【お別れホスピタル】3話のネタバレと感想!辺見(岸井ゆきの)の決心に視聴者感涙

NHK土曜ドラマ【お別れホスピタル】第3話「サンタさんはいるの?」が2月17日に放送されました。

放送後、「これ以上、死なれてたまるか」と語る辺見(岸井ゆきの)の決心に視聴者感涙で…。

今回は【お別れホスピタル】3話のネタバレと感想について。

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目次

【お別れホスピタル】3話のネタバレ

【お別れホスピタル】3話のあらすじネタバレです。

クリスマスが近い。意識の戻らない娘に長年、声をかけ続ける佐古さん(筒井真理子)に、「目を覚ましますよね?」と聞かれた辺見(岸井ゆきの)は戸惑う。

しかし先輩看護師の赤根はすかさず「きっと」と答える。ナースステーションで赤根は「サンタさんみたいなものよ」と言う。子供にサンタはいるか聞かれて「いない」とは答えないのと同じだ、と。

32歳のひとみ(大後寿々花)は脳出血で、植物状態。回復が見込めないが離婚して10年も面倒を見ている…。

みんな頼りない命を前に望みをつなぎながら生きている。脳梗塞を繰り返す池尻さん(木野花)は、そんな母娘の姿が気に入らず暴言を吐く。そして母娘に異変が…クリスマスに奇跡は起こるのか。

ある日、患者の安田(木村祐一)が「俺がアル中だと思って馬鹿にしやがって」と暴れた。止めに入ったケアワーカーの南が「くそじじい!こっちは小5からアル中やってんだ。舐めんじゃねえぞ」と暴言を吐いた。事態は収まったものの…職員の暴言が問題視された。

その後、南は自宅謹慎となった。ちなみに南は飲酒を20歳から病院に入ってキッチリやめているという。

焼き鳥屋にて。ひょんなことから辺見は妹・佐都子(小野花梨)や広野(松山ケンイチ)と食事をする。今日の佐都子は「元ひきこもりなんです」「姉妹なのに似てないって思います?」等、よくしゃべる。佐都子は母似で優等生だが、辺見は父似。父は浮気性で母に離婚された。

佐都子は(父の浮気で)学校でいじめられてたから母は許せなかったんだろうと言う。佐都子は母に溺愛されていたが、それは広野も同じだ。焼き鳥の串も母が外し、みかんの皮と白い筋も全て母が向いてくれたという…。笑う佐都子。

佐都子は姉の家で暮らしたいと言う。バイトに行き始めたから姉のアパートの方が近いし、母といっしょだと生きなきゃと思って苦しいという。

佐都子は通帳を辺見に見せて、自分の葬式代を貯めているという。

佐都子「そう思っていれば今が楽だから」

辺見「す…。すっごい豪華なお葬式にすればいいんじゃない?」

辺見はそう言って、佐都子を笑わせた。

池尻の病室に弁護士の石井(田村健太郎)が訪ねてきたが、池尻から「権利書にさわるな」と怒鳴られた。

その後、別室にて。石井は、急を要することがあるという。駅前のシャンタルビルを50年前に建てたのが池尻だという。池尻は代々続く不動産会社の一人娘で、子供がないないので旦那さんの甥っ子に会社を引き継いでいるが、シャンタルだけは手放さないという。

辺見は小中高と入り浸っていた思い出の場所だ。(商業施設?)

池尻は辺見に、自分が死んだらどうせ相続されてしまうが、なぜか権利書を大事にしている。

池尻「意地だね」

子供ができなかった池尻は、親に責められてきたが、その反発で、つまり意地で、あのビルを建てたのだという。

ある日。病院のお風呂の順番を待つ池尻と福山(樫山文枝)。すると、ひとみ(大後寿々花)がお風呂から出てきて、お母さんの佐古(筒井真理子)が笑顔で「ひーちゃん髪、つやつやね。でも、すこし伸びたね。誕生日の前に切ろうかね。前髪のある顔も大好きよ」と声をかける。

福山「いいわね。お母さん思い出しちゃうわ」

池尻「ああ、やだ。目障りだ。子供がそんなに大事か!」

池尻は機嫌が悪くなった。

屋上にて。辺見は赤根と話す。赤根は池尻の件を聞いて「プライド。生きてきた証し」だという。誰にもあるものだ。

咳き込む赤根。辺見は心配するが、ごまかす。

病院の外来に赤根が行くと、佐古と偶然会った。お互いに頑張りすぎだとねぎらう2人。

そのころ、南が看護師長にやめると言いに来た。患者たちにも「お世話になりました」と告げて出ていくと…

患者の安田(木村祐一)がやってきて、アルコール中毒の悲惨さを語る。金がなく、自信がなくなり、家族・友人や自らの命まで失うことになる。

安田「俺は未来のお前や。こんなんでええのんか?ええわけないな」「お前アル中やってくせに、ここまで来れるようになったんやないか。たいしたもんや。えらいぞ!」

南は初めて褒められて泣いた。親にだって褒めてもらったことなかったのだ。

その様子を見ていた池尻は、親なんていいもんじゃないと語る。福山も共感し「私はいい母親じゃなかった」という。

【お別れホスピタル】3話の結末ネタバレ

佐古の異変

佐古はを医師の広野や看護師長に誕生日に家で1泊をさせてあげたいと相談する。

この10年、外泊はなかったが…。広野は在宅診療の先生に相談してから、許可を出した。

外泊の当日。佐古と娘が介護タクシーに乗った瞬間、あわてて辺見が玄関先まで走って来て、外泊を止めた。

辺見「ダメ!寛子さん、ダメ」

ひとみは病院に戻されることになった。

辺見は、病室のゴミ箱に入っていたシスプラチンという薬から事情を察したのだった。

佐古は口腔がんステージ3だと明かす。

娘は二度と目を覚まさない。自分が死んだら娘はどうなってしまうのか。不安になった佐古は、心中をしようとしていた。家でお祝いし、2人で夕日を見た思い出の場所に2人で行って、ガードレールを飛び超えて…。

あの世で、また元気な娘に会って、笑って話すことを願って・・・。

止めるしかない

自宅にて。辺見は佐都子に「なんで死にたいっていうの?」と聞く。

佐都子は、こうじゃなかった世界とか辛くない世界を想像しちゃうからだという。そんな世界ないのに…。

辺見は、どっちも辛いなら「じゃあやっぱり止めるしかないじゃん」とつぶやき、本庄(古田新太)のことを思い出す。

クリスマスの奇跡

療養病棟でクリスマス会が開かれる。ひとみの誕生日でもある。

いつくしみ深き♪

福山は母の歌だが歌詞がちがうという。辺見は「星の界(よ)」の歌詞をみせると、福山はそれだという。

佐古は「ごめんね、ひーちゃん」と何度も声をかける。すると、ひとみが佐古を見てくれたように思った。

佐古は「これは私の勘違い」といいつつ、喜ぶ。

池尻がボソッと「おめでとう」と言った。

本庄の幽霊

辺見と広野は廊下に本庄の霊を見て、屋上へ。しかし誰もいなかった。

辺見は本庄に俺はこれからどうなっていくのかな?と聞かれたとき、何も答えられなかった。

佐古に娘が目を覚ますのか尋ねられたときも答えられなかった。

辺見「全部分っててそれでも聞くのは…嘘でも信じないともう頑張れないから」

広野「車、止められてよかったですね」

辺見「だってこれ以上、死なれてたまるか。でも、止めても寛子さんのつらさは続くし…」

広野「そこまで引き受けるのは」

辺見「わかってます。でもだから嘘でもなんでも言えばよかった。本庄さんに。”バカな答え”でもなんでも。例えば、サンタさんはいるんですよ!本庄さん!」

辺見の語り「人が最後に望むものは、希望だと思う」

水谷久美(泉ピン子)が最近、体調不良でお見舞いに来ていない。

赤根は下咽頭がんステージ3だと告知される。

(つづく)

【お別れホスピタル】3話の感想

辺見(岸井ゆきの)の決心に視聴者感涙

辺見(岸井ゆきの)の「これ以上死なれてたまるか」と決心を吐露した場面に視聴者感涙で…↓

今回は辺見さんの1話の本庄さんへの後悔からの行動でしたが・・・

人が最後に望むのは希望…。この言葉もなかなか深くて、医師は絶対治るとかは言えないとよくいいますが、希望も与えてほしいとも思ってしまいますよね。

でも、うかつに希望を与える言葉をいえないのもわかります。どっちが正解ともいえないというか…。

そして、ラスト。療養病棟の看護師の赤根さんもガンに…。

次回は最終回。残り1話でどうやってまとめるのか、注目ですね。

【お別れホスピタル】3話の場面写真

お別れホスピタル第3話
お別れホスピタル第3話
お別れホスピタル第3話

画像出典NHK

お別れホスピタル第3話

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