【虎に翼】第20週あらすじ!東京編再スタート、よねや轟に新展開!
伊藤沙莉主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)【虎に翼】(トラつば)第20週「稼ぎ男に繰り女?」(8月12日から16日放送)のあらすじを紹介します。
第20週から東京編が再スタートします。そして人気キャラクターのよね(土居志央梨)や轟(戸塚純貴)にそれぞれ新展開が…。
今回は朝ドラ【虎に翼】第20週のあらすじネタバレについて紹介します。
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【虎に翼】第20週あらすじ
第20週のあらすじです。
寅子と航一は東京に戻ることに
寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)はお互いに納得する認識を見つける。
寅子は帰宅すると優未(竹澤咲子)に「星航一さんと正式なお付き合いを、いや、【永遠を誓わない愛】を試してみることにした」と報告。優未は、あっさりと受け入れた。
時が過ぎて、約2年後。1955年(昭和30年)春、寅子は東京に戻ることになった。
寅子は杉田(高橋克実)らに盛大に見送られ、三条支部を後にする。
ライトハウスに航一とともに立ち寄った寅子は、今年のはじめ頃に旅立った稲(田中真弓)の遺影に手を合わせた。そして涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)と再会を誓って別れた。
寅子と優未(毎田暖乃)が登戸の猪爪家に着いた。
直人は大学三年生で法律を学び中。
直治は高校三年生になっていて、サックス奏者を目指している。
猪爪家は何やら不穏な雰囲気だった。
結婚したら家を出るべきだという花江(森田望智)と、恋人と結婚しても同居し続けたいと主張する直明(三山凌輝)が対立していたのだ。
よね(土居志央梨)が弁護士に
東京に戻った寅子(伊藤沙莉)は、轟太一(戸塚純貴)と山田よね(土居志央梨)の事務所を訪れる。
よねは弁護士になっていて、名刺には「山田轟法律事務所」と記されている。
寅子は「よねさんのままで弁護士に!すごい、素晴らしいわ」と褒め、よねに抱き着いた。
その後、寅子は桂場(松山ケンイチ)、久藤(沢村一樹)、多岐川(滝藤賢一)らと再会。
3人は、それぞれ昇進していた。↓
- 桂場は東京地裁所長になっている。
- 久藤は司法研修所所長になっている。
- 多岐川は東京家裁所長になっている。
寅子は桂場に「法とは何か」の考えが変わったことを伝える。
- きれいな水、水源は法律ではなく【人権】【人の尊厳】。
- 水源が汚染されたり変な方向に行かないようにする管理者が法律。
これが寅子の現在の考えだった…。
寅子は東京地裁・民事第二十四部の裁判官となった。裁判長は汐見(平埜生成)だった。
汐見から妻・香子(ハ・ヨンス)が法律の勉強を始めたと聞き、喜ぶ寅子。
一方、梅子(平岩紙)は「竹もと」店主の後を継ぐため和菓子作りの修行中だ。
寅子と航一(岡田将生)との交際は順調に続いていた。
そんなある日、寅子は優未(毎田暖乃)を連れて航一の家を訪れる。
そして、航一の継母・百合(余貴美子)、長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)と対面する。
「原爆裁判」を担当へ
寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は星家の人々に和やかに迎えられる。
しかし、百合(余貴美子)・朋一(井上祐貴)、のどか(尾碕真花)の本心はなかなか見えない。
一方、東京地裁では、寅子のいる民事第二十四部で「原爆裁判」を担当することが決まる。
訴状を読んだ寅子。
原告代理人の欄には、かつて寅子がお世話になった「雲野法律事務所」の2人、雲野(塚地武雅)と岩居(趙珉和)の名前が書かれていた。
航一(岡田将生)に相談へ
結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝)と花江(森田望智)の対立は続いていた。どちらの気持ちもわかるだけに頭を悩ませた寅子(伊藤沙莉)は航一(岡田将生)に相談。猪爪家に来てもらうことにする。
航一なら誰よりも冷静な判断ができるはず、と寅子は思ったのだ。
当日。道男(和田庵)も猪爪家にやってきて、航一を迎えるため、掃除を手伝った。
やがて航一がやってきて、寅子が航一を紹介していると、直明が婚約者・田沼玲美(菊池和澄)を連れて帰ってきた。
寅子が玲美も連れてきてほしいと直明に頼んでいたのだ。
いよいよ、航一に同席してもらいながら、家族裁判が始まる。
花江と直明はそれぞれの思いを話し合っていく…。
お試し同居!?
直明(三山凌輝)と花江(森田望智)はそれぞれの同居に対する思いを語る。
直明は親代わりである花江と寅子(伊藤沙莉)に恩返しをしていきたいし、猪爪家を離れるのが寂しい、離れると戦時中のことを思い出してしまう、という。
対して、花江は同居の難しさを語る。どちらの気持ちもわかる寅子。
そんな中、航一が直明の婚約者・田沼玲美(菊池和澄)に同居への意見を求める。
玲美ははいつも自分の希望よりも私のことを優先してくれる直明の唯一の頼みが同居であると話す。
玲美は直明のプロポーズ時の唯一の条件を叶えたいと言い、「お試しで同居してみてはダメですか」と提案する。
花江は、同居をお願いしてもできない場合もあるのに「ぜいたくだ」と感謝し、根負けした。
こうして猪爪家の家庭裁判は閉廷となった。
その後、航一は寅子に寅子と優未と3人で暮らしたい、「毎朝目が覚めた時に寅子さんがいたら幸せ」とほぼプロポーズのような提案をした。寅子は返事の時間をもらう。
2か月後。原爆裁判の第1回準備手続きにて。寅子は雲野(塚地武雅)と再会し、「君も悔いなき人生を、だ」と告げられる。
雲野の言葉を受けて後悔したくないと思った寅子は、結婚の相談のため、よね(土居志央梨)たちの事務所を訪れた。
すると轟(戸塚純貴)は付き合っている相手・遠藤時雄(えんどうときお)を寅子に紹介して…。(次週につづく)
【虎に翼】第20週の考察
東京編再スタート
新潟パートが終わって、寅子が東京に戻り、東京編が再スタート。
寅子のモデルである三淵嘉子さんは、東京の後、名古屋地方裁判所で判事をして、東京に戻って、広島と長崎の被爆者が原爆の責任を訴えた「原爆裁判」を担当しています。ちなみに新潟は、その後で、新潟家庭裁判所長に任命され女性として初の家庭裁判所長となりました。その後、浦和や横浜の地裁の所長を歴任。
なぜか史実とは順序を入れ替えているようですね。
ともかく、懐かしいキャラクターとの再会で、楽しみな第20週です♪
よねや轟に新展開!
あらすじの項目で紹介しましたが、よねや轟に新展開がありましたね。
よねと轟の関係が進展するというわけではなくて…。
よねが弁護士になりました。男装姿への偏見もなくなってきたのか、実力が偏見を上回るほどあるのか放送前時点で不明ですが、ともかく、良かった、良かったです。
そして轟には同性のパートナーができたようです。
轟が同性愛者であることはこれまで示唆されてきました。
でも本作の脚本・吉田恵里香さんは「同性愛は設定でもなんでもないです」と語っていました。エンタメ作品で透明化されている人たちを描き続けたいのだそうです。だから、今回の同性のパートナーの登場も別に騒ぐことじゃない、ということですね。
まあ、異性愛者も同性愛者もキャラクターの設定ではあるので言葉の使い方がおかしいですけど…。特別な設定ではないよ、というわけですね。
わざわざ同性愛をストーリーに入れる必要ある?とネットで批判されそうですが、わざわざ入れたわけでなく透明化されがちな設定を描いただけ
「稼ぎ男に繰り女」の意味とは?
週タイトル「稼ぎ男に繰り女?」の意味は、外に出てよく働いて稼ぐ男性と、家を守り家事をうまくやりくりする字女性のこと。理想的な夫婦のあり方の事。
理想的といっても、ちょっと古い考えなので「?」がついているのでしょう。
今回は第20週の内容とリンクしているのか、事前あらすじの段階では、いまいちわかりませんが…。
寅子と航一が共働きでいくのか、の話はまだですし…。
20週を視聴しながら考えてみるのもいいかもしれません。
【虎に翼】番組情報
キャスト | 伊藤沙莉,岡田将生,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,桜井ユキ,三山凌輝,毎田暖乃,田口浩正,遠山俊也,望月歩,堺小春,羽瀬川なぎ,岡部ひろき,田中真弓,青山凌大,今井悠貴,和田庵 他 |
作 | 吉田恵里香 |
音楽 | 森優太 |
主題歌 | 「さよーならまたいつか!」米津玄師 |
語り | 尾野真千子 |
画像出典NHK