【虎に翼】第6週ネタバレと考察!「女の一念、岩をも通す?」の意味とは?
伊藤沙莉主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)【虎に翼】(トラつば)第6週「女の一念、岩をも通す?」(5月6日から10日放送)のあらすじネタバレを紹介します。週タイトル「女の一念、岩をも通す?」の意味とは?
今回は朝ドラ【虎に翼】第6週のあらすじネタバレと考察について紹介します。
【虎に翼】第6週ネタバレ
第6週のあらすじネタバレです。
高等試験(司法試験)の結果
昭和12(1937)年。法学部最終学年となった寅子(伊藤沙莉)は初めて高等試験に挑む。しかし筆記試験で不合格に!! そして優三(仲野太河)は、またも不合格!!
久保田(小林涼子)、花岡(岩田剛典)と稲垣(松川尚瑠輝)の3人だけが筆記試験で合格。
はる(石田ゆり子)は寅子が仕事をすることを条件に大学卒業後も勉強を続けることをしぶしぶ認める。
口述試験を経て最終的に合格したのは花岡と稲垣だけで、久保田は落ちてしまった。
女子の合格ゼロという試験結果を受け、大学は来年以降の女子部の募集中止を発表。しかし寅子たちが直談判した結果、女子学生のうち誰かが高等試験に合格すれば、女子部の募集が再開されることに。
寅子の仲間たちが次々と諦めて…
昭和13(1938)年春、大学を卒業した寅子は父の事件に関わった弁護士の一人・雲野(塚地武雅)の法律事務所で働かせたもらうことに。
一方、花岡は桂場(松山ケンイチ)のもとで裁判官になるための実務修習中だ。時間がある時、寅子と花岡は日比谷公園でお昼をともにする。花岡と会うことは寅子にとって、ささやかな楽しみとなった。
そんな中、寅子の仲間たちが次々と試験を諦めていく。
- 香淑(ハ・ヨンス)は帰国することになった。兄の潤哲(ユン・ソンモ)が思想犯の嫌疑をかけられて特高に問い詰められ、日本にいづらくなり先に帰国。前年に始まった日中戦争の影響もあって、香淑は日本にいることが困難になったからだ。
- 涼子(桜井ユキ)は男爵家のご子息と婚約し、試験を断念。
- 梅子(平岩紙)も夫と離婚し光三郎を連れて家を出るため、高等試験を断念した。
女性初の弁護士が誕生
同年6月、寅子・優三・よね・轟・中山たちは高等試験に挑む。筆記試験を突破。口述試験の前日、寅子は生理になる。試験へのストレスのためか、いつもより早く月経が来たのだ。だが寅子は体調不良のまま試験に臨んだ。その結果は…
- 【合格】寅子・轟(戸塚純貴)・久保田(小林涼子)・中山(安藤輪子)。※
- 【不合格】優三(仲野太賀)・よね(土居志央梨)。
優三はこれを最後に高等試験を諦めると、直言・はる・寅子に宣言する。
寅子はよねに会った。よねは口述試験で服装を批判されて、「偏見を押し付けるな」と啖呵を切った。(それで落ちた?!)よねは「自分を曲げずに合格して見せる」と言い、寅子におめでとうと祝福する。
寅子たち女子の合格は世間をにぎわし、女子部への志願者は急増。祝賀会にて、記者から取材を受けた寅子は「女は弁護士になれても裁判官や検事になれない。男性と同じ試験を受けてるのにですよ。女っていうだけで出来ないことばかり」と主張した。祝賀会をしらけさせた寅子の言葉は当然、記事にはならなかった。1社を除いては…。
帝都新聞の竹中(高橋努)の記事では、寅子を鳴り物入りで取り上げていた。
寅子は決意を新たにするのだった。
※寅子のモデルである三渕嘉子さんも、他の女性2人と同時に合格しています。史実では三渕さんと同じ昭和13年に高等試験に合格して初の女性弁護士となった2人は中田正子さん(旧姓:田中)、久米愛さん(旧姓:藤原)です。二人とも三渕さんより年上で、同じ明治大学の出身。ドラマでも史実を踏襲し、寅子の先輩2人が合格したのでしょう。
【虎に翼】第6週の考察
「女の一念、岩をも通す?」の意味とは?
週タイトルの「女の一念、岩をも通す?」の意味は、女の執念が深いことのたとえです。
タイトルは女・寅子の執念が実ったことを示唆しているのかな?同期の仲間が次々と諦めていく中で、勉強し続けて、在学中には合格できなかったけど、ついに実ったね!おめでとう!
よねさんが信念を曲げなかったことも、岩をも通すほとの一念だよね。男装のまま口述試験に行ったってことなんだろうけど、よねさんはよねさんのままで生きてほしいし、認めてほしいよ。
【虎に翼】番組情報
キャスト | 伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作 / 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴 / 松山ケンイチ 小林 薫 他 |
作 | 吉田恵里香 |
音楽 | 森優太 |
主題歌 | 「さよーならまたいつか!」米津玄師 |
語り | 尾野真千子 |
画像出典NHK