【虎に翼】39話ネタバレと感想/妊娠を暴露され、寅子とよねが激しく対立!
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第39話が5月23日(木曜)に放送。
講演会で倒れてしまった寅子(伊藤沙莉)。雲野(塚地武雅)らは穂高(小林薫)から寅子の事情を聞き、今は子育てに専念する時だと寅子を諭して…。
今回は【虎に翼】第39話のあらすじネタバレと感想について。
【虎に翼】39話のあらすじネタバレ
講演会で倒れてしまった寅子(伊藤沙莉)。雲野(塚地武雅)は穂高(小林薫)から寅子の妊娠を聞いており、「弁護士の仕事を休んで子育てに専念することも大事なことなんじゃないか」と寅子を諭す。
よね(土居志央梨)は寅子の妊娠については初耳で、ショックを受ける。
穂高も「弁護士の資格は持っているのだから、仕事への復帰はいつだってできる」と寅子を説得。寅子は受け入れることにした。
よねが働くカフェー「燈台」にやってきた寅子。カフェーの営業ができず、軍歌のレコードをかけて細々と営業を続けていた。妊娠を黙っていたことをわびる寅子に、よねは背を向ける。
よね「いちいち悲劇のヒロインぶりやがって。自分一人が背負ってやってるって顔して恩着せがましいくせに、ちょっと男どもに優しくされたらほっとした顔しやがって。お前には男に守ってもらうそっちの道がお似合いだよ」
寅子「じゃあ、私はどうすれば良かったの?」
寅子は涙目で尋ねる。「知るか」とよねは突き放し、「女の弁護士は必ずまた生まれる。だから、こっちの道には二度と戻ってくんな」と吐き捨てた。
寅子も「言われなくてもそのつもりよ」と告げた。
こうして2人はケンカ別れしてしまう。
帰宅した寅子は、母はる(石田ゆり子)に事務所を辞めたことを伝える。
寅子 「お母さんが言っていたとおり、歩いても歩いても地獄でしかなくて。私なりに頑張りました。けれども降参です」
はる「そう。着替えてらっしゃい」
はるは、あえてそっけない態度をとった。
昭和18年12月。寅子は女の子を出産し、優未(ゆみ)と名付けた。未年(ひつじどし)に生まれたので未、優三の優もとった。
【虎に翼】39話の感想
妊娠を暴露され、寅子とよねが激しく対立!
寅子は雲野法律事務所の人たちに、あえて妊娠について報告していませんでした。特に、よねさんには。
それなのに、穂高教授が雲野に伝え、さらに雲野がよねさんがいる場で妊娠を暴露してしまいます。
気遣いも何もありませんでした。
穂高教授も雲野も……。ちょっと失望しちゃいましたね。
背景には、妊娠はめでたいことなんだから話していいよね?という暗黙の了解があったのだと思います。
まあ、現代でも言ってしまう人はいると思うので、当時なら、なおさら…。
よねは寅子と対立して、二度と戻るなと突き放してしまいましたね。
よねさんはカフェーで女性たちの法律相談みたいなことをして、寅子に紹介したりしていました。
だから、寅子を数少ない女性弁護士として頼っていたのだと思いますよ、よねさんは…。
なのに、なのに…。こんなケンカ別れ、切なすぎますね。
寅子にはモデルの人物がいて、法曹界に戻ってくることは分かってはいます。
よねさんとも仲直りして、ともに女性たちが生きやすい世を作ってほしいのですが……。
その日まで、よねんさん、生き延びてほしいですね。先日、土居志央梨さんは「あさイチ」にゲストで出てましたが、ゲスト出演したら本編で退場するという話は「都市伝説」と言ってましたね。どうか都市伝説であってください…。
【虎に翼】39話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,土居志央梨,塚地武雅,趙珉和,平山祐介,ぼくもとさきこ,小林薫,
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK