト化)をしてあげて…。いやあ、やさしさってこういうことかも!と思いましたよ。

再テストで、めぐると千江莉がコンビプレイで肉まんくんから札を取れた瞬間は視聴していてこちらもガッツポーズでした。2人の友情が実った瞬間でもあって、エモかったです。
さて。次回4話は強化合宿!!青春ドラマあるあるですし、絵映りも変化があるし楽しみです。そしてヒョロくん登場も注目ですね♪

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第4話:第四首「おくやまに」かるた部崩壊の危機!?

あらすじ

めぐる(當真あみ)たち梅園かるた部は、強豪・北央学園との合同合宿に臨む。北央のエース・翔(大西利空)は、実は春馬(高村佳偉人)の双子の弟。しかし、C級の兄を恥じる翔は春馬と兄弟であることを隠そうと必死だ。完全に小バカにされている梅園は北央の強さに圧倒され、団体戦でも惨敗。試合に出られない春馬は責任を感じ始める。 誰かの役に立つために!自分に勝つために!奏も大きな人生の決断を下す!

北央学園OBで25歳になった“ヒョロくん”こと木梨浩(きなし ひろ)(坂口涼太郎)がコーチとして登場!

ネタバレ

合同合宿のトレーニングはハードだった。梅園は北央の強さに圧倒され、団体戦で0-4の惨敗。春馬が出れないため5人でなく4人で3勝しなければならない苦しい状況でもある。めぐるは北央が声を掛け合う姿をみて「なんであんなに声を出すのかな…」と疑問だ。

団体戦の最中に大きな声を出すことにビックリしていためぐる。映画版を見ていた人は瑞沢高校で千早たちが大きな声を出していたのでお馴染みですけど、知らないとビックリでしょうね。でも、めぐるのこの声掛けへの疑問、今回4話の終盤には答えが出ます。というか、伏線の台詞でしたね。

そんな中、北央のエースで部長の奥山翔(大西利空)が、実は梅園かるた部の奥山春馬(高村佳偉人)の双子の弟であることを知ってしまう梅園のメンバーたち。 中学1年でA級(競技かるたの実力を示すランク)に昇格し将来の名人と目される翔に対し、春馬はC級で試合になると原因不明のめまいに襲われてしまう。翔はそんな兄を恥じて春馬のことを北央メンバーには話していないという。

北央は掃除なども自分たちでしていた。北央の黒田(橘優輝)は「団体戦は、下剋上が起きる。団体戦は決して個人戦の寄せ集めにあらず。試合以外も共にし息を合わせ互いを分かり合う。さすれば個人がいつも以上の力を発揮できる」と、めぐるたち梅園メンバーに伝える。

その後、めぐるたちも掃除をして、明日こそ勝とう!と意気込む5人。

団体戦は決して個人戦の寄せ集めではない……。思い出すのは、映画「ちはやふるー上の句ー」の団体戦で机くんの心が離れかけて帰ろうとした場面。そこで、声掛けあって5人の個人戦だったのを(つまりバラバラだったのを)、5人で一つの団体戦にしていく熱い展開が描かれました。机くんの涙、千早たちの想いのぶつかり合いを思い出します。

ある日、翔は北央メンバーに春馬との関係がバレそうになり、春馬に帰って欲しいと頼み、梅園にとっても春馬がいると迷惑だとあおる。そのころ、春馬は梅園メンバーが「帰ったら五人目の部員を探そう」と話をしていた場面を立ち聞きしてしまう。

春馬は合宿から帰ろうとするが…。帰る途中、スマホを開くと、梅園メンバーからの励ましの声がたくさん入っていた。そのころ、翔は今日は団体戦を中止したいと言い出す。めぐるが春馬と翔の関係をばらして、怒るのだが…。翔は聞く耳を持たなかった。…そこへ春馬が帰って来て「私もかるたをやらせて下さい」と頼む。

春馬くんがスマホでみんなの声を聴いて、走って戻っていく場面、ザ・青春でしたね。そして、かるたをやらせて下さいの台詞も、良かったです。三井の「安西先生バスケがしたいです」を彷彿とさせる場面でしたよ。

こうして団体戦の練習が行われる。春馬も参加する。だが、目の前の翔に札をいくつも取られ、冷や汗が止まらない春馬。……すると、「春まんファイトッ!」と、めぐるが初めて声をかける。梅園メンバーたちも次々に声を掛け、春馬を励ます。そして、春馬は倒れながらも翔から札をゲットした。

めぐるは「掛け声って、出すんじゃなくて、出ちゃうのか」と気づく。そして団体戦で下剋上が起きる、その面白さを実感するめぐる。

思わず声が出て、メンバーたちを励ます声掛け。まさに青春

梅園は北央に完敗したものの、1試合を戦い切った春馬をメンバーが賞賛。その光景を見た翔は、北央メンバーの前で「みんな さっきはすまん。あいつ、やっぱ俺の兄貴だったわ。だから訂正で」という。春馬はうれしくなって、思わず笑顔になった。

4話は春馬メイン回でした。原因不明のめまいに襲われてきた春馬がついに団体戦に参加。さらに、弟の翔が周囲にも恥じることなく兄だと認めてくれました。春馬の成長回でしたね。

生徒たちの姿に勇気をもらった奏は、来週の机くんとの映画デートに断りの電話を入れて、専任読手を再び目指すこと話す。

夜、白野風季(齋藤潤)は、めぐると星を見に行ったが「全然星見えないんだけど、来たかいあったな」と意味深なことをいう。さらに風季は、めぐるが間違って買ったいちごミルクと自分の水のペットボトルを交換。その後、メンバー残り3人が来て、花火をすることに。だが、風季は本当は甘いのが苦手なことが視聴者には伝わって…。

白野くんはめぐるのことが好き…ってことですよね。これ、絶対。青春×友情物語だと思っていましたが、恋愛要素も挿入されました。別の回では、瑞沢の折江懸心(藤原大祐)もめぐるのことを気にかけていたので、三角関係も描かれるかな?「ちはやふる」シリーズといえば、千早×太一×新の三角関係がありましたが、それも巡り巡るのでしょうか…。

事件が合宿最終日の朝に起こった。朝、合宿所にめぐるの母の塔子(内田有紀)と父・進(要潤)がいきなり現れたのだ。めぐるは合宿中も「塾の合宿」とウソをついてきていたことに心を痛めていたが、塔子はめぐるの頬をたたき、目に涙をにじませた。(つづく)

塔子さんが現れるなり、いきなりビンタ!!いや、なに、手が出るの早いって(笑) 少しはめぐるの話を聞いてあげてほしいと思いますが…。塔子さんは110番通報しようかずっと迷っているほど心配してましたからね。分からないでもないけど。進が「もう高校生だから」と塔子を安心させようとしていましたが、あまり効果なかったんですかね。それだけ、めぐるのことを愛していて大切にしているとも言えますが…。

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第5話:第5首「おおえやま」すれ違う親子、それぞれの思い

あらすじ

めぐるは「塾の合宿に行く」と嘘をついてかるた部の合宿に参加していた。しかし、嘘に気づいた母・塔子(内田有紀)と父・進(要潤)が合宿所まで来て、めぐるを連れ戻す…。
これ以上かるたを続けられないーー。めぐるは次の武蔵野大会を最後に退部することを決断。めぐるの最後の試合にむけて、心を一つに練習する梅園かるた部。
一方、塔子と進は娘を理解しようとするも、めぐるがかるたにこだわる理由が分からない…。すれ違う親子のそれぞれの思い、そして明かされる過去…。

めぐるが挑むのは最後の大会!娘を理解しようとする両親。4話で進が塔子に「めぐるはもう高校生だ。あの時とは違う」と言っていたのですが、過去にも行方をくらましたことがあったのでしょうか。

ネタバレ

塔子と進は娘を理解しようと、かるたを勉強した。そして試合当日の朝になった。塔子と進は仕事で試合を応援に行かないつもりだった。だが、めぐるの弟で中学生の駆 (榎本司)は中高一貫校だからか日曜なのにダラダラ過ごしていた。塔子は受かったのが良かったんだかと嘆く。すると、駆は「姉ちゃんみたいに塾代を水の泡にしなかっただけまだ親孝行でしょ」という。塔子はそのワードが引っかかった。そのことを詳しく聞くと…。

駆は「FIREしてその先どうするの?」と尋ねたことがあった。めぐるは「FIREするのはお父さんとお母さん」と答えた。めぐるは「私が遅らせた2人の人生計画を私が取り戻すんだ」と言っていたらしい…。

*FIREは、Financial Independence, Retire Earlyの略。意味は、経済的に自立し早期に退職することです。

梅園かるた部の1回戦は東京でナンバー3の強豪校「アドレ女学院」だった。押されていく中、白野風希(斎藤潤)が「梅園1勝!」と宣言。雰囲気が変わっていく。

塔子と進が会場に到着した。顧問の大江奏からめぐるが「青春はぜいたいく」で「ここで贅沢をしたら、また全部水の泡になる」と言い、入部を最後まで迷っていたことを聞く。
それで塔子は、めぐるが中学受験に失敗した時、「塾に掛けたお金が水の泡」と言ってしまったことを思い出した(※めぐるが立ち聞きしていた)。小6のめぐるが家出したことがあった。あの言葉を聞いて以来、めぐるはずっと迷子だったのだ…と気づく塔子。

めぐるがかるたを飛ばして取りに行く。それを塔子が取りに行き、渡した。そのかるたは「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも 見ず天の橋立」(意味:大江山を超えて生野を通って行く丹後への道のりは遠いので、まだ天の橋立の地を踏んだこともなく、また母からの手紙も見ていません)。

意味の方が長くなっていますが、「ふみ」に「踏み」と「文(ふみ)」を掛けています。天の橋立に行ったこともないし、母からの手紙もまだ見てはいない、ということを重ねて表しています。
これを詠んだ小式部内侍は、和泉式部の娘。和泉式部は夫の転勤で丹後に引っ越していました。そんな時、歌詠みの大会(歌合)で定頼の中納言に歌の名人である母親に遣わした者は(代作を持って)帰ってきたのか?と、からかわれました。それに答えるように読んだのがこの見事な歌。
……かるたに懸命に取り組み、親から自立して自分の道を進むめぐるの姿と重なります。

かるたを勉強していた塔子と進は親離れして一人で立つ歌だと知っていた。

めぐるは内心、「楽しいな、終わってほしくないな、ずっと続いてくれないかな、 贅沢かな、贅沢だよな。きっと罰が当たったんだ。もっと積み立てとけばよかった。先生みたいに徳の積み立てを。ああ、もっと早くめぐり逢いたかった」と思う。

めぐる達は負けた。1勝4敗の完敗で、1回戦敗退。めぐるの青春は終わった……。そう思われていたが、めぐるの本心を知った塔子と進は「お帰り」とめぐるを抱きしめ、めぐるの入部を許すのだった。

このお帰りは、小学6年のときに家出して以来ずっと心が家に帰ってこれていなかったことも踏まえての「お帰り」でしたね。泣けます。

決勝は北央と瑞沢。優勝したのは瑞沢だった。帰り、めぐるが忘れものを取りに帰ると、幼なじみの凪(原菜乃華)と再会!! めぐるは中学受験のとき歓喜していたいた凪のことを思い出す。

めぐるは「かるたやってるんだね。いつか...うちとやろうね」と、めぐるに声をかけた。

ラスト。大江の契約が今年度いっぱいになることが明らかに。梅園かるた部、顧問交代の危機が訪れたところで5話の幕が閉じた。

めぐるたち親子がついに向き合う回でした。小6の時からずっと「水の泡」にしてしまったトラウマを抱えていた、めぐる。親孝行しようと(親のFIREの延期期間を取り返そうと)経済の勉強やバイトなどを頑張ってきたわけですね。真面目で親思いで、なんて良い子なんでしょう‼

でも、二度と戻らない高校時代、人生において重要な期間。勝っても負けても懸命に取り組むことは素晴らしいです。まだまだ高校2年生。間に合います。親に認められての正式入部、間に合って良かったです。というか次回から高校3年になりますが、最後まで青春して!その青春を見せて!という気持ちになりました。

とはいえ、高校卒業した大人だって青春したい。何かに燃えている人はいつだって、いくつだって青春でしょう。その意味で、大江奏先生の青春も本作の見どころ。4話では専任読手を再び目指すと言ってましたが、それはそれで良いのですが、顧問としてめぐる達と近江神宮を一緒に目指して欲しいところです…。

【ちはやふるめぐり】5話視聴率と感想!内田有紀の演技に視聴者号泣 | dorama9

第6話:第6首「たちわかれ」新章開幕!そして突然の別れ…?

あらすじ

4月になり、めぐる(當真あみ)たち梅園かるた部5人は3年生に。高校最後の一年になり、はりきって勧誘活動をするさなか、謎の新入生・八雲力(坂元愛登)がかるた部に興味を示す。一方奏は憧れの専任読手・中西泉(富田靖子)から京都に来ないかと誘われる。めぐるは偶然そのことを知ってしまい…。奏にそばにいてほしい、でも…。動揺する梅園メンバーは奏の進退を巡って意見が衝突!分裂の危機に…!

ネタバレ

八雲の歓迎会がカラオケボックスで開催された。めぐると八雲は別の部屋に偶然いた奏が中西泉から京都に誘われているのを立ち聞きしてしまう。その後、めぐるは駒野(森永悠希)の元を訪れ、瑞沢高校OBの卒アルを見せてもらう。駒野によると奏は【専任読手になって、千早ちゃんのクイーン戦で読手をする】という目標に対し、再び動き始めているという。

八雲がA級の実力だと分かる。屋上にて、めぐるは奏に古典の研究をしたい理由を尋ねる。奏は「研究というより繋ぐ人になりたい」「壮大な物語を繋いでいく名もなき人になりたい」と答える。

かるた部コーチの奏は母がインフルエンザになったため、しばらく休むことに。そして京都の研究室への誘いの件を相談する。いい話で、行かない理由はないが…。

そんな中、八雲がみんなに奏の京都への誘いをばらしてしまう。千江莉(嵐莉菜)や草太(山時聡真)は奏を引き止めたい。だが、めぐるは「私は先生には京都に行ってほしい。行くべき」という。続けて「先生がためらっているのは私たちのこと気にしてるんだよ。先生のお荷物なんかなりたくない。先生の役割を引き継ぐの。そうして先生が話をしてくれるまで待ちたい」とめぐる。

駒野が臨時コーチとして梅園に来てくれた。騒音対策で他の部活と交渉へ。納得していない千江莉も協力してくれた。

週末。午前で練習終了。めぐるが掃除をしていると、母の体調が良くなった奏が部室に来た。毎週末、奏が掃除してくれていた。めぐるは「徳の積み立て投資」を始めたという。めぐるは「立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む」のかるたを見つける。別れのうたで、玄関に下の句を隠したりしていつか帰ってきますようにと「おまじない」として使われてきたという。めぐるは本の間にそっと隠す。

部員たちも来て、みんなで掃除をした。その帰り、草太がみんなを追いかけてきた。そして奏に都予選までコーチとして残ってくれると報告。だが、草太が尋ねてしまったのだ。めぐるは「こっちから聞いたらダメなんだよ。先生に決めて欲しかったんだよ」と怒る。優しくて責任感の強い奏にこっちから尋ねたら行かなくなってしまう。めぐるだって寂しいし、追い出したいわけではない。でも奏に夢を追って欲しいのだ…。

日曜日。試験会場にて。めぐるたち梅園のみんな、個人戦に挑む。奏は練習日だと思って学校に来ていた。顧問の島から部員たちが「大江コーチのために昇級するんだ」と言っていたと話す。

めぐると草太はお互いに言い過ぎたことを謝って、グータッチ。やがて、奏が会場に到着。草太と八雲以外、昇級していて、賞状をみせる。めぐるは「私たち先生のお荷物なんかなりたくないからさ。かるたで宝物を見つけた人の未来は絶対に明るいんでしょ。先生がそうならいでどうするの?」と、奏の背中を押す。奏は涙した。

奏はめぐるの澪標(みおつくし)になるはずだったが、逆になっていたことを感謝した。

見送りの日。部員や駒野が駅で奏を見送った。駒野は少し前から奏と付き合っているが、指輪はまだ渡せていないという。

ラスト。瑞沢高校かるた部の新入部員の取材(?)に、八雲もインタビューされていて…。(つづく)

6話は、顧問からコーチになった大江奏が、梅園かるた部から去っていくというストーリー展開でした。
めぐるは先生が話をしてくれるのを「待つ」というスタンス。そのことで他の部員とギクシャクしてしまいます。特に草太とは言い合いになってしまいましたね。
寂しいし引き止めたいけど、先生個人の夢も応援したい。見ていて、どちらの意見も分かるから、心苦しかったです。
でも、先生が伝えてくれるまで待つって、なんだか日本人の良さであり欠点でもあるような……。欧米なら話し合うと思います。まあ、日本人特有のやさしさ。私は嫌いじゃないんですけど……。

今回のストーリーを見ていて、私は「さようなら、ドラえもん」というエピソードを思い出しました。のび太はジャイアンと喧嘩して、「ぼくだけの力で、きみに勝たないと…。ドラえもんが安心して…帰れないんだ‼」と必死でしがみつき、勝ちました。のび太は「勝ったんだよ。ぼくひとりで。もう安心して帰れるだろ、ドラえもん」と伝えます。そして、ドラえもんが未来に帰りました。
ドラマに戻ると…。めぐるが賞状を見せて、勝ったよ!お荷物じゃないよ!安心して!と奏に伝えるシーンがダブりました。どちらも成長して一人立ちするエピソードですね。

大人だって青春していいし、大人だって夢を追っていい、そんなメッセージも奏の京都行きのエピソードに込められていると感じました。でも寂しいので、これっきりで奏が退場になるわけではないと期待したいですが…。

【ちはやふるめぐり】6話視聴率と感想!奏との別れはめぐるの澪標 | dorama9

第7話:第7首「せをはやみ」都予選スタートで名人・綿谷新登場!

あらすじ

もうすぐ東京都予選!全国大会が行われる“かるたの聖地”近江神宮を目指すめぐる(當真あみ)たち梅園かるた部は、他校の偵察を開始。みんなで手分けして出稽古に行くこ行くが、瑞沢に潜入した八雲( 坂元愛登 )がスパイ容疑で捕まって大ピンチ!

一方、凪(原菜乃華)は、かるたを始めた動機を語る。綾瀬千早(広瀬すず)との出会い、そして幼馴染だっためぐるとの苦い思い出が明らかに...。

そしてついに始まる予選大会!開会式に登場したのは名人・綿谷新(新田真剣佑)で…!?

ネタバレ

与野草太(山時聡真)はマネージャーになって皆を支えることを決めた。梅園かるた部の現在の階級は、八雲力がA級、白野風希と奥山春馬がB級、草太と村田千江莉と藍沢 めぐるがC級だ。団体戦は5人のため、草太は千江莉とめぐるに伸びしろを感じて控えに回ることにした。

瑞沢に潜入した八雲だが、その愛くるしさからか、瑞沢の部員たちに愛される。白野風希(齋藤潤)が迎えに行き、ついでに折江懸心(藤原大祐)とかるたで勝負もする。負傷した風希は、月浦凪(原菜乃華)に手当てしてもらう。凪はめぐると仲が良かったがひ越して以来、疎遠になってしまったと明かす。

その後、風希はめぐる(當真あみ)から月浦凪との過去を聞く。家が隣同士だったため姉妹のように育っためぐると凪は、小学生のとき、偶然出会った綾瀬千早(広瀬すず)に誘われ、公民館での『競技かるた教室』に一緒に行く約束をする。しかし、中学受験に失敗し、両親を失望させてしまっためぐるは、迎えに来た凪に冷たい態度をとり、公民館とは別の道へ駆け出してしまった……。凪に劣等感を抱いていためぐるは、中学進学を機にめぐるが引っ越すことでホッとしてしまったという。

そしてついに始まる予選大会!開会式で名人・綿谷新(新田真剣佑)が登壇し、挨拶をする。新は、自身も高校最後の年にこの大会に挑戦し、派手に負けてしまったことを告げ、「過去の選択はやり直せないけど、それを正解にしていくことなら今からでもできます。今日は存分に力を発揮して、正解にしていってください」と熱いエールを送った。

梅園の1回戦の相手は優勝候補・瑞沢だった。草太が考えたオーダーは、狙いが完璧にはまった。

  • 藍沢めぐる(C級) VS. 折江懸心(A級)(藤原大祐)
  • 奥山春馬(B級) VS. 篠原陽介(B級)(石川雷蔵)
  • 村田千江莉(C級) VS.吉野 音(A級) (瀬戸琴楓)
  • 白野風希(B級) VS.庭野康太(B級)(髙橋佑大朗)
  • 八雲 力(A級) VS.月浦 凪(A級)(原菜乃華)

団体戦は3勝した方が勝利。A級が3人となった瑞沢を倒すには必ずA級1名に勝たないといけない。それで瑞沢のA級3人の中で一番新しくA級になった月浦凪に対し、梅園唯一のA級である八雲をぶつけて勝つ可能性を高める。B級同士の対決となる春まんと風希には五分五分の勝負で勝ってもらう。C級のめぐると千江莉にはA級の相手と対戦し、捨て駒になってもらう。草太の考える限り最高のオーダーとなった。

梅園の1回戦が始まる…というところで7話の幕が閉じた。(つづく)

7話で、めぐると凪の過去が分かり、スッキリしました。けれど、仲が良かったはずなのに、疎遠になってしまって寂しいです。凪の方はまた仲良くなりたいと思っていそうですが…。めぐるの方は凪と自分の能力を比べてしまって劣等感が強くなるから一緒にいられない感じですね。また2人が仲良くなれることを願うばかりです。
綿谷新の言葉を借りれば、過去の選択(凪に冷たい態度を取ったり、約束を破ったという選択)は変えられないけれど、正解にすることはできる…はず。正解が何かは分からないけれど、過去に色々あったけど仲が前より深まったら正解になりますかね。多分。

さて。ついに東京都予選がスタート。なんといきなり瑞沢と対決!?でも、東京都は2校出られるから負けたらすぐ終わりというわけではないのですが・・・。どうなるのでしょうか。初の団体戦で緊張している八雲のことも心配ですね。

【ちはやふるめぐり】7話視聴率と考察!梅園は2位で近江神宮行きとなる3つの根拠 | dorama9

第8話:第8首 「おぐらやま」青春は何度でも巡る

あらすじ

東京都予選1回戦!めぐる(當真あみ)たち梅園は、王者・瑞沢を相手にオーダー読みが見事にハマり、希望が見えてきた! ...と思ったのもつかの間、新エース・八雲(坂元愛登 )がプレシャーに押しつぶされて自滅寸前!風希(齋藤潤)は古傷を抱える右手に痛みが出て試合を棄権することに! 梅園は1人少ない状態で試合を続けなければならなくなり、暗雲が立ち込めて...。
一方、奏( 上白石萌音)も自分の夢を追いかけて読手選考会に臨むが...。
太一(野村周平)と新(新田真剣佑)も登場し、胸アツの最終章へ突入!

ネタバレ

かるたは一度右手で始めたら、試合中に左手に変更をできない。父・真人(高橋努)は、顧問に棄権することを伝えて、風希を連れて病院へ向かう…。

4人で戦うことになった梅園は、瑞沢に5対0で完敗。八雲は「ごめんなさい、僕のせいで…」と何度も謝る。めぐるは思わず強い口調で「ヤックモックのせいじゃないよ」と当たってしまう。

梅園は敗者復活トーナメントに回り、勝ち抜ければ3週間後の最終予選に出られる。しかし1度でも負けたら、めぐるたちの夏は終わる。そんな中、責任を感じた八雲が会場から逃亡して…。

追い詰めた責任を感じるめぐるは暗記時間の15分を使って、八雲を探しに走る。それに、ルール上は試合の途中からでも復帰できる…。

草太、春馬、千江莉は3人で3勝するつもりで敗者復活1回戦に挑む!

逃げた八雲を、休憩中の凪が発見。八雲は「先輩たちは僕に強さを求めてました。かるたが強くない僕なんて、いらないんです」と語る。凪は「君をそんなふうに見てないと思うよ」と話す。めぐると凪が知り合いだと聞いて、驚く八雲。凪は「みんな知らないだけで、本当のめぐるちゃんはスゴい子だから。ここぞというときの度胸とか、勝負どころの嗅覚とか、人をひきつける言葉とか。数字には置き換えられない、人としての『引力』があるっていうのかな」と、めぐるを賞賛。

そこに、めぐるが現れた。慌てて逃げようとする八雲の腰に抱きついて止めるめぐるは、「ごめんね1人にさせて。みんなヤックモックの帰りを待ってる。試合に出なくてもいいから。せめて私たちの覚悟を見届けてほしい」――。

めぐると八雲が会場に戻ると、草太と春馬と千江莉がま八雲のお手製鉢巻きを着用していた。めぐるは「ここで見てて。私たちで勝ってくるから」と八雲に言い残し、試合に戻る。劣勢の中、めぐるはものすごい集中力で暗記していく。

一方、京都の読手選考会。奏は出番を終え、専任読手たちから講評を受ける。中西(富田靖子)が、「おぐらやまだけ、少し上ずった感じがしたんどす。他の歌は比較的安定していただけに、なぜその歌だけ?」と指摘する。奏は「特に申し開くことはございません。もし差が出てしまったとしたら、それはひとえに私の祈りのせいです」と答える。東京では今、教え子たちが予選を戦っていて、本来なら自分も立ち会うべきところを、生徒たちの後押しで選考会に参加した。もしも生徒たちが予選を勝ち抜いてくれたら、次こそはこの目で見届けたい…――そう祈らずにいられなかったという奏。

『小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ』(小倉山の紅葉たちよ、もしあなた方に心があるのなら、どうか、どうか、散ることなく待っていておくれ)

中西は「減点は減点どす。…でも。和歌をたしなむ者として、その姿勢や嫌いにはなれまへんな」と語った。

草太、春馬、千江莉が勝ち、3勝。さらに、めぐるが超劣勢から追い上げて、なんと運命戦で敵陣を抜き、大逆転勝利!梅園は4勝を挙げて敗者復活第1試合を突破した!

喜びを爆発させる梅園メンバーに対し、八雲は「ここから先は、先輩たちじゃ勝ちきれないですよねぇ」と語る。頼もしいエースのいつものふてぶてしい感じが復活した。

勢いに乗る梅園は、続く第2試合から八雲を端て孤立させず真ん中に置き、快進撃!ついに梅園は3週間後の最終予選進出が決定!

『奇跡です!梅園高校、最終予選に行きます!』。梅園メンバーからのメッセージを読んだ京都の奏も歓喜!

しかし、東京都第1代表は瑞沢でも北央でもなく、ノーマークだった高校に決まった。つまり、第2代表を決める最終予選には、瑞沢も北央も出てくることに…。

しかも途中棄権した風希には主治医(真島太一)のドクターストップがかかり、最終予選には出られそうもない。せっかく最終予選に残ったのに、まさかの事態に頭を抱える梅園メンバー。

そんな中、瑞沢のエース・懸心は、「俺にもっとかるたを教えてください、先生」と、綿谷新に頭を下げて――。

一方、右手が使えない風希は左手でかるたをすることを決めた。「藍沢、左利きだろ?だから練習相手になってもらったらって…」と、主治医(真島太一)からアドバイスを受けたという風希。めぐるは風希に連れられて、瑞沢かるた部OBで、今は準名人となった真島太一に会う――。(つづく)

梅園の快進撃は、まあ、想定内のストーリー展開でしたが…。まさか、昨年の日本一・瑞沢や強豪・北央も負けてしまったなんて!ビックリでした番狂わせですね。A級の凪を出さすに休ませたりして部員たちに経験を積ませる…と余裕しゃくしゃくって感じだったのに。負けてしまうとは…。いや、その過剰な自信が慢心になってしまったのでしょうか。

風希は個人としては負けなかったようですが、団体戦を引っ張ることは出来なかったのかもしれません。その点では仲間のことをよく見ているめぐるの方に軍配が上がりますね。名人の新の教えでさらに成長しそうで、めぐるたちにとって強敵です。でもこれで最終予選が面白くなってきました。全国へのラスト1枠を巡って、激しい戦いになること間違いなしですから。次回も見逃せませんね。

【ちはやふるめぐり】8話視聴率とネタバレ感想!Perfumeのサプライズに「エモい」「最高」と反響 | dorama9

第9話:第9首 「このたびは」オールキャスト勢ぞろい!最終決戦

あらすじ

梅園は全国大会東京都予選の敗者復活戦を勝ち抜き、最終予選に進出。瑞沢、北央、アドレの“東京御三家”と、全国大会へのラスト1枚の切符を争うことに。

残り3週間、めぐる( 當真あみ )は塔子(内田有紀)と進(要潤)に許可をもらい、塾を休んでかるたに全集中。

風希( 齋藤潤 )は左手でかるたがとれるように太一( 野村周平 )と猛特訓を開始。そんな中、次に読まれる可能性の高い方を見極めて手を出すめぐるの様子を見抜いた太一は「藍沢さん、かるたの考え方、ちょっと変えてみない?」と秘策をアドバイス。

一方、瑞沢のエース・懸心( 藤原大祐 )は新( 新田真剣佑 )に指導を仰ぐ。新は「団体戦で本当に怖い相手は、かるたが強いだけじゃない。仲間ごと強くしていくんや」と助言。その言葉を聞いた懸心は、めぐるの顔を思い浮かべ…。

最終予選の前日、めぐるたち梅園の前に思いがけない人物が現れて――。

ネタバレ

懸心に勝てないと呟いた風希。太一は原田先生(國村隼)の言葉ーー「青春全部懸けたって、俺はあいつ(綿谷新)に勝てない」と呟いた太一に原田が言った「懸けてから言いなさい」ーーこの言葉を伝えて励ます。

最終予選の前日、めぐるたち梅園の前に現れたのは――元顧問の大江奏(上白石萌音)だった。奏は袴を届けてくれた。歓喜に湧く梅園のメンバー。

めぐると奏が神社で必勝祈願をする。このシーンでエピソードタイトルの歌〈このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに(読み方:このたびは ぬさもとりあへず たむけやま もみぢのにしき かみのまにまに)〉が読まれた。

「このたびは」の現代語訳:今回の旅は急なことでしたので(旅の安全を祈って神に供える)幣の用意も出来ませんでした。手向山の紅葉を神の御心のままにお受け下さい。
※”このたびは”:「この度」と「この旅」を掛けている。
※幣 (ぬさ) は神に捧げる供え物のこと。

めぐるは、あの日、幼なじみの凪と一緒にかるた教室に行ったらどうなったのか、と後悔を語る。すると奏は、幼いめぐるがその道を選ばなかったからこうして出会えたことを感謝する。そしてタイムマシーンで過去に行ったら小学生のめぐるを抱きしめて、「これから良いことがあるよ」と伝えたいという奏。めぐるは綿谷新が「過去を正解にする」と言っていたことを実感するのだった。

敗者復活戦の当日。最終予選は、梅園、北央、瑞沢、アドレの4校による総当たり戦。梅園は初戦でアドレに負けてしまう。利き手ではない左手で挑んだ風希は「間に合わなかった」と言い、2戦目は控えの与野草太(山時聡真)に代わりを託す。草太の努力を見てきたから…。

第2試合の北央戦が始まる。草太は勝てないまでも雰囲気を変えることはできた。千江莉(嵐 莉菜)も負けて2敗となるが、八雲(坂元愛登)が勝利。さらに、めぐるが太一の効率良く勝つ方法を実戦し勝利。2勝2敗に。

北央に負けて2連敗となれば第3試合の前に敗退決定となってしまう。梅園の命運は、春馬(高村佳偉人)と翔(大西利空)の兄弟対決に託された。弟に引け目を感じて一度はあきらめたかるたの道。しかし成長した兄・春馬は弟に勝利。3勝した梅園は最終戦に望みを託せることに。

梅園は1勝1敗となって、最終戦で再び王者・瑞沢との決戦へ。そこで税関で止められて遅刻していた千早(広瀬すず)が到着。最高に楽しいかるたをしてくるよう、瑞沢メンバーを激励。瑞沢の卒業生たちも後輩の服を直す。その姿を見ていためぐるは何か感じていた様子。その思いは次の場面での風希への言葉で判明する。

風希は体力を使い果たした春馬に代わっての出場を直訴。温存してきた右手で勝負するという。「手がどうなってもいい」と発言する風希に対し、めぐるが「そんなこと一生言わないで。私たち6人はこれからもずっとかるたを続けていくんだから」と伝える。風希は「そうだな。言わない」と承諾。

オーダーは…。白野風希(齋藤潤)と瑞沢のエース・折江懸心(藤原大祐)の恋のライバル(?)対決、 藍沢めぐると月浦凪(原菜乃華)の幼なじみ対決となる…。

読手を務めるのは、凛とした袴姿の大江奏。綾瀬千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、西田優征(矢本悠馬)、駒野勉(森永悠希)、花野菫(優希美青)、筑波秋博(佐野勇斗)の瑞沢OBも集結し、それぞれの想いを胸に令和の高校生たちの青春を見守る。

いよいよ梅園 VS 瑞沢の運命の決戦が始まる。(つづく)

最終予選を前にした練習で、、『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』主題歌のPerfumeの「Flash」が挿入歌として流れました。これはファンにはたまらないサプライズでしたね。

今回、予告されていた通り、瑞沢かるた部のOB・OGが全員集合!千早、待ちくたびれましたよ。名人になった千早も相変わらずキラキラしてますね。

試合のシーンで、めぐるの顔がアップになって、千早の強い瞳を思い出しました…。千早のポジションを継ぐのは、めぐるだったのですね。
連ドラ序盤は、笑顔でかるたをしている凪(原菜乃華)が千早のポジションだと思われました。凪はすごく強いですし。漫画でいう脇役キャラだっためぐるは、奏と共感していましたしね。
しかし今では、めぐると千早がダブって見えます。なにせ第3試合直前の円陣のとき、みんなに気合を入れてました。めぐる、いつからキャプテンになったの?と思いましたけど…。成長したということですね。

千早がめぐるに継承され、太一がいたポジションは風希が、新がいたポジションは懸心が受け継いでいます。そして千早・太一・新の恋の三角関係が、めぐる・風希・懸心の関係に引き継がれている…といえるでしょう。今作では少なかったですが、恋模様も垣間見えました。まあ、最終回でも恋の決着はつかずに、持ち越しですかね?

次回はいよいよ最終回。梅園の勝敗も興味がありますが、「青春なんて贅沢」と言っていためぐるが、かるたに“青春を全部懸ける”、というか懸けた後、どう思っているのか。めぐるの気持ちの変化も見どころになると思います。

【ちはやふるめぐり】9話視聴率と感想!「青春全部かけてから言え」の継承に反響 | dorama9

最終話:最終首「なにわづに」最後の戦い開始ー涙と奇跡のラスト」

最終回(10話)は2025年9月10日(水曜)に放送!

あらすじ

全国大会出場を懸けた最終予選、めぐる(當真あみ)たち梅園は王者・瑞沢と再戦!負けたら梅園の夏が終わる…。読手を務めるのは、今までめぐるたちを支えてきた奏(上白石萌音)。 教え子たちの試合で私情を挟まずに読むことができるか。奏にとってこの試合は、師匠・中西泉から与えられた、いわば最終テスト!

千早(広瀬すず)や太一(野村周平)らも見守る中、向き合うめぐると凪(原菜乃華)!

ここまで一緒に汗を流してきた最高の仲間と最高の時間を!泣いても笑ってもこれが最後!みんなで行くんだ、全国に!翔べ、梅園!待ち受ける涙と奇跡のラスト…。

ネタバレ

放送後に更新します。

ドラマ【ちはやふる-めぐり-】最終回・結末(予想、考察)

【ちはやふる-めぐり-】自体には原作がないので、最終回結末も白紙状態。先読みできない楽しみがありますね。
まずは放送前に予想してみました!

最終回結末はめぐるが瑞沢に勝利?

『ちはやふる-めぐり-』は、新たな主人公・藍沢めぐる(當真あみ)が、顧問として梅園高校に赴任してきた奏(上白石萌音)と出会い、競技かるた部の新たな仲間と共に成長していく。そして梅園高校は、全国大会出場を目指し、古豪の北央学園、高校最強の瑞沢高校などに挑んでいく。

最終回結末はめぐる達の梅園高校が瑞沢高校に敗北する、と予想します。

敗北したけどめぐるたちが大きく成長したという結末は、ほろ苦くてアリだと思います。

まあ、これだと全米優勝したJETSの躍進を描いた「映画」のその後を描くドラマ『チア☆ダン』に似てますが…。ネタバレですが、ドラマ『チア☆ダン』は「打倒JETS!」で全国大会まで進んできたわかば(土屋太鳳)率いるROCKETSが全国大会で準優勝に終わります。

千早たち瑞沢高校が全国優勝した「映画」のその後を描くドラマ版ということで、重ねちゃいますね。

めぐるたちは強豪を倒して全国へ!そして映画化!という展開も面白いのですが…。

追記:映画版の「ー結びー」で千早たちは東京予選を2位で通過し、全国大会に出場しました。東京都からは2チーム選出されるようです。ということは梅園と瑞沢が2校とも全国へ!!という結末もありそうですね。

追記:瑞沢が第一代表になれず、敗者復活戦に回ってしまいました。敗者復活を勝ち抜いた梅園や瑞沢は最終予選に進出。最終予選では、梅園・瑞沢・北央・アドレ女学院の4校で総当たり戦となります。ということで、東京都から2校が全国大会に行けるのですが、梅園・瑞沢のどちらも全国に行ける可能性はゼロになってしまいました。

【結末予想を変更】最終回は梅園と瑞沢が直接対決、再び。青春全部を懸けて、めぐるが幼なじみ・凪と対戦します。オリジナルストーリーなため、勝敗は不明です。ですが、なんとなく、勝てそうな予感がしてきました。というのは、梅園は瑞沢に敗北するという当初の予想は、第一代表を決めるときに描かれたからです。第二代表を決める最終予選では、今度こそ、梅園が瑞沢に勝つのでは?と期待を込めて予想します。そして全国大会編を映画化!が理想ですが……。うーむ。現実的には製作費もあるから、全国に行けずにドラマ版だけで終わるのかなあ。それはやだなあ(涙)映画では綿谷新や若宮詩暢が全国大会にいたけど、今回はキャラが用意されてないから全国大会はやらないかなあ。

一体どんな結末を迎えるのでしょうか。
最終回結末までの気になる点、チェックポイントは放送後に予想、更新予定です。

ドラマ【ちはやふる-めぐり-】原作と脚本

ドラマというと原作があるのかないのか気になる人が多いと思います。
【ちはやふる-めぐり-】の原作についてと、脚本を手掛ける人気脚本家についてお届けします。

原作は?

【ちはやふる】シリーズの原作は、末次由紀さんの漫画『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」所載)です。

しかしドラマ【ちはやふる-めぐり-】それ自体に原作はありません。今回の連ドラのストーリーが分かる原作本はないということです。

脚本家と原作者・末次由紀先生とともに紡ぐ、オリジナルストーリーです。

脚本家は?

脚本は小坂志宝さん・本田大介さん・松本千晶さん・金子鈴幸さんが担当。

脚本協力は、映画「ちはやふる」シリーズの小泉徳宏監督が主宰するシナリオ制作チーム「モノガタリラボ」です。

映画監督の小泉徳宏さんは「ちはやふる」映画版3作の脚本を務めていて、ドラマ版の脚本協力に携わっているのは、期待できますね。

原作者・末次由紀先生の名前が脚本の欄にはなないのですが、ストーリー作りには関わっているようなので、日本テレビと漫画原作者のトラブルはさすがになさそう。悲劇を繰り返してほしくないですから、その点は安心して視聴できそうです。

ドラマ【ちはやふる-めぐり-】の主題歌

『ちはやふる-めぐり-』主題歌はPerfumeの新曲「巡ループ」です。映画版からの続投になります。

【ちはやふる-めぐり-】ネタバレ・あらすじは毎週更新!

・ドラマ【ちはやふる-めぐり-】のネタバレ・あらすじ全話
・最終回結末の予想&考察
・原作と脚本
・主題歌
以上について紹介しました。

本記事は最終回まで、毎週更新していきます。ドラマ視聴の参考にまたのぞきに来てください♪

  • 【出演者】 當真あみ 原菜乃華 齋藤潤 藤原大祐 山時聡真 嵐莉菜 高村佳偉人 石川雷蔵 瀬戸琴楓 髙橋佑大朗 / 広瀬すず 野村周平 矢本悠馬 森永悠希 佐野勇斗 優希美青 / 髙嶋政宏(特別出演) 要潤 内田有紀(特別出演) 上白石萌音
  • 監督・演出【監督】藤田直哉
  • 原作・脚本【原作】末次由紀「ちはやふる」(講談社「BE・LOVE」所載) 【ショーランナー】小泉徳宏 【脚本】小坂志宝 本田大介 松本千晶 金子鈴幸 【脚本協力】モノガタリラボ
  • 音楽【主題歌】Perfume「巡ループ」(Universal Music) 作詞/作曲/編曲:中田ヤスタカ(CAPSULE) 【音楽】横山克
  • 制作【チーフプロデューサー】 松本京子 【プロデューサー】榊原真由子 巣立恭平 中村薫 平田光一 【企画・プロデューサー】北島直明 【制作協力】ROBOT ウインズモーメント 【製作著作】日本テレビ