【下剋上球児】のネタバレあらすじと原作!結末はモデルと同じ甲子園出場?

【下剋上球児】のネタバレあらすじと原作!結末はモデルと同じ甲子園出場?

2023年秋のTBS日曜劇場にて、鈴木亮平主演のドラマ【下剋上球児】が放送中。弱小野球部が甲子園を目指す3年間の軌跡を描きます。ドラマの野球部のモデルは三重県立白山(はくさん)高校野球部で、ノンフィクション本『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』がストーリー原案です。

今回の記事では【下剋上球児】のネタバレあらすじと原作について詳しく解説していきます。

※本記事はドラマと原作のネタバレが含まれます。ご注意ください。

【下剋上球児】の動画はTVerにて期間限定で配信。全話はU-NEXTパラビコーナーで配信!(配信作品は変更される場合があります)

次クールの日曜劇場はさよならマエストロです。

目次

【下剋上球児】1話のネタバレあらすじ

下剋上球児・1話

放送日:2023年10月15日(日曜)21:00 -22:19

1話のあらすじ

2018年、夏の甲子園、地方予選。越山高校と春夏連覇中の伊賀商業の試合。越山高校は3-5で2点リードされている。そんな7回の守りの最大のピンチをダブルプレーでしのぐ。南雲脩司(鈴木亮平)は「こっからだぞ」と激を飛ばす。

時は3年前にさかのぼる。2016年春、2015年度の卒業式が終わった頃…。三重県立越山高校の野球部は新三年生・日沖誠(菅生新樹)1名しか活動していない。赴任3年目の南雲脩司(鈴木亮平)は定年が近い横田(生瀬勝久)と丹羽校長(小泉孝太郎)から野球部の顧問兼監督を打診されていた。しかし南雲は頑なに拒んでいた。

横田は新しく赴任する家庭科教師・山住香南子(黒木華)を紹介するが、「やるわけないでしょ」と南雲。地主の犬塚樹生(小日向文世)は孫の翔が強豪・星葉高校への受験に失敗して越山に入学することに。犬塚は専用グラウンドを作ってくれるという。翔は名門クラブの元エースで実力者だ。山住は他にも有力候補に声をかけているというが、南雲は乗り気でない。

妻・美香(井川遥)から電話で「なんで断った?」といわれる南雲。彼がかたくなに断る理由とは一体?

1話のネタバレ

夜。山住は南雲の自宅を訪ねた。山住は南雲が野球経験者と知ったという。しかも、甲子園を惜しくも決勝で逃した頃の静岡第一高校の主将だ。山住は小学校の自由研究でその試合を見ていたという。記事もスクラップしている。「人の記憶に残る試合」という価値があったと興奮する山住。

山住は南雲家で夕食をご馳走になりつつ、南雲を野球部に誘う。「無理です」と南雲。当時、静岡一高の賀門監督(松平健)は「どんな手を使ってでもお前たちを甲子園に連れて行く」と言っていた。相手チームの注目選手を全打席敬遠という作戦で勝ち上がった。南雲たち球児は世間から激しく非難を浴びた。南雲たち部員は決勝は「正々堂々と戦いたい」と申し出て、結果、敗退した。

野球のおかげで特待生で大学に入ったが、1年時にアキレス腱を切ってしまい、野球も大学もやめた。特待生で入ったからだ。社会人などで続けている高校の仲間はいなくて、みんなやめた。

南雲は野球を続けたい気持ちを失った。指導者は「甲子園目指そう」とよく言うが、強豪校以外で言うのは「酷だし無責任」だと南雲は思っている。つまり野球での誹謗中傷と敗退、怪我での挫折…これが南雲がかたくなに断る理由だった。妻に背中を押された南雲は「話を聞く」程度ならとOKする。

4月。「犬塚ドリームグラウンド」を完成。そのお祝いの式典に賀門監督率いる星葉高校野球部も参加。南雲は同窓会なども出席しないため、恩師と久々の再会だ。しかし南雲にとって気まずい再会だった。

野球部には1年生の仮入部がたくさん入ってきた。犬塚翔は早速、ピッチング。しかし保守の日沖誠は多彩な球種を捕球できない。1年生も素人ばかりで…。

そんな中、犬塚(小日向文世)が「練習試合しようよ」と山住に連絡し、試合相手を決めておくという。新入部員は3名だけだった。幽霊部員は5人もいる。だが、日沖誠の弟・壮磨(小林虎之介)もまだ入部していない。兄も勧誘しているが…。

山住が越山に来たのは野球部の先生にやらせてもらえるからと犬塚に誘われて来たという。前の学校では女は口出しするなと言われてきた。野球は大好きだが、女子野球部はなくて、女子でやれなかったからという憧れもある。

翌日、犬塚が来週日曜日、飯高高校との練習試合を決定した。南雲と山住は9人そろえるために、部員集めに奔走する。幽霊部員の5人や壮磨(小林虎之介)に声をかけるが反応が悪い。根室(兵頭功海)は家が遠く入部しないことにしたが、南雲に誘われて試合に出ることに。なんとか、9名そろう。

練習試合当日。飯高高校は伊賀商業との試合がするためドタキャンとなった。南雲と山住は今度は試合ができるチーム捜しに奔走。そして見つかったのは高校生ではなく、下川原(鳥谷敬)率いる草野球チーム「越山ドーマーズ」だった。

練習試合が開始!越山の先発は犬塚翔で、ナイスピッチングをしていく。7回制だが、両チーム無得点が続く。しかし体力が切れてきた越山は野手のエラーが続き、2失点。さらに翔がフォアボールを出し始める。ワンアウト満塁のピンチだが、南雲のサインによる変化球で三振へでアウトへ。しかし続くバッターの下川原がタイムリーヒット。6回表、一挙8失点となった。

相手から野次が飛ばされる中、南雲は「返すぞ。まずは1点」と激を飛ばす。ダメだと思いつつ、なぜか知らないうちに熱くなる南雲。そして日沖誠がランニングホームラン!結果は2-12で負けたが、部員たちに火がついた。根室も入部することに。

改めて横田と山住から「監督やってよ」と頼まれた南雲は、日沖誠たち3年が引退するまでならばとOKした。こうして南雲監督が爆誕!
一方、美香(井川遥)は男性からの電話で「東京には行けません」と断っていた。仕事のことで家族が大事だからと誘わっていたようだ。
南雲が自宅に戻ると、賀門がやって来た。行きつけの居酒屋に賀門を連れて行った南雲は「家族にも話してませんが、今年度を最後に教師を辞めようと思ってます」と明かす。賀門は「悩みが会ったら聞くぞ。今までどうしてた?誰とも連絡取らなかったろ?」と尋ねる…。
日本一の下剋上まで822日。(つづく)

1話の要点ネタバレ

  • 南雲は監督就任をかたくなに拒否する。
  • 南雲は高校野球で誹謗中傷されたため、いい思い出がない?!
  • 南雲は草野球チームとの試合で熱くなる。
  • 1話ラスト、南雲監督が誕生!

南雲先生が「今年度で辞める」って悪い病気なのかなあ。
教師をしていての失敗やトラウマの伏線はなかったような…。
この辞める理由が監督の依頼を断っていた本当の理由?
もし病気ネタなら見るのつらくなっちゃいそう。

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【下剋上球児】2話のネタバレあらすじ

下剋上球児・2話

放送日:2023年10月22日(日曜)21:00 -22:09

2話のあらすじ

2018年夏、越山高校は日本一の下剋上を目指していた。話は2016年にさかのぼって…。南雲(鈴木亮平)は夏の大会までの3ヶ月間限定で野球部監督に就任した。山住(黒木華)の発案で部員の実力を測るためのフィジカルテストを実施することに。翔(中沢元紀)や楡(生田俊平)ら一部の新入生が早くも実力を発揮する中、ゆるく野球をやりたい部員はやる気を失いかけていた…。

一方、新入生・根室知廣(兵頭功海)はお金のかかる野球を続けることで姉の柚希(山下美月)に迷惑がかかると悩み学校を休みがちになっていた。南雲は根室の家を訪問。根室は早々に港でのバイトに行ってしまう。南雲は根室のバイトの手伝いをすることに…。

2話のネタバレ

根室とバイトを一緒にした南雲は、「投手をしてくれないか?」と彼に頼む。そして問題は一緒に解決していくからと伝える。

そんな中、賀門(松平健)率いる強豪・星葉高校の1年生チームから練習試合が申し込まれる。賀門は伊達政宗の名言「時を移さずに行うのが勇将の本望である」という伝言を南雲に残した。南雲はその言葉をビビらず進めと解釈し、受けて立つことにする。

越山高校と星葉高校との練習試合・当日。山住が厳しく指導したせいか2年生の野原舜(奥野壮)が試合に来なかった。越山は残された9名で試合に臨む。先発は犬塚翔(中沢元紀)。翔は名門クラブチームの元エースで賀門も誘っていたが、受験で星葉高校は落ちてしまった逸材だ。野球には自信がある犬塚翔は4番の江戸川快斗(清谷春瑠)の第一打席を三振に取り、その片鱗をみせていく。

3回まで得点なし。しかし江戸川のソロホームランで星葉が先制点!気持ちを切り替えていこうとする犬塚翔だが、三者連続ヒットで満塁に。そして満塁ホームランを打たれる!犬塚翔は(野球だけは負けないと思っていたのに、野球もか…)と自信を打ち砕かれる。

南雲は根室を投手に。スピードはないがコントロールが良く、独特のサイドスローから繰り出す球に凡打を繰り返す星葉。

5点差を追いかけることになったが、南雲は犬塚翔に仲間がいることを告げて落ち着かせる。椿谷(伊藤あさひ)がセーフティバントをして、1塁へ顔からヘッドスライディング。しかし顔から出血してしまう。山住は元陸上部の久我原(橘優輝)に代走を頼む。久我原は引き受けた。南雲は部員たちに勝つイメージをさせ、「思ったようにしかならないんだよ」と士気を高める。

ワンアウトランナー1塁。久我原が盗塁を決めて、得点圏にランナーが進んだ。楡は意外性のあるスリーバントをして、楡がファーストでアウトになってるすきをついて、久我原がホームイン!久我原は(「野球、楽しい」)と喜ぶ。しかし三塁ベース踏み忘れのため、ランナーアウトへ。スリーアウトとなってしまう。だが、南雲は「すげえな」と笑った。

結果は0-18で、越山高校の完敗。だが、賀門は「強くなるぞ、あいつら」と越山を褒め称えた。
その後、南雲は自身の硬式用グローブのお古を根室にプレゼントした。根室は何も返せないと気おくれするが、南雲は「大人になってから誰かに何か返せばいい」と伝える。根室は「野球部入って良かったです。大切にします」と喜んだ。※南雲のグローブには乾坤一擲(けんこんいってき) (一か八かの大勝負をすること)と書かれていた。

南雲家では、青空が東京にいる父(大倉孝二)からの誕生日プレゼント(ゲーム?)に歓喜し、南雲と美香の歴史本セットのプレゼントには複雑な顔をした。

南雲は居酒屋に山住を呼び、監督を辞めることを告げる。山住は2人で夏に1勝を目標に頑張りたいと引き止める。
南雲は「僕は本物の教師じゃありません。大学4年の秋、教員採用試験には受かりました。だけど単位が足りないことがわかって。卒業できませんでした。卒業資格がなければ、教員免許はもらえません」と自身の秘密を明かす。
南雲の秘密は教員免許を持っていないことだった。美香が妊娠中のため家族を養える安定した仕事が欲しくて、教員免許や卒業証明書を偽造して越山高校で3年間不正に教員をしてきたという。
山住は「無免許で教師を名乗るのって、それは犯罪では?」と驚く。これが南雲が監督を続けられない理由だった。南雲は教師として正しいことを言えば言うほど自分に返ってくるので「教える資格がない」ともらす。誰にも知られないうちに今年度で辞める気だった。だが、賀門は大学OBなので南雲の過去を知ることは近い。そのため、山住に告白し、監督業の引き継ぎをお願いしたのだった。
その頃、「ザン高」とバカにされた日沖壮磨(小林虎之介)が暴力沙汰を起こして…。
日本一の下剋上まで780日。(つづく)

2話の要点ネタバレ

  • 越山高校は星葉高校1年生チームとの試合で大敗するが、野球の楽しさを再認識!
  • 南雲の抱えている秘密は無免許で教師をしていることだった。
  • 南雲は山住に監督の後任をお願いするが…。
  • 日置の弟が暴力事件を起こす?!

南雲先生の抱える秘密が予想以上にヤバすぎた!犯罪やん!
でも2018年夏の甲子園予選、越山のベンチに南雲先生いたよね?
なんとかなるのかな?

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【下剋上球児】3話のネタバレあらすじ

下剋上球児・3話

放送日:2023年10月29日(日曜)21:00 -21:54

3話のあらすじ

「教員免許を持たずに高校教師をしていた」という衝撃の事実を山住(黒木華)に打ち明けた南雲(鈴木亮平)。おまけに南雲は年度いっぱいで教師を辞めるつもりで、野球部の監督もこれ以上は続けられないという。星葉高校との練習試合で惨敗したものの、チームの今後に可能性が感じられた矢先の南雲からの話に山住は動揺を隠せない。

そんな中、バッティングセンターで地元の会社員に絡まれてしまった越山高校の生徒たち。野球部主将・日沖(菅生新樹)の弟で南雲のクラスの生徒である壮磨(小林虎之介)が相手の挑発に乗ったことで、不可抗力ながら暴力事件へと発展してしまう。

一方、南雲家では美香(井川遥)に、以前勤めていた会社から1年間だけ復帰してくれないかと声がかかっていた。「子どもたちを置いて東京には行けない」と話す美香に、南雲は自分が教員免許を持っていないことを言い出せず…。

3話のネタバレ

「子どもたちを置いて東京には行けない」と話す美香に、南雲は自分が教員免許を持っていないことを言い出せず…今年度で教員を辞めるとだけ告げた。

南雲が調べる内、暴力事件を起こしたのは兄の日沖誠の方だと分かる。壮磨は兄と野球部のことをかばっているのではないか、と南雲は疑う。
そんな中、日沖誠が南雲家を訪問した。日沖は(加害者は)「壮磨やないです」と明かす。日沖誠が不可抗力ながら被害者を自転車の列に押して怪我を負わせてしまった。

後日、南雲と日沖誠が被害者に謝る。スマホの画面が壊れたから弁償しろという被害者だが、南雲は聞き込みでスマホの画面がもともと割れていたことを知った。そこで被害以上の請求を拒否する。過大請求がバレた被害者は、刑事事件にしないことにする。こうして暴力事件は解決へ。

今後は山住が南雲家を訪問。美香も無免許のことを知らない様子なため、山住は何も言い出せない。

横田(生瀬勝久)が監督代行をしている越山高校は練習試合でコールド負けが続く。野球部から距離を置く南雲だが、山住から試合の様子を聞いてアドバイスを送る。

日沖は迷惑をかけた責任を取って夏の予選はベンチに座ることにした。南雲に相談して「3日は考えろ」と言われ、考えて出した答えだった。…夏の甲子園まであと45日。

放課後、学校にて。野球部員たちは半年以上も部活に来ていない南雲がいる教室へと駆け付ける。部員たちは納得できなかった。南雲は頭を下げて謝罪した。部員たちは登録期限である予選抽選会の日まで待つことにした。

帰宅した南雲は美香に「話がある」と告げる。話を聞いた美香は「子供たちどうする」と語り…。一方、犬塚家では樹生(小日向文世)が翔を野球留学させると語る。しかし翔は他校では出れないから「俺、投げたい。ザン校を応援して欲しい」と頼む。樹生は予選で1勝でもしたら黙ることを約束した。

抽選会当日。山住は監督・選手の登録表を提出。その頃、南雲は家にいて生徒たちへのアドバイスを書いていたが、居ても立っても居られず、抽選会会場へと駆け付ける。山住は監督は横田で、副部長として南雲を登録したことを明かす。これならインタビューや取材などで表には出ないからだ。

山住は「私も共犯になります」というが・・・南雲は山住に「知らなかったことにしてください。妻にも話しました1か月だけ、彼らの夏が終わったら決着をつけます」と告げる。

夏の県予選、開幕式へ。賀門(松平健)は越山の監督が横田なことに不思議がる。
選手たちの入場がスタート。越山高校も行進して入場。球場の観客席には南雲もいる。
畑山が遠くの南雲を見て「南雲くんですか?」と驚く。畑山が慶政大で司書をしていた当時、南雲は30代の大学生だった。賀門は越山で教師をしていると告げると、畑山は「無事卒業できたんですね。落第して中退したと思ってましたよ」と賀門に告げる。「卒業しただろ?」と賀門は一笑に付すが…。

日本一の下剋上まで740日(づづく)

3話の要点ネタバレ

暴力事件パート

  • 暴力事件を不可抗力ながら起こしたのは野球部主将の日沖誠(菅生新樹)。
  • 被害者は酔って酷い言動で日沖たちにからみ、やり返されたら過剰に被害者面をしていた。
  • 南雲が過剰な請求を批判したため、弱気になった被害者は訴えないことにする。一件落着。

無免許教師パート

  • 南雲は野球部に全く顔を出さなくなり、練習メニューなど後方支援する。
  • 南雲は妻・美香に真実を打ち明ける。
  • 山住は横田を監督にして、副部長として南雲を登録した。つまり山住は南雲と共犯に!
  • 南雲は夏が終わったら決着をつけると決める。
  • 南雲の大学時代を知る人物が登場。賀門も怪しむ?

南雲先生と山住先生が共犯に!
法律的にも倫理的にも良くない共犯関係だけど、熱いコンビでもあるから感想が難しい(笑)
夏が終わったら、南雲先生は罪を償うのかなあ。全国ニュースになっちゃうぞ。

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【下剋上球児】4話のネタバレあらすじ

下剋上球児・4話

放送日:2023年11月5日(日曜)21:00 -21:54

4話のあらすじ

いよいよ甲子園予選1回戦の日がやってきた。越山高校の相手は、昨年夏の大会を一回戦で敗退した多気高校。監督の横田(生瀬勝久)を隠れ蓑に副部長として指揮を執ることになった南雲(鈴木亮平)は、この大会を最後に教師を辞めると決意してベンチ入りしていた。
初回からセーフティーバントや盗塁を駆使して、久我原(橘優輝)がホームイン!1点を先取した。エースピッチャーの翔(中沢元紀)、楡(生田俊平)ら1年生の活躍もあり越山ペースの展開に!

この1回戦の前、美香(井川遥)は南雲と美香の父・山崎七彦(中村シユン)を家に残して8月から子どもたち2人と東京へ行くことを決意した。だが、事情を知らない息子の青空(番家天嵩)は東京行きに難色を示した。しかし七彦は南雲の罪が公表されれば学校で何を言われるか分からないから無理にでも転校するよう南雲に伝える。

そんな中、星葉高校野球部の監督・賀門(松平健)は知人から南雲が大学を卒業してないことを聞いて・・・。

4話のネタバレ

越山高校野球部・1回戦の結果は?

越山高校は1対0のまま8回裏の守備を迎える。しかし翔は体力的に限界で、甘いボールを2ランホームランされ、逆転された。南雲はここで根室(兵頭功海)をマウンドに送る。スタンドからは姉・柚希(山下美月)が「ちーちゃん頑張れ」と応援。 南雲は緊張する根室にいつも通り投げるよう助言。

9回表。越山高校、最後の攻撃。南雲は「まだ1点差だ。夏に一勝するんだろ!」と激を飛ばす。先頭打者が塁に出たが、2人目がアウト。3人目が送って、2アウト2塁で犬塚翔の場面になった。

そこで日沖壮磨(小林虎之介)がなぜ兄の誠は試合に出ないのか校長(小泉孝太郎)や犬塚(小日向文世)に憤るが、日沖誠・本人が迷惑をかけた責任を取ったのだと説明する。

タイミングが合ってきた犬塚翔は、大きな飛球を打ったが、レフトにフェンス際で捕球されてスリーアウト!1-2で敗れた越山高校野球部の夏は終わった。
それでもコールド負けせず9回まで戦えたことを喜び合う越山の球児たち。南雲も「よく戦いました」と満足げに見守った。

南雲の決断は?

3年生はこれで引退となる。日沖誠はみんなに挨拶をした。南雲は試合が進むにつれ緊張したが、部員たちは違ったことを褒めた。「自信もっていい」と伝える。そして教員を辞めることも告げた。
坊主頭になった日沖壮磨は帰宅した兄に「野球部入るわ。ピッチャー全然いかしてない。俺がザン高勝たしたるわ」と涙ながらに伝える。
犬塚樹生(小日向文世)は勝利したら何も言わないという約束だったが、孫の翔に留学しろともう言わないことにした。翔が越山高校に必要と分かったからだ。

南雲の罪は校長にも知られることになった。南雲は謝りたいというが、南雲はマスコミ・保護者の前に姿を現すことがないように通達。
犬塚樹生は「すごいことになってる」と南雲を屋敷に呼びだして、サプライズで慰労会を開催。樹生は南雲をひきとめるが、南雲は感謝を述べて後にする。
山住(黒木華)が追いかけてきた。南雲は「明日警察に行きます」と告げた。

翌朝。南雲は、美香や子供たちをタクシーに乗せ笑顔で送り出した後、電話して「今から行きます」と告げる。
賀門(松平健)が越山高校のグラウンドにやって来て、山住に詰問する。「あいつらは知らねえのか」…山住は「なんと説明したらええか分からんのです」と答える。

青空が母と妹を電車に置いて一人で降りてしまう。そして実家に戻ったが誰もいなかった。その頃、南雲と丹羽校長(小泉孝太郎)が警察署へ。
日本一の下剋上まで731日

4話の要点ネタバレ

  • 2016年夏の県予選、越山高校は1-2で1回戦敗退。
  • 越山高校野球部のメンバーは9回まで戦えたことを喜んだ。
  • 3年生・日沖誠(菅生新樹)の弟で1年生の壮磨(小林虎之介)は野球部に入ることを決めた。
  • 南雲の妻と子供たちは東京へ。しかし青空だけ家に戻ってきてしまう。
  • 南雲は教員を辞め、警察署へ出頭する。

南雲先生、教員免許さえあれば「いい先生」なのに…。
教員でなくても監督はできるけど…。
許す・許さないの展開になるのかな?

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【下剋上球児】5話のネタバレあらすじ

下剋上球児・5話

放送日:2023年11月12日(日曜)21:00 -21:54

5話のあらすじ

南雲(鈴木亮平)が無免許で教師をしていたという事実に複雑な思いを抱える野球部員たち。混乱の中、校長の丹羽(小泉孝太郎)や山住(黒木華)は保護者たちへの説明・対応に追われる。
一方、青空(番家天嵩)へも心ない言葉があり、青空はなぜ教えてくれなかったのかと南雲に怒った…。南雲は家を訪れた担当弁護士たちに、教師を志すきっかけとなった過去や、教師の日々について語り始める。

中学時代、保護者がいなくなった南雲だが、寿先生(渋川清彦)に引き取られた。時間をかけて色々と教えてくれた。遅れた勉強もついていけるようになり、高校に進学できた。
賀門先生に誘われて、野球部に入った。南雲は教師になりたいと思うようになっていく。
越山高校に入ってすぐ教師を辞めようと思った。生徒指導についた南雲は、援助交際をしている疑いがある越前恵美(新井美羽)という生徒と出会った。危ない目に遭うんじゃないかと心配で、ファミレスやカラオケボックスで中年男性といる越前のことを見つけては男性と引き離した…。
南雲はどうしたものかと思っていたが…。ある日、越前が「なぐちゃん、バイト先でもろうた。あげる。今までありがとうな」と南雲に感謝した。越前はスーパーでバイトを始めていた。この時、南雲は生徒は変わることを実感した。

一方、裏切りに激怒した犬塚(小日向文世)は強豪校から新監督を山住に相談もなく決めてしまう。しかし新監督の塩尻(町田啓太)は今の生徒はダメだからスカウトに力を入れる方針だった。 

5話のネタバレ

美香が青空を迎えにきたが、青空は上京を拒否した。南雲は無理に連れていかないよう妻に告げる。美香は「元はといえばあんたが!」と激怒。なぜ単位登録し忘れたのか?その時なぜ言ってくれなかったのか。山住先生でなく私に先に打ち明けて欲しかった…など不満が爆発。「信用問題やで」と怒った。南雲はすべて自分の責任だと、ただただ謝った。

秋季大会。越山高校はアッサリと敗退してしまう。困った山住は「怒る理由がわからない」からと南雲を怒れない。南雲に練習メニューなどの相談に乗った。南雲もそれに応える。

青空は学校の同級生からひどい言葉をいわれる日々。それでも青空は「決めたことは最後までやる」と南雲と暮らし続ける。

3月、卒業式。4月、新入生も野球部に入って来る。中世古は「ザン校、甲子園つれていくのは俺や」と自信満々だ。一方、塩尻は誰もスカウトできなかった。塩尻は投手を翔だけにさせ、根室は外野に専念してもらう気だ。山住は反対するが、塩尻は1勝を目標に翔に完投(9回まで投げること)をさせる案を譲らない。その話を聞いてしまった根室は、その案を受け入れた。

しかしその夜。根室が家出しまう。山住と柚希(山下美月)から連絡をもらった南雲も根室を探して回る。
目撃情報をラインで連絡してもらった南雲は、駅の車庫に入っている電車の中で根室を発見する。疲れて寝ていたようだ。
南雲家にて。柚希は「私がめっさ働くから」根室にバイトをしないよう言う。南雲はしんどい時は南雲家に泊まるよう助言。だが世間から非難されるかもしれないが…。柚希は「弟が信じとる人のことを信じとります」と言った。根室は南雲家にお世話になることに。栄養指導は山住が担当することになった。

夕方。南雲家に根室以外の部員たちも大勢やって来た。そのころ、練習グラウンドにて、賀門は「監督なしじゃ勝ちあがれないぞ」と山住に告げる。山住は「野球未験者でも監督になれますか。勝たせることはできますか」と尋ねて…。

野球部員たちは南雲家で食事をしながら談笑する。実は塩尻はクビになったのだ。今、練習試合でも勝てるようになってきていると越山の野球部員たちはやる気だ。その姿に寿先生のことを思い出した南雲は涙ぐむ。
寿は子供が学校で勉強する意味は「憲法で決まってるから。けど僕が思うに、なりたい大人になるためだわ」と言った。

ラスト。南雲の事件が検察に送致されることが決定。これで起訴か不起訴かも決まるが…。(つづく)

5話の要点ネタバレ

  • 根室は自宅が遠いため電車で寝てしまい、行方不明に。
  • その後、駅の車庫で見つかった根室は、南雲の家から学校に通うことに。
  • 新監督の塩尻(町田啓太)は山住(黒木華)と方針が対立。
  • しかし塩尻は一人も野球部にスカウトできなかったため、犬塚(小日向文世)にクビにされる。
  • 山住は監督になる決心をする。
  • 南雲の事件は検察に送致される。

山住先生が監督になるの!?女性で監督へ!未経験者から監督へ!応援したくなるなあ。

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【下剋上球児】6話のネタバレあらすじ

下剋上球児・6話

放送日:2023年11月19日(日曜)21:00 -21:54 

※アジアプロ野球チャンピオンシップ決勝が延長のため、開始時間が遅れました。[変更後]22:10 -23:04

6話のあらすじ

根室(兵頭功海)が南雲(鈴木亮平)の家に泊まるようになったのを機に、南雲のもとに野球部員たちが集まるようになったある日。ついに南雲の事件が検察に送致されることに。一方野球部では、南雲の処分を軽くしてほしいという嘆願書への著名を集めようと取り組む。山住(黒木華)が思想の押し付けだからと反対し、先に相談するようにと形式上の注意をする。

南雲が学校を去って1年が経過。南雲は罪を認めて深く反省しており、報酬も全額返金することから、不起訴となった。南雲の寛大な処分を求める嘆願書は2千名を超え、法的な効力はないが影響力はあったと担当弁護士は告げた。その名簿には1年目の教え子の越前恵美(新井美羽)や山住先生、横田(生瀬勝久)、校長の丹羽慎吾(小泉孝太郎)の名前があった。

野球部では、後任監督が犬塚(小日向文世)によって解任され、山住(黒木華)が自ら新監督に申し出る。

南雲は再就職探しに苦戦する。東京にて、南雲が青空を連れて美香やなぎさに会いに行くが、そこで小柳(大倉孝二)ともバッタリ。小柳は自分の不貞行為を棚に上げて、犯罪者として南雲を責める。しかし美香は夫は初犯だが、小柳は繰り返していると反論した。ぐうの音も出ない小柳。
青空は母・美香に「戻って来て」と抱き着いた…。

南雲は居酒屋で山住に会い、野球部の資料を返却した。そこへ犬塚(小日向文世)も現れて、「なんで仲良くしてんの」と山住を責め、南雲を「出禁にしろ」とわめく。南雲は早々に立ち去った。

南雲の家の前で、2年生の楡伸次郎(生田俊平)が待っていた。南雲は楡に食事をとらせる。楡は試合中ボンヤリすることが多いが、気分屋だ。楡は「なぜ根室ばっかり面倒みるん?」と不満げだ。南雲は。あいつは遠いからと説明し、「嬉しかったよ、嘆願書」と感謝した。偽物と分かったら誰にも相手にされないと思っていたからだ。

そして夏の予選の組み合わせ抽選会が開催。初戦の相手は五十鈴高校で、去年ベスト8でだいぶ格上だ。エースもスタメンも出して来ないんじゃないかと気を引き締めながらコンビニで話す部員たちだったが、五十鈴高校野球部員・椎野(松本怜生)に話しかけられ、 横浜青隆高校を山住が辞めたことに関するある噂を聞かされ…

6話のネタバレ

就活中でくたくたの南雲が帰宅して横になっていると、野球部の新主将・富嶋雄也(福松凜)から山住が淫行の噂があったと聞かされる。その年、めちゃくちゃになった横浜は予選敗退していた。南雲は「そんなことするわけない」と山住を信じていた。富嶋たちは予選で1勝でもしたら戻って来てほしいと頼む。資格なくても監督だけならできるから、と。南雲は否定も肯定もせず「一つでもアウトを取っていけ」と激励した。

野球部は1勝したら南雲先生が復帰すると信じて、練習に取り組んでいく。そして迎えた夏の予選・1回戦。五十鈴高校戦。五十鈴はエースでなく背番号11の椎野が先発ピッチャーだ。監督の山住は「椎野くん強くなった」と心の中で思う。

【回想】椎野は山住に「練習全然ついていけません」と弱音を吐いたことがある。山住は「1年生のうちはみんなそうだよ。諦めずに続けてみよう。頑張ろう」と励ました。椎野は頑張ってないということかと、逆恨みしてしまう。・・・その後、山住が学校外で椎野と会ってたことが学校に知られ、問題視された。「ホテルに連れ込んだ」と椎野が証言しているのだという…。山住は自殺をほのめかしていたから会ったり、野球部のことで相談に乗っただけだった。

1回表。越山高校の攻撃は0点。1回裏。五十鈴高校がエラーがらみで犬塚から2点を先取。流れを変えるため、山住は極端な守備シフトをしいて対応。しかしさらに1点追加。0-3だ。

4回。中世古がスタンド席に南雲を見つける。ベンチも総出で南雲に歓喜。山住がガッツポーズをすると、南雲も手を上げた。
南雲の隣りには美香が座る。美香が「勝てるんかな?」というと、南雲は「勝負は最後の最後まで分からない」という。南雲は物流会社が雇ってくれたと報告。美香はホッとする。美香が母の余命が1年と南雲に告げた時、南雲は一緒に三重に行こうと即決してくれた。理由は「一日でも長く、お義母さんのそばにいて欲しかったから」…それを聞いた美香は涙ぐむ。

7回。椎野の投球の癖を見抜いていく部員たち。根室が同点となるスリーランホームランを打った。スタンドの柚希(山下美月)は「今日はすき焼きやで!」と歓喜。
椎野はリズムが崩れていき、ノーアウト満塁へ。さらに押し出しのフォアボールで越山高校が逆転!

4-3のまま進んでラストイニングとなる9回へ。疲労の色が見える犬塚だが山住に志願してマウンドに立ち続ける。中世古のナイスキャッチでワンアウト。レフトへの長打コースで、同点のランナーが2塁へ。

1アウトランナー2塁。バッターはショート方向へ、ランナーを3遊間で挟んだ。その間にバッターランナーが2塁へ。それに気づいた南雲はスタンドから大声で注意を促す。
バッターランナーを2塁でタッチアウトにした後、ランナーもそのまま挟み続け、タッチアウトへ。スリーアウト、ゲームセット。
越山高校が4-3で勝利。12年ぶりの1回戦突破を果たす。

試合後、野球部員たちは約束覚えてる?と口々に言った。南雲は「次だぞ、次」と激励する。美香は「あんたのところに戻ろうかな」と伝えた。

山住は淫行をしていないこと、その生徒が何を考えてるか分からなくて情けなくて辞めたのだと告げる。椎名は涙をこらえる。
一方、犬塚(小日向文世)は眼科医から手術を勧められていた。犬塚は「嫌だ。翔くんが見えなくなるのは嫌だ」と告げて…。
日本一の下剋上まで373日。

6話の要点ネタバレ

  • 南雲は不起訴となった。野球部員たちが集めた嘆願書も影響した。
  • 山住が横浜の高校を辞めた理由は「淫行」という噂が広まる。
  • 南雲は再就職が決まった。
  • 越山高校が夏の予選1回戦で勝利。11年ぶり。
  • 南雲は教員ではなく監督として越山高校に戻ることに。
  • 美香も南雲のところへ戻ることに。
  • 山住は淫行を否定。
  • 犬塚(小日向文世)は失明の恐れがある眼の病気を患っていた。

越山高校の1勝、泣けたー!南雲先生の復帰も嬉しい!

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【下剋上球児】7話のネタバレあらすじ

下剋上球児・7話

放送日:2023年11月26日(日曜)21:00 -21:54

7話のあらすじ

11年ぶりに甲子園予選1回戦を突破し念願の“夏に一勝”を手にした越山高校野球部だったが2回戦は惜しくも敗戦。そんな中、部員たちとの約束にこたえ、南雲(鈴木亮平)が監督に復帰することに!美香(井川遥)も東京から戻って来るなど力強い援軍も得て意気込む南雲は部員たちを奮い立たせるべく、次々と他校との練習試合を組んでいく。しかし犬塚(小日向文世)と丹羽(小泉孝太郎)は、南雲の監督復帰を快く思っておらず…。

7話のネタバレ

犬塚(小日向文世)と丹羽(小泉孝太郎)は、南雲の監督復帰に反対するが、元監督の横田(生瀬勝久)が失敗から立ち直ろうとしている南雲の背中を蹴るのは教育者じゃないと怒った。犬塚は最後まで南雲の監督復帰を認めなかったが、権限のある丹羽が来年夏ベスト8以上を指示し、監督就任となった。

南雲は、学力の問題で退学寸前だった楡(生田俊平)を引き留めた。また、楡は視力が悪いのに裸眼でプレーしてエラーしてしまったため、コンタクトレンズをつけてもらう。楡のプレーは見違えるようになった。

厳しい練習を続け、翌年、2018年6月。ベンチ入りメンバーが発表された。エースナンバー1番は犬塚翔(中沢元紀)で、背番号10は根室(兵頭功海)がつけることに。速い球を投げられるようになった根室は悔しさをこらえた。

――迎えた2018年夏の予選。越山高校は快進撃を続けて、ベスト8へ進出。記者からのインタビューにて、キャプテンの椿谷(伊藤あさひ)は「日本一の下剋上」を起こすことを宣言した。(つづく)

日本一の下剋上まであと6日。

7話の要点ネタバレ

  • 2017年夏の予選、越山高校は2回戦敗退。
  • 南雲は監督復帰。校長は次の夏でベスト8以上を指示。
  • 練習試合をたくさんして強くなった越山高校は、春の県大会でベスト16に入った。
  • 2018年夏の予選、越山高校はベスト8進出。

1話内で1年間あっという間に過ぎちゃった(笑)
でもやっぱり野球シーン熱いなあ。

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【下剋上球児】8話のネタバレあらすじ

下剋上球児・8話

放送日:2023年12月3日(日曜)21:00 -21:54

8話のあらすじ

南雲(鈴木亮平)が監督に復帰して1年。越山高校野球部は“日本一の下剋上”を目指し、夏の大会で34年ぶりにベスト8に進出していた。しかしどこか緊張感を欠いており、不安な南雲と山住(黒木華)。そんな中、迎える準決勝で対するは賀門(松平健)率いる星葉高校。南雲にとっては教員免許の一件以来決別した賀門との師弟対決となる。

そんな中、練習中に山住に打球が直撃するアクシデントが起こる。動揺する部員に、山住は救急車を呼ばないよう部員たちに伝え、「ただでさえ女はグランドに入ると」と言われるから大げさにしないでほしい、これくらい平気と言うのだが・・・。

8話のネタバレ

南雲は準決勝の先発にエース犬塚翔(中沢元紀)ではなく、根室(兵頭功海)を抜擢する。南雲は翔の投球を相手に研究されていると推測し、根室を大抜擢したのだ。さらに主将の椿谷も控えに回した。南雲は山住に部員たちへのフォローをお願いしていた。そのおかげで動揺していた翔も根室もやる気を取り戻す。

準決勝当日。山住が救急搬送された。練習のときにアクシデントを知っている部員たちは動揺してしまい…。

8話の要点ネタバレ

  • 越山高校が準決勝進出!
  • 準決勝の対戦相手は昨年優勝の星葉高校。
  • 翔が先発をハズレ、根室が先発ピッチャーに!
  • 準決勝当日。山住が急病(?)で病院に…。
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【下剋上球児】9話のネタバレあらすじ

下剋上球児・第9話

放送日:2023年12月10日(日曜)21:00 -21:54

9話のあらすじ

いよいよ運命の準決勝の日がやってきた。エース・翔(中沢元紀)を控えに回し、根室(兵頭功海)を先発で起用するという南雲(鈴木亮平)の判断に戸惑いながらも、負けられない戦いへ向けて静かに覚悟を決める部員たち。しかしそんな中、山住(黒木華)が脇腹の痛みを悪化させ、病院へと運ばれてしまう。

そして始まった試合では、賀門(松平健)率いる星葉高校もこれまでとは違う布陣で挑んでくることに。想定外の出来事の連続にミスを連発する越山高校。焦る部員たちを前に南雲が打つ手とは? 越山高校は決勝へ進むことができるのか!?

そんな中、何やら重大な懸念を抱えている様子の丹羽(小泉孝太郎)は、犬塚(小日向文世)たちにある相談を持ちかけていた。

9話のネタバレ

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9話の要点ネタバレ

  • センターの久我原がライトの楡とぶつかり、緊急搬送される。
  • 越山高校野球部は、代打・犬塚翔の2点タイムリーヒットで、逆転サヨナラ勝ち。
  • 決勝は明日。日本一の下剋上まであと1日。

【下剋上球児】最終回のネタバレあらすじ

放送日:2023年12月17日(日曜)21:00 -21:54

最終回(10話)のあらすじ

星葉高校にサヨナラ勝ちし決勝進出を決めた越山高校野球部。だが甲子園出場には高額費用がかかることが発覚。丹羽(小泉孝太郎)は地元の有力者たちを集めて皆で頭を悩ませていた。一方、南雲(鈴木亮平)の家で決勝へと決意を固める部員たち。三年生は皆、高校生活最後になるかもしれない試合やその後の進路について思いを巡らせるのだった。そしていよいよ決勝当日。“日本一の下剋上”がかかった、運命の試合がスタートする。

最終回(10話)のネタバレ

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【下剋上球児】原作ネタバレ

原作モデルは白山高校

下剋上球児

画像出典Amazon

ドラマ【下剋上球児】の原案」はノンフィクション本『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(著者:菊地高弘、出版社:カンゼン)です。※注:ノンフィクション小説(実際あった出来事をもとに脚色した物語)ではありません。

原作ではないのですが、この原案本から、ドラマの越山高校のモデルは三重県立白山高校と分かりますね。

三重県立白山高校野球部は2018年夏、ノーシードの公立校ながら、春も含めて「初の甲子園出場」を決めました。日本一の下剋上と呼ばれる県大会初優勝です。

白山高校は10年続けて夏の甲子園予選で初戦敗退の弱小校。そして“荒れた高校”だったことから「リアル・ルーキーズ」と当時、騒がれました。

監督は就任6年目の東拓司(当時40歳)さん。野球好きの川本牧子さん(1978年度生まれで東監督と同学年)が部長を務め、(2018年当時は)8名もの野球部顧問がいて55名もの部員を抱えています。

しかし5年前の2013年は、部員は新入生の1人を加えても5人。広いグラウンドは草が生えっぱなし。そのため、草むしりからスタートしました。

白山高校野球部の成績

東監督率いる白山高校野球部の成績は↓

  • 2013年夏、夏の甲子園の予選、5回コールドで1回戦負け。
  • 2014年夏、監督就任2年目の夏は7回コールドで1回戦負け。
  • 2015年夏、監督就任3年目の夏は5-11で、9回まで戦いながらも1回戦負け。
  • 2016年夏、監督就任4年目の夏は1-3で、1回戦敗退、※10年連続の県大会初戦敗退。
  • 2017年夏、監督就任5年目の夏は初戦突破。3回戦で強豪・菰野高校と戦い敗退。
  • 2018年夏、監督就任6年目の夏は菰野、海星といった優勝候補に勝って決勝進出。決勝では8-2で松阪商を破り初優勝。
  • 2018年夏の甲子園では愛工大名電に0対10と大敗し初戦敗退。完敗だったが「観客の心をつかんだ」とニュースに。

南雲(鈴木亮平)と山住(黒木華)のモデル

鈴木亮平さん演じる主人公・南雲脩司(なぐも しゅうじ)のモデルが東拓司(ひがし・たくし)さん。東さんは大学卒業後、教員採用試験合格まで6年かかった苦労人です。29歳から教員となった東さんですが、南雲も36歳で教員になったので遅めな点をドラマでは踏襲しているのでしょうね。

2023年現在の東拓司さんですが、2023年4月に白山高校から県立昴(すばる)学園高校に転任。過疎化の進む県南部の盛り上げも願い、16年連続夏で県大会初戦敗退の昴学園の指導者となり、新しく挑戦しています。それで、2023夏の甲子園の三重県予選の結果はというと、桑名工と対戦し昴学園が8―3で逃げ切って17年ぶりに夏の1勝を挙げています。残念ながら2回戦で敗退しましたが、今後も注目ですね♪

黒木華さん演じる山住香南子(やまずみ かなこ)のモデルは川本牧子さんでしょう。川本さんは野球大好きでソフトボール経験者。本当は野球がやりたかったのですが女子だから出来なかったそうです。川本さんは白山高校の家庭科の教師で野球部と家庭部の顧問を兼任しています。ドラマの山住も野球好きで家庭科の教師であり、野球部顧問を務めていますね。

白山高校のエピソード

原案本からは、ドラマで描かれるかもしれないエピソードがたくさんあります。

  • 『花より男子』の「F4」ならぬ野球部の問題児4人の「M4」の友情。M4内で、辞めたいという伊藤くんを仲間が強く引き留めて復帰させました。
  • 東監督も伊藤くんに「今やめたら、あとは仕事をするだけの人生になるぞ。高校だけでも卒業しろ」と声をかけ、しつこく話したそうです。
    • →ドラマ第3話で1年・日沖壮磨(小林虎之介)が暴力事件を起こしたため、退学してもいいと投げやりでした。南雲は卒業するように諭しました。
    • →ドラマ第7話で楡(生田俊平)が退学しようとしていたので、南雲が引き留めました。
  • 東監督が1年生に部活加入を勧めて、部活加入率が増加。比例して荒れた学校が落ち着いていったこと。
    • →ドラマ第1話にて、南雲先生が新入生たちに「何でもいいから部活に入れ」と訴えているシーンがありました。
  • 軟式野球用ミットを使っていて試合で捕球ミスしてしまった「ファーストミット事件」。
    • →ドラマでは…両親が亡くなり家が貧しいため軟式用を使っていた根室知廣(兵頭功海)に対し、南雲(鈴木亮平)が自身が使っていた硬式用グローブをプレゼントしたという第2話のエピソードにアレンジして採用。
  • 視力が悪いのに裸眼でプレーしていたスラッガーが守備時の限界を感じてコンタクトをつけるまでの「コンタクトレンズ事件」。
    • →ドラマ第7話で楡(生田俊平)が試合でエラーした原因は視力の悪さと判明。南雲が怖がる楡を励ましてコンタクトレンズをつけさせました。視力が良くなった楡は守備力が上がりました。
  • 壊れたピッチングマシンの代わりに顧問たちがマウンドより前に出て速球対策をした「ピッチングマシン」問題。
    • →ドラマ第7話でピッチングマシンがついに壊れたことが判明。

白山高校の目標は打倒・菰野高校

実は、白山高校にとって甲子園が目標ではなく、打倒・菰野(こもの)高校が悲願でした。2017年夏と2018年春の予選で菰野と戦い、負けているからです。「菰野高校」…それが白山が超えなければならない壁でした。白山が優勝した2018年夏の予選では、3回戦で両者が激突しています。

その菰野との試合で面白いエピソードがあります。8回表ワンアウト満塁で、打者がサードゴロを打ったのに、サードランナーの伊藤くんがホームベースに向かわず三塁に帰塁!?(※注釈:満塁でのゴロの場合、走者は次の塁に走らないといけません。というか帰塁する意味がないです)伊藤くんは真夏の暑さもあって意識がもうろうとしていたようです。しかし、相手の三塁手は(三塁走者のこの動きに)混乱してエラーしてしまい、ボールはレフト線ファールゾーンへ転がっていきます。白山が一挙、逆転しました。

この場面のことを原案本の著者は「不穏な三塁ランナー」「誰もが終わったと思った瞬間」と記しています。

そして何とか8回と9回の菰野の攻撃を抑えて、白山高校が勝利。この「三度目の正直」となる、白山が菰野から奪った勝利こそ、白山にとって2018年夏の予選のキーとなる試合でした。

ドラマでは松平健さんが演じる賀門英助(がもん えいすけ)監督率いる強豪校・星葉高校野球部が越山高校のライバルとなりそうです。おそらく二度負けて「三度目の正直」の勝利を描くのかな?と予想します♪

「下剋上」の夢を抱く全ての視聴者に希望を届ける

なぜ甲子園に初出場できたのか…。東監督は勢いで勝ち進んだから「理由は分からない」と語っています。選手たちも理由を分かっていないようです。著者・菊地高弘さんも、「あとがき」によると、その問いの答えは見い出せていません。

しかし菊地さんは、このために取材していたのだと気付かされる、別の答えにたどり着きました。白山高校が甲子園に行けたのだから他の高校も行ける…という答え。著者は「下剋上を夢見る全ての球児の願望を具現化」したのが白山高校であると総括しています。

この「なぜ弱小の白山高校は甲子園初出場できたのか?」という問いが間違っていたということですね。なぜ白山高校に甲子園出場は無理と思っていたのか?どの高校でも甲子園出場は出来るのに…ということ。現状を見て弱気になり「可能性を信じて」なかったから出てくる問いでしょう。

でも初出場のときにこの問いが出るのは自然です。「壁を破る」という結果が出たときだから何か原因を求めてしまうのも分かります。でも1発勝負のトーナメントですし、原因と結果が明確ではないのが面白いところ。では、原因が分からない不可解な優勝に、ただの偶然かもしれない優勝なのに、なぜ白山高校の優勝に人々は魅了されるのでしょうか。

人が感動する時って、無理だと思った壁を乗り越える姿を目の当たりにした時がその一つ。自分もできるかも?と勇気をもらえますよね。例えば2022年ワールドカップでサッカー日本代表が勝てないと思われていたドイツやスペインを撃破した時の感動といったら、凄かったです。その意味で、白山高校の甲子園初出場は人々に感動や勇気を与えたのだと思います。

原案本に着想を得た日曜劇場『下剋上球児』も、球児ばかりでなく、何かしらの「下剋上」の夢を抱く全ての視聴者に「可能性を信じる」という希望や感動を与えるドラマになる…そんな期待をして見届けたいと思います♪

【下剋上球児】ドラマ最終回ネタバレ(予想)

ドラマ最終回結末はモデルと同じ甲子園出場?

ドラマの最終回結末は、ドラマの越山(えつざん)高校野球部のモデルである三重県立白山高校と同じように甲子園初出場すると予想します。

タイトルが『下剋上球児』なので下剋上するはず!という見立てもできます。甲子園に行かないなら原案に採用しなくてもいいですしね。

ドラマでは「3年間の軌跡」となっているので東監督の就任6年目での優勝より早い優勝になりそうですが、ともかく下剋上することでしょう♪

エピローグは?

前述したように、ドラマの(実質的な)結末予想としては甲子園初出場だと思います。けれど、本編後の「後日談」的な「まとめ」「エピローグ」の部分があると予想。

このエピローグ部分のドラマ最終回ラストでは、越山高校が甲子園での敗退後、また新チームで試合をする、南雲監督の日常が描かれていくと予想。登場人物の日常が続くような終わり方は最終回ラストの定番ですね♪

なお、南雲先生のモデルの東さんは「勢い」で甲子園に行けたと振り返っており、甲子園初出場の後も、今度は「実力」での2度目の出場を目指していました。

東拓司さんは2023年に昴学園高校に転任し、同校野球部の副部長として新たな挑戦をし続けています。だから東さんの歩みを踏襲し、ドラマの南雲先生も甲子園初出場の後もまだまだ挑戦し続けていく…と思います。

【下剋上球児】のネタバレは毎週更新

【下剋上球児】のネタバレ・あらすじは放送後、毎週更新する予定です。

本作は高校野球が題材であり、甲子園を目指す熱いスポーツ学園ドラマ。

ぜひ毎週楽しみましょう♪


【出演者】鈴木亮平 黒木華 井川遥 生瀬勝久 明日海りお 山下美月 きょん(コットン) / 松平健 / 小泉孝太郎 小日向文世 ほか

【音楽】 主題歌:Superfly「Ashes」(ユニバーサルシグマ)

【脚本】奥寺佐渡子 

【プロデュース】新井順子

【演出】塚原あゆ子、ほか

【原案】「下剋上球児」菊地高弘(カンゼン刊)

【制作】TBSスパークル / TBS

◇番組HP http://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/

◇X (旧Twitter)https://twitter.com/gekokujo_kyuji/

◇instagram https://www.instagram.com/gekokujo_kyuji/

◇tiktok https://www.tiktok.com/@gekokujyo_tbs/

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歴代日曜劇場のネタバレ一覧

画像引用:「下剋上球児」TBS

下剋上球児のネタバレ

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